福澤徹三のレビュー一覧

  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    読みやすいホラー短編で読みやすかった!
    個人的に好きな作品は
    ●綾川行人の「再生」
    テレビでタレントが、「切れ味の良すぎる包丁で自分の指の一部を切り落としてしまって、しばらく経ったらその切り落とした部分が生えてきたんですよ!」って話してたのを思い出した。
    人間の再生力の限界ってどこなんやろう?ってこの話を読んでまた思った(^^)不気味なお話です。

    ●福澤徹三の「五月の陥穽」
    窓際族の影の薄いサラリーマンが屋上で昼休憩してて落としそうになったタバコを拾おうとしたらビルとビルの隙間に落ちてしまって、その隙間に挟まってしまってさぁどうしよう!ってお話。
    サラリーマンとしても夫としても影が薄い主人公

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    2026年03月07日
  • 灰色の犬

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    4.5
    刑事とヤクザの友情がアツかった
    作中ずっと治療中だった差し歯のオチもお見事
    ラストは清々しくて読後感スッキリ
    初めてこの作家の小説を読んだけど一発でファンになったわ

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    2026年03月06日
  • 白日の鴉

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    600ページの長編だけど、痴漢冤罪というテーマの重さとリアルさに最後まで引きずられっぱなしだった。
    たまたま乗った電車で痴漢を疑われ、人生が一気に崩れていく——その理不尽さが本当に怖い。取り調べや検察、裁判官の態度も「有罪ありき」で進んでいく感じがひたすら胸糞悪くて、読んでいて何度も胃が痛くなった。

    特に留置場・拘置所での生活描写は容赦がなく、人権って何だろうと考えさせられるほど。これがフィクションであってほしいのに、どこか現実味があって余計につらい。

    それでも、少ない味方たちが少しずつ糸を手繰り寄せていく後半は、暗闇の中にかすかな光が差すようで痺れた。3人の主人公がそれぞれの立場で苦

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    2026年02月21日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

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    2025年出版。287ページ。文庫だけど字が大きめなので目に優しい、シリーズ第11作。
    久々に本作を読んだ為か分からないが、今までの中でも特に面白い方だったような印象。登場人物の一人に、イマドキな不思議単語を話させるのもアリだ。料理の方は、何気に難易度が上がった? 素材や酒の拘り、と言うかカタカナの文字数が多くて頭に入らない系のネタが増えたかな。でも、相変わらず美味そうで気分が上がる。犯罪者集団の中で登場人物達が苦悩するシーンは毎回だが、余りジックリ読み過ぎないように程々に飛ばした。
    面白く読ませて頂きました。

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    2026年02月18日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

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    祝・10作目。変わらない安心感と、変わり続ける社会を映す"男めし"がここにある。

    売れないライター・熱川薫平が、ネタを求めて赤羽の元組長が経営するゲストハウスに潜入。そこで頬に傷持つあの男と出会い、絶品料理に舌鼓を打つも、取材は進まず人生最大の窮地に――。

    気づけばシリーズ10作目です。毎回パターンは変わらないのに飽きない、それがこのシリーズの強さだと思います。お約束の安心感がそのまま愛着になっています。一方で、扱うテーマは毎回現代の社会問題に沿っており、実際にこうした悩みを抱える若者は多いのだろうなと考えさせられます。柳刃と火野のかっこよさは相変わらず際立ちますが、脇

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    2026年02月17日
  • 孤老たちの沈黙

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    ダークな短編7作

    ・孤老たちの沈黙
    ・凍えた親子
    ・渋滞からの脱出
    ・都市伝説の夜
    ・虫たちの島
    ・ノーマネーノーライフ
    ・旅立ちの空

    人間の心の隙間に入り込む悪魔のエピソード。
    ホラーではないけど、ちょっと冷っとする感じがたまらくいい。

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    2026年02月04日
  • 超怖い物件

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    12人の作家さんによる物件怪談小説集でハズレが少ない。特に最初のオチにゾッとさせられた、宇佐美まこと先生の「氷室」がベストでした!

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    2026年02月02日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

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     底辺に蠢く青年にスポットライトを当てる。
     長野県出身の湯浅和希は、東京の大学に行ったが、コロナでほとんどオンライン教育で友人ができず。東京の会社を受けたが、受かったのはパープル会社。仕事も残業がないが給料も少なく、昇給の見込みもなかった。そして、会社を辞めて効率のいいデリバリーの仕事を始める。その仕事をしている人を「負け組ランドセル」と呼ばれる。父親からは、長野に戻ってこいと言われるが、郷里には帰りたくない。兄は国立大学を出て、塾の講師をしている。和希は、夏の暑さで、ふらふらになって、倒れ込んだのが純喫茶王宮。そこには柳刃と火野が運営していた。

     その純喫茶王宮の対面には、幽霊レストラン

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    2026年01月21日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

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    いつもの展開だけど、先を知りたくて、どんどん読み進める。今回はオーバーイーツ(笑)希望がもてない若者と、格差社会。何で日本はこんな国になっちゃったかななんて思ったり。毎回、登場してくる食べ物で、パブできたら楽しいだろうなと思ってしまう

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    2026年01月19日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

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    サブタイトルにもあったけど、今回は激辛ばっかりだったな。。。
    ステーキは焼いてみるかな!

    料理をまずくするのも自分、旨くするのも自分だ!!

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    2026年01月11日
  • マチルダによろしく

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    audible⭐︎
    マチルダを中心に仲が深まり、いろいろな事がおきていく。いぃよぅに物語は進んでいったが1人1人の心情の変化に胸が熱くなった!
    便利な世の中になったけど、不便な事も同じくらい多い。幸せは自分自身のものさしで決める!

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    2025年12月09日
  • 灰色の犬

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    いつ可愛い犬が出てくるんだろう?でもその犬が灰色って!?
    そう思いながら読み始めた本だったのに、展開がどこか違う。警察官である厳しい父親と仕事は続かずパチンコ、ヤミ金と転落を続ける息子。そんな息子がつながるのは。

    白であり続けるのは難しいけど、黒にもなりきれない。そんな狭間でも良い意味で信念を貫くのは意固地なのか、より白が強いのか。

    多くの登場人物の描写がとても精緻で、進めば進むほど引き込まれていく1冊でした。

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    2025年12月08日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    物件を起点にするホラーは、幽霊ものと同じく特定の場所(人物)が要因なため、読んでいる限りは真実「対岸の火事」で楽しめる…からこそ、絡め手も被るよね、などと。
    アンソロジーだけに合う合わないを感じるが、比較的前者が多くてよきかな。

    『旧居の記憶』福澤徹三
    『笛を吹く家』澤村伊智
    『終の棲家』芦花公園

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    2025年11月28日
  • 灰色の犬

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    厳格でワイルド?な警察官の父
    無職で自分に甘くパチンコに頼るクズな25歳の息子

    そんな2人が別々の道から1つの事件につながってしまう

    父のエスとして協力するヤクザの利根さんから何故か目が離せない

    クズな息子にはイライラしたが最後までしっかりおもしろかった
    2人とも女運ないなぁ、、

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    2025年11月20日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    料理はヨダレ垂らしながらイメージ。
    物語はありふれてるが、なんか知らんけどカンドーする

    このまま4へ!!!

    止めません、止まりません!
    飽きるまでは!!!

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    2025年11月05日
  • マチルダによろしく

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    ハラハラして後半は一気読み。
    そんなことしたら危ないに決まってるじゃん!ってことを登場人物たちがそれぞれやらかすから心臓に悪い。
    タイトルの意味は途中からすぐわかってしまった。
    元ヤクザの老人トビーは強くてヒーローのような扱い。
    みんなが元ヤクザを結果的にいいように利用して問題を解決していく流れは、うーんと思った。
    少女漫画にイケメンヤクザとの恋を描いたものが多くあるけど、それと同じで強くてかっこいいって所だけいいとこ取りする設定には違和感。
    だってそもそもヤクザって法に触れることをしている訳だし。
    トビーが元ヤクザだとしても、殺人の前科の理由が義理堅く親分の敵討ちだとしても、実は猫を愛する優

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    2025年10月17日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

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    2024年出版。シリーズ第10作。よくネタが続くものだとも思うが、犯罪の種類の多様化もあり。今回はトクリュウ。前作までとは少し流れや設定の方向性が異なり、どうなる事かと思いつつ読み進めたが、最後はそれなりに締まった。「赤羽」のゲストハウスが舞台で、「旨そう」感は少し控えめだが。

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    2025年10月12日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    第5弾

    あまり人気のないペンション兼居酒屋が舞台。
    できるだけ低予算でそろえた材料で作るイマイチだった食事が柳刃さんの手で絶品料理に。
    料理に対する経験と手間を惜しまない姿勢がかっこいい。そして、自分でもちょっとやってみたくなる程度に少しハードルの低い感じがたまらない。目玉焼きの朝食のひと手間。休日にでもやってみようかなぁ〜なんて思わせてくれる。やらないだろうなァ〜私。
    そして、昔、ペンション近くで起きた5億円強奪事件の時効が迫る。怪しい人物が何人か登場するが、柳刃さんや火野さんがかっこよく解決。お決まりのパターンって安心感と爽快感だわ。

    何より、汗だくになって歩いたあとのオニギリと梅干し

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    2025年10月09日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

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    “おとこめし”ファンの皆さん、11巻が出ていますよん。この薄さといい、字のデカさといい、本が読みたいのに最近なかなか読めずにいる者の救世主(笑)。

    序盤なかなかあのふたりが出てこないから、いつもこんな調子だったっけと訝っていましたが、こんなもんでしたかね。

    今回は純喫茶に登場。柳刃の料理に魅せられるのは毎度のこと。書き留めておきたくなる金言があるのも毎度のこと。説教臭くならないのが凄いなぁといつもながら感心します。

    昼間のメニューはトーストだけらしいけど、そっちも食べてみたいです。永遠に柳刃と火野推しで居たい。

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    2025年10月08日
  • 侠飯4 魅惑の立ち呑み篇【電子特典 コミック収録版】

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    シリーズ4作目とあってそろそろネタつきるかと思ったけれど今回は国会議員のあるあるが楽しめてまた相変わらずの美味しそうな料理レシピで楽しめた。

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    2025年10月05日