福澤徹三のレビュー一覧
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侠飯シリーズ 第11弾
プロローグ 友だちはパキラだけ。フーデリ配達員の孤独
➀揚げ物の旨さ倍増。イギリスの定番調味料
②謎肉が旨さの秘密。サワーが進む塩焼きそば
③夏こそ激辛。真っ赤なアメリカ郷土料理
④簡単だけど絶品。真夏の夜の冷製パスタ
⑤猛暑が吹き飛ぶ。海鮮で作る超辛カレー
⑥牛肉にバナナ?未体験の南米ソウルフード
⑦その味わいが心に沁みる。別れに食す夏の涼
エピローグ もう失敗を恐れない。まえに進めば道は開ける
会社を辞め、フーデリ配達員となった和希が、店で出会った推し活沼女子・小夜乃、ゴーストレストランで働く訳アリ悠人と、闇バイトなどのトラブルに巻き込まれながら、不寛容な社会で -
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読みやすいホラー短編で読みやすかった!
個人的に好きな作品は
●綾川行人の「再生」
テレビでタレントが、「切れ味の良すぎる包丁で自分の指の一部を切り落としてしまって、しばらく経ったらその切り落とした部分が生えてきたんですよ!」って話してたのを思い出した。
人間の再生力の限界ってどこなんやろう?ってこの話を読んでまた思った(^^)不気味なお話です。
●福澤徹三の「五月の陥穽」
窓際族の影の薄いサラリーマンが屋上で昼休憩してて落としそうになったタバコを拾おうとしたらビルとビルの隙間に落ちてしまって、その隙間に挟まってしまってさぁどうしよう!ってお話。
サラリーマンとしても夫としても影が薄い主人公 -
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600ページの長編だけど、痴漢冤罪というテーマの重さとリアルさに最後まで引きずられっぱなしだった。
たまたま乗った電車で痴漢を疑われ、人生が一気に崩れていく——その理不尽さが本当に怖い。取り調べや検察、裁判官の態度も「有罪ありき」で進んでいく感じがひたすら胸糞悪くて、読んでいて何度も胃が痛くなった。
特に留置場・拘置所での生活描写は容赦がなく、人権って何だろうと考えさせられるほど。これがフィクションであってほしいのに、どこか現実味があって余計につらい。
それでも、少ない味方たちが少しずつ糸を手繰り寄せていく後半は、暗闇の中にかすかな光が差すようで痺れた。3人の主人公がそれぞれの立場で苦 -
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祝・10作目。変わらない安心感と、変わり続ける社会を映す"男めし"がここにある。
売れないライター・熱川薫平が、ネタを求めて赤羽の元組長が経営するゲストハウスに潜入。そこで頬に傷持つあの男と出会い、絶品料理に舌鼓を打つも、取材は進まず人生最大の窮地に――。
気づけばシリーズ10作目です。毎回パターンは変わらないのに飽きない、それがこのシリーズの強さだと思います。お約束の安心感がそのまま愛着になっています。一方で、扱うテーマは毎回現代の社会問題に沿っており、実際にこうした悩みを抱える若者は多いのだろうなと考えさせられます。柳刃と火野のかっこよさは相変わらず際立ちますが、脇 -
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底辺に蠢く青年にスポットライトを当てる。
長野県出身の湯浅和希は、東京の大学に行ったが、コロナでほとんどオンライン教育で友人ができず。東京の会社を受けたが、受かったのはパープル会社。仕事も残業がないが給料も少なく、昇給の見込みもなかった。そして、会社を辞めて効率のいいデリバリーの仕事を始める。その仕事をしている人を「負け組ランドセル」と呼ばれる。父親からは、長野に戻ってこいと言われるが、郷里には帰りたくない。兄は国立大学を出て、塾の講師をしている。和希は、夏の暑さで、ふらふらになって、倒れ込んだのが純喫茶王宮。そこには柳刃と火野が運営していた。
その純喫茶王宮の対面には、幽霊レストラン -