福澤徹三のレビュー一覧

  • 怖の日常

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    変に個性を出さず、簡潔で丁寧な筆致が心地良く怖がらせてくれる。
    王道中の王道の実録怪談62篇、十分に堪能しました。

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    2023年01月23日
  • 群青の魚

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    複雑に絡み合う登場人物たちの思惑と関係性が、ページを追うごとに色濃くなっていって面白かった。読み応えがあった。薄給で重労働で責任が重い、過酷な労働環境が人間の心と判断力と生活を蝕んでいくのがよくわかる。

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    2023年01月09日
  • 侠飯

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    ネタバレ

    ご飯の描写が秀逸。レシピを真似して作ってみたら美味しかった。主人公や周りの人間が現代人のへなちょこさが沢山出ていたのも味わい深い。柳葉さんは1家に1台ほしい。

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    2023年01月02日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    読み応えのあるホラーオムニバス
    好きだった話抜粋

    「氷室」
    途中でオチは読めたけど更なるオチがついてるとは…読んでくとひんやり感が伝わってくる

    「旧居の記憶」
    昔住んでたとこ変なこと多くて〜心霊現象多かったンスよ〜で済んでいいのか分からない作者の体験記
    かつてのノスタルジックな情景を思い描きながら読んでくとオチに突き落とされる

    「やなぎっ記」
    怖くて((((('Д')))))泣いちゃう(ToT)/~~~

    「笛を吹く家」
    3歳の息子と散歩した時に思いついた創作って始まるのが怖い

    「終の住処」
    この作者結構な確率で読者巻き込む

    「ろろるいの家」
    文章の密度が凄い。他

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    2023年01月01日
  • 群青の魚

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    淡々とした文体だけど、苦にならず軽く読めてよかった!あとからコピーライターもやっていた作家さんと知って納得。わかりそうでわからない、けどなんかわかった気がする犯人、というちょうどいい温度感の推理小説。世界観の続編とは知らず、次は一作目を読んでみようと思う。

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    2022年12月31日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    実際に読んだのは売り出してすぐ。
    養殖のたい焼きと天然のたい焼きの話しはなるほどと思った。
    そういうなくなっていくものがどんどん増えているんだろうな。

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    2022年12月30日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    実際に読んだのは売り出してすぐ。
    ネット上で虚勢を張ってもしょうがない。
    ニートが歩かされておにぎり食べる話を読んだら、なぜか山下清を思い浮かべた。

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    2022年12月30日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    実際に読んだのは売り出してすぐ。
    お達しなすってという口上がかっこよかった印象があるけれど、読んでるうちは覚えているけどすぐに忘れてしまう。

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    2022年12月30日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    実際に読んだのは売り出してすぐ。
    シリーズ2冊目。
    教訓話がいろいろ当た気がするけど、あまり覚えてない辺りどこかの鑑定士を彷彿とさせる。

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    2022年12月30日
  • 侠飯(1)

    匿名

    購入済み

    小説が原作の料理マンガ

    小説が原作の料理漫画です。マンガ化して読みやすくなっています。これをきっかっけに原作の小説も読んでみようかと思います。
    料理がおいしそうなので満足です。

    #タメになる

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    2022年12月13日
  • 侠飯7 激ウマ張り込み篇

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     警視庁特務部捜査官の柳刃竜一と火野丈治が潜入捜査のかたわら料理の腕を奮い、悩める若者のリスタートを援けるヒューマン×グルメ小説。シリーズ7作目。

     なお主人公は人生に行き詰まった若者(男性)で、物語は彼の視点で描かれる。
             ◇
     今回の悩める若者は、乾正悟という新米刑事。交番勤務を経て念願の刑事になったものの、張り込み捜査に失敗。
     それ以後、他の捜査員から冷眼を向けられた正悟は警察官としての自信を失い、気持ちは退職に傾いていた。

     そこに特務部から潜入捜査 ( 張り込み含む ) の協力要請が来た。条件は経験の浅い1番若い警察官。ということで正悟に白羽の矢が立った。
     

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    2022年12月19日
  • 侠飯7 激ウマ張り込み篇

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    今までと打って変わって、潜入捜査の裏側を舞台にした回。コロナ禍の閉塞感を防犯カメラによる張り込みで密を避けてる。
    柳刃さんのうんちくを引き出そうと火野さんがうながすのがネタになってて面白かった。
    ラストの金箔とどんでん返しが歌舞伎みたいで、雰囲気合っててよかったなぁ。
    サラちゃんとタロッチの今後の前途多難さがまた気になる。

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    2022年12月04日
  • 東京難民(下)

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    なんだかんだで、少し希望の光が見えてきた終わり方だったので、ずっとヒヤヒヤしながら読んでいた側からすると、少し救われた気持ち。
    素直に、衣食住の保障された生活ができていることに改めて感謝した。

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    2022年11月30日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    面白かった!最初に戻った感じで、柳刃さんの蘊蓄が違和感ない状態で発揮されてる。
    ペンションご飯ということもあって、特別感あるメニューで美味しそう。牛すじカレーは作ってみたくなった。
    時効切れ間近の五億円強奪事件と、嵐のペンションという設定も良いー。

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    2022年11月22日
  • 群青の魚

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    初見の作家さん。
    物語は、穂香、風間、武藤の3人を軸として展開していくせいかしょっちゅう場面が切り替わるので、混乱した。しかも、物語の上で散らばったパズルのピースがいくつもあって。
    それらがなかなか上手くはまらず先が読めない混沌とした進み方だったから、読むのを辞めてしまおうか。と思っていたが。

    最後はジェットコースターの如く一気に事件が解決に向かうし、一気読みだったがちょっと駆け足っぽく終わってしまった気がしたのでそこが少し残念だった。

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    2022年11月13日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    いやあ……怖かった。
    ずーっとゾワゾワ落ち着かない話に、オチで心臓が凍りそうになった話も。さすがベストセレクション。

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    2022年11月09日
  • 侠飯

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    audibleにて。
    ストーリーこそ荒唐無稽ながら、ヤナギバさんの言葉が刺さる。そして料理の勉強になる。大学生が読むとまたちょうど良いのかも知れない。

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    2022年10月31日
  • Iターン

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    いつだったか話題になっていた本だなと
    概略も知らずに読み始めました。
    Uターン、IターンとかのIターンかと思ってたら全然違いました。笑
    ヤクザがでてくる話とかいつも読まないのですが、会社とヤクザにふりまわされる主人公がおかしく、またテンポが非常に良いのでスラスラと読み終わってしまいました。2があるようなので、続きも楽しみたいと思います!

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    2022年10月24日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    今回の主人公、葉室浩司(はむろ こうじ)は、売れないユーチューバー。
    大学を出て大手のホテルチェーンに就職したが、コロナ禍で配属先ホテルが休業となり、同期全員と共に希望退職に応じてしまった。
    安定しないバイトで食いつなぐ日々。

    ユーチューバーって、昨今の男子中高生の一番なりたい職業だそうだが、私のようなおばちゃんには、漠然として、やりたいことがわからない系に感じられてしまう。
    すでに手に職や才能があり、それを発信するための手段としてユーチューブを利用する、というのなら理解できるけれど。
    主人公の浩司だって、やっぱり「やりたいことがわからない系」に思える。
    そして、イケメンでないことやセレブの

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    2022年10月21日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    こわかった!
    ほぼほぼ全部怖くて、また新たなホラー小説の楽しみを知られたな!という感じ!他のお話も読んでみたい作家さんも増えて、よかった。

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    2022年10月18日