福澤徹三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2025.06.06
久しぶりにザ・怪談といったホラー本を購入してみた。この手のものはたくさん書店に並んでいてどれを読んでいいかわからないがこちらはタイトルに惹かれたので購入。
忌み地、というタイトルから、特定の呪われた場所の検証的なホラールポ(冒頭に出てきたK市)かと思いきや、次々と取材場所が移るので少し混乱したが、取材した内容を淡々と伝える書き口が好きだった百物語シリーズと似ており、とても面白く読み終えた。とても好みだった。
とても薄い本だからすぐ読み終わると思いきやなかなか読み進められず。それだけ内容が濃かったということだと思う。
惨、と屍、にも出会えたら読みたい。 -
Posted by ブクログ
侠飯10作目。
売れないライターの熱川薫平はヤクザ絡みの記事を書くために元ヤクザの組長が経営するゲストハウスを訪れる。何とか元組長の津久根からネタを引き出そうとする薫平だが上手くいかない。そこへ柳刃と火野が現れる。
半グレとか闇バイトとか前作となんとなくネタかぶってないか…?と思ったけど、毎回同じようなネタでも楽しめてしまうこのシリーズが大好きです。
ギンビスのアスパラビスケットにマヨネーズマスタードのディップソースをつけて食べるというのが想像できなすぎて、合うのか…??ちょっとやってみたい。
ピンチに柳刃と火野が駆けつけて悪人をぶちのめしてくれる展開はお約束なんだけどやっぱりかっこよくてス -
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Posted by ブクログ
角川ホラー文庫が1993年創刊されて
その30年の遺産とのこと
90年代から現在までの最強セレクション短編8編
選ばれたただけあって半分は既読作品でした
「再生」 綾辻行人 1993年
さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
再生するのはそっちね
「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
リングの一連読ませていただきました
この作品も映画化されているらしい
はっきりと出てこないけど
そんなことありそうな生々しさ
仄暗い水の底からの一編
「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
ショートショート
私なら老化かもしれない
「五月の陥穽」 福澤徹三
これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙 -
Posted by ブクログ
シリーズ第8弾
今回は稼げてない系ユーチューバー
…いるだろうね、たくさん
親ガチャ
時代ガチャ
会社ガチャ…
なんだかんだ言って
悪いのは自分以外の何かなんだって
漫然と言い訳しながら暮らしている
このシリーズ、
ダメダメさんオンパレードだよね(笑)
しかし、
彼らがやってくる
黙々と作業をし、自分たちの仕事をこなし
これでもかっ、てほどのおいしい料理を
お腹いっぱい振る舞ってくれる
そして皆のなかに新しい感情を呼び込み
そしてまた次の現場へと去ってゆくのだ
今回も、
あー私も会いたい
この屋台行きたい
妄想しつつ読んだ
夜中読んではいけない(笑)