福澤徹三のレビュー一覧

  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    綾辻行人の再生が読みたくて買いました。

    再生/綾辻行人
    ジワジワくる怖さ、ずっと続く薄気味悪さが良い。
    そして綾辻ホラー全開な感じが良い。

    夢の島クルーズ/鈴木光司
    グロさ強めでした。
    ついでに人間の怖さもあって良かった。

    よけいなものが/井上雅彦
    めちゃくちゃ短いがシンプルだからこその怖さがある。

    五月の陥穽/福澤徹三
    日常の一つ壁の向こうにある恐怖。
    手の届く範囲にある恐怖を気にしていない生きてる人間が1番怖いですね。

    鳥の巣/今邑彩
    最後にひっくり返るし怖いし、このタイプのホラー好きです。

    依って件の如し/岩井志麻子
    古い言葉や言い回しで不気味さがさらに増していると思うが、それがまた良い。

    ゾフィーの手袋/小池真理子
    シンプルに怖い。
    こういったシンプルなホラーが結局1番怖い。

    学校は死の匂い/澤村伊智
    ホラーといえば学校を連想する事が多いですよね。
    あんなに多くの人が居るのにどうして学校ってどこか怖いんでしょうね…

    何よりも怖いのはこの本は中古で買ったのですが……開くたびに線香の匂いがするんですよねぇ………
    (単純に前の所有者の保管状況が悪くて臭いが付いてしまっただけだと思いますが…)

    0
    2026年02月25日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

    Posted by ブクログ

    安定の飯飯シリーズのオーディブル最新作で10作目。
    今回の主人公はフリーライターの青年、夢追い人的な青年、タクシードライバーの若い女性の3人が赤羽の地でヤクザが営業している簡易宿泊施設で柳刃と火野の二人と出会う。
    水戸黄門的な勧善懲悪もので安心して読めるのだが、毎回美味しそうな料理と柳刃の心に沁みる言葉が良い。
    人生は将棋と違って『詰む』ということはない。なぜなら人生には盤面はなく無限に広がりがあるからだ、と今度どこかで言ってみたい。

    0
    2026年02月18日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

    Posted by ブクログ

    10作目は赤羽のゲストハウスが舞台。元組長が運営しているが、あーこっち側の人だったなと後で分かる。オーディブルで聴いたオジキのしゃがれた声が耳に残る。かけた恩は水に流し、受けた恩は忘れないという言葉も印象的。

    0
    2026年02月14日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

    Posted by ブクログ

    相変わらずサクッと聞けて内容も面白い。料理は今回も比較的簡単なものが多く、豆知識の習得にもつながる。

    0
    2026年02月13日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

    Posted by ブクログ

    相変わらず展開は読めてたけど、このシリーズは凄く好き。料理を美味しくするのも不味くするのも自分だって、なるほど。相変わらず今流行りを取り入れるのは上手いな。このシリーズは追っていきたいなぁ。そして出てくる料理のレパートリーは美味しそう!

    0
    2026年02月02日
  • 忌み地 屍 怪談社奇聞録

    Posted by ブクログ

    実話系はどうしても中途半端だったり物足りなさがあるけれど、その中でも人間的な怖さを感じられるものがいくつかあり楽しめた。みんなこんなに怖い体験するものなのか?夜外歩きたくなくなる。

    0
    2026年01月25日
  • 侠飯

    Posted by ブクログ

    無気力な大学生が非日常に巻き込まれて成長する話。これに料理が加わると、しかも蘊蓄や若干のレシピが加わると、『自分も同じように出来るかも』と身近な話になる不思議。【食べ物が性格を作る】のタイトルに感銘を受けた。プラシーボ効果でも良いから、ポジティブな性格を保つような食事を心掛けようかなと思った。

    0
    2026年01月16日
  • マチルダによろしく

    Posted by ブクログ

    コロナ禍で大学を中退した青年・壮真が住むシェアハウスに、30年の刑期を終えた元ヤクザの鳶伊(とびい)が引っ越してきたことから始まる物語で、仔猫を拾ったことをきっかけに便利屋で働き始めた二人が、友人の闇バイト問題に巻き込まれ、昭和のヤクザと令和の半グレが対峙するアウトロー人間ドラマです

    0
    2026年01月14日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

    Posted by ブクログ

    人生は自分次第で良くも悪くもなる真理を教えてくれる小説。
    任飯も11冊目となり思い出深い作品になってきています。

    今回はパープル企業(賃金も低く、成長が見込めない企業)を退職し、フードデリバリーで生計を立てている男の話です。

    やはり柳刃さんと火野さんが出てくる瞬間が毎回好きです。
    もちろん毎回こだわりのある料理の説明やレシピも披露してくれるので毎回楽しみです。

    最近の感じは知らないうちに事件が解決している?
    事件より料理がメインになっている気がします。

    人生は自分次第で旨くすることができる。
    この言葉を大切に挑戦して成長できる人間になりたいと思います。

    0
    2025年12月29日
  • 白日の鴉

    Posted by ブクログ

     痴漢の冤罪を描いた小説だが、いつでも自分が当事者になりそうなリアリティがある。実際に起こったら支援してくれる人はいるのだろうか?単に気に食わないというレベルの感情で嘘の痴漢行為をでっち上げる女性がいる以上、無実は証明しようがないのだ。おそろしや〜

    0
    2025年12月22日
  • 灰色の犬

    Posted by ブクログ

     オーディブルで聴きました。私はあまり警察小説は好まないのですが、これは面白かった。公務員というのは内部では出世争いが激しいものなのですが、その雰囲気がよく描かれています。そしてその堅物の息子の苦悩もよく描かれています。

    0
    2025年12月17日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

    Posted by ブクログ

    シリーズ第11弾。主人公は、フードデリバリー配達員の和希、ゴーストレストランでバイトする悠人、カフェでバイトする小夜乃。フードデリバリーの過酷さがわかった。柳刃と火野が作る料理、今回は激辛グルメ。いつもながら料理の作り方も書いてあり、しかも簡単そうに感じる。柳刃と火野の裏の仕事が何なのか想像しつつ読み進める。グルメ、ヤクザ怖さ、勧善懲悪と定番の面白さです。

    0
    2025年12月13日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

    Posted by ブクログ

    今回の柳刃さんは、昭和の台所で苦労していたようですね。いつもより簡単に出来そうなメニューばかりでしたね。このくらい低いハードルなら料理にチャレンジしてみたいです。まずは肉豆腐あたりから作ってみたいですね。エピローグは、スナックニュー来夢の三人が出てきました。いつかは、柳刃さんに絡んだ全員が登場する話を読んでみたいです。

    0
    2025年12月08日
  • マチルダによろしく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コロナ禍で会社が倒産、組長の仇をうって30年の懲役、闇バイトに毒親、古き良き昭和、孤独死と遺品整理、、、そして皆を魅了する地域猫のマチルダ。これだけのコンテンツをハートウォーミングにまとめつつ、ハードボイルドも絡ませる、という、神技な物語でした。ストーリーは面白かったよ。人の幸せって何だろう、てこともちゃんと考えさせられた。

    0
    2025年11月28日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

    Posted by ブクログ

    安定の面白さではあるのだけど、若者が事情があってお蔵入りになった映画かなんかに対して「作品に罪はない」といって自論を語るのはちょっと鬱陶しかったです。私は必ずしもそうは思わないので。柳刃さんがなんか説教するのは、仮に意見が自分と合わなくともキャラ的に何も気にならないし、今までそんな感じの若者が正論ぽく何か語るような場面はなかったと思うんだけど、どうしてだろう。

    0
    2025年11月22日
  • キッチンつれづれ

    Posted by ブクログ

    キッチンには使った人の気配や家族の想い出が詰まっている。色んな家族の生活をちょっと覗ける短編集。
    “レシピ本はその時代の人たちとつながっている。”
    キッチンに立つ度に、この言葉を思い出して、優しい気持ちで料理が出来そう。

    0
    2025年11月16日
  • 東京難民(下)

    Posted by ブクログ

    行き場を失った修(おさむ)は、ホストとして働く決意をする。大金が飛び交うきらびやかな世界。だが、そこは、男と女の色と欲がせめぎあう凄(すさ)まじい格差社会だった。必死で自分の居場所を作ろうとする彼に、さらに大きなトラブルがふりかかる! 流転(るてん)を続ける修に、安住の地は見つかるのか? 索漠(さくばく)とした大都会の底辺であがく若者の姿をリアルに描く、異色青春小説の傑作。

    0
    2025年11月15日
  • 東京難民(上)

    Posted by ブクログ

    時枝修(ときえだおさむ)は、東京郊外にある私立大学の三年生。夏休み明けにクラス担任から告げられたのは、学費未納で除籍になるという寝耳に水の事実だった。北九州の実家では、借金を抱えた両親が失踪(しっそう)。貯金はないに等しい。アルバイトを転々とする中、家賃滞納で住居も追い出されてしまう。追いつめられる修。だが、それはまだ、底なしの貧困と孤独への入口に過ぎなかった――。

    0
    2025年11月15日
  • 死小説

    Posted by ブクログ

    大変怖い表紙の死をテーマにした短編集
    全5編
    三津田信三のようなのかと思っていたのだがあくまで死をテーマにした物語、怪談な趣きで怯えなくても読める。1番怖いのは表紙だった

    なにか、全体的に材料を提供し
    はい、この話はここまでです
    とバッサリ次の短編へ進んでしまう感覚が伊藤潤二の短編マンガを題材も似ているせいか思い出した
    (どちらか読んでいればもう片方であれ?と思ってしまうほどに)

    舞台設定と言動も似ていて、そこに気づいてしまってから登場人物が全員僕の脳内で伊藤潤二作画に切り替わり味わい深い読書でした
    でもちょっと短編全てプロットが同じような5作だったのでそこが気にはなった


    0
    2025年11月12日
  • 廃屋の幽霊<新装版>

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さんです。
    いろいろな作品をお書きのようですが、こちらは怪談七編。
    解説は平山夢明さんで、各短編をさすがの筆致で紹介されていますので、私は、タイトルのみ。

    「廃屋の幽霊」
    「庭の音」
    「トンネル」
    「超能力者」
    「不登校の少女」
    「市松人形」
    「春の向こう側」

    内容的には、実話怪談と言えるかな?
    実話っぽい怪談です。

    好きなタイプのホラーではあるんです。
    怪異と思わせて、いやそれには理由があると安心させて、ラストにもう一度怖さを増してくる――三段構えの怪談。
    七編とも題材はスタンダードですが、そこに物語の厚みを加えて“怪談文芸”と呼びたくなるような、日本的ホラーに仕上がっています。

    0
    2025年11月11日