福澤徹三のレビュー一覧

  • 壊れるもの

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    読み進めるにつれて、憂鬱でしんどくなる内容だった。会社でも家庭内でも休める環境がなく、どんなに頑張っても報われない日々の中で、自分もこのような環境に置かれる可能性があると考えると動機が収まらなくなる。実際にこの作品の主人公と同じような体験をしている人もいるのだろうなと思うと、社会は地獄なのではないと感じて怖い。

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    2025年06月10日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    2025.06.06

    久しぶりにザ・怪談といったホラー本を購入してみた。この手のものはたくさん書店に並んでいてどれを読んでいいかわからないがこちらはタイトルに惹かれたので購入。
    忌み地、というタイトルから、特定の呪われた場所の検証的なホラールポ(冒頭に出てきたK市)かと思いきや、次々と取材場所が移るので少し混乱したが、取材した内容を淡々と伝える書き口が好きだった百物語シリーズと似ており、とても面白く読み終えた。とても好みだった。
    とても薄い本だからすぐ読み終わると思いきやなかなか読み進められず。それだけ内容が濃かったということだと思う。
    惨、と屍、にも出会えたら読みたい。

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    2025年06月07日
  • マチルダによろしく

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    コロナ禍の影響でお金に困りシャアハウスに住むことになった壮真・・・
    そこに懲役30年の元ヤクザがシェアハウスで同居することに・・・
    壮真の友人が闇バイトに手を出し、住人たちに危機が迫る・・・

    福澤徹三の「侠飯」シリーズが好きなので気になって読んでみました。

    戦闘シーンが迫力があって怖かったしリアル過ぎました。
    また、猫の雑学がありそのギャップは面白かったです。

    昭和と令和の30年の時のギャップをかなり感じることができる作品でもありました。
    今から30年後どのような未来になるか楽しみでもあり怖くも感じました。

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    2025年06月03日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    コンビニ飯に一手間かけると美味しくなる、って簡単で良いですね。
    読むたびに、作ってみようかなぁ、と思うレシピが出てきて、嬉しいですね。

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    2025年05月12日
  • 忌み地 惨 怪談社奇聞録

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    実話系だからこそ物足りなさはあるけれど、幽霊よりも人が少し歪んだ感じが端々に表れていてそれが怖かった。

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    2025年05月04日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    今回は屋台でテキ屋に扮する面々と、売れないYouTuberの話。お決まりの展開ではあるが、柳刃さんの言葉にハッとさせられる。たい焼きが安過ぎて笑ってしまう。

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    2025年04月06日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

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    侠飯10作目。
    売れないライターの熱川薫平はヤクザ絡みの記事を書くために元ヤクザの組長が経営するゲストハウスを訪れる。何とか元組長の津久根からネタを引き出そうとする薫平だが上手くいかない。そこへ柳刃と火野が現れる。

    半グレとか闇バイトとか前作となんとなくネタかぶってないか…?と思ったけど、毎回同じようなネタでも楽しめてしまうこのシリーズが大好きです。
    ギンビスのアスパラビスケットにマヨネーズマスタードのディップソースをつけて食べるというのが想像できなすぎて、合うのか…??ちょっとやってみたい。
    ピンチに柳刃と火野が駆けつけて悪人をぶちのめしてくれる展開はお約束なんだけどやっぱりかっこよくてスカッとする。最後に前回の歌舞伎町のニュー来夢の面々が出てきてニッコリ。
    「懸情流水、受恩刻石」かけた情けは恩を着せたりせずに水に流せ、受けた恩義は一生忘れず石に刻め。いい言葉だなと思った。

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    2025年02月13日
  • 超怖い物件

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    2025.02.08

    ホラーアンソロジーが出版されるとつい買うだけ買って積読してしまうが、この本もその一冊。

    どの話もホラーアンソロジーにしては珍しく1話が短く、読みやすかった。
    そして破綻している話も、ホラー短編にありがちな読者バカにしている?という話も少なく概ね楽しく読めた。

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    2025年02月08日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫が1993年創刊されて
    その30年の遺産とのこと
    90年代から現在までの最強セレクション短編8編
    選ばれたただけあって半分は既読作品でした

    「再生」 綾辻行人 1993年
    さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
    再生するのはそっちね

    「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
    リングの一連読ませていただきました
    この作品も映画化されているらしい
    はっきりと出てこないけど
    そんなことありそうな生々しさ
    仄暗い水の底からの一編

    「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
    ショートショート
    私なら老化かもしれない

    「五月の陥穽」 福澤徹三
    これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙間から白骨が発見された事がありますから
    ホラーではない怖さですね
    ビルとビルの隙間は均一ではありません
    落ちてはいけません

    「鳥の巣」 今邑彩 1994年
    多少オチはわかるけれど じっくりそこまで持っていく文章の力

    「よって件のごとし」 岩井志麻子 1999年
    “ぼっけえ”で読みましたね
    これはよござんす
    怖いし恐いし悲しいし

    「ゾフィーの手袋」 小池真理子 2017年
    “異形のものたち”で読みました
    森鷗外“舞姫”を美化した感じで 舞姫の怨念

    「学校は死の匂い」 澤村伊智 2018年
    第72回日本推理作家協会賞短編部門受賞
    “などらぎ”に収録
    これはホラーだけどきちんと推理小説になっています

    解説は 朝宮運河さんでした

    私は岩井さんと小池さんの2作品がやっぱり好きなんですねー

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    2025年02月02日
  • 侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇

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    勧善懲悪は気持ち良い。
    展開もわかってるのに、スラスラっと飽きもせずに読めちゃうのがすごいよね

    2025.1.11
    10

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    2025年01月11日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    今回は就活に失敗したYouTuberが主人公
    主人公が卑屈から脱出し
    人生に希望を持つようになるのはいつもと同じ
    安定の勧善懲悪物語
    頭使わずに読めるのはいいけど
    今回は事件が単純すぎた
    ちょっとマンネリ化したかな?という印象
    クライマックスの緊張感まったくなし
    活気があったのは料理描写だけ
    内容が直球すぎたイメージです
    いっそ柳刃さんと火野さんが案内役のレシピ本でも出すと売れそうだけどな

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    2025年01月10日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    展開が見えているから安心できるものの、こんな施設ありそうで怖いわなぁ。。。


    2025.1.7
    7

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    2025年01月07日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

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    シリーズ第十弾。舞台は赤羽のゲストハウス。ライター志望のフリーター・薫平、キノコ頭の芯太、関西弁のスカジャン娘・ルミがトラブルに巻き込まれ、柳刃と火野が解決する。柳刃と火野が作る料理、今回は昭和のグルメ。

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    2024年12月29日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    何故か数冊飛ばして8巻読んでいた
    安定の起承転結とテキ屋と美味しそうなご飯にリラックスできました

    2024.12.28
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    2024年12月28日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    シリーズ第8弾
    今回は稼げてない系ユーチューバー
    …いるだろうね、たくさん

    親ガチャ
    時代ガチャ
    会社ガチャ…
    なんだかんだ言って
    悪いのは自分以外の何かなんだって
    漫然と言い訳しながら暮らしている
    このシリーズ、
    ダメダメさんオンパレードだよね(笑)

    しかし、
    彼らがやってくる
    黙々と作業をし、自分たちの仕事をこなし
    これでもかっ、てほどのおいしい料理を
    お腹いっぱい振る舞ってくれる
    そして皆のなかに新しい感情を呼び込み
    そしてまた次の現場へと去ってゆくのだ

    今回も、
    あー私も会いたい
    この屋台行きたい
    妄想しつつ読んだ
    夜中読んではいけない(笑)

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    2024年12月27日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    シリーズ第8段。
    今回はフードフェス会場前の屋台を拠点に事件の解決を図る流れ。
    毎回、胸に沁みるフレーズがあるとともに、紹介される料理を作りたくなる。
    自我を追求していたらいつまでも幸せを感じることはできない。他者貢献こそが真の生きる道。
    自分もこうありたいと思わせてくれます。

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    2024年12月26日
  • 侠飯7 激ウマ張り込み篇

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    珍しく警察側の話だったけど、展開はやっぱりこれまでとあまり変わらず。でもそれがいい。吉本新喜劇のような安心感がある。

    彼らがいるから大丈夫だと安心しつつ、料理の描写に食欲をそそられながら読み進めるのが、この本の楽しみ方だなと思った。

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    2024年12月03日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    かぁくほぉぉぉぉぉーーーー(確保)
    って言いたくなるくらい気持ちの良い展開でした。
    こういうのは展開がわかっててもいいもんですね。

    2024.12.1
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    2024年12月01日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    もう、ヤーさんでもいい気がする笑
    安心して読める展開でした。

    前巻の大学生達がチョロっと出てきたの良かった!

    2024.11.30
    195

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    2024年11月30日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

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    ネタバレ

    今回の主人公は売れないWebライター青年。オーナーが元ヤクザだという噂のゲストハウスに宿泊します。いつ取材を申し込もうかと思っていたら柳刃と火野登場。オーナーのことを「おじき」と呼んで慕うふたりを現役のヤクザだと勘違いする青年。で、柳刃がつくる料理に魅入られる。

    ま、毎度のパターンに変わりはないのですが、だからこそ安心して読めます。しかし今回の事件は今まででいちばんハラハラしたような気も。裏社会に柳刃と火野の正体が広まりつつあるとのくだりがあって、そろそろこのシリーズも終焉を迎えそうで寂しい。だけど、人生に詰みはない。

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    2024年11月28日