福澤徹三のレビュー一覧

  • 七人怪談

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    澤村伊智『サヤさん』が一番面白かった。

    今回のではじめて知ることができた作家さんだけど、名梁和泉『燃頭のいた町』もよかった。

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    2024年10月15日
  • オカ研はきょうも不謹慎!

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    ネタバレ

    オカルト研究会の大学生たちが怪奇現象に挑む。

    冥國大学オカルト研究会に入部してしまった蒼太郎だったが、かわいい同級生の麻莉奈と大学デビューを夢見るも、怪奇現象が起きる空き家にいってから、部員の部屋の怪奇現象、麻莉奈の失踪など、霊障を疑うような事件が発生。

    部員たちは科学とオカルトの両面から難局に立ち向かう。


    ホラーを書く作者なのに、中身はサイエンスティックであり、アカデミックであり、ミステリーでもある。

    新しい切り口で面白かった。

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    2024年10月14日
  • 群青の魚

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    ある介護施設で殺人事件が起こる。

    第一発見者は新人のシングルマザー。

    そこから更に、複雑に様々な時間が絡み合う。
    半グレ集団によるオレオレ詐欺、猫の里親探し。

    各事件に関わる人物達の心理描写、人物描写が実に巧みだ。

    福澤作品の中では割と重厚な長編。
    本作はシリーズもののようで、作中の端役が主役の別作品もあるようなので、早々に読みたいと思います。

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    2024年10月04日
  • 超怖い物件

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    家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
    “物件怪談小説集”
    人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編

    土地や建物に関わるホラーが好きなのです
    と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします

    「妹の部屋」神永学
    死んだ妹の賃貸の部屋
    片付けて解約するも 元に戻っている
    事故物件小説ではなかったけれど
    ありそで怖い

    「笛を吹く家」澤村伊智
    息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
    両親の望む息子の行末

    この2編が、私のBestかな

    「倒福」大島てる
    事故物件系かなと思っていたけれど
    反発もある情報提供をしているから
    こんな経験もあるのかな
    いろんな摩擦があるのでし

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    2024年09月29日
  • 忌み地 屍 怪談社奇聞録

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     実話怪談蒐集のシリーズ第四弾。

     今作は、また現地取材・現地での聞き取り調査の状況が復活してきたことが窺える内容となっていました。
     前作はコロナ禍の自粛期間でなかなか取材が進まなかった様子だったので、またあちこちで話を聞いているうちに内容が寄ってくる感覚を味わえる構成になっていることが興味深かったです。
     青木ヶ原樹海は、やはり色々なことが起きているのだろうと、読みながらぞわぞわしました。富士五湖周辺の旅行が好きだったこともあり、時々車を走らせる方向なので、知った地名が出てくるとぞっとします。
     一方で、ホテルの支配人さんの話は少しほっこりする内容でした。けれど、いつまでも心配をしていな

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    2024年09月08日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    同シリーズでは珍しく、今回は料理よりストーリーに引き込まれた!いつもは読後に美味しそうな料理の数々のことしか覚えていないのに、今回はもんじゃが出てたっけな〜???くらいの曖昧さになるくらい、個人的にはすごく面白いストーリーだった。どうなるんだろー?ってハラハラした。




    ただ、弁護士を目指している主人公のわりに立ち回りが全体的に「頭悪すぎない!?」と思ってしまった。そこで弁護士の知識は役立たないの!?と思うような場面もあって、じゃあなんでその設定だったんだ…って。でもちょっと引っかかる程度で全体的には楽しかった。

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    2024年09月03日
  • キッチンつれづれ

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    キッチンと言う位だから、食に関する話だけど食べる事だけではなく、その前に感じたり、
    する事、思いが多々ある。その思いが子供から大人に成った時、自分の人生の1部に、その人の一生の思い出が残る。自分も考えて見ると、小さいときの思い、一生残るこの年になっても。

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    2024年08月23日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    今回の舞台は自立支援施設。いつものテイストで楽しめるが、マンネリ感もあり、後日談がもう少しほしかった。最期のキッチンカーは以前に登場した人だろうか。

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    2024年08月23日
  • そのひと皿にめぐりあうとき

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    戦後の日本と、現代の日本の両方の話で進んでいく。
    どうリンクしていくのかとワクワクして読んだが、リンクはいまいち。単に2つの話として読んだ方が良いくらい。
    戦後の混乱期の生活がわかりやすく勉強になる。

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    2024年08月22日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ベストと謳ってるので、一定水準はクリアしてる読み応えのある作品が多いけど、その分既読も多かったり。特に綾辻行人、澤村伊智の両作品が印象深かったかな。

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    2024年08月15日
  • 侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇

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    俠飯第9弾!
    今回はハードボイルド強め。
    求人誌からアルバイトを応募しただけなのに
    闇の世界へ引き摺り込まれる。
    恐ろしい世の中だ。
    ラストに第8弾の「一丁たい焼き」登場!
    うれしい♪

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    2024年08月14日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    美味しそうな描写が相変わらず食欲をそそるシリーズ。さまざまな登場人物の背景もあるけれど、楽しみなのはやっぱり食事パートだね。最後の無理矢理に見えるハッピーエンドも、まあいっかってなる。

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    2024年08月12日
  • キッチンつれづれ

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    大崎梢、近藤史恵、永嶋恵美、新津きよみ、福田和代、松村比呂美、矢崎存美、福澤徹三らのアンソロジー。
    キッチンにも色々な物語があり、ほっこりできました。

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    2024年08月12日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    ホラーも、文章なら耐えられるようになった気がします。面白かった。
    ショートショートの広場で初読だったらしくて読みたかった「よけいなものが」を再び読めて嬉しいです。
    「依って件のごとし」が哀しくてよかった。さすが志麻子…「再生」は弱い富◯か…好き。
    澤村伊智さんのお話も初読だったので、この姉妹は比嘉姉妹だったのだと他のレビューを読んで知りました。

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    2024年08月11日
  • キッチンつれづれ

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    キッチンをテーマにした短篇集。
    ちょっとクスッと笑えるコミカルなお話から、ちょっとヘビーな濃いめのお話までキッチンから生まれるたくさんのストーリー。

    個人的に近藤史恵さんの「姉のジャム」が読んでいていちばんグッとくるものがあったなぁ。

    「レシピ本はその時代の人たちとつながっている」っていう言葉も、すごく好きだった。

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    2024年07月24日
  • オカ研はきょうも不謹慎!

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    ネタバレ

    久しぶりに『侠飯』を読んだら、ほかの福澤さんも読みたくなりました。だけどこの表紙に騙された。夜中に読むと怖いじゃあないか(泣)。

    大学のオカルト研究会のメンバーが事故物件を訪れたら、そのタイミングで怪奇現象に見舞われるメンバーが出てきます。並行して調査をおこなうオカ研の面々。

    たいして怖くなかろうとナメていたら、インターホン鳴る→開ける→誰もいないのに水でびたびた。って怖すぎるやろ。意を決して最後まで読めば、やっぱり怖いのは人ということでホッ。でも誰ですか、着物の人。

    個人的には不気味すぎる女刑事がツボ。これも続編ありますか。

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    2024年07月24日
  • 忌み地 惨 怪談社奇聞録

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     実話怪談蒐集のシリーズ第三弾。

     各地で取材した怪談のファイリング集です。前作二作もとても読みやすかったですが、今作も安定の読みやすさでした。淡々と、現地取材で聞いた話をその語り口で読ませてくれるので怖い話なのに安心して読んでいくことができます。
     オーディブル視聴で聞いているため、語っている口調そのままに聞くことができて違和感がありません。

     今作では、取材をした人たちにもなにか怪しい雰囲気を感じることが多かったようで、ところどころドキッとする場面がありました。
     印象深かったのはN島でしょうか。
     あそこは暗い、なんだか空気が重い、よくない気がする、そういう直感は根拠がないだけに何か

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    2024年07月21日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    今回ばかりは本のタイトルや表紙の絵の
    先入観だけでほんわかストーリなんて思わず
    何でも来い!とばかりに読んだらほんとに
    いろんなジャンルが楽しめました。

    個人的には途中のあり得るようで
    ありえない展開からのそこに落ち着く
    のかと思った新津きよみさんの
    「わたしの家には包丁がない」や
    なんだか複雑な家庭環境だと色々と
    複雑だよなぁ~なんて読みながらの
    ラストでわかるある方の正体に
    おぉうと驚いた松村比呂美さんの「離れ」、
    そうそう近藤史恵さんってこういう
    じわぁ~っと怖い話あるよねって
    思い出した「姉のジャム」、
    社会問題になっている不法就労や意外な
    素性のベトナム人や今どきの詐欺や飲食店の

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    2024年07月20日
  • 死小説

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    恐怖を期待すると当てが外れると思う。
    ホラー小説というよりは、ホラーテイストのサラリーマン小説という趣き。
    個人的には重松清的な中年の悲哀を描いている小説だと感じた。社会のプレッシャーに押し潰されそうになっている中年たちが、追い込まれた末に一線を越えてしまう恐ろしさ、というテイストで、意外と面白かった。

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    2024年07月16日
  • 侠飯

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    ガッツリご飯が食べたくなる1冊。
    渋い感じなのに、料理のことはきっちりしていて
    こだわりを持つってかっこいい!と思った。

    大切にすべきところと、力を抜くところ。
    何事もバランスが大切。

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    2024年07月06日