福澤徹三のレビュー一覧
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侠飯シリーズ 第4弾
プロローグ 強欲な国会議員と秘書の愉しみ
1ひと手間で旨さ倍増、5分で作れる缶詰フルコース
2超お手軽なのに絶品、毎晩でも食べられる常夜鍋
3宅呑みでもバル気分、ちょこちょこ旨い簡単ピンチョス
4極上ハイボールで乾杯、旨さに驚く激安オードブル
5赤ワインがどんどん進む、わが家で作れるビステッカ
6浴びるほどビールが呑める、美味しすぎる豆料理
7つらい夜こそしみじみ旨い、冷酒が沁みる酒肴の逸品
8金はなくとも夢だけあった。あの頃が蘇る、おふくろの弁当
エピローグ 青雲の志は消えず。心で受け継ぐ任侠の味。
「政界のパワーショベル」と呼ばれる強欲国会議員・肝付の秘書を務める藤堂旬一郎。
政界の清濁併せ吞むやりとりにストレスが溜まっていたころ、事務所の近くの立ち飲み屋の女主人・小梅に恋をする。
しかし、しばらくして店は人相の悪い二人組・柳刃と火野に店が任されてしまい、小梅を口説くことができずにいた。
仕事では肝付の尻拭いのために危ない橋を渡らされ、ピンチを迎える。
小梅の秘密と柳刃達の策略とは?
美味しい酒と肴と政治と金の話。
目次がもはや料理本。
極上ハイボールやってみよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第4弾の事件は政界が題材……ですが、正直そちらはあまり(個人的に)重要ではなく、舞台が酒屋兼立ち飲み屋とというところがポイント。
立ち飲み屋のおつまみレシピが満載で、酒飲みの私としてはこれ以上ない内容に超満足。ちょっと小汚い感じの安い立ち飲み屋の雰囲気もちゃんと出ていて、自分の好みにバッチリ合致したお話でした。
一方で事件の方は、野心あふれる肝付氏が母親が作った弁当であそこまで心変わりするかなぁと疑問に思いますが、このシリーズは事件解決はサブで、ひと手間かけた安くておいしい料理の話がメイン(と思ってます)。事件話の方は予定調和でも全然OKなので、自分としてはこの4巻は満足な出来でした。 -
Posted by ブクログ
第4作まですっ飛ばして第5作を初めて読んだという人はまずいないでしょう。だから、読者はみんな、柳刃&火野コンビの正体を知っている。知らぬは本の中のほかの登場人物のみ。
今回の舞台は、料理イマイチのペンション。10年前に強奪された5億円が隠されているかもしれないというこの地に現れたギバちゃんヒノちゃん。宿泊客なのにオーナーとバイトにアドバイス、料理どんどん旨くなる。
某カレー対決小説を読んだときに、最強のドーピングアイテムが化学調味料というオチに怒りすらおぼえました。だからって私は化調を全否定したいわけじゃない。柳刃の料理は化調全開ではなく、でも手際よくつくるために少量を絶妙のバランスで上手く使っていると想像します。やっぱりほしいですよねぇ、侠飯レシピ本。
肝心の(?)ミステリーはもはやオマケ。料理の話があればそれで良いし、柳刃の説教なら聴けてしまいます。 -
Posted by ブクログ
コミカライズの方が気軽で、おいしさのイメージもアップしていて良かったです。
組長の食に対する考え方は、生き方にも繋がっていて、毎日の食事を侮ってはいけないと痛感しました。
…別に上等で高級なものを食べなくても、家にある食材の持ち味を最大限に引き出して美味しく食べようとする姿勢が大切なんだなと、組長の料理を見て思いました…
堂々と転がり込んできた料理上手な893の組長に対しての、就職戦線真っ只中にいるのにほんとに危機感ゼロな若水良太の心の声がめっちゃ笑えます。
でもこれから先、彼も柳刃の美味しい侠飯の影響で、徐々に成長していくのかな?
かなり好みのストーリーでした。メニューもシンプルでおいしそうなので続巻もぜひ読んでみたいです。