福澤徹三のレビュー一覧
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侠飯、第3弾。
柳刃さんと火野さんのコンビは変わらずだが、お迎えする主人公が新しくなって、2作目よりも新鮮に感じた。
本物のヤクザというのは、そんなにも奥ゆかしいものだったのですね。
8と9と3をたして20になるので云々というのは、どこかで聞いた覚えもあるのですが。
試しに「串刺連合」の9434を足してみたら、これも20になりましたよ!
あと、柳刃さんの「桜田門一家」って、身バレしてるじゃありませんか‼︎
1巻から読んでいれば知っていることなので、ツッコミ待ちなんでしょうね。
またまた美味しそうな料理てんこ盛りで、何よりも「ひとり頭300円の予算」という縛りが、お財布の味方!
柳刃さんと結婚 -
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最初はイライラ。
ああバカ、そんなに簡単にお金を使っちゃうんじゃないよ、まったくもうなんて、修の能天気さに呆れてましたが、ふと「自分が同じ立場になったら、こうならないという自信があるだろうか」と考えたら、怖くなってきました。
ずっとインスタントラーメンで、やっとお金が入ったら、ちょっと生姜焼き弁当でも食べたくなるのが本音なんじゃないだろうか…。
どんどん修が堕ちて行くのが怖かった。
まあ、警察官のくだりは、「ええ〜、こんなことになるう〜?」なんて思っちゃったけど。
ただ、「それでもぼくはやってない」とか「殺人犯はそこにいる」を見たり読んだりすると、警察は決して「正義の味方」じゃない、とも -
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中堅広告代理店のサラリーマン狛江に辞令が下りた。
閉鎖も噂される北九州支店の支店長。
部下、取引先はおろか、子供さえも見送りに来てくれない左遷人事。
雑居ビルの狭いオフィスに地元採用の部下2人
取引先は・・・・・二束三文ばっかり。
有力クライアントに顔出すと、そこは立派なフロント企業。
そこの発注を印刷会社に回したものの、とんでもない誤植。
そして、その尻拭いが狛江をノワールジェットコースターに乗せてしまう。
「真夜中の金魚」「すじぼり」に続く北九州シリーズ
ノワール謳ってますけど、それはあっさり目。
一気読み確実のジェットコースター極道小説(笑)
爆笑の節目に任侠道 -
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内容(「BOOK」データベースより)
時枝修は、東京郊外にある私立大学の三年生。夏休み明けにクラス担任から告げられたのは、学費未納で除籍になるという寝耳に水の事実だった。北九州の実家では、借金を抱えた両親が失踪。貯金はないに等しい。アルバイトを転々とする中、家賃滞納で住居も追い出されてしまう。追いつめられる修。だが、それはまだ、底なしの貧困と孤独への入口に過ぎなかった―。
恐ろしい。ただただ恐ろしい。しかし、フィクションであるはずなのに現実の日本社会で起こりうる可能性を少なからずも孕んでいるという事実がとても恐ろしい。まさに日本社会問題の闇を厭うかのように映しだした巣窟のようだ。 -
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主人公の亮。
事業の失敗して父の故郷である北九州に流れてきた。
その父とあばら家で二人暮らし
もうこれだけで敗北感満載。
更に3流大学の学生。就職は絶望的。
当然 怠惰で無軌道な生活になってしまうし、つるむ友達もその程度。
トラブルから出入りすることになった事務所は、昔がたきのシノギで生き永らえている斜陽組織。
けれど組長の速水以下、組員は一癖ある個性的な面々。
無縁の世界に魅かれ関わっていくことになる亮。
そんな事務所を襲った危機は、元をたどると亮が友達と起こしたトラブルが原因だった。
関わりを絶つべきか逡巡する亮だが、ある事件を機会に亮は決意のすじぼりを入れる。
余りに切なく、やるせない -
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今回のテーマは「愛」。
うすぐら~い印象になりますね、怪談のテーマが愛だと。そういう印象持つのは、愛っていうハッピーなイメージと同じぐらいに、どろどろした憎しみのイメージがあるからでしょうね。
そんな恋愛したことないですが。
全話通じて、過ぎたるは及ばざるが如し、っていうのが思い浮かびます。なんかもう、気持ち悪いさが酷い。
怪談って、怖さなんだけども、今回は気持ち悪さです。
そういうお話になるきっかけの心の動き自体は、理解できないものではなかったりするので、余計に。
行き過ぎた愛欲の気持ち悪さ。異性・同性・家族・他人問わず。
「犬小屋のこと」が一番怖く。
「ある姉妹」「隣のベッド」で人の