福澤徹三のレビュー一覧
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侠飯9作目。
今回の舞台は歌舞伎町。知らずに闇バイトに応募してしまったことから半グレ組織のいざこざに巻き込まれてしまい、歌舞伎町のバーで働かされることになった創介。半グレから抜け出したいマスターの蜂矢、凛花と鱈夫ら行き場のない若者たちが集うバーに、柳刃と火野が現れる。
もうこの水戸黄門的な展開が最高!絶体絶命のピンチに颯爽と現れて正体を明かすシーン、わかってるんだけど何度見てもしびれる。今回は大膳親分もかっこよかったなぁ。
牛頬肉のうどんが美味しそうでお腹が減った。私は柔らかいうどんが大好きなんだ…。料理のうんちく語りたい柳刃さん可愛い。日本酒飲んだ凛花が「これって超エモい」って言ってたけど -
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家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
“物件怪談小説集”
人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編
土地や建物に関わるホラーが好きなのです
と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします
「妹の部屋」神永学
死んだ妹の賃貸の部屋
片付けて解約するも 元に戻っている
事故物件小説ではなかったけれど
ありそで怖い
「笛を吹く家」澤村伊智
息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
両親の望む息子の行末
この2編が、私のBestかな
「倒福」大島てる
事故物件系かなと思っていたけれど
反発もある情報提供をしているから
こんな経験もあるのかな
いろんな摩擦があるのでし -
Posted by ブクログ
実話怪談蒐集のシリーズ第四弾。
今作は、また現地取材・現地での聞き取り調査の状況が復活してきたことが窺える内容となっていました。
前作はコロナ禍の自粛期間でなかなか取材が進まなかった様子だったので、またあちこちで話を聞いているうちに内容が寄ってくる感覚を味わえる構成になっていることが興味深かったです。
青木ヶ原樹海は、やはり色々なことが起きているのだろうと、読みながらぞわぞわしました。富士五湖周辺の旅行が好きだったこともあり、時々車を走らせる方向なので、知った地名が出てくるとぞっとします。
一方で、ホテルの支配人さんの話は少しほっこりする内容でした。けれど、いつまでも心配をしていな -
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