福澤徹三のレビュー一覧

  • 壊れるもの

    Posted by ブクログ

    大手百貨店の課長職、妻と娘との家族三人暮らし、四十歳をすぎて手に入れた郊外の一軒家。大きな不満はない。ごく一般的な、ささやかな幸せ。しかし、そんなありふれた日常に生じた一点の染みが、突如、絶望の底なし沼となって男を呑み込んでいく。※なかなか読みやすい。「いったいなんなんだ・・」と思いながら、どきどきしつつ読んだ。途中から大体オチは予想できるものの、最後まで面白く読めました。

    0
    2009年10月04日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    七人の作家たちにそれぞれ霊能者怪談、実話系怪談、異界系怪談、時代劇怪談、民俗学怪談、会社系怪談、建物系怪談というお題を振り、「最も怖いと思う怪談を書いてください」 と依頼して仕上がったアンソロジー。人生に絶望していて「向こう」の世界に引っ張られかけた主人公を昔の知り合いが助けてくれたことで怪異から逃げ切ってほっとしたと思ったらまさかのオチが待っていた異世界系怪談の「燃頭のいた町」が一番ぞくっとした。

    0
    2026年09月10日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    三津田信三さん目当てで手取った1冊。
    まだ蒸し暑い日が続いてるので駆け込みホラー。

    『二階の王』で読んだことのある名梁和泉の短編が良かった。
    アンソロジーはやはりお得感があって好きだな。

    0
    2026年09月06日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    サヤさん/澤村伊智★★★★☆
    貝田川/加門七海★★★
    燃頭のいた町/名梁和泉★★☆
    旅の武士/菊地秀行★
    魔々/霜島ケイ★★★★
    会社奇譚/福澤徹三★★★
    何も無い家/三津田信三★★★☆

    0
    2026年08月21日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    それぞれの好き嫌いはもちろんあるけど、飛びぬけてダメなのは無かった印象。備忘のために記すけど、名梁さんの作品は、”二階の王”もそうだったけど、今回もいまいち意味が分からんかった。

    0
    2026年08月10日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

    Posted by ブクログ

    今作もオーディブルで聴了。柳刃さんのナレーターが代わっていて違和感があったが、段々と慣れてきた。ストーリーはフードデリバリーで働く若者だが、こういう仕事もなかなか大変そうだなと感じる。柳刃さんの説教は今回から少なめだったかな。

    0
    2026年08月06日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

    Posted by ブクログ

    何も考えず、安心して読める大好きな侠飯シリーズ。

    今作は◯ーバーイーツの配達員である若い青年が主人公。
    配達員の仕事のやり方、稼ぎ方がわかり、勉強になる。
    配達員を『負け組ランドセル』と揶揄したり、アコギな詐欺の片棒を担がせたりと、今回も悪役はとことん悪い。
    失敗してもやり直すこと、そのやり直しを認める寛容さの大切さが心に沁みる。
    勧善懲悪系の安心な一冊。

    0
    2026年07月28日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    これぞジャパニーズホラーって感じの作品でした。
    「サヤさん」と「魔々」が特に面白かったですが、「旅の武士」は僕には難しかったです。

    0
    2026年07月18日
  • 怪談四十九夜 今宵かぎり

    Posted by ブクログ

    知人にお借りしました。

    不思議で不気味な話が詰め込まれていますね!


    『観察する』はほぼヒトコワ。
    ゾッとしますね。

    0
    2026年07月11日
  • 最恐ホラー 忌まわしい土地

    Posted by ブクログ

    福澤徹三さんのK氏の日記、矢樹純さんのP霊園そばの縦に長い土地の2編が収録されている。
    どっちもじわじわ怖くなっていく感じ。

    0
    2026年07月04日
  • 七人怪談

    Posted by ブクログ

    ホラーを読み慣れていない中で、文章の質感として特に印象的だったのは菊地秀行さんの「旅の武士」(時代劇怪談)。
    前半部分、放浪の武士が訪れる先々で不穏な事件が起こる、その全体を通してとても静かでどこか物悲しく感じるような筆致が好きでした。

    あと、澤村伊智さんは映画の『来る』の方として知っていて、多分小説を読んだのは初めてだったんだけど。
    ぼぎわんを見た時を彷彿とさせるようなストレートに気持ち悪い怪談的演出が癖になりますね。。夢に出そう。。。

    0
    2026年06月25日
  • 忌談 3

    Posted by ブクログ

    2026.06.19

    一気に3巻目まで読んでしまった。今までの2冊に比べるとアングラ、グロ系の話は少なめで安心して読めた。3巻目が1番読みやすかった。

    0
    2026年06月19日
  • 群青の魚

    Posted by ブクログ

    登場人物の生活の描写が長すぎて、刑事ものというよりドラマでした。リアル過ぎて介護施設の職員と、警察の大変さだけがこころに残った。

    0
    2026年05月20日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    澤村伊智さんの短編目当てで購入。
    読んでいると見たことある話だなーと思ったら、『怪談小説という名の小説怪談』に収録されている作品だった。。
    けど、やはりおもしろかった。

    前半の話はうーんという話が多かったが、後半は全ておもしろかったので星3。
    「トガハラミ」は最初から取り憑かれていたんだなー。
    「終の棲家」は話を聞いてしまったがために、呪いを移されてしまった。警告はお父さんにされていたのに。
    「ろろるい」は1番気味が悪い終わり方でよかった。

    人怖が多くて、意外と怖くなかった。

    0
    2026年05月10日
  • 白日の鴉

    Posted by ブクログ

    痴漢の冤罪で捕まった男がその容疑を晴らすために奮闘する話です。
    痴漢の立証は難しいと改めて思いました。
    慰謝料目的で意図的に痴漢を作り上げることも可能なので、電車に乗るときはハンズアップしておかなければいけないなとも思いました。
    明日は我が身と、身を震わせながら読み終えました。

    0
    2026年05月06日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    ホラーアンソロジー、どのお話も個性が立ってて飽きなかった!
    特にそそられたのは、初めましての岩井志麻子さん。代表作、ぼっけぇきょうてぃは知っていたけど読んだことなかったし、テレビの女豹の姿のイメージが強かった。笑
    こういうホラーを書かれるんだ!と尊敬。ぽっとでのニューカマーには書けない、重鎮たる雰囲気のホラー。また私の新しい扉が開けました。

    余談ですが、岩井志麻子さんは竹内志麻子さんの名前で、漫画花より男子とパッションガールズの小説を書かれていたとか。。
    昔々だけどめちゃくちゃ好きな漫画だったなぁ。。(世代バレるやつ。笑)

    0
    2026年04月29日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

    Posted by ブクログ

    今回は、喫茶店でしたね。久しぶりにクリームソーダが飲みたくなりました。マンション最上階にヘリコプターで乗り込むなんて、凄いですね。
    てっきり、喫茶店を引き継ぐ流れかと思ったけど、違いましたね。

    0
    2026年04月10日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

    Posted by ブクログ

    侠飯シリーズ 第10弾

    プロローグ 取材先はヤクザだらけ。新米のライターの悩み
    ➀サシが中心にあるステーキ肉の最適解はこれ
    ②超簡単でがっつり旨い、豚とアサリの極上レシピ
    ③なぜ東京にはない?浪速の絶品ソウルフード
    ④宅飲みに最適!手軽でリッチな居酒屋メニュー
    ⑤懐かしいけど新しい。激ウマ昭和カレー
    ⑥意外な食材が旨さの決め手。白湯スープの水炊き
    ⑦疲れた体と心を癒す、あんこバター揚げパン
    エピローグ いつも時代も義理人情。のんべえの聖地に桜咲く

    売れないライターがネタを求めて、元組長・津久根が経営する安宿に潜入取材する。

    そこで出会ったオタクで社会弱者と認識する芯太、トラブルに巻き込まれた弟を探しに来たタクジョ・ルミと共同生活を送る。

    津久根をオジキと慕う柳刃と火野も現れ、半グレやトクリュウとの騒動に巻き込まれていく。

    0
    2026年03月22日
  • 孤老たちの沈黙

    Posted by ブクログ

    同著者の『侠飯』にはいつも元気をもらっていますが、これは打って変わってめげる。7編中のいくつかはそうでもないけれど、皮肉なオチが待っている話がほとんど。想像すると身の毛もよだつ話もあったりして(笑)、怖すぎるホラー映画を観たときと同様に笑ってしまいました。

    だけどなんだかんだで私はやっぱりこの著者が好きなのかもしれません。やるせないなかにも優しさが見える話を読めばホッとする。

    人生を嘆いてばかりのオッサンには『侠飯』の柳刃に活を入れてもらいましょう。ついでにうんと美味しいものも食べさせてもらってください。

    0
    2026年03月12日
  • 忌み地 弐 怪談社奇聞録

    Posted by ブクログ

    「そこに行ってはいけない」という直感的な恐怖を、過剰な装飾抜きで突きつけてくる一冊です。
    一つひとつのエピソードが短く、あえて深追いしない構成が、かえって「現実にある怪異」の生々しさを際立たせています。読み進めるほどに、自分が今立っている場所や、通り過ぎる何気ない風景の裏側を疑いたくなるような、じわじわと浸食してくる恐怖を味わえました。

    0
    2026年03月22日