福澤徹三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新宿駅で本屋プラプラしてる時に「北九州」「営業」というキーワードが目に止まり即買ってしまった。北九州に左遷された広告営業マンがヤクザに絡まれとんでもない日々を送る物語。故郷が修羅の国北九州の私としては、出だしの街の風景を描いている部分で「すごい!」ってなった。駅を出て右に行くとストリップがあり、さらに行くと風俗街がある。。もう小倉の情景そのまますぎて、頭の中でストリートビューが出た。話の感想としては以下2点。営業でミスるととんでもないことに巻き込まれる、この話の主人公の場合、ヤーさんに絡まれズブズブになる。恐ろしや、北九州の営業。。しかし、主人公があまりにもヤーさんと親しくなりすぎて、若干リア
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Posted by ブクログ
「成功をおさめたい人は別の本をお読みください。経営者や今の職場に満足されているかたは無用の本です。これは、ブラック企業を恐れて就職をためらっている方や、現在ブラック企業に勤めている方を対象」です。から始まるブラック企業についての考察。
私としてはブラック企業とは、その人の捉え方次第だと思っているが、他の人はどの様に感じているかに興味をもち読んでみる。
特に真新しい事実、ウイットに富んだ考察は感じられず、残念。
項目の
・ぶれない軸を持て
・活路は非効率にある
・幸福の追求は不幸を生む
等は、おっと思うが読んでみると?
著者も「私達の祖先が夢見た暮らしを、誰もが享受している、幸福とは考え方次第 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻終盤で留置所に留め置かれた修は、友人達に見受けを断られ、検察に送られる事になり検察官より起訴猶予の処置を受けた。相変わらず住所不定で無職ままナンパされた女子大生に騙され治験バイトの収入も失った修は、ホストとして働く決意をする。大金が飛び交うきらびやかな世界。だが、そこは、男と女の色と欲がせめぎあう凄まじい格差社会だった。必死で自分の居場所を作ろうとする彼に、さらに大きなトラブルがふりかかる!流転を続ける修に、安住の地は見つかるのか?不運?転落人生で修の成長?主人公のキャラが途中で変わり違和感。
若者が大学生からホームレスに落ちていくリアル感のある転落人生小説だが、ホームレス≒(ほぼ等しい -
購入済み
心理的な描写
様々な職業を体験するというのはおもしろい設定であるが、感情の描写がやや稚拙。もっと登場人物の心情的な描写から現在の東京という街を表現したらよかったと思う。