福澤徹三のレビュー一覧

  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    最近(?)記憶力がすこぶる鈍くなってきて、お久しぶりのシリーズ3作品目を読み始める。
    長めのプロローグ、主人公と柳刃氏との絡み、あぁ、こんな感じだ、と思い出してきた(笑)
    私は任侠もの、特に今回の硬派ものは好きな部類。
    ラストは、みんな囲い込んで、ばあーーっとスッキリ終わる潔さ、ものスゴく好み♪

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    2021年04月18日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    土地や建物など怪異が起きる場所に重点を置いた怪談実話集。大体の怪談実話集は、ただ現象だけ羅列されていて最後の方は飽きてくるのですが、これはその怪異を取材するプロセスから描かれているので飽きずに楽しめた。ひとつ前に読んだ、松尾タニシの「恐い旅」と似たようなコンセプトの本でした。
    私の家の近くにも、立地的には悪くないのに新しく入った店がどんどん潰れていく場所がある(それが霊的な理由でなのかどうかはさておき)忌み地って本当にあるんだろうなと思った。

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    2020年12月31日
  • 忌み地 弐 怪談社奇聞録

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    ネタバレ

    『忌み地』それは、望むと望まざるとに関わらず、怪異が起こるとされている場所。住んでいる周辺が、あなたの家が、もしかしたらそうかもしれない。本書では再び、糸柳と上間が収集した、誰にでも起こりうる恐怖を紹介していこう。
    ***
    忌み地第二弾。前作が面白かったので、こちらも一気読み。こちらの話も怖いものが多く満足。ただ、今作は今世界中を混乱のさなかに陥れているコロナ禍の影響を受けており、二人の独特の取材方法である現地入りでの怪談収集を妨げた様子。どうやら過去に現地で収集した話が主なようだ。そのため、前作の様に一つの大きな根っこを持った怪談話たちというコンセプトは薄くなっており、仕方がないことだが、そ

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    2020年12月26日
  • 怪談熱

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    実話系が二話とホラーが七話。
    以前に読んだ怖いエッセイを期待していたんだけど、実話系はまぁ良かったかな。じめじめとした厭さが相変わらず上手い。

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    2020年12月14日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    今回は、引きこもりニートが主人公。
    コンビニで買えるお惣菜にちょい足しただけのお料理なので、家でもできそう。

    最後の親子愛には、感動してしまった。

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    2020年11月09日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    柳刃さんの今度の潜入先は昔気質のヤクザの事務所。そこには組長の孫という若者が地上げ目的で紛れ込んでいたが。手っ取り早く金を稼いで、いい思いしたい。そんな卓磨は今時の子なのかもしれない。礼儀作法とか古いしきたりを非効率な生活とくさすが、人らしくあるのはその礼儀作法や古いしきたりだったりもする。限られた予算で三度のご飯を賄う。それは柳刃さんの得意技だ。自前の調味料は予算外。それはちょっとずるい気もするが。工夫をこらせば食卓は豊かになる。温かいご飯は何よりものご馳走。桜田門組で気がつかんのはなぜかね。

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    2020年10月09日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    「任侠✖️グルメ」の第2弾!

    突然の辞令でリストラ部屋へと配属になっ28才独身真鍋順平が主人公。
    なるほど、今回はそこからスタートね。
    キッチンカーから繰り広げられるグルメの数々!
    そして、バイオレンス&アクションが多めでドキドキ(汗)
    途中、前作の4人組が登場でニヤニヤ。

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    2020年09月24日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    柳刃さんはキッチンカーで潜入だ。なかなか柳刃さんがでてこないから心配したが、きっちり料理の腕前を披露し、うんちくも語って、考えの甘さを理詰めで解いていく。水戸黄門的な安心感がある。今回の主人公はブラック企業で左遷された順平。SEだが、惰性で仕事し、飛ばされた先は子会社の出向ありきの部署。転職もできず、与えられた仕事にグチをこぼすだけで、何も変えられない。柳刃にキリキリと詰められる姿は自業自得とはいえ、どこにでもいるサラリーマン。勤めている会社もなかなかのブラック企業だが、多分ゴマンとあるよなそんな会社。

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    2020年09月22日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    侠飯シリーズ 第6弾
    書き下ろし。

    プロローグ ひきこもりと引きだし業者
    ➀ちょい足しとアレンジで絶品コンビニ飯
    ②自家製タレと焼きかたが秘訣。本格焼肉
    ③ジャンクな食材が大ごちそうに。手作りもんじゃ
    ④鍋とリゾットで二度美味しい。熱々ポトフ
    ⑤鯨ベーコンと貝柱とヅケマグロ。簡単海鮮づくし
    ⑥ステーキと本場のサルサが決め手。激旨タコス
    ⑦富士宮に横手に日田。ビールが止まらぬ名物焼きそば
    ⑧父と子の心をほぐす、この一膳。涙の親子丼
    エピローグ 弱気を助け、強きをくじく。仁侠の道に挫折なし

    司法試験に失敗し、ゲーム中毒になり、引きこもりになった蓮太郎は、悪徳引き出し業者によって連れ出される。

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    2020年09月01日
  • シャッター通りの死にぞこない

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    シャッターを下ろした寂れた店と爺さん婆さんがゆるりと闊歩する子鹿商店街。
    その通り名はバンビロード。
    闇金会社からネコババした三千万円を手に、命辛々逃げ、たどり着いたのがこの街。日本のあちこちで見られる、商店街近郊に大型ショッピングモールが出来て過疎化が進む典型的な地。
    ひょんなことから、その元闇金が町おこしを手伝う羽目に。更に、何故か昭和の俠客丸出しの組長の舎弟になることに。
    よぼよぼ爺ちゃん達の賭場が開帳され、立小便の染みで出来た狐様は注連縄で巻かれた御神木に。
    福澤徹三氏らしい、言葉選びとテンポが気持ち良い一冊でした。

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    2020年08月28日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    ネタバレ

    ブラック企業が舞台。一作目の彼らもちょこっと顔出し♪正直…その環境に耐えられる体力と精神力があれば、転職できるだろうに…と思うのだけど、私の感覚がおかしいのかな…。柳刃さんと火野さんが今回も大活躍で、お料理もとても美味しそうで読んでいて楽しかった。辛いものも得意ではないけど食べたくなってしまった。

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    2020年08月26日
  • 死に金

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    極道の社会ともつながりを持ち、裏社会で成り上がりで稼いできた男がガンで余命もわずかに病院生活を送る中、その男が隠し持つ財産をめぐり、登場人物たちが近寄ってくる。その入院中の男が多くを語らない鋭い感じの人なのだが、もう少し内心とか深いところまで描いて欲しかった。

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    2020年08月26日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    シリーズ五作目。
    奥多摩のペンションでバイトをするフリーター、宿泊客を巻き込みながら、未解決の五億円強奪事件の時効成立が目前に。
    本作も心温まる料理と物語でした。ラストがほっこりで、このシリーズは安定してるね。

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    2020年08月13日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    ネタバレ

    水戸黄門化してきた本シリーズ。マンネリ感はあるものの、終盤のスカッと感が勝るので、なんだかんだで毎度楽しみにしていたりします。

    今回は悪徳自立支援施設が舞台で、親とソリの合わない青年引きこもりの蓮太郎がメインキャラ。

    悪役がいい感じにワルでムカつく分、大団円の爽快感もひとしお。

    蓮太郎が父と和解する場面は、よくある内容だったので何とも言えず。

    ラストにちょっと顔を出す葉月と和斗は前作登場キャラだったかな? 読んだのがだいぶ前なのでかなり記憶が…… 次からは最新刊読む前に復習しておこうと思います。

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    2020年06月24日
  • 夏の改札口

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    人生の深淵に沈みそうになる人の短編7作。

    ・夕立ち
    ・蛇飼う男
    ・青空の記憶
    ・老信者
    ・夏の改札口
    ・犬死にの旅
    ・ベランダの鳩

    酒に溺れた男や、引きこもり、病魔に侵されたワンマン社長、老老介護、自殺志願者、痴漢に間違われるサラリーマン、夫婦生活の破綻などの境遇から、死を身近に感じながらも生還を果たす登場人物。

    派手さがない代わりに、簡単に死の淵へ落ちていくこともある人の脆さが表現されている。

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    2019年11月26日
  • 東京難民(上)

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    どうしようもない人から、人としてはかなり成長した。
    大学生くらいだったら、簡単にあんな風に転がり落ちていってしまうかもしれない。

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    2019年10月16日
  • Iターン 2

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    前作『Iターン』でパンチパーマ発祥の地、北九州に左遷され、紆余曲折ありながらも何とか東京本社へ舞戻れた広告代理店営業部課長の狛江。
    しかしながら、本作でもまたもや左遷候補に。
    前作ではリストラ寸前で、左遷先の北九州ではひょんなことから、地元ヤクザの舎弟にされ企業舎弟となり東奔西走する。
    そして、今回。CMに起用したアイドルがスキャンダルでポシャッてしまう。そんなことから、探し求めているうちに、何故か歌舞伎町の極道マンションで懐かしき岩切組長に遭遇。
    本作でも、またもや左遷の危機に立ち向かう。ちょいちょい、モデルに関東連合が出てくるが、ちょうど盛んな時期でしたね。
    クライムノベルどころか、コメ

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    2019年10月06日
  • Iターン

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    「Iターン」
    熱演中。


    ムロツヨシ熱演中のIターン。ムロツヨシのキャラクター的にぴったしだと思っていたところ、原作は結構キツイ。とにかく狛江が不憫なのだ。コメディ要素がもっとあるかと思っていたが(これもムロツヨシが主演だから、と言うバイアス)、親会社も支店も取引先も妻も、ヤクザに絡まれる前段階からかなりキビィ。不憫過ぎる。広告業は潰しが効かないとか考える前に、絶対やめるべきだ。と何度思ったことか。なんじゃ、これは〜!である。


    しかし、本丸の竜崎と岩切である。これはあかん。狛江はよくぞ頑張ったと言える。確かに、狛江は狛江なりに、ちゃんとすべき点があった。でも、怖いのは怖い。と言うか、

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    2019年08月05日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    侠飯5作目。
    この印籠が目に入らぬかというような水戸黄門的展開で、安定の大団円。これにて一件落着!あっという間に読み終わってしまった。
    頭使わず楽しめてちょっといい話でお腹が減るこのシリーズが好きです。二人は次はどこに現れるのかな~と楽しみ。

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    2019年06月25日
  • Iターン 2

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    福澤徹三『Iターン 2』文春文庫。

    リーマン・ノワールの第2弾。左遷先の支店から東京本社に復帰した狛江を待ち受けていたのは、新たなトラブルだった……

    サラリーマンなら共感できる場面もあり、それなりに面白いのだが、第1弾のようなハラハラ感も、読後の爽快感も無かった。二番煎じといったところか。

    本体価格680円
    ★★★

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    2019年06月09日