福澤徹三のレビュー一覧

  • 七人怪談

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    ‘ふさわしいテーマ‘っていうのがとても良い。確かに望まれているのは、それぞれに振られている短編だろう。
    初見では名梁和泉さん、見知りでは福澤さんがよき。

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    2024年01月28日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクションのアンソロジー。第二弾の「恐怖」の方を先に読んでたけどこれが第一弾。
    綾辻行人「再生」鈴木光司「夢の島クルーズ」は既読でした。「再生」すごく久々に読んだけどやっぱり最高だな…。初読のなかでお気に入りは今邑彩「鳥の巣」山荘で出会った女性と主人公の会話が進むほどに不穏さが増していき、じわじわとした恐怖に締め付けられた。岩井志麻子「依って件の如し」は陰湿な村社会の厭な話という感じでラストのおぞましさたるや…きょうてぇきょうてぇ。

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    2024年01月20日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    シリーズ6弾。
    貧困ビジネスに搾取されるひきこもり少年たちを襲う悪手。
    自立支援施設と称される寮での生活は軟禁生活。

    近所のヤカラ食堂に現れるはあの二人。
    頬に刃傷を持ち、小指が飛んだあの男とその舎弟。

    本作も実に美味しそうなレシピと共に味わいました。

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    2024年01月16日
  • 忌み地 屍 怪談社奇聞録

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    福澤&怪談社シリーズ、第四巻。
    相変わらず、訳がわからない・不気味な実話怪談が目白押し。ただ怪談の特定地域≒「忌み地」要素は薄めで、主だったものは千葉のおせんころがし周辺、巻頭巻末の青木ケ原樹海くらいになっている。
    おせんころがし周辺は山やトンネルといった定番かつ不気味な話でなかなか。
    単なる伝承だけでなく、実際の事件現場というのもリアルさをプラスして別な怖さが増してくる。

    …しかし、読み終わるとこのカバーにとんでもない「詐欺」があることに気づく。これもおせんころがしの一件。
    「怖いワードがたくさん!こりゃ凄そうだ!」と買った時は思ったんだけどねぇ…上間さん。
    あとそれで思

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    2024年01月08日
  • 七人怪談

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    7つのホラーアンソロジー。
    「自分が最も怖いと思う怪談」という課題で集まっただけあって本当に怖いです。それぞれ全然毛色の異なる怪談なのですが、どれもズシンと肩が重くなるような、負のエネルギーを引っ張り込んでしまったような戦慄を感じます。

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    2024年01月03日
  • 忌み地 惨 怪談社奇聞録

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    福澤&怪談社、三巻目。
    まだコロナ禍のなか、取材はまだまだ本調子でないけれど、宮崎の怪しげな商店街周辺、お馴染みK市、埼玉N駅など、コンセプトの忌み地的な局所怪談はなかなかのインパクト。
    特に今回はそういう取材先の人物、怪談のなかの登場人物も怪しげでインパクトのある人がちらほら。
    こういう忌み地に住む人というのも怪談じみてくるのだろうか。

    個人的にすさまじさを感じたのは一話目の「押し入れの腕」。怪談ではなくその背後にあった事件だが、ちょうど柳田国男の「山」に関する本を読んでいたためか、この話も何か「山に憑かれた」ものを感じた。柳田国男ならこの話も「山の人生」に組み込んでいそうだ。

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    2023年12月24日
  • 超怖い物件

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    それぞれ個性ある文章と、短編だからこその潔さが面白さになっている。幽霊?ヒトコワ?妖怪?多彩なお話ですぐ読み終えてしまいました。個人的には、澤村さんの短編は、やられたー!でしたww

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    2023年12月22日
  • 忌み地 屍 怪談社奇聞録

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    前作同様 一作一作が非常に短い短編
    一応は場所縛りの要素はある
    残穢がいい仕事します
    この巻はあまり目立ってない気もする
    樹海の話が一番いやな話だった 怖かった

    実話だからか 落ちがない話も多くて
    え・・・それってその後どうなるの
    というのが怖いんですよね
    うっかり自分にもと思っちゃいます

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    2023年12月08日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    今度はキッチンカーで登場する謎の二人。追い出し部屋のメンバーへの厳しくも温かい言葉が刺さる。意志と想像力が大事。

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    2023年11月06日
  • 七人怪談

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    自分のこのみになってしまいますが
    読みやすい話や、さっと流してしまう話
    がありました

    でも、色々な作家さんの話が読めてよかった

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    2023年11月02日
  • 晩夏の向日葵(ひまわり)~弁護人 五味陣介~

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     条川署の警官・新田真人は、警官とは何をすべきなのかをわかっているが、交番の警察官のルールに縛られて、余分な仕事をすると上司から叱られる。警察って、随分縦割り社会なのだ。
     2年前に、目の前で飛び込み自殺した立花健作、52歳だった。健作はアパート経営したが、悪さされて経営がうまくいかず、借金のカタにアパートも取られてしまう。打越不動産の仕業だった。この男は、さまざまな事業で成功させている。そして、新田真人は、今度はオレオレ詐欺の若い男を捕まえる。それは、自殺した父親の息子立花康平でまだ大学生4年生だった。生活が苦しいので、少しでも高額なアルバイト、日当3万円に飛びついたのだった。オレオレ詐欺の

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    2023年11月01日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    カバーイラストは濱口真央。

    ■綾辻行人 「再生」 (『亀裂』、『眼球綺譚』)
    中高生の頃に既読。再読。
    思った以上に・・・・の「・・」で笑ってしまった。

    ■鈴木光司 「夢の島クルーズ」 (『仄暗い水の底から』)
    中高生の頃に既読。再読。
    当時はすごい大人の話だと思っていたが、マルチ勧誘というしょぼさとヨットという対比が、実に大人っぽい。
    またヨット好きの作者らしい描写(専門用語)もきりっとしている。

    ■井上雅彦 「よけいなものが」 (『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)★
    面白いアイデア。
    よく会話文が連続するときに陥りがちな混乱を逆手にとって。巧み。

    ■福澤徹三 「五月の陥穽」 (『怪談

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    2023年10月24日
  • 侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇

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    最新刊。
    就職活動の面接に行って、保険証とか免許証のコピーを取られて実家とか把握されたら確かに結構怖いなぁ。逃げ道たたれちゃうものな…
    今回の主人公君はある意味良い人に拾ってもらったんだろうな、という感じ。
    最後のたい焼きを一つづつ焼いてる屋台は前回の人か〜とちょっとほっこりしました。でも今回の主人公君たちはあまり調理してなかったけど大丈夫なのかな。
    肉うどん、美味しそう。

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    2023年10月14日
  • 七人怪談

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    発起人の三津田信三を含む七人の作家によるホラー短編集。
    それぞれ三津田氏から与えられたテーマに沿った『最も怖いと思う怪談』を集めた。
    読んだことのある作家さん、初めての作家さん、それぞれ雰囲気の違うホラーを楽しめた。
    これを機に読んだことない作家さんの作品に手を伸ばしてみようと思った。

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    2023年10月05日
  • 忌み地 弐 怪談社奇聞録

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    2巻目のもの少し話が軽いものが多く取材しづらい背景が色濃く出た1冊です。もし次の本が出るのならそちらに期待

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    2023年09月27日
  • 七人怪談

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    初めて読む作家さんの話、気になってた作家さんの話、いろいろ読めて楽しかった。
    特に澤村伊智さんの「サヤさん」はとても私好みですごく良かった。澤村さんの他の小説もぜひ読んでみたい。
    時代劇系のお話をホラーに関わらず全く読まないので、そこに触れられたのも良かった。
    ぜひ続編も期待したい。

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    2023年09月25日
  • 超怖い物件

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    やなぎっ記/糸柳寿昭
    たかむらの家/花房観音
    笛を吹く家/澤村伊智
    牢家/黒木あるじ
    トガハラミ/郷内心瞳
    終の棲家/芦花公園
    ろろるいの家/平山夢明

    上記が特に面白かったなぁ。

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    2023年09月24日
  • 超怖い物件

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    気鋭の若手からベテランまでが一堂に会した「最恐」の物件怪談アンソロジー。


    家や土地をテーマにしたホラーアンソロジーです。
    作家陣が豪華で、個人的には外れなしでした。どれを読んでもじっとりと湿度のある話が楽しめます。
    珍しい方だと、事故物件検索サイト「大島てる」の管理人・大島てるさんのお話なんかも掲載されています。サイト自体は見たことがありますが、文章も書いているとは初めて知りました。

    実際に届いたメールや、自身が本を出すための取材で回った際に見聞きしたものについて書いているお話や、伝染する呪いを扱ったような作品も多く、虚構と現実が曖昧になる感覚がしてそれもまた良かったです。現実に侵食して

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    2023年09月04日
  • 侠飯

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    就活に悩む大学3年生の良太はヤクザの争い事に巻き込まれ、そのヤクザをアパートに匿うことになってしまう。そのヤクザ、柳刃は寡黙な男だったが、なぜか料理が得意で、こだわりの食材や調理道具を取り寄せて手早く美味しい料理を作った。その料理を食べ、会話するうちに良太はなぜ就活が上手くいかないのか、自分に足りないものが何なのかが見えてきた。
    就活生の成長話と美味しそうな料理の紹介本。
    ラスト意外な真実が明らかになって大団円。

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    2023年09月03日
  • 忌み地 屍 怪談社奇聞録

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    ネタバレ

     怪談社の糸柳寿昭、上間月貴が取材で集めた怪談とその取材プロセス、現場状況を作家の福澤徹三が取りまとめた書き下ろし実話怪談集。今月刊行されたばかりの第4弾。
     
     今回はコロナ禍による各種措置の緩和を受けて取材方法が以前の形に戻ったことで、前巻で目に付いた“実話怪談に練り上げられる前段階の話”よりも、実際の怪異の体験談(の聞き書き)が主となっており、その意味ではオーソドックスな実話怪談本に仕上がっている印象。また前巻のように、怪異よりも取材過程で遭遇した生身の人間の方がよほどおっかない、みたいな話もない。……が、病死や不審死(自殺他)などに日々直面している人達が、それらが起因(と思しき)怪異も

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    2023年08月30日