福澤徹三のレビュー一覧

  • 七人怪談

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    「サヤさん/澤村伊智」
    「貝田川/加門七海」
    「燃頭のいた町/名梁和泉」
    「旅の武士/菊地秀行」
    「魔々/霜島ケイ」
    「会社奇譚/福澤徹三」
    「何も無い家/三津田信三」
    七話収録の短編集。

    七人の作家が、霊能者・実話系・異界系・時代劇・民俗学・会社系・建物系の七つのテーマを題材に描いた書下ろし作品。

    澤村さん目当てで手にしたが、やはり一番面白かった。

    タイトルの『サヤさん』からそそられる。
    雑誌に投稿されたエピソードで構成されているが、『体験・報告』と明記されているのがミソ。
    実際に起こり得そうで震える。

    熱帯夜にオススメの一冊。

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    2023年07月14日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    底辺ユーチューバーの葉室浩司は伸びない再生回数と、
    最近つれない彼女に悩んでいる。

    フードフェスを撮影にいったら、
    なぜか頬に傷持つ男の屋台を手伝うはめに。

    まかないは絶品だが、彼女との仲はますます悪化。
    さらに隣人トラブルと無差別テロ事件に巻きこまれて人生最大のピンチ。

    義理と人情がほとばしる文庫書き下ろし第8弾。

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    この本はシリーズもので、毎回、なぜか頬に傷持つ男が美味しそうな料理をパパッと作る。

    料理の作り方を文章で説明されて読むのって、香りも盛り付けも自分のイメージでしかないから、きっと現実以上の味

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    2023年07月13日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    シリーズ第5作。
    5億円現金の輸送なんてありえん!
    ってツッコミを入れながら読み始める。
    舞台はペンション。
    主人公は自分探しに悩んでいて、このペンションで住み込みのバイトをする事に。
    5億円強奪事件の時効が目前に迫り、
    そこにあの2人が登場する。
    ラスト近くに、「藤堂旬一郎」という若い議員が登場する。
    あれ?聞いたことあるぞ‥第4作目の主人公だ!
    でも当時は議員秘書‥出世してる(笑)

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    2023年05月27日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    なんとなく犯人はわかったけれど、大きな事件で意外。
    最後のプレゼントがちょっとしっくりこなかったけれど、みんなどうするのだろうか。

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    2023年05月20日
  • 侠飯7 激ウマ張り込み篇

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    珍しく本性を明かしての張り込み飯
    難しそうな料理が多かった
    久しぶりに騙された感もありおもしろかった。

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    2023年05月20日
  • 侠飯6 炎のちょい足し篇

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    簡単にできそうな料理もある
    焼きおにぎりにたまごの黄身を落とすとか美味しそう。
    最後は久しぶりに迫力があったかな・・・
    とはいえおまけだけれど。

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    2023年05月20日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

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    怪談モノは往々にして過度な味付けがされていくので興醒めすることも多いけれど、この本は一貫して誠実な書きぶり。幽霊がいる/いないが重要なのではなくて、怪談話の語り手として信用出来る/出来ない問題が怖い話界隈にはあって、「あの芸人の話嘘ばっかじゃねーか!」みたいなこともよくある。その点においてはとても好感を持った。
    ただ、だからこそ本で読むと地味というか怖すぎないというか、そのあたりワガママな読者ですみません。

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    2023年05月15日
  • アイターン(1)

    購入済み

    これは恐ろしい…

    左遷されたアラフォーサラリーマンが手違いでヤクザと関わったり借金まみれになったりと地獄のような生活を送ることに…
    普通を目指してただけなのに…
    これは恐ろしすぎる…

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2023年05月01日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    使えそうな小技があり、さっそく使ってみたいところ。
    お腹がすく。
    設定に無理はあったが、最終的な着地が安心できるのもあり楽しく読める。

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    2023年03月28日
  • 灰色の犬

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    【正義か悪か。決めるのは強者だ。】

    条川署クロニクルシリーズの第一弾。
    冤罪で左遷されたかつてエースだった警察官と職を失い多重債務に苦しむ息子。うだつの上がらない暴力団幹部の男。
    3人は巨大組織が絡んだ事件に巻き込まれていく。

    息子のクズさ加減にイライラしつつも、章が短いかいため読みやすく、一気に読んでしまった。

    “闇金ウシジマくん”の雰囲気が漂いつつ、ラストに掛けて窮地に追い込まれていく様子はハラハラし、面白かった。

    会話は方言がでてくるので多少読みづらさはあったものの、暴力団が出てくる小説としてはいい演出効果なのかもしれない。

    気の緩みからあっという間に転落していく様がリアルで怖

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    2023年02月24日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    今回も安定の展開で、悩める若人の人生相談を格安激うまご飯で胃袋掴みながらさとすシリーズ。
    コロナ禍でリストラされてからYouTuberに転身した24歳(男)さんが、今回の相談者さん。
    美食フェスで長蛇の列に並んで、高額フードチケットで買ったパックのご飯が不味かったらショックやなぁ。。。それで、フェス近くに100円のお好み焼きと鯛焼きの屋台があったら、そっちに行くわなぁー。。。
    コロナ禍でストップしてたフェス等が、少しずつ復活してきてるとはいえ、読んでてフェスの雰囲気が懐かしく感じた。

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    2023年02月24日
  • 超怖い物件

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    物件、つまり家や土地にまつわる怪談集。
    表紙に並んだ著者名を見てほしい。
    どれもこれも怪談の名手じゃないか!

    一作品既読があるだけで、他は全て初めて。
    なんだよー全然怖くない、なんて思っていたが、やっぱり夕暮れ時から夜にかけて思い出したり読んだりするとぞわぞわする。

    「牢家」は、座敷牢というキーワードに引っかかってしまうと、最後にひっくり返される。
    そして、ホラーにはお決まりの(作中でも言及されているが)地元の老人が「はいっちゃいかん!止めろ!」という。
    もう絶望しか無いフラグが立つ。
    そしておそらくその通りになる。
    が、みなまで言わず余韻を残すところは作者の技量。

    大島てるの「旧居の記

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    2023年02月23日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    侠飯8作目。
    今回は屋台の賄い編。鉄板でじゅうじゅう焼けるソースの匂いが漂ってきそうな相変わらずお腹の鳴る一冊。
    今回の悩める若者は底辺ユーチューバーの葉室浩司。伸びない再生回数と、最近つれない彼女に悩んでいる…。彼の口から何度も出る「親ガチャ」という言葉。10代の学生ならいざ知らず、大学まで出させてもらった24歳が何を甘えたことを言ってるんだ…と思ってしまう。
    絵に描いたような悪者が正義(見た目はヤクザ)に成敗されて大団円。清々しいほどの勧善懲悪がこのシリーズの醍醐味。今回も堪能しました。
    柳刃さん、前回パックご飯の美味しい食べ方伝授してくれたのにそれは今回は出してこないのね。ラストにちょこ

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    2023年02月15日
  • 超怖い物件

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    物件を題材にした怪談集。一部小説では無いものも含む。怪奇現象的なストーリーばかりかと思ったがそう言うわけでもなく、どちらかと言うと現実の人間が一番怖かったり

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    2023年02月05日
  • 怪を訊く日々

    購入済み

    死者は何も出来ない

    世の中には、説明出来ない怪異や不思議が溢れている。
    この作品もそんな話が詰まっている。オチも無く、ただ不思議を楽しんだり怖がったりした。
    ただ、怪異のせいで家族や友人が亡くなる話は正直気分が悪かった。
    怪異で人は死なない。
    死者は何も出来ない。

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    2023年02月02日
  • 侠飯7 激ウマ張り込み篇

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    今回はドラマにありそうな話題と展開でした。あんまり料理も記憶に残らないかも。それはともかく毎回字が大きくてびっくりしてしまう。読みやすくていいのだけど、続けて別の文庫本を読むと小さくて読みにくいと思ってしまうわな。

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    2023年02月01日
  • 侠飯4 魅惑の立ち呑み篇【電子特典 コミック収録版】

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    第4作の舞台は永田町で、主人公は国会議員秘書。
    この場所で柳刃さんが登場するということは、政治がらみなんだろうなと読み始める。
    きな臭い感は否めないが、それ以上に角打ちの魅力ありすぎ!

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    2023年01月22日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    シリーズ第8作。今回の主人公は底辺ユーチューバー。舞台は鉄板焼きの屋台。まかないが美味しそう。話の内容はいつも通り。マンネリと言うより、水戸黄門的パターン化です。

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    2023年01月18日
  • 晩夏の向日葵(ひまわり)~弁護人 五味陣介~

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    なんかおかしいなと思いながら、軽い気持ちでやっちゃうんだろうな。そんな彼のことを気にかけつつ、最後まで諦めずにグイグイ悪を追い詰める、やるね。

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    2022年12月25日
  • 東京難民(上)

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    おそろしいを通り越して、具合が悪くなりそうなくらい。でも読む勢いは止まらない…。
    元々、ホラー小説をたくさん書かれている方だと知って、リアルに恐怖をあおる感じがまさにそうだと思った。衣食住がままならなくなっていく様子から、こちらまで心の余裕が無くなってくるような感じ。

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    2022年11月30日