【感想・ネタバレ】怪談五色 破戒のレビュー

あらすじ

新たな五色の怪談絵巻が始動する。五人の書き手によって綴られる極上の実話怪談アンソロジーだ。
世界各地の実話怪談を綴り、新風を吹き込む丸山政也、人の狂気系恐怖譚を得意とするが今回はグッと怪談に寄せてきた渋川紀秀、奇妙で不思議、纏わりつく厭な恐怖を描く我妻俊樹、怪異に纏わる場所に引き寄せられて取り込まれる恐怖譚を川奈まり子、淡々と、日常を襲う怪異と見え隠れする悪意を炙りだす福澤徹三。
最凶な実話怪談が揃い踏み、どっぷりと五色に染まっていただきたい。

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Posted by ブクログ

川奈まり子先生が大好きで。
川奈先生の過去話を読めて、更に呼ばれている感じがあって特に面白かった。
史実に基づく怪談って、説得力があって好き。
怪談って空想とか妄想寄りだと思うんだけど。史実と照らし合わせるとこんなに似ているところがあるんだよ!
と、提示されるとゾゾッ以外にも何か得るものがあって好きなんだよね。
怪談にそこを求め過ぎるのはどうかと思うのだけど、歴史の中に怪異ありみたいな感じで好きなんだよね。

川奈先生の話ばかりしてしまったのだけど、基本この五色の怪談はどれも面白いのでおススメしたい。

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2025年06月09日

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