麻耶雄嵩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
200ページ程と読みやすく、章立ても真ん中のターニングポイントを境にシンメトリーの構造になっている、しかもその題意が変わっているというところにオシャレさを感じた。
「神様」という全知全能の存在が語る「事実」を推理のベースと考えたとき、主人公の家族関係や事件現場の状況、伏線とも感じるのは難しい小さな描写の積み重ねがラストシーンの結末に結びつく中で読み手にはたくさんの疑問符❓❓❓が残るし、わたしも混乱をしてしまった。
「神様」の存在がどこまでが絶対なのか、言ったことは全て真実なのか、起こったことは全て必然なのか、この「語り手」を信頼できる語り手とするのか信頼できない語り手とするのかによって読み手の -
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Posted by ブクログ
定職にも就かず実家の離れに住み、何でも屋を営む俺の叔父さん。
町のみんなからは疎んじられてるけど、先の見えないくすんだこの田舎町でなぜか次々と起きる事件をいつも解決してくれる。でもちょっと待ってよ、その解決って...
麻耶雄嵩の長編作品はほぼ全て読んでいるはずだが、どうも連作短編集も読んだ方がよさそうなのでまずはこの作品。
長編とは違う意味で人を食った作品で、基本的には特殊な縛りをあえて作った上で、綺麗な本格ミステリを成立させ、最後に毒をふりかけるという趣向。殺人事件や田舎の閉塞感をあっけらかんと突き放す、変な開放感のある結末が毎回楽しい。
これは「貴族探偵」や「化石少女」も楽しみだ。