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Posted by ブクログ
これは難解。まるで奇書(;´д`)
『翼ある闇』に続け!
独特の空気感を存分に味わうべき作品。
この作品は賛否両論あるだろうなぁ〜と言うのが正直な感想。
難解な部分がとにかく多い。
自分なりに解釈していいのかしら?と思う描写ばかり。
これが摩耶ワールドなのだ!と言ってしまえばそれまで(〃´-`〃)
孤島、密室、で起こる殺人事件。
しかも首なし。
首なしといえば連想するのは入れ替わり。
ただ、そんな甘い推理では到底置いてけぼりを喰らってしまう(^▽^;)
ピカソの手法などで有名なキュービズムを事細かに説明し、美術、音楽、宗教のような思想を合間にパズルのように入り組ませ、読者を惑わすようなハッキリしない物言いで謎を深めて深めてさらに暗闇に落とす。
無理があると思われる点を、いかにロマンが上回るかにかかった作品だなと勝手に解釈しました。
私はこの作品、好きです。
まさに私の好きなロマンの塊♡⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
人間とは、こんなもの。
という部分を突きつけられた感じがした。
謎を細分化してじっくり考えて味わえる、奇書のような作品。
次巻は『痾(あ)』
楽しみだ!!ヽ(´▽`)ノ
Posted by ブクログ
メルカトル鮎シリーズ二作目。
語るのが非常に難しい作品。一見、ライトノベル的なキャラクターがメインの青春小説じみた孤島ものであり、芸術論や神学をまぶした衒学的かつ複雑怪奇な幻想小説でもあり、シュールなバカミスと切って捨てる事もできる。長大なペーズ数から察せさられるが、ある意味では全部乗せのミックスプレートのような高カロリー作品。
やはり本作の核は作中でもしつこい程に言及されたキュビズム的手法を始めとした二十世紀芸術による既存のミステリーの再構築にあるのだろう。(その試みがどれくらい成功してるのかは分からないが)
作中でも触れられていた十二音技法のように、記号化された本格ミステリーという主題についてアクロバティックな構築と展開を経て唐突に解決されずに結末を迎える奏鳴曲のようと捉えれば分かりやすい。つまり従来のミステリー的な解決ではなくプロセスに重きを置いている。少なくとも他に類を見ない作品である事だけは確か。
Posted by ブクログ
ミステリー?ファンタジー?
境目のない幻想怪奇小説という印象。
一風変わった取材に行くことになる主人公と無理矢理着いて来る女子高生、そして取材対象の人たち。
感想すらうまく書けないほど、曖昧模糊として、掴みどころがなく、それでいてほのかに漂うホラー感。はっきりとした恐怖はありませんでした、、
どちらかというと、哲学や宗教的要素にホラーとミステリーを組み合わせつつ、ホラーをラストに持って来たような?
難し過ぎて私には理解の及ばない世界が広がっていましだが、最後まで読み通せたのはラストが気になってたまらなかったから。
あっけに取られる衝撃はありませんでしたが、なんだか深い思考を無理矢理強いられるような、そんな不思議な体験でして。
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