隻眼の少女

隻眼の少女

作者名 :
通常価格 775円 (705円+税)
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作品内容

山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人の罠により殺人犯と疑われた静馬を見事な推理で救った、隻眼(せきがん)の少女探偵・御陵みかげ。静馬は助手見習いとして、みかげとともに事件の謎に挑む。みかげは父を失いながらも難事件を解決するが、18年後に同じ村で再び惨劇が……。本格ミステリ界のグラディエーターが放つ、超絶の問題作登場! 日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版!

隻眼の少女 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    すっごく面白かったー!
    山深い寒村で発生した少女の首切り事件。それに巻き込まれた主人公。って、内容について言えるのはここまで。あとは何をいってもネタバレになってしまう気がする。
    ミステリ好きにはたまらない、本格ミステリの魅力が詰まった作品だった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月21日

    確かにこのヒロインは、やばかった。
    ネタバレ厳禁なので、何も見ずにただ読んでみることをおすすめします。
    第一部で、かなりの満足感というか、1冊分の量と価値があります。
    第二部で何か起きるのかなぁ、とあまり期待してなかったのですが、
    何度もひっくり返されて、そう落ちるのかってなります。
    オススメです。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    長年の積み本を読破。最初は麻耶雄嵩の変態さがなくて全然進まなかったけど、やっぱり変態だった。第二部は最高。読み進めたくてたまらなかった。麻耶中毒。本格ミステリに見えてしっかり変態ミステリだった!

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月24日

    最喜欢的一本推理小说,除了线性发展略显直接了一点外,方方面面都有兼顾到,不单是多重解答与反转的惊人,轻盈的时代感与些许生死的探讨都有戳中,尤其是动机的揭露,绝上加绝。即使换个角度,从本格与后期奎因问题的方向来看,也是难得一遇的大杰作。俺永远喜欢御陵御影!!

    0
    購入済み

    確実に驚くことができます

    雪雪 2014年02月19日

    意外な犯人に驚きはするけど、モヤモヤします。モヤモヤするけど、そうきたか!と唸ります。唸るけど、モヤモヤします。そんなミステリーだと思います。ミステリーに必要なのは驚きだ!という人にはお勧めです。

    1

    Posted by ブクログ 2023年05月22日

    最後の一文が心に残る…

    本屋さんで見かけて気になって購入した作品。

    読んでいるとどこまで信じていいのか、
    誰を信じていいのか、
    探偵としての少女の行動ですら疑ってしまう…
    そんな風に感じる一冊。

    18年後に起こる事件の真相が明るみになった時、
    人とはなんと愚かでしたたかなんだろうと思う。

    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月18日

    母の名跡を継ぐ隻眼少女探偵が自殺志望の青年を助手見習いにして連続殺人事件に取り組むミステリー。
    キャラが立ち過ぎな名探偵と田舎の名家という取り合わせから横溝正史的なモノを予想させるがそれも恐らくは作者の手の内と思われる。批判も多いようだが個人的にはかなり意外な真相であり犯人の特異性が際立つ非人間的邪...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月01日

    どう見てもシリーズ化できそうなのに、なぜしないのか。ラストで納得した。隻眼の少女、御陵(みささぎ)みかげ。母の名を受け継ぎ探偵デビュー戦が始まる。ミステリアスな雰囲気、「medium」を先に読んでいたので翡翠ちゃんをどうしても彷彿とさせてしまう。

    しかし、舞台は1985年、山奥の村。村の権力者の娘...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月09日

    後半、えー、じゃあ、犯人はこの人じゃないの?でもまさかそんな反則は、、、とか思ったのですが、実際にそうだった。


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    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    『獄門島』的舞台で、奇抜な探偵が活躍する本作は、麻耶作品に通底する「不穏さ」がより濃いクセの強い作品だった。
    「クセ」というのはつまりは「不穏さ」に通じるのだが、作者のミステリに対する姿勢自体が「不穏」なんだと思う。「アンフェア」とか「後期クイーン的問題」とも言えるのかもしれない。
    無数のしかけも推...続きを読む

    0

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