新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

1,001円 (税込)

5pt

首なし死体、密室、蘇る、死者、見立て殺人……。京都近郊に経つヨーロッパ中世の古城を彷彿させるゴチック調の館・蒼鴉城を「私」が訪れたとき、惨劇の幕はすでに切って落とされていた。事件の最中、満を持して登場するメルカトル鮎。そして迎える壮絶な結末! ミステリー界を騒然とさせた衝撃のデビュー作を新装版にて。

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新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年10月05日

    再読。十年以上ぶりに読んだけれど今読んでも滅茶苦茶面白い。多少の読みづらさはあるけど二転三転する結末はたまらんねぇ。最後のオチも好みも好みドストライク!

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    Posted by ブクログ 2013年07月05日

    このミステリーは、どんでん返しだな!と思いきや、さらにどんでん返しされてしまい、誰が犯人か、登場人物の真の正体は何か…最後の最後まで騙されつづけましたσ^_^; 新進気鋭なミステリー小説です(o^^o)

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    Posted by ブクログ 2013年03月10日

    『メルカトルと美袋のための殺人』の講談社→集英社に比べ加筆修正は少ない。というか無い。メルのステッキの種類が変わってたくらいか。でも麻耶のあとがきがあるってだけで買ってよかったって感じです。ほんと。

    個人的にはあらすじと帯に突っ込みを入れたい。最後の事件なのに「メルカトルの伝説はここから始まった」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月14日

    単行本初版で持ってるし読んだけど、改訂版というので購入。
    私は自分と同じ年齢の彼とこの本が世に出た当時、這い蹲ってひれ伏した。
    難解とか、余計な薀蓄が、とかぐだぐだ言う評論家には、
    「お前の勉強が足りんのだ、勉強して出直して来い。この人は日本ミステリ界の救世主じゃ。文章力なんてこれからついてくるんじ...続きを読む

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    購入済み

    アンチミステリの定番

    2017年06月22日

    麻耶雄嵩のデビュー作でありながら、初めて麻耶作品に触れる人にはお勧めしない。しかし本格ミステリを幾つも読んでそろそろ目新しいものを読みたいと思った方には、是非一読頂きたいと思う。読んで、壁本と思うか面白いと思えるか評価が分かれる作品ではあるだろう。
    館モノ・いわくありげな旧家・テンプレート的な名探...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月08日

    名前だけは知っていた、探偵メルカトル鮎の出てくる麻耶氏デビュー作!ということでワクワクしつつ読み始めたところ・・・違う探偵が出てきて話が進むことに動揺し、やっと出てきた!と思えばそこからの展開に終始振り回され。
    後半は「いやいや、それはないだろ」「・・・はあ!?」の連続でした(悪い意味ではなく)。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月16日

    新しい探偵に手を出したくてよく名前を聞いていた麻耶雄嵩さんの本を購入。
    このシリーズの1巻…これであってる!?というくらいの展開で…早く2巻を読みたいです。メルカトル鮎氏は…えーと…
    内容は時々私の知識が無さすぎて???となるところもありましたが、ページをめくる手は止まらず、一気に読めました。どんで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月13日

    電子書籍。麻耶さんの初期の作品です。なるほど!この作家にしては比較的穏やかな方ですね笑。それでも事件の真相が最後に明かされないというこの手法は…どっちがほんとなんだ?という疑惑をもったまま何とも言えないないようです。しかしメルカトルは最初はこんな扱いだったのか!笑

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    Posted by ブクログ 2012年08月28日

    初麻耶作品。これが例の「メルカトル」か、と思いながら読んだ。いやメルカトルメルカトル聞くと、航海図かそれを作った人か、国土地理院採用の国際横メルカトルもしくは平山さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」しか思い浮かばなくて、メルカトルが探偵ってどういうことだ、と思っていたのだが、積年の謎が解明され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    すごい勢いで殺人が起こっていくので少し笑ってしまった。容赦がない。
    途中まで論理的な路線だったのに、解決編の兆しが見えてからそうなります!?という怒涛の展開だった。
    シリーズものだそうなので、これからどうなるか予想がつかないものな読んでみたくなった。
    作者も解説の中で言及していたが勢いの良さが光る作...続きを読む

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