感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年02月13日
・児童向けの小説だから読みやすい
・長さも短めでテンポよく進むのもいい
・ストーリーは児童向けとは思えない内容や後味の悪さ
・でも子供の頃にこれを読んでたらもう少し本が好きになってたかもと思うくらい、自分はハマった。
・特に鈴木くんとの会話シーンが好き
・名前は大勢いるものの個人を特定する記号にす...続きを読むぎないから、一人しかいない神様に名前はいらない
・どうして人間の願いを叶える必要がある?君だって作ったガンプラから塗装を塗り直せと言われたらめんどくさいだろ?
・みたいな神様の思想がおもしろいだけじゃなく納得感もあって好き
・ラストはどういうことなんだろ
・母親だったとしたらバレなかったのはラッキーすぎる気がするし
・なにより蓋に隠れられる体の大きさじゃ英樹を井戸から引っ張り出せないのでは?
・児童向けにしては後味が悪いと聞いて読み始めたけど、
・結末を楽しむというより過程を楽しむ本だった
Posted by ブクログ 2023年11月20日
衝撃度では最近読んだ方舟や十戒よりもかなり衝撃を受けました。色々考えたくなります。読んだ瞬間頭の中疑問符でいっぱいでした。そしてどの答えも何ともいえない嫌な感じ…子供が主人公なのでわかりやすく読みやすいです。起こる事件は全然子供向けではないのですが(笑)皆さんはどんなら解釈なのか気になって考察やネタ...続きを読むバレを漁ってしまう…そんな本でした。
Posted by ブクログ 2023年11月08日
ラストでびっくり。
母親は女の子が好きだから夫婦の子供はできなくて、芳雄を養子?にしたってことなのかな?
だったら母親が共犯で納得できるような…?
小柄だし蓋の中に隠れられただろうし…?
疑問が沢山残るけど面白かった。
続編も読みたい。
Posted by ブクログ 2023年09月08日
私にはすごい刺さりました!
白黒つかない感じ、後味の悪いのがこびりつくような感覚が最高!
推理小説として読むよりホラー作品として読んだ感覚でした。
経緯が明らかにならないけど、それが自分で考えろって言われてる気がして面白かったです。
Posted by ブクログ 2023年04月04日
読みやすくてめちゃくちゃ面白い!リアルと空想の世界が入り混じっているし自己解釈ができる!これも真実が驚きながらスッと入ってくる。驚きの連続
メルカトルシリーズで麻耶雄嵩という作家に著しく興味を持ってしまった。彼は読者を翻弄しまくる恐ろしくも稀有な作家だ。本書も、えっ?の連続だった。子どもの目線と残酷性が一見ミスマッチに思えつつも、妙に納得させられたりもする。
Posted by ブクログ 2024年02月02日
約200ページ数とは思えない緻密なトリックで、読み応えたっぷりでした。
もうね!! すっ凄い驚愕しましたし、「えっどういうこと?!」となりましたね。
Posted by ブクログ 2024年01月31日
マジでやられたミステリー リスト作品
ジュブナイル作品として書かれたらしくページ数も少なかった
猫殺しの犯人探しから始まり、同級生が殺害される事件へと展開
探偵役(は僕なのだが読者に真相を伝える役割においても)が全知全能で全てを知り通す神様なのが面白い
このパターンの探偵がいたか!さいきょうの...続きを読むたんてい
ミステリ要素は犯人と共犯者が分かっても、え?という感想
看破は無理ですね
父親でも話は成り立つし
特に子供だけで死体を確認させるシーン、現場に1人で駆け付けたシーンなどは違和感あり
少年少女向けだから看過しても良いんだけど…
それで動機がエッチを見られたから
相手は同性の友人の親 ってどうなん?
続編の「さよなら神様」も積読中だから見つけ次第読もうとは思う
鈴木くんに会いたいからね
3.5点で4つ星 甘々の評価で
Posted by ブクログ 2023年12月17日
神様である鈴木君の存在が、衝撃的で面白いと思った。今までのミステリーにはないパターン。
ラストの結末は、どう解釈していいのか謎?
でも、面白かった!この作家さんの他の作品も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ 2023年10月08日
私は小学生のころにこのシリーズが好きでミステリにハマったところがあり、なんだか懐かしかった(そして全然覚えていなかった……)。
ミニマルで必要最低限の文章が必要最低限に配置されているミステリ小説。中編くらいの長さの中で不思議さ、スリル、驚き、謎が解けたスッキリ感、不条理さミステリ小説の真髄と呼ぶべき...続きを読むものがきちっと揃っている。
全ての真実を知っている鈴木くん(=神様)というギミックと、その神様に対する主人公のやたらドライな感じが、ある程度の人間性を削ぎ落とすることを求められる新本格という舞台ともマッチしていて、そういった意味で世界観も統一されていて美しい。彼の推理、というか預言によって通常のミステリ小説と推理の順序が前後する感覚は、ある意味倒叙ものなのだが、神様さまによって事件の後推理の前に犯人がわかるということで感覚としてかなり新鮮だった。
Posted by ブクログ 2023年09月19日
神降市で発生した猫の連続惨殺事件。小学四年生の主人公・芳雄が所属する浜田探偵団はその捜査に乗り出す。
自称「神様」のクラスメイト、鈴木君の存在がユニークですが。
ストーリーは他の方がコメントしてるように、ほのぼのした展開から子どもが読んだら軽いトラウマになるんじゃないかと思えるような展開に急変。
と...続きを読むにかく芳雄が不憫でなりませんが、こういう展開、キライではないです。
Posted by ブクログ 2023年08月20日
ミステリーだけれども推理小説ではない、そんな印象を持った。
事件は起こり、犯人も分かるが、誰も推理していない。
過程を予想しているが真実か否かは明かされない。
何だか不思議な本。
Posted by ブクログ 2023年08月03日
何なんだこの本は…
本当に子供用レーベルなのか、、気が狂っている
子供が読んだら間違いなくトラウマになると思う
大人の自分でも軽くトラウマになりかけてます
Posted by ブクログ 2023年08月01日
多くの驚愕ミステリーを残している作家さんであり、どんでん返しに慣れてしまっている人でも驚き戸惑ってしまうと思います。
『螢』や『鴉』を読んできましたがまたしても驚かされてしまいました。
ミステリーに慣れてしまった人やあまりミステリーを読んだことない人にもお勧めできる一冊です。
人によって解釈の...続きを読む仕方は様々になると思いますが、現実にはただ事実があるだけで本当の真実はなんなのかを問われる一冊です。事実を信じるかどうかは人によって分かれると思います。
Posted by ブクログ 2023年06月08日
この本はまさしく読者が神様ゲームをやらされていると感じました。この物語の集結は考えさせられるものであったので印象的でした。
鈴木君が言っていた「人間は疑うようにできているんだ。」これが真理ですね
Posted by ブクログ 2023年06月05日
YouTube動画でモヤっとする本として紹介されており、気になったので読んでみました。
最後駆け足、結末チョイ投げですが、ちょうど良いキャラクターが居るので納得のいくモヤっと感でした。
「さよなら神様」という続編があるらしいので読んでみようと思いますが、スッキリ終わる結末が見えないのが謎の魅力です。
Posted by ブクログ 2023年05月23日
神様シリーズ第1作と背表紙に書いてあったので、シリーズものかと思って期待したが、もう1作、「さよなら神様」の計2作しかなかったのが凄く凄く残念。それくらい面白かった!
Posted by ブクログ 2024年03月15日
ほぁあ?!
読み終えた後に自分でもびっくりする位の変な声が出ました。
毎度おなじみ、もこさんから考察を話したいので読んでみてとご紹介頂き拝読。
実際はこの可愛らしくも不穏な猫ちゃんの表紙ではなく、雑誌ムーのような雰囲気を醸し出している、イルミナティみたいなん載せとけば良いだろ的な味のある表紙だった...続きを読むのでどんな空恐ろしいカルト小説なんだとビビってましたが、ミステリーでした。
「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」講談社ミステリーランドから刊行されているのですが本作に限っては「かつてこどもだったあなたと大きいお友達のため」に変えた方が良いのでは…?
私なら我が子にこれは読ませられません。
まあ私の父も私が幼少の折に金田一シリーズを平気で見せて来ていたのでセーフなのかも…いやアウトです!
グロいだけならまだしもちょっと色々とショッキング過ぎますよ!
まず作中で子供に大人気の戦隊ヒーロー番組に出てくるロボの名前が『ジェノサイドロボ』に『ネクロフィリアロボ』って!
お子様が「パパー、ネクロフィリアロボの超合金買ってー」とか言ってるの想像すると凍りつきそうになりますが、主人公はそんな異常性欲戦隊ヒーロー(実際はまともですのでご安心を)に夢中の小学生、芳雄。
刑事の父親を持ち平凡ながらも楽しい毎日で、クラスメイト5人で探偵団などを結成し秘密基地で街の事件を解決しようと集まっています。
クラスメイトであり探偵仲間でもあるミチルちゃんに片想い中。
親友は秀樹くんですが、この探偵団は浜田町という街に住んでいなければ入れないという鉄の掟があるので秀樹君は未加入。
平凡な町に突如訪れた悪魔の影。
ネコちゃん連続殺害事件が発生!許すまじ!!どれもあまりにも可哀想な殺され方で猫好きの方はここで挫折してしまうかも。
ミチルちゃんの可愛がっていた野良猫も被害に遭ってしまい、探偵団はこの調査を進める事に。
神様ってなんの事?と思っていたら。本当に神様と名乗る少年が登場。その名も鈴木くん。地味で休み時間も1人で本を読んでいるような無個性の子なのですが、ある日芳雄とトイレ掃除当番が一緒になった事から会話をするように。
鈴木君は自分の事を全ての創造主である神だと名乗り、君達が飽きてつまらないと言うトイレ掃除も僕には珍しい体験なのだとせっせと床を磨く彼。
始めはゲームだと思っていた芳雄が何気に猫ちゃん殺しの犯人を尋ねてみることにするのですが…。
最初の方は猫ちゃん殺しの描写が中々に凄いので児童向けとは一体…と思っていたものの、内容は読みやすくて確かに少年少女も読みやすそう、と思っていたのですが。(のっけからジェノサイドロボは出ますけれど)
鈴木くんのウンチクが始まった辺りから不穏な空気が。
冒頭、芳雄の誕生日から始まるのですが、どうしても1本だけ吹き消せない。しかも毎年1本残る。
この理由が鈴木君との会話で分かるのですが予想も付かなかったので、ここでも「うぇ?!」と変な声が。
もこさんが読んだ後暫く眠れなくなったと仰っていたので、児童向けでもありますが油断してはならないとドキドキしながら読み進めて行くと、とんでもない事件が発生。
ここで芳雄が刑事である父親に事件が起こった事を電話で伝える事に。
このシーンで少し違和感を持っていたのですが、まさかあんな展開が待っているなんて…。
これ、少年少女に見せたらあかんやろ!!
軽いショックを覚えながらいよいよもこさんの睡眠を奪ったラストに突入…。ほぁあー?!!
夜中に静かな部屋に響く私の奇妙な声。
久々にミステリーを読んだ後に「Why done it」を考え始めてしまった私。
まず絶対条件として鈴木君は嘘はつかない。
となると考えられる理由は2つに絞られる。
どっちにしてもお子様に見せられない!!(何度も心で叫んでいました)
気付くと地図まで書き始めていて私も睡眠不足という呪いにかかってしまったのでした。
これは確かに読んだ後誰かと考察をしたくなる作品です。もこさんと話していても結局出てくる結果は2つのどちらか。
真実を知りたいような、知りたくないような…
芳雄がせめて幸せになってくれる事を祈りますが、久々にイヤミスを読みました。
というより今まで読んだイヤミスと呼ばれる中でも個人的にはかなり上位の嫌さ加減です。
最後に変な声を出したい方、オススメです。(どんな紹介だ)
さて、いつも私の感想を見て下さっている気得な皆様方はもうお気付きでしょうか。
何故か先に神様ゲームを読んでいる事に!
次は魔界に戻るって前の感想で書いてませんでしたかね?
神様、私に鋼の心臓を下さい…orz
(未だに心の準備中。)
Posted by ブクログ 2023年12月29日
ほんタメでトラウマ本として紹介されてたのが気になって読んだ。
町で連続して起こる猫殺し。その犯人を追う少年探偵団。少年探偵団のアジトで突然見つかる人間の死体。自分を『神様』と名乗る転校生。
淡々として読みやすいが、たしかに子供向けレーベルにしては刺激が強かった。この絶望感、子どもが読んだらズーンとな...続きを読むりそう。
最後の最後の展開には少し驚いたけど、この展開を予想できる人はいるのだろうか…。全知全能の『神様』がクラスに居る設定が面白かった。
Posted by ブクログ 2023年11月29日
小学4年生の芳雄が主人公…なので、当然ながら子ども目線で進んでいきます。
同級生の鈴木くん。『自分は神様なのだ』とおかしな事を芳雄に言う。
『こいつ、ゲームでもしてるな』てな感じで、話に乗っかって行くが…
猫殺し・しまいには殺人事件も起こり、鈴木くんに頼りながらも推理をしてく芳雄。
最初は『子供...続きを読むっぽい本』と思ってたが、これは子供には少しキツイ本ですね^^;
最後はまんまと置いてけぼりで終わりました。
え?どうゆうこと?ヽ(´o`;て感じです笑
ちなみに私はすぐ『神様ゲーム 考察』ネット検索しちゃいましたぁ〜(^^;;
Posted by ブクログ 2023年11月17日
最後の裏切り方は、
もはやどっちでもいいんだけど母親にするところに麻耶雄嵩節があるのか、ないのか。
一瞬でも、おぉん?!と思わせてくれるのだからそれだけで良い。
多分好みの作家さんなので他も読みたいところ。
ところで、解説が分かりづら過ぎて腹立ちません?
特に背理法に対応してると書いている部分。...続きを読む
まじで分かりづらくて鼻血出そうになったけど、この方は解説を難しく書く天才か何かですか?
どうしても理解出来なかったのがこの一文。
「命題を偽とする仮定こそが偽だとみなすか、それとも矛盾を受け入れるか。」
偽とする仮定こそが偽だとみなすってことは、偽とする仮定の矛盾を受け入れたってことじゃないんか?
私の読解力に問題があるのは間違いないが、
解説の方が断然ミステリー。
Posted by ブクログ 2023年08月06日
小学生の芳雄が猫殺し事件を皮切りに事件に巻き込まれる話。気になるのは自称神様の鈴木くんの存在。猫殺しの犯人を告げ、天罰を与えるというこの鈴木くんのせいかお陰か先が読めなさすぎて展開に一々驚く。ラストで更に混沌とする。何だって……??
Posted by ブクログ 2023年07月30日
面白かったです。
ただ、本題の殺人事件が起こるまでが長く、その分解決までもあっさり短めに感じました。
最後に、お母さんが火に焼かれるシーンが怖く、読後は気持ちが悪かったです。
これは元々、児童向けに書かれたものですが、
読んだ子供の反応が気になりました。
Posted by ブクログ 2023年06月12日
最後まで読んでも一番大きな謎がスッキリしないーー。読者に委ねられているのかな?それとも自分の読解力不足?
神様(の)ゲームなのか、神様(ごっこ)ゲームなのか、どちらを選択するかで解釈も分かれそう。
設定自体はすごく面白くて、鈴木は神様なのか?神様ではないのか?振り回されながら物語は進んでいく。
神...続きを読む様じゃなくて人間で良かったなーとか思った。知らないことがあって想像や思考の余地があるから人生は楽しいんだろうなーとか。人間の限界、みたいなところから限界があるからこその良さに気づけた作品。
続編もあるらしい、気になる。
Posted by ブクログ 2023年05月06日
読み終えてから元々は児童書と知って恐ろしくなった。人間の汚いところや知らなくてもいいところがミステリーのそこかしこに散りばめられている。ラストの解釈をどう捉えるかは人それぞれだけど、どう捉えても救われない気がする。
Posted by ブクログ 2023年04月25日
小学生の主人公が、町で発生している連続猫殺害事件を少年探偵団と共に追う。
そんな中、神様を自称する転校生が犯人も分かると言い出す。
この本最初子供向けレーベルで発売されたって聞いてビックリした、絶対子供トラウマなるでしょこんなん...
Posted by ブクログ 2023年04月21日
読みやすくテンポよく、少しオカルティックな設定を上手く織り交ぜ、短いながらも面白いミステリーでしたが、
最後の最後は「えっ…???」という感想しか出てこないですね