麻耶雄嵩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もう!今年何なの!!!
全然本を読む時間が!ないのですが!!!
いや本当に!ないのですが!!!
という心の声を叫んだところで感想。
前回の貴族探偵の続編、「貴族探偵対女探偵」ですね。
今回は貴族探偵のライバル(?)になる女探偵、高徳愛香の目線で物語が語られます。
相変わらず出てくる人間は個性強めだしお金持ちばかりなんですが、愛香も探偵なんて職業を生業にしている割に羽振りがいいみたいだしまぁ優秀なんでしょう。
実際師匠にお墨付きを貰っていたみたいだし。
しかしまぁ順風満帆だった愛香の探偵ライフは貴族探偵に出会ってしまった時から徐々に雲行きが怪しくなってくるわけです。
でももうこれ仕方な -
Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還 -
Posted by ブクログ
うわー何だか不思議な読書体験だった……。
読み終わった今も何だかふわふわしてる感じがします。
前回は一気に知念先生の作品を読み切ってしまおう!と思っていたのですがとある作品を読んでいる最中に「いや何か今この気分じゃないな」と思ってしまい、積読用の本棚をぼーっと眺めていたときにたまたま目に止まったのがこの本だったのですが。
何かこれあれだよね、月9であってたよね!
ドラマ自体はやたらアバンチュールって言うことと「ジャッキアップが上手すぎる!」ってセリフしか覚えてなかったんだけど原作のどこにもそのセリフなくて笑いました。オリジナルだったんかい。
やたら育ちのいい雰囲気の本名すら告げない「 -
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Posted by ブクログ
「十角館の殺人」刊行から三十周年を記念して出版されたアンソロジー。7人の作家さんが「名探偵」をテーマに本格ミステリを書き下ろした短編集の文庫本。
・水曜日と金曜日が嫌い ー大鏡家殺人事件ー 麻耶雄嵩
→ミステリ作家の主人公が、探偵メルカトルに頼まれた用事の帰りに迷い、大鏡家の邸宅に助けを乞う。休ませてもろてると殺人事件が起きて…。建物の感じとか登場人物の名前とか、どことなく洋風ちっく。鳥を観察するヒュッテ?とか、サラマンダーが〜とか。でも探偵が出てきたらすぐ解決した、すごい…
・毒饅頭怖い 推理の一問題 山口雅也
→落語のまんじゅうこわい、の話が最初に語られ、その後後日談的なスト -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作も楽しく読ませてもらったが、今作は新たなメンバーを加えて、またまた愉快な思いをさせてもらった。
まずタイトルからして、ふざけてて好きだ。
たとえ使用人に丸投げだろうと、女性と戯れていようと、貴族なんだから仕方がない。
捜査や推理など下賎なことは、使用人に任せておけばよいと、至極真っ当な言い分である。
愛香はその辺りを飲み込めないし、師匠とは対角にいる貴族探偵を認めたくなくて、ひたすらキリキリしてしまうのだろうな。
ラストまで振り回されて、本当にお気の毒だ。
ただ忌々しく思いながらも、師匠亡きあと真面目すぎる愛香には、貴族探偵はほんの少しだけ必要なんじゃないかなとは思った。
前作では、「