麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 螢

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    かつて演奏家6人を惨殺し謎の言葉を残し人生を終えた作曲家:加賀蛍司。 10年後、惨劇の痕の残る屋敷に肝試しに来た大学のサークルメンバー達。 世間を賑わす殺人鬼「ジョージ」。 雨の山荘での殺人から何かが始まる・・・。

     トリック自体は真新しさはないのだけれど使い方が非常に上手かったですね。 登場人物のまともさ、がっつり王道な館クローズドサークルものなのは麻耶雄嵩っぽくないなと思ったけれども最後の最後にやってくれます。 

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    2023年05月01日
  • 隻眼の少女

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    母の名跡を継ぐ隻眼少女探偵が自殺志望の青年を助手見習いにして連続殺人事件に取り組むミステリー。
    キャラが立ち過ぎな名探偵と田舎の名家という取り合わせから横溝正史的なモノを予想させるがそれも恐らくは作者の手の内と思われる。批判も多いようだが個人的にはかなり意外な真相であり犯人の特異性が際立つ非人間的邪悪さは特筆に値する。

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    2023年04月18日
  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリのレジェンド作家による短編集、ではあるけれど、単なるミステリ短編集では済まないのが予想外で面白かった。テーマが『名探偵』であるせいか、『もし名探偵がAIだったら?』という被りもあったけれど、当然物語の展開はまったく違うから、その差異も含めてとても楽しかった。ラストを飾る綾辻行人は、自伝かエッセイのようでもあったけれど、しみじみとした昔語りにレジェンドたちの歴史の重みを感じることが出来、良い余韻の残る締めだったと思う。

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    2023年03月07日
  • 貴族探偵 1

    購入済み

    原作付きは珍しいけど

    この作者の作品で原作付きは珍しいと思うけど、さすがベテランなので、原作に引っ張られすぎず独特な抜け感が満載で、面白い。

    #笑える

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    2023年02月28日
  • 貴族探偵

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    面白かった!
    探偵と名乗るのに捜査も推理もその披露までも使用人にやらせる貴族探偵。こんなんアリかよと思うんだけど、アリだなあとなっちゃうのが麻耶雄嵩。短編のタイトルがシュトラウスで統一されてるのがなんとも言えないおかしみ。
    『春の声』とかもうほんと麻耶雄嵩全開では?
    『こうもり』はすごかった!すぐ読み返しちゃった。

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    2023年02月27日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    今やネットで考察を手軽に見ることができるが当時はどうだったんだろ〜。
    読後はかなりモヤモヤする作品です。
    匣の中の失楽に近いものを感じます。奇書。

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    2023年02月08日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    サンプルとしてとても良い試み

    今まで読んだことのない作家の作風、特に文体を知るのには、とても良い試みである。サンプルなのでミステリーに必須の伏線関係、特にオチの部分のどんでん返し は当然入っていないので評価できないが、文章そのものが読みやすいか文体が気に入るか の評価はできる。三津田信三 さんが苦手だ と言うのはよくわかった。

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    2023年02月05日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    一人の女性を忍び島につどった人たち。そこにやってきた探偵の助手が巻き込まれていく惨劇と破滅です。
    傾倒していく、どこまでも落ちていく感覚が強烈なミステリ作品。陶酔に溺れた先の悲劇と選択。畳みかける一言。ラスト全ページで声が出ました。

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    2023年01月28日
  • 貴族探偵

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    楽しかった!
    難事件の只中に颯爽と現れ、執事やメイドを駆使して解決していく。人呼んで、貴族探偵。
    彼の仕事は、使用人が捜査をしている間、ソファーに座って紅茶を飲むこと。
    労働は家人が行い、彼自身は決して自ら動くことはない。
    なぜなら彼は、貴族だから。

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    2023年01月12日
  • メルカトルかく語りき

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    79点:あれはあくまでも君の短編、フィクションの話だからね
    全然正しくはない、嘘は言わないが悪魔的に振る舞う探偵とへたれな作家。正しくなさを面白がれるかは人により分かれるが、そもそもミステリなんてものを読もうとする人には絶対面白い!

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    2022年11月28日
  • 鴉

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    ネタバレ

    またとんでもないものを読んでしまった。

    兄弟の名前から示唆されるところはぼんやり予想しつつ、しかし結末までページが少なくなっても全然全体図を掴めなくて、麻耶雄嵩すごいな…の一言。

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    2022年11月20日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    こんなに感想に困る作品もなかなかないだろうと思う。ひたすらに難解。咀嚼してどうにか飲み込もうと試んでみても、霞を食べているよう。しかしこの世界観は麻耶雄嵩の理想郷。息を呑むほどの没入感。続篇の『痾』にも期待

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    2022年11月13日
  • 貴族探偵

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    2017年に相葉雅紀さん主演のドラマ原作。
    突如あらわれた思は「貴族探偵」と名のる。警察上部への強力なコネと、執事やメイドら使用人を駆使して難事件を解決してゆく。貴族?探偵?この男、一体何者?(きうい)

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    2022年11月07日
  • 螢

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    読んでいて、ところどころ違和感が有るものの、完全に騙された。もう一度、読み返したくなる。
    しっかり驚かされたので評価は高め。

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    2022年10月25日
  • 鴉

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    ネタバレ

    盲点を突くトリックってまさに色盲というところを指しているわけで、すでに書評や帯から実はいろいろとヒントが出ていたのだなと、読み終えてから感じた。
    なにぶん長いので読むのが大変に感じてしまうかもしれないが、できることならまとめて読んだ方が話の筋は理解しやすくなると思う。
    まあ自分はかなり細切れに長い期間かけてしまったけれど…
    叙述トリックに近いものも入っていたり、村を支配する謎めいた信仰によって不思議な雰囲気が漂っていたりして、自分もその村の中にいるかのような空気を感じることができる。

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    2022年10月15日
  • 神様ゲーム

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    読むのがもったいない 読んで感動するタイプの小説ではないけれど、発想がユニークで、先が読めない。何気なく書いているようで、心地良く感じる文章も魅力的。以前「さよなら神様」の方を読んでいたけれど、それでも十分楽しめた。

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    2026年01月12日
  • さよなら神様

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    ネタバレ

    面白かった。
    初っ端で犯人を名指しして、どうやってそこに着地させるのかというミステリー。その展開にこれだけのバリエーションを与えられるものかと感心しながら読んだ。

    シリーズ前作「神様ゲーム」の方が、当然中編として内容に奥行きがあるように思うが、こちらは連作短編ならでは色とりどりなところに魅力がある。
    共通しているのは暗鬱な方向に一直線のストーリーで、神様こと鈴木の存在は実際のところ厄介以外の何者でもない。

    本書ではさらに一歩踏み込んで、最終的に非常にグロテスクな「真相」の想起を経た主人公が、神様と訣別する境地に至る。
    この結末をせめてもの救いと捉えるか、救いの無い開き直りと捉えるのかは読者

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    2022年08月21日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    気になる気になる

    気になる作家さんが複数いるが、文章が好みかどうかわからなかったので無料試し読みで確認。最初から引き込まれるタイプと中々進まないけどいつの間にか引き込まれてるタイプと最後まで無理なタイプがあった。コレを参考にして作品を選ぼうとおもった。

    #シュール #怖い #ドキドキハラハラ

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    2022年09月29日
  • さよなら神様

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    ネタバレ

    神様ゲームの時とは違った鈴木くん(神様)だったけど、中身の冷静で人間味のないところは同じで、1話1話の初めに犯人を伝えるところがあって読み進むたびにドキドキが味わえた。ちょこちょこ伏線回収もあって面白かった。

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    2022年03月29日
  • 螢

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    ネタバレ

    麻耶雄嵩作品にしては正統派な印象。
    読者に仕掛ける叙述トリックと作品内のキャラクターに仕掛ける逆叙述トリック。
    誰が生き残ったんだろう。

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    2022年10月14日