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弟・襾鈴(あべる)の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允(かいん)。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。一九九七年のNo.1ミステリに輝く神話的最高傑作。
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Posted by ブクログ
あらすじ、本編、解説を読む限り、著者の他作品のキャラクターが登場しているようだが、未読でも遜色なく楽しめた。
主人公がようやく辿り着いた、隔離された名もなく地図にも載ってない村。
そこは大鏡という神が支配する閉鎖的な村だった。
村で起こる全てのことがどこか怪しく、村人の肚の底も見えず不気味さを感じさせる。
村人全員に疑惑を感じ、孤独が際立つ状況での推理から雪崩れ込むように明らかになる事実まで、テンポよく読み進められる。
しかし最後4ページでの更なる事実は読み直した。
自分自身の中で読み積み上げてきた情報が、ダルマ落としのようにスコッと抜けたようだった。
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