鴉

867円 (税込)

4pt

弟・襾鈴(あべる)の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允(かいん)。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。一九九七年のNo.1ミステリに輝く神話的最高傑作。

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鴉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地図にも載っておらず、大鏡が支配する歪な村で起こる連続殺人。そこに錬金術や五行思想と色々な要素が盛り込まれていて、ワクワクしながら読めた。
    中盤までは少し冗長に感じたが、
    そこは麻耶雄嵩。ラストにかけての怒涛の解決編に圧倒されました!!
    「翼ある闇」や「夏冬」のような全てを無に返す結末は、初見は開い

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。シリーズの中ではかなり普通な部類だがそれでもやはり麻耶作品で、攻めた作りになっている。シリーズとしてはメルカトルのバックボーンが気になりすぎて眠れなくなりそう……彼は一体……。ミステリとしても優れた一作。

    0
    2017年08月01日

    Posted by ブクログ

    実に麻耶雄嵩らしい一作。
    探偵小説家が固有名詞を伏せたら基本的に叙述トリックを疑うことにしているので、やはりといったところではあった。
    ただ、それを明かすのにくどい説明がないのがとても良い、やっぱりどんでん返しは数行でスマートに決まるとかっこいい。

    0
    2017年03月19日

    Posted by ブクログ

    メルカトル鮎シリーズ5作目(登場してこないがシリーズっぽいのを含めると6作目)で長編でいくと館、孤島、京都、田舎の塔、閉鎖された村と設定が変えられている。
    神話的傑作とは仰々しいが主人公の名前から何となくは察せられる部分はある。それにトリックが特殊というかアンフェアというか無理があるので本格ミステリ

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

     あらすじ、本編、解説を読む限り、著者の他作品のキャラクターが登場しているようだが、未読でも遜色なく楽しめた。
     主人公がようやく辿り着いた、隔離された名もなく地図にも載ってない村。
    そこは大鏡という神が支配する閉鎖的な村だった。
     村で起こる全てのことがどこか怪しく、村人の肚の底も見えず不気味さを

    0
    2021年11月08日

    Posted by ブクログ

    山下和美のランドが脳裏を過ぎりつつ、独特の閉鎖的世界観に魅了される。面白くて引き込まれるけど、読破後に解説プリーズな麻耶作品。

    0
    2020年04月14日

    Posted by ブクログ

    大鏡と呼ばれる神様が支配する村で起こる連続殺人事件。閉鎖された空間では、外の世界での常識が通じることはなく、読みながらこの村の不気味さにどっぷりと浸っているうちに、最後には、えっ??と思わせてくれる!
    横溝ワールドに浸るのが好きな自分にとって、この世界観はとても好き。現代にもこんなに自分の好みに合う

    0
    2016年08月09日

    Posted by ブクログ

    メルカトル鮎が出てくる長編を読むのはこれが発行順じゃないけど翼ある闇に続いて二冊目。

    閉鎖された村で独特の神が崇められていてなぞの鴉の大群が襲って来る。そこに弟の死の原因を探るため主人公がやってくる…という結構オーソドックスなミステリの雰囲気で私の好きな感じだったので読みやすかった。

    伏線がしっ

    0
    2015年09月15日

    Posted by ブクログ

    1998年度本格ミステリ・ベスト10の第1位。
    伏線を探そうと注意深く読みましたが、トリックはほとんど分かりませんでした。
    独特な世界観でした。
    最後は、怒涛のどんでん返しでした。

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    どこか異国の地に迷い込んだようなそんな気持ちで読んだ。トリックも大胆ながら世界観が唯一無二な感じがした。

    0
    2023年10月10日

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