麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 最後の一行 black

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    「最後の一行」というタイトルの通り、終盤のどんでん返しを楽しむ作品。コンセプト故に突飛な展開だと感じる点もある。個人的に前半の2編が好み。

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    2026年08月09日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    すべての真相が分かるという「神様」が犯人を教えてくれたという前提での特殊ミステリー、新鮮で面白かった。
    主人公だけが神様を自称する転校生の言葉を聞いているというところで「神様の言うことは本当に確かなのか?」「その犯人にたどり着くために、神様の存在を明かさずにどんな理屈を組み立てるか?」という観点が入るのが面白い。

    ミステリーとしてはとても面白いんだけど、これが少年少女向けレーベルで出てたとなると、真相の部分の「主人公の親が女児と密会してた」って部分がちょっと許せないなーと思う
    別に殺人のグロさや怖さで子供のトラウマになるのは構わないんだけど(ホラーやミステリー読む子供ならそれは覚悟の上だろう

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    2026年07月30日
  • 最後の一行 black

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    白があれば黒もある
    ラストの一文で驚かせるシリーズ第2弾
    blackと言うだけあって前作よりもダーク寄りなお話多めなのかな
    歌野晶午先生の「邪魔者」が特に印象的
    王道的な流れだったけど、疑わさせないような巧妙さが印象深かった

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    2026年07月25日
  • 最後の一行 black

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    最後の一行
    というタイトル通り、最後の一行で物語が完結します。一番好きなのはプカプカ島でした。
    中にはオチが読めてしまうものもありましたが、最後の一行という制約があるにもかかわらず、作家さんたちの熱意と工夫に驚かされます。時間がなくてもサクッと読めました!

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    2026年07月21日
  • 神様ゲーム

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    連続猫殺し事件の犯人を追う主人公が、自称「神様」を名乗る転校生・鈴木くんの予言に振り回されるミステリー。

    先に神様から犯人の正体を聞き、そこから少しずつ謎解きのロジックを積み上げていく構成が斬新で面白い。それでいて展開は最後まで読めず、何度も驚かされた。特にラストの一文が衝撃(理由は全く理解できなかったけど)。

    子供とは思えないほど達観した主人公や鈴木くんの、一歩引いた視点から繰り出されるブラックユーモアも魅力的。200ページほどとは思えないほど濃密で、かなり満足度の高い一冊だった。

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    2026年07月14日
  • 最後の一行 black

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    ネタバレ

    whiteのときも思ったけど、最後の一行というタイトルでまとめるほどの驚きは別にない。
    普通にミステリーのアンソロジーだったら最後に期待しない分もう少しおもしろく感じられそうだけど…

    『プカプカ島』は初読みの作家さんだったし、オノマトペに気を取られすぎでいたから、最後の黒い卵の正体に「わー!そうだったか!そう言われればそうだよ」と楽しい驚きだった。
    結果、一番おもしろい作品だった。

    『雷鳴と稲妻』はこの夏メルカトル鮎シリーズに手を出そうかと考えていたので、様子見にちょうどいいと思ったけど…なにこれ?
    ストーリーもおもしろい、ミステリーの世界観も好み、なのに最後ちょっとよくわからん。
    本当に

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    2026年07月13日
  • 神様ゲーム

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    "目を見張る目次"
    思考を停止させる線対称、そして中央にある「死」の文字

    ミステリ好きからしたらこれだけでもう妄想が止まらないですよね


    麻耶さんは10年以上前にメルカトル鮎や隻眼の少女なんかを何冊か読んだことがあるくらいでかなーり久しぶりに触れたのですが

    あぁ

    過剰さを排した端的かつどこかポップな描写で吐き気を催すようなえぐいシーンを見せられる感じ

    いわゆる「いやミス」とは違う気がするけどものすごーーーーく後味の悪い感じ

    麻耶さんだ。。。

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    2026年06月25日
  • あなたも名探偵

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    いつもミステリー小説を読んでいるときは、受け身で答えが出るのを待っているが、自分が名探偵になった気分で考えながら小説を読むという体験ができて面白かった。
    アンソロジーによっては、犯人と方法が当てられた!と思っても、私の考え方では矛盾点があることまで答え合わせ部分で書かれており、さすがミステリー作家だと感じた。

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    2026年06月07日
  • 神様ゲーム

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    これは、私の読解力やら想像力やらが試されているのか…?
    ぼくらシリーズを読んでいるかのような読みやすさと冒険心で読み進めていたけど、突如現れる不気味さと最後まで居座る不可解
    「人間」には真相は難しそう
    考察で溢れかえる
    雰囲気、癖になった笑

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    2026年06月06日
  • メルカトルかく語りき

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     一章を読んで、二章を読む。あれ、少し不思議なミステリーだなと思う。三章で頭の中に「?」がつく。四章でぶっとぶ。ミステリーのミステリーたる要素をぶっ壊してる一作。面白い。

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    2026年06月01日
  • 隻眼の少女

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    最後の1ページ、すべてがひっくりかえる!とはよくある煽りだが、本作は残り50ページに気を抜くな!

    登場人物が多く犯人はいつまで経ってもわかりません。目眩ましがうまい。あれあれおかしいなといったところで、急に刮目せよ!となります。
    どんでん返しとも違う、この視点がひっくり返る感じは珍しいです。映画のように主要なシーンが流れ込む奇妙な体験ができます。
    表紙がもったいない、こんなライトな雰囲気じゃないけどミスリーディングでそれもよしか。

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    2026年05月24日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    ネタバレ

    メルカトル鮎シリーズの1作目にして最後の事件ってどういうこと?って思いながら読んだけどそういうことか!首切り、密室、奇怪な城というミステリ好きが喜ぶ設定もりもりで面白い!
    最後の最後に明かされる真実もどこで気づいたんだ?ってなる感じはあるけど素晴らしい

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    2026年05月24日
  • 神様ゲーム

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    あー。
    最後の最後までもやもや。

    でもそれが気持ちいいです。

    真実が提示される。
    そこから推理するというのが面白かったです。

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    2026年05月23日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    目次を読んだ時点で面白かった
    元々子供向けということもあって非常に読みやすい(内容はともかくとして)
    結末は唐突で衝撃的だが、神様の言うことは絶対だから…受け入れるしかない
    反則的な探偵役はこの本の強烈な個性だった
    続編のさよなら神様も購入予定

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    2026年05月14日
  • 隻眼の少女

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    凄まじい真相でした。
    凄まじいという表現が本当にしっくりくるほど「そんな馬鹿な」という顔になって楽しかったです。
    気が付けばエレベーターに乗って移動している僅かな隙間時間も読み進めたくらいに、目が離せなかったので、構成はお見事という他ないです。

    こんな真相だったら面白いよな、と意欲的かつ勢いで生み出された世界が丁寧に言語化されて出力されているのは卓越した技巧を感じました。大変良かったです。
    何かを作るときは、そういった心持ちでありたいものです。
    初心に帰れた気がしましたので、今回の読書は大切な体験にしていきたいと思います。

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    2026年05月10日
  • 神様ゲーム

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    少年探偵団と神様の物語

    みなさんは、小説の目次を読むだろうか。私は基本的に読まない。でも、本作はまず目次を読むべき。真ん中の章を中心に、左右に線対称に同じサブタイトルが並ぶ様は、本作の異質な雰囲気をありありと感じさせてくれる。

    さて本編。少年探偵団と聞くと、何だかワクワクしてしまう。
    子供たちが秘密基地を作ったり、知恵を絞って事件に挑む様子は、好奇心をくすぐられる。
    芳雄や男子の友人たちはテレビの戦隊ヒーローに夢中で、おもちゃを欲しがったりTシャツを自慢したりする。こういうところはいかにも子供らしく、微笑ましい。

    でも、本作は麻耶雄嵩のミステリ。
    読み進めていくうちに、読者の期待通りに

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    2026年05月09日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    ヒグチユウコさん目当てで購入。


    以下ネタバレ

    最後、何で??????
    状況だけ考えたら、共犯者はどう考えても父親な訳で。
    なのに何で母親が????

    でも、作中に《天誅=本人の死》とは、一言も書いない。ミチルちゃんが直接の断罪死だったから、勝手に読者がそう思い込んでるだけで、決して《本人の死》が天誅であるとは、神様は明言してないのよね。

    芳雄は大柄な父親に似ていないこと。
    両親の本当の子ではないこと。
    芳雄が母親にしか事実確認をしなかったこと。
    母親の動揺。
    この4点から、芳雄は母親の不貞による托卵では?はと仮定。

    すると、英樹殺しの犯人である父親ではなく、妻に代理で罰を下すことで、

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    2026年04月26日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    ネタバレ

    建物が奇妙に歪んでいた時点で「これは素直なミステリじゃないな」と勘づいて真夏にいきなり雪が降り始めた時点で「多分これ真っ当に推理したら負けなやつだ」と確信して推理小説として読むことをやめてたので、素直に幻想小説的な雰囲気を楽しめました
    それでも雪密室トリックの真相にはふざけんなって思ったよ!

    自分たちの作り出した偶像に飲み込まれて狂わされる人々、っていう構造が美しくてすごく好きで、それだけで個人的には満足度高いです

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    2026年04月25日
  • 神様ゲーム

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    表紙の可愛い猫に惹かれ読み始めた。
    子供向け推理小説と言う名目で書かれたらしいのだけれど
    これは子供向けではないなーと...

    テンポもよくサクサク読めて面白かったんだけど、
    自称神様という鈴木くんの件はおもしろかった。
    でもラストが???
    んー。消化不良な作品でした。

    途中までは良かったんだけど、読者の解釈に任せます的なものなのか?
    読んだ人と話をしてみたいと思った作品でした。

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    2026年04月21日
  • 隻眼の少女

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    人から薦められて読んだ作品ですが、予想していない展開に驚かされ、個人的には楽しめました。
    当時(5年ぐらい前かな…)の私には衝撃的でした。

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    2026年04月20日