麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • メルカトルと美袋のための殺人

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    探偵の性格がひねくれているのは数多く見るけど、パートナーまで性格悪いのはなかなか面白い ミステリーとしても面白いしサクサク楽しめた

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    2026年02月19日
  • 貴族探偵

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    さるやんごとない身分である、人呼んで貴族探偵が使用人に推理を丸投げして見事に事件を解決していくという形式の連作短編集。

    筒井康隆「富豪刑事」の二番煎じのようなタイトルに長年未読だったが、もちろんコンセプトは全然違う。
    死体切断がグロテスクかつ滑稽な光景を現出させる「トリッチ・トラッチ・ポルカ」、あまりにも「フェアすぎる」仕掛けにぐうの音も出ない「こうもり」、歯車が逆回転するかのような美しい構図の「春の声」などかなり高水準の作品が並ぶ。
    設定の面白さよりも本格ミステリとしての完成度の高さに驚かされる一冊。

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    2026年02月06日
  • だから捨ててと言ったのに

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    いろんな作家さんが集まった短編集。始まりはみんな同じ文章からなのに十人十色で、作家さんの人数分だけ、想像できないような物語が広がって楽しい。まだ手にとった事のない作家さんの作風も知れるし、これからもっと読書の幅が広がりそう^-^私のお気に入りは『パルス、またたき、脳挫傷』『母の箪笥』『海に還る』『切れたミサンガ』『探偵ですから』

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    2026年02月04日
  • だから捨ててと言ったのに

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    簡単に読める短編集。
    この作品集の中で好みの作品は、
    無理解 潮谷験
    お守り代わり 真下このみ
    ミックス 河村拓哉
    累犯家族 五十嵐律人
    吊るし柿の家 高田崇史
    猟妻 谷絹茉優

    悪意を持った人間の行動を描いた物語が面白く読めた。

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    2026年01月11日
  • だから捨ててと言ったのに

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    作品紹介・あらすじ

    こんなことになるなんて!
    1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。

    早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
    ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第4弾とのこと。既に第3弾と第6弾は読み終えた。
    最初の一文

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    2026年01月09日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    鈴木くんが神様でないということだった説。
    よしおの思い違いで父親ではなく母親が共犯者だった説。
    父親と母親どちらともが共犯者だった説。
    天誅がその人の死をもたらすということではなく、その人にとって一番辛いことが起こることだったという説。

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    2026年01月07日
  • 神様ゲーム

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    麻耶雄嵩さん、はじめましてでございます。
    なぜこの作品を読んだのか?それは・・・
    『さよなら神様』という続編を購入してしまったからでございます。
    とても綺麗な装丁だったので勢いでした。
    『神様ゲーム』は愛らしい?白猫が描かれています。(手癖は悪そうです)

    なかなか不思議な作品でした。
    転校生鈴木くんが神様で、全てをお見通しという設定。(主人公しか知らない)
    連続野良猫殺害事件も、さらっと犯人の名前を言っちゃうなんて!どんな展開よ!推理もなけりゃ
    伏線なんて張るヒマさえない。

    200ページで纏めてくるあたり読みやすいけれど、なかなか意味深なテーマに突っ込んでいきます。正直、イヤミスです!

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    2025年12月18日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    最後の最後のどんでん返しで、それまでの推測が「どゆこと!?あれ?」とまた読み返したくなる作品。子供目線で書かれているからこ、足りない推測が読者の推測の幅を増やして、ミステリーにのめり込める作品

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    2025年12月10日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    メルカトル鮎のキャラクターが最高な短編集。やりたい放題。
    それでも、デビュー作(『翼ある闇』)ではもっとひどい人間だった記憶がある。

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    2025年12月07日
  • 貴族探偵

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    メルカトル鮎と比べるとだいぶまともな探偵(比べる対象が悪い)で、全体的にだいぶまともにミステリをしている。

    そしてなんと言っても「こうもり」。
    この作品は素晴らしい。
    非常に精緻に作り込まれており、舐めていると一瞬で手のひらの上で転がされる。
    読者と作者の真剣勝負。
    ここまでやられると、もはや小説の枠を超えたナニカであるような気さえしてくる。

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    2025年11月26日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    ネタバレ

    うーーーむ。

    僕にとってはですよ。前置きとして。

    小賢しい。
    難解ではなく。

    あまりしたくは無いけど、ネットを見回ってきます。

    。。。ネットから戻ってきました。

    ある方が書いたことにある程度感銘。
    読み終わってからが本題。
    なんで⭐︎1つ追加。

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    2025年11月19日
  • 神様ゲーム

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    子どもでも読めそうな平易な文体に騙されていると、突如発生する凄惨な事件、そして不穏な雰囲気。
    「神様」の言っていることは本当に正しいのか?正しいとするとあまりにも意外な人物が犯人ということに…。
    それでもなんとか真相らしきものが見えてきて、一息つけると思いきや、ラストで困惑必至な出来事が発生し…。
    読後に大きな謎を残す一作。

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    2025年10月03日
  • 神様ゲーム

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    章を進めるほど先が気になる展開にズブズブ。
    小学生の探偵ごっこかと思いきや、こんな怖さや緊張感を堪能できるとは。そして最後はとんでもないカウンターで…沈められる。

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    2025年10月01日
  • さよなら神様

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    神様を自称する謎の転校生、鈴木くんは、どんな殺人事件の犯人もあっさりと指摘してしまう。俺たち久遠小探偵団は鈴木くんの「託宣」が本当に正しいのか、調査を開始する。ただし、鈴木くんが名指しする犯人はなぜか俺たちの身近な人たちばかりで...

    神様シリーズ第二弾となる連作短編集。
    一行目から犯人が名指しされるという最高にトリッキーな構成。いくらでも明るく軽快になりそうな設定なのだが、だんだんと日常が崩れていく、かなりダークな話になっている。
    前作ほどの衝撃はないが、ミステリとしての完成度が格段に高まった快作。

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    2025年09月26日
  • さよなら神様

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    作品紹介・あらすじ

    本格ミステリ大賞受賞のほか、ミステリーランキングでも軒並み上位入賞!
    「犯人は〇〇だよ」。クラスメイトの鈴木太郎の情報は絶対に正しい。やつは神様なのだから。神様の残酷なご託宣を覆すべく、久遠小探偵団は事件の操作に乗り出すが・・・・・・。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させ、本格ミステリ大賞に輝いた超話題作。他の追随を許さぬ超絶推理の頂点がここに!

    著者略歴: 1969年、三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。京都大学工学部卒業。在学中に推理小説研究会に所属。1991年に島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを

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    2025年09月20日
  • さよなら神様

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    ネタバレ

    前作「神様ゲーム」の内容が内容だっただけに、腹を括って読み始めましたが、さすが麻耶さん。相変わらずの容赦のなさ。残酷。

    序盤から容赦ない感は出てるんだけど、中盤くらいから加速して終盤は超加速。バレンタイン昔語りからはノンストップで読み終えた。流石の牽引力。

    探偵団のメンツが大人びてるから設定が小学五年生である事をたまに忘れちゃうんだけど、終盤で淳がいじめられる所なんかは急に小学生らしさを出してきて、その辺りのコントラストも残酷さに拍車を掛けているように感じた。

    市部くんはいい男だと思う。淳が坊主になっても虐められても離れなかった。その一途さに狂気じみたものも感じてしまうが。

    最後の最後

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    2025年09月19日
  • 神様ゲーム

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    作品紹介・あらすじ

    自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは? 神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。そして、鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は転校生を信じるべきか、疑うべきか?


    この事件の恐るべき真相を、あなたは正しく理解できるか!?
    ――綾辻行人
     
    自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは?
    『さよなら神様』本格ミステリ大賞受賞! 神様シリーズ第1作待望の文庫化

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    2025年09月06日
  • 螢

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    夏に読みたいおすすめの本格ミステリ!
    登場人物たちは合宿に行くわけですが、最初から静かな伏線が張られていたわけです…。

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    2025年09月05日
  • メルカトル悪人狩り

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    これは何と言っていいのか…
    縦横無尽、唯我独尊のメルカトル鮎が事件に歪みをもたらす短編集
    ミステリーというフォーマットをこれでもかと弄る麻耶雄嵩ってほんとへそ曲がり(素敵)

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    2025年09月04日
  • 神様ゲーム

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    ほんためのあかりんがトラウマ本として紹介していました!

    読後は…え?としばらく放心状態。最後の数ページで一気に自分の思っていた展開を覆されました!
    噂通り児童向けの本として出版されたとは思えないほどトラウマ級のラストでした。

    中盤からラストにかけて絶望的な展開が続きました。鈴木くんの存在不気味…。芳雄くんしんどいねぇ…。

    考察をみると2つの説があるみたいですが…絶対こっちとはいえない辺りが物語の余韻を感じさせました。

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    2025年09月03日