麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 貴族探偵

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    読みやすく面白かった。麻耶雄嵩はメルカトルものばかり読んでいて、他シリーズなどはあまり読んでなかったが相変わらずの癖と面白さがあった。

    謎解きをしようと思って読んではいなかったが、こうもり を読んだ後は最初意味がわからず、再度読み返してやられたとわかった。

    貴族探偵対女探偵も読みたい。

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    2022年02月20日
  • 貴族探偵 1

    ネタバレ 購入済み

    貴族探偵

    新米探偵の高徳愛香と、

    執事など使用人を駆使して
    謎を解いていく貴族探偵。

    ドラマでもみたけど、
    二人のこれからがワクワクする。

    #タメになる #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2021年05月17日
  • メルカトルかく語りき

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    いやー面白かった。
    あとがきで著者自身も語っていたように、普通の短編集に入っていたらどの短編も「はぁ⁉︎」ってなりそうだけど、同じ趣向で固めてるからどんどんその毒に侵されていく。メルカトル鮎という唯一無二の"銘"探偵にハマっていく。

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    2021年04月06日
  • 貴族探偵

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    ネタバレ

    「こうもり」白眉。短編の中だと一番好きかもしれない。叙述トリックは読者と
    登場人物の認識のずらすわけだが、普通は読者側に誤認させる。逆に読者は正しい情報を得ていて...というのは普通の叙述トリックを読んだ後に読むとやはり面白い。「蛍」と構造は同じ。蛍の方が純粋な逆転になっている(こうもりでは読者に貴生川を絵美の彼氏だと誤認させる構造になっているので)から綺麗な気もするが、こういうのは短編の方が映えると思っている。

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    2020年12月30日
  • あいにくの雨で

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    アンチミステリ等駆使しなくても、麻耶はこれだけのカタストロフを与えてくれるんだなと再度実感。とんでもない青春ミステリ。同作者の「蛍」並にオチでやられた感のある作品。言い回しの妙も含めて、好きだなぁ。

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    2020年11月25日
  • 7人の名探偵

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    ミステリーアンソロジー7作品短編集。あとがき解説無。
    新本格30周年記念に寄せて7人の名探偵を一気に味わえる心にくい演出です。
    順に読み進め7作目の『仮題・ぬえの密室』に全てが集約され、ずっしりとした本格の歴史を感じました。これから読まれる方にも入りやすい作品を探すのにお勧めです。

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    2020年11月03日
  • 7人の名探偵

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    ネタバレ

    新本格30周年の記念アンソロジー。
    新本格に夢中になってたのが20年前くらいなので、思えば自分も年をとったものだなあと。あと、出産~育児で読書から離れていたのもあり、これで久しぶりに読んだ作者も結構いたりして懐かしくなった。
    全体を通して、ストレートな本格の割合が低くて、結構意外だった。全員の個性が良く出ているというか。意外とみんなゴリゴリの本格というわけではないんだねえ、なんて思った。でもそれがつまらないわけでは無くて、それもとても楽しめた!!

    ○「水曜日と金曜日が嫌いー大鏡家殺人事件―」
    麻耶雄嵩らしい。「7人の名探偵」と言われてメルカトル出してくるのがすごいと思ってしまった。でもやっぱりデビュー作の探偵だものね。個性がすごい。
    day to dayの企画の作品で、「諸事情で家を焼け出され」みたいな記述があり、何かしらの事件に巻き込まれたりしたのかな、不運っぽいしな、と思っていたら、この、最後にとってつけたような一文で大笑いしてしまった。ひどい……。

    ○「独饅頭怖い 推理の一問題」
    山口雅也ものすごく久しぶりに読んだ。面白かったけど、うーん。なんとなく「7人の名探偵」に私が求める物とは違うというか。

    ○プロジェクト:シャーロック
    我孫子武丸も久しぶり。これ面白かった。我孫子武丸らしい、という感じがするけど、久しぶりに読んだので、そこらへんは最近はどうなのかな。違うのかも。私が読んでいた頃の我孫子武丸っぽさ。こういうガジェット的な物を取り込んでいくのがやっぱりうまいんだと思う。
    短くスッキリまとまってて、新本格30周年の探偵の世界とは?って思ったりした。

    ○船長が死んだ夜
    ストレートな本格。「カナダ金貨」で先に読んでいたけど、読み返してもやっぱり端正な文章で好きだなあと思う。

    ○あべこべの遺書
    こちらもストレートなミステリ。法月綸太郎も久しぶり……。分かりやすい文章で好きだな。
    法月綸太郎はやっぱり短篇が好き~。
    完全に最後まで事件を見届けられないところが法月綸太郎のキャラクターとしての限度なのかな。警視とその一般人の息子というコンビだと……。

    ○天才少年の見た夢は
    面白かったけど、ネタかぶりが……。読んでるうちに、「あ、これは……」ってわかってしまうものね。でもすごく面白かった。全く別の短編集とかだったらすごくよかったのに……。
    実は歌野晶午は初めてだったので、このあといくつか読んでみたいなって思った。読もう!

    ○仮題・ぬえの密室
    これはミステリ……なのか?笑
    ちょうどウロボロスシリーズ、しかも基礎論を読んだばかりなのもあり、またしても実名小説!みたいな気持ちになりながら楽しめた。しかも、ウロボロスだとかなりメイン人物扱いの綾辻先生視点の……。ってまた現実と小説がごっちゃになってしまう。
    有栖川ファンはドキドキしちゃったねえ……。

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    2020年09月07日
  • 螢

    購入済み

    驚いた

    すごい作品ですね、傑作だと思います。
    麻耶先生の作品としては比較的万人向けだと思いますので、入門にもいいかもしれません。

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    2020年08月18日
  • メルカトルかく語りき

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    ネタバレ

    どう評価していいのかわからなくて混乱してる……。

    「死人を起こす」「九州旅行」「収束」までは、色々思うところあり突っ込みつつも、まあ、ミステリの枠をはみ出てないというか、面白かったけど、「答えのない絵本」と「密室荘」はミステリではない……と思う。これがアンチ・ミステリという事なの?「密室荘」はともかく「答えのない絵本」はロジカルではあるのかな。いや……うーん??読み返して考えてみたい。
    とにかく、読むごとにどんどん深みにはまる麻耶ワールドって感じ。固めてポンて。

    「死人を起こす」は面白かった。本筋とは違うところでぽこんと出てくる殺人事件にちょっと笑ってしまった。

    「九州旅行」も面白かった。めちゃくちゃ笑った。これはけっこうミステリ的で、あれこれこねくり回すのが面白い。落ちがすごかった。美袋このあとどうなっちゃったの……。

    「収束」これも、最初の3つの事件がどうなるのか不思議だなと思っているうちに、あれよあれよとメルカトルがやってきて、事件が起きて……。てっきり3つの事件は全て起きるのかと思ってたので、最後なるほど!というのと、美袋!!!!っていうのと、でも私も同じ立場なら……見てみぬふりは出来ないにしろなんかどうにかできないものか?????とか、いろいろ考えた。とにかく、メルカトルだけじゃなくて、美袋も相当アレな人ではあるのよね。

    「答えのない絵本」
    「密室荘」
    この2つには感想がないわけではないんだけど、どう書いていいのかわからない。
    「密室荘」で思ったのは、メルカトルと美袋ってなんだかんだ普通の友人ぽい関係なんだねってこと。ほんとに嫌ならついていくなよ、と思うものね。

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    2020年07月21日
  • 貴族探偵 1

    購入済み

    探偵

    男女の探偵ものだけど、ちょっとドキドキするシーンもありますがそんなにいやらしい感じもなく読みやすかったです。コミカルな雰囲気が好きです。

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    2020年02月10日
  • 貴族探偵対女探偵

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    ネタバレ

    前作に引き続き貴族探偵の傲慢さが、鼻に付く!
    けど、高徳さんの純朴に探偵業に向き合う姿が愛くるしくて、主役は完全に高徳さんに絞られているおかげで前作よりストーリー性が増し読みやすかった。

    多重解決型ということで、ある意味ミスリードからの使用人たちの鮮やかなどんでん返しっていうテッパンが心地よい。最後の『なほあまひある』で遂に貴族探偵が負けるのかって思うハラハラ感と最後の落ちは、平和的で納得はできるけどもっとエッジの効いた形も期待しちゃったなぁ。
    ともあれ、浮世絵離れしたふわふわっとして悲壮感のない世界観は読んでいてノンストレスに謎と向き合える、手に取りやすい素敵な作品です。

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    2019年12月12日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    これは推理小説なのだろうか。毎回、誰かしら死んでいるし、謎解きがないわけじゃないんだけど、常識が通用しない世界の話になっている。舞台は、季節を問わず霧に包まれた町。と言ってもファンタジーではない。ちょっと洒落た買い物をしたければ、隣の市まで行かないとならないという、寂れた町。高校生の主人公が抱える日常の悩み事と、事件が並列に登場する。そして、優しすぎる叔父さん。内包するものが色々とありそうなのに、淡々と描かれていて、納得できないのに納得させられちゃう感じ。不思議だけど面白かった。

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    2019年11月12日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    再読。十年以上ぶりに読んだけれど今読んでも滅茶苦茶面白い。多少の読みづらさはあるけど二転三転する結末はたまらんねぇ。最後のオチも好みも好みドストライク!

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    2019年10月05日
  • 貴族探偵対女探偵

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    シリーズ第2作目と知らずに読み始めたが、第1作目を読んでいなかったことや、解説や裏表紙のあらすじも読まずに本編を読んだことは、貴族探偵の立ち位置を「よく分からないのままでいさせられた」という意味で、ラッキーだった。解説にもあったけれど、探偵とワトソン役の役割について考えさせられる。そここそが本書の特異な点であり、楽しめるところでもある。第4話でちょっと解決の理解にこんがらかったものの、最終話が本書を締めくくるにふさわしい予想外の結末になっていたため、オセロで端を取ると間がひっくり返るかのように第1話までの評価も好印象になった。近いうちに第1作目も読んでみたい。そして第3作以降の続刊も期待したい。

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    2018年05月10日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    すごく重大な(犯人に関する)ネタバレを見てしまってがっかりしてから読んだが、全くそんなことは関係なくおもしろかった。
    ネタも理解しやすく、キャラクターも面白い、ブラックジョークもたっぷりで、いろんな麻耶的要素がうまく調和してて、麻耶雄嵩を初めて読む人にお勧めしやすいのではないかと感じた。
    犯人の言い訳シーンが毎回面白くて、ネタがあっさりわかってしまっても面白く読めるのがとても良かった。

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    2018年03月16日
  • メルカトルかく語りき

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    ミステリマニア向け。個人的には伝説級の作品だが、評価が分かれる気はする。麻耶雄嵩を初めて読むのには全く勧めない。

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    2017年10月14日
  • メルカトルかく語りき

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    屈指の名作『答えのない絵本』のためにその前のすべての短編を捧げているといっても過言ではない一冊。個人的な所感ではには『答えのない絵本』は麻耶雄嵩の短編では最高傑作、『収束』はそれに準ずる質の高さを誇る。ラストの『密室荘』と『九州旅行』はファンサービスとしては外せない。最初の短編はこの一冊のルール説明と見ていいだろう。アンチミステリの更に奥地アンチ〇〇〇〇〇〇における完全なる最高地、禁じ手の本格ミステリだと思う。『答えのない絵本』は後期クイーン問題も含めた隙を潰しきった堅牢なロジックも感嘆に値する。

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    2017年08月01日
  • 鴉

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    素晴らしい。シリーズの中ではかなり普通な部類だがそれでもやはり麻耶作品で、攻めた作りになっている。シリーズとしてはメルカトルのバックボーンが気になりすぎて眠れなくなりそう……彼は一体……。ミステリとしても優れた一作。

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    2017年08月01日
  • 貴族探偵対女探偵

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    女探偵・高徳愛香との推理対決が始まる二巻。
    対決と言っても女探偵の推理はほぼダミー。一巻より掲げられている「何をもってして探偵と呼ぶのか」という議題をより浮き彫りにさせる。舞台装置としての貴族探偵。真相にたどり着くのであれば、実態がその名を冠したお飾りであっても、「探偵」と呼べてしまうのではないか。「事件を解決できない」女探偵と、「事件を解決する手立てを持っている」貴族探偵の二項対立により、読者に議題を投げかけている。
    個人的には「なほあまりある」の結末がお気に入り。

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    2017年05月30日
  • 鴉

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    実に麻耶雄嵩らしい一作。
    探偵小説家が固有名詞を伏せたら基本的に叙述トリックを疑うことにしているので、やはりといったところではあった。
    ただ、それを明かすのにくどい説明がないのがとても良い、やっぱりどんでん返しは数行でスマートに決まるとかっこいい。

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    2017年03月19日