麻耶雄嵩のレビュー一覧
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ネタバレ神様ゲームの続編。
神様の鈴木は全知全能。殺人事件の犯人を主人公の桑原淳にだけ教えてくれる。初めは信じていなかった主人公も何度も繰り返されるご信託に段々信じざる得なくなってくる。
後半は怒涛のどんでん返しの連発。主人公は女だった!親友が殺された!神様の性格、性質を利用する小学生たち!などなど、読む手が止まらなくなる。
最後に真相に気づいた主人公はすでに恋する乙女になっていて、神様が入り込む余地がなくなっているというのも面白い。鈴木が主人公だけ特別扱いしたのは闇を抱えて、神様を信じてしまうほど、心に穴があったということだろう。
終わりのフレーズは「さよなら、神様」でタイトル回収。終わり方として素晴らしい。 -
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メルカトル鮎シリーズ初の短編集(本人は直ぐに事件を解決できるので連続殺人などの長編は向かないと嘯いている)。『あいにくの雨で』をシリーズに含めないとすると4作目にあたる。これまでの妖しげな出演と異なり完全に主役でむしろ独立している気もする。作家である相棒と難事件を解決する個性的な探偵の短編集というとシャーロック・ホームズだろうがこの銘探偵は外見は怪盗キッドを連想させるが探偵側なのに善悪の彼岸を超えていてヤバい人物。
各話の内容については一読をして頂きたいので内容には敢えて触れないが精微的論理と奇想的トリックとメルカトルと美袋のキャラが入り混じり毒書ともいえる存在感を放っていると思う。 -
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ネタバレいやぁもうすっごい...!
トリックかどうかも怪しい超絶雪密室もそうだけど、それが霞むぐらいラストの怒涛の展開に圧倒された...
二人の桐璃が出てきたあたりから訳分からんようになって、ラストのメルカトルの一言で完全に放り投げられたw
読後、色々と考察サイト巡回したけど、意見がそれぞれ分かれていて、なんとなくの概要は理解出来たけど、細部まではふんわりしてる感じです。
モヤモヤする結末の話はそんなに好きじゃないんだけど、ここまで突き詰められると、逆に清々しくて良いですね(錯乱)
ラストで烏有が無傷の方の桐璃を選んだの見て「お前っ...!!!」ってなったわ... -
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貴族探偵と名乗りながらも、自分は貴族なのだから、自分の"所有物"である使用人達に捜査も推理も全て任せるという、ホームズとワトソンの関係性に重点を置く著者にとって突き詰め過ぎてなんか行くとこまで行ったなーと感じさせられた短編集。
五話からなる短編のうち、やはり「こうもり」が白眉。
読み終わった時は最初何が起こったか分からなかったけど、読み返してみて、作者の捻くれた企みに唖然とさせられた...
今まで読んだ短編ミステリで一番面白かったと言っても過言ではないくらいの完成度だと思った。
他4編もどれも作者らしい捻くれた真相が面白いけど、やはり「こうもり」のインパクトが強過ぎて霞んでしまいがちかな?
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Posted by ブクログ
メルカトル鮎シリーズ第4弾!
態度は横柄で自分勝手。
利益に繋がらない事件はどうでもいい。
何ともレアな銘探偵…(^▽^;)
すっかりメルカトル鮎の虜です(〃´-`〃)♡
今回は短編集。
美袋とメルカトルが携わった事件集です。
正直、前3作は『メルカトル鮎』という人物像がはっきりしませんでした。
物語中に、そこまでがっつり出てこないのです。
何となく自分に自信のあるナルシストなんだろうなぁという程度。
それでも『クセ強!』とは感じましたが…(^▽^;)
ですが今回の『メルカトルと美袋のための殺人』を読めば、どれだけ風変わりな探偵なのかが充分分かりますꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
タイトル、確かに頷ける(*´艸`)
まさかここまでとは!と、ニヤけながら読みました笑笑
話の終わり方もセンスあり、好きです♡
【遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる】
美袋は「歴史クラブ」のメンバーと共に長野の別荘へ。
メンバーの1人、佑美子と良い関係に…。
しかしその後、佑美子は美袋を避けるようになる。
そんな中、殺人事件が。
美袋は、メルカトル鮎を呼ぶ。
最初の話にして、メルカトルの性格が分かりますꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
別荘モノの殺人。
美袋は疑われ…。
【化粧した男の冒険】
大学時代の友人のペンションにくつろぎに来た美袋とメルカトル。
そこで起きた殺人事件。
死体には、濃いメイクが施されていた…。
これはよくある推理小説の基本っぽい事件。
犯人当たらなかったけどね…(^_^;)
【小人居為不善】しょうじんかんきょしてふぜんをなす
メルカトルの探偵事務所に、有名な画家、神楽祐尋が訪れる。
遺産を狙う甥と姪から命を狙われていると言う。
メルカトルに身の安全を守って欲しいと依頼する…。
これ、凄い。
全然分からなかった。
それにしても、来る客をも操作するメルカトル…。
さすが天才(^▽^;)
【水難】
美袋は執筆のため気分転換に旅館へ。
そこにメルカトルも同行。
その旅館では女子学生の幽霊が目撃されている。
はたして本物の幽霊なのか…。
これも面白い。
過去の事件との兼ね合いがあるのだが、幽霊騒動や不気味な雰囲気も、メルカトルと一緒だと和らぐのは何故だろう笑
しかも、彼のシルクハットさばき。゚(゚ノ∀`゚)゚。
ずっと被っていたシルクハットを、ぶんと投げる。ハロルド坂田の帽子のように弧を描いて再びメルカトルの手に戻ってきた。(本文より)
めっちゃウケた笑笑
年中着用しているタキシードとシルクハットは、彼のユニフォームらしい笑
【ノスタルジア】
メルカトルが執筆した密室殺人の推理小説を、美袋が読んで犯人当てする事に。
当たれば、いとこの角膜移植にメルカトルがひと役買ってくれるという。
負ければ美袋の作品として発表する事に。
美袋は解決できるのか…。
わざと小難しい表現の作品でしたが、結末好き♡面白い!メルカトル天才!
らしい作品でした笑
【彷徨える美袋】
美袋が目を覚ますと、どこだか分からないが、藁クズの上にいた。
どうやらさらわれて山奥に捨てられたらしい。
一体ここはどこなのか。
これも面白い!
メルカトルの魅力が集結してます(*´艸`)笑
【シベリア急行西へ】
メルカトルがタダ券を手に入れたので『ロシア・ロマンティック・トラヴェル〜シベリア急行の旅』へ2人で行く事に。
そこには桐原豪蔵という人気作家が乗り合わせていた。
そして、列車内で殺人事件が起こる。
この話が1番好き( ˶'ᵕ'˶)
オリエント急行ぽい雰囲気の作品でした。
終わり方も良い♡
メルカトルは、事件の詳細を聞き終わるとだいたい犯人の目星を付けている。
安楽椅子探偵のよう。
それを証明するために聞き込みの時に色んな仕掛けをするのだが、何ともまぁクセのある笑
絶対友達になれないタイプ(^▽^;)
続けてメルカトル鮎シリーズ5弾目『鴉』読みたいと思います♡
絶賛どハマり中♡(*´∇`*)♡