麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 神様ゲーム

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    いやこのラスト大好きなのよね。そう来るか〜!!!!みたいな感じ。しばらく引きずった。
    一応児童向けに出したみたいだけど、子どもに読ませるのは正直あんまりかも。いや、むしろ読ませた方がいいのかな。15歳くらいになったらいいのか?むしろ小学生の時に読んでもらった方が……って延々と一人問答できる。良い本だよねぇ。

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    2026年10月09日
  • 隻眼の少女

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    知人に進められ読破。普通のミステリかと思いながら読み進めていたが、まさかの展開に驚き。。。狂気じみたミステリが私好みでとても良かった!後味はあまり良くない所も含めて笑

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    2026年09月19日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    妹からの誕生日プレゼントで貰った1冊✩.*˚
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    表紙でのイメージとはかけ離れた作品でびっくり。
    猫殺しはオマケ考えすごい。
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    「神様」は本当に神様なのか自称なのか?

    「共犯者」への天罰はどういうこと?どっち?

    主人公の本当の両親とは?

    と、とても疑問に残ることが多かったけど、
    モヤモヤと謎が多かったけど、
    内容としては面白かった。


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    2026年08月16日
  • 神様ゲーム

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    向日葵の咲かない夏みたいな雰囲気の作品で好みだった。短くて手軽に読めるし登場人物はほとんど子供なのにしっかりミステリーしてて好感。鈴木くんの存在があるからこその不気味さだと思う。最後のページは固定概念を覆された。

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    2026年07月16日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    20年前に児童文学として世に放たれた作品
    トラウマ児童文学『幸せな家族』よりも尖っていた笑
    各種ネーミングがぶっ飛んでいる
    展開と各章名の構成が面白い
    ラストを考察させる仕掛けがうまい

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    2026年07月13日
  • 化石少女

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    ネタバレ

    連作短編ミステリ。

    第一章 古生物部、推理する
    神舞まりあ。私立ペルム学園の2年。化石少女。

    彰。古生物部に入部。

    荒子武暢。生徒会長。

    シーラカンスの被り物をした人。

    シーラカンス男に殺されたのは新聞部の福井京介。

    シーラカンス。昔、古生物部が作った被り物。

    まりあ推理。
    逆だった。犯人は警官の服装で新聞部に入ったあと、福井さんを殺害し、シーラカンス男に変装してクラブ棟に逃げた。
    誰も最初に通った警官が偽物だと思わないから、警官が来るまで誰も通らなかったと証言。
    だから、演劇ぶの衣装ではなく、古生物部と応援団の衣装を盗んだ。演劇部に注意を向けさせないために。
    演劇部には警察の制服がある。
    通報したときには福井さんは生きていた。殺してから電話だと偽警官とのタイムラグができてしまうから。
    犯人は書紀?ほかの人だと顔バレしている。

    第二章 真実の壁

    10年前、クラブ棟の隣に体育館が建つことになった。結果、廊下の西側の部室の窓の外には白い壁かまそびえることになる。真実の壁。
    証明の位置関係から、部室の2階の影が一階に見える。

    古生物部の部室、2階。
    神舞まりあ、部長。

    生徒会、書記、中島智和。

    まりあ、自分が創ったカルニオデギスクスのジオラマに足をひっかけ倒してしまう。そして、停電。



    停電明ける。
    真実の壁。
    男が女を襲う影?首絞め?
    真上の3階?
    中島がライトを持って戻ってくる。

    死体。絞殺。芝生の上。弥生信子。
    容疑者、当時三階の部屋にいた常盤真人。

    あの人影見た時、生徒会で中島だけいなかった。
    まりあ推理。中島犯人?
    天井の蛍光灯ではなく別の光源を使って真実の壁に偽の映像を投影し、常盤に濡れ衣。

    彰「停電は近隣一帯だったので、無理では?」

    女の影と男の影、一つの映像だと思ってたけの、別々ノ場所からの影がたまたま混じり合った。
    男は常磐。女は被害者。犯人は被害者をカーテンに吊るしておいた。

    それができたのは、小本君?

    第三章 移行殺人



    八瀬。叡山電鉄ファンクラブ。

    八瀬。後頭部から血を流して倒れていた。

    生徒会長の風紀担当の笹島生人。

    八瀬。叡山電鉄の白手袋。病院に運ばれる途中で死亡。鉄道のレールが凶器。

    犯人の目撃証言。白手袋、帽子を目深、マスク。

    まりあ推理。
    屋上の鍵は職員室と生徒会長。ここ半月は職員室の鍵は借りられていない。
    屋上で犯罪が行われていたならば、生徒会の誰かが犯人。
    頭を突きだした八瀬に、屋上からレールを投げ落とした。鎖骨の骨折は、その時の衝撃で胸を窓のレールにぶつけた。

    目撃された嵐電男は、八瀬。
    八瀬は模型作りの終盤でミスに気づく。嵐電に負けるので、嵐電部の仕業に見せかけて模型を、壊してしまおうおと。
    八瀬は、生徒会に協力者を雇う。屋上から籠を垂らしてもらい、そこに変装道具を入れて持ち上げてもらう。
    八瀬が制服やらを、詰め終えた際に、犯人はレールを落とした。
    パワスポ部が見た嵐電男とエアホッケー部が見た嵐電男は時系列が、逆。 

    笹島が犯人? 体格的に嵐電男にはなり得ないから。

    第4章 自動車墓場



    宿泊合宿。

    殺人。

    京都の逃亡犯。

    バンパーが凹んだ車。

    稲永渚。生徒会。小柄な女性。演劇部。

    まりあ推理。稲永が犯人。助手席のシート、前にずらされていた。小さい。 

    アリバイあった。

    まりあ推理。車、サイドブレーキをかけてなかったから勝手に動いた。
    車2台あった。行きがけに見た白い車は別の車で、斜面を滑り落ちてきた被害者の車と衝突。ぶつけられたほうは崖下に。

    毎回、彰が生徒会に謝り、まりあ推理なかったことになって、終わる。

    ⑤幽霊クラブ

    幽霊クラブ。本来存在しないはずなのに、隠れて活動しているクラブの総称。

    旧校舎を部室に勝手に利用している幽霊クラブ。
    生徒会は、閉鎖された旧校舎を使うのは反対。幽霊クラブを摘発する。
    浦田信彦は反対。前生徒会長の下で風紀担当をしていた。

    生徒会、幽霊クラブの探索。

    去年、飛び降り自殺。栄さん。

    悲鳴。

    浦田が屋上から転落。


    大局将棋部。
    廊下に棋譜の入ったダンボール出されていた。

    浦田さんが落ちたのは大局将棋部の真下。

    まりあ推理。
    犯人は、副会長の野跡さん。

    彰「野跡さんは先頭を歩いていたんですよ」
    浦田さんは階段でいきなり駆け出した。そして、屋上から落ちた。野跡さんは、その際に突き飛ばされた。すぐに稲永さんたちがやってきた。

    まりあ「それが間違い。稲永さんの前で駆け出したのは浦田さんではなく、野跡さんだった」
    野跡さんは長い髪を襟首で束ねていたから、その上からブレザーを羽織ることで後ろ姿は誤魔化せた。稲永は小さいから、階段の上は、前の人の背中てま、先頭にいるはずの野跡さんが見えなくても不思議に思わない。
    一行はずっと同じ順番で一列縦隊を組んで各部屋を回っていたかま、一度だけ、それが逆になった。ダンボールが廊下に出ていたことで、廊下が狭かった。
    そこを引き返す最中、野跡は浦田さんの背後にいたので、後から麻酔薬で眠らせた。
    大局将棋部に放り込んだ。
    突き落としたのは、みんなが一階まで降りていったとき。野跡は、突き倒されて9足を痛めたために遅れて一階にいった。
    屋上からみんなが見たのは、人影っぽく湿らせた水。

    またもや、彰に丸め込まれ、推理はなかったことに。

    第六章 赤と黒

    二年の馬場広道君、古生物部に入った。

    コンクリートの壁に化石?馬場曰く。




    馬場、死体で発見される。体育用具室。体育座り。凶器は鉄アレイ。
    密室殺人。

    まりあ推理。犯人は生徒会長。
    どうしてあのときマットがなかったか。マットごと天井に吊り下げられていた。マットの四隅には引っ張っれるよつに布製の輪っかがついている。あそこに細いロープを通して天井近くの鉄筋を通して吊り上げた。馬場釜体育座りをさせられたいたのもハンモックの要領てまマットをつつみやすくするためにマットが触れる面積を減らそうとしたため。
    →マットの四隅の輪っかは、たしかにある!となったが、体育座りの理由がいまいちピンとこなかった。。

    マットを吊るしたロープは鉄筋から桁を通して換気孔から外に出した。体育館の外で引っ張っていた。会長は細マッチョ。

    彰、否定。動機ない。

    エピローグ



    マットは吊るされたのではなかった。マットの上に死体を置き、跳び箱を上に被せた。だから、体育座り。
    →これなら、体育座りは納得。

    マットと跳び箱はロープをかけられる、換気孔から外に出ていた。跳び箱を外から吊り上げ、マットを中央に引き出せば、密室完成。これならば、体重制限から解放され彰にも可能。
    馬場はこの方法でまりあを殺そうとしていた。それの用意をしているところを彰はみつけた。

    彰、これからもまりあの推理は否定し続けなければならない。
    →他の殺人も彰だったということ??ここ、よくわからなかった。彰の否定がいつも弱いなとか、まりあはすぐに否定され飽きらめるの早いなとは思っていたが。。
    もうちょっと彰の否定論理を強くするなどできなかったものか、そこが惜しい。
    キャラは、涼宮ハルヒの憂鬱かな。まりあと彰は。
    もやるところはあるが、面白いトリックもあったのと(無理やりなトリックも多いが、それは真実ではないかもしれないということでいいのか??)、麻耶雄嵩らしくはあったので満足ではあったかな。

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    2026年06月23日
  • 隻眼の少女

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    腹話術のトリック以外は納得感のあるトリックで、読んでてとても面白かった。

    みかげが被害者に対して情がなさすぎない?と思って読んでたが結末を知り納得。構成も珍しくて新鮮な読書体験でした。

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    2026年06月13日
  • 神様ゲーム

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    最後すんごいびっくりした。
    蓋の裏に隠れてたとかめっちゃ怖すぎる考察。
    今までで一番驚かされたかも。
    芳雄は母親と親友と好きな人一気に亡くしてんのやばい人生すぎる。

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    2026年06月04日
  • メルカトル悪人狩り

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    面白かった!!!!前作『メルカトルかく語りき』よりもエンタメ色とメタが増した完全体。前作同様、消化不良で強引に終幕する感じが堪らなく良い。そのうえ既存の数多のミステリーを踏みつけて変梃な新境地に連れて行くような高慢さが良い。ペテンに騙されたような、それでいて充実感のある奇妙な読後感はここでしか味わえない。最高だ。私はもう麻耶雄嵩の虜になっている。
    全部好きなのだが、個人的に刺さったのは『名探偵の自筆調書』『囁くもの』『メルカトル式捜査法』。

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    2026年05月26日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    一応、僕の解釈を書き留めます。

    メルカトル鮎は銘探偵なので、彼の最後の発言を物語の根底に置いて、逆算的に物語を考えると、不格好だけど筋書きは出来そうです。

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    2026年04月03日
  • 神様ゲーム

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    私的傑作ミステリーです。

    そもそもミステリーにしては短いうえに、さらっとテンポよく物語が進んでいきあっという間に読み終えてしまいます。
    そして読んだ後のやるせなさ、どんよりとした気持ち、視界が暗くなるような言い表せない感情。

    神様が言うことは信じたくないけど、もし神様がいうことがただしいのならば・・・

    さらっと質のいいイヤな話を提供してくれる名著です。

    恐らく読む人を選びます。身内には気持ち悪いと不評でしたが、この物語には誉め言葉だと思います。

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    2026年04月02日
  • 百合小説コレクション wiz 2

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    ネタバレ

    「百合小説」をベースとしながら、前巻よりもずっと物語の多様性が増した感じがしました。どの作品も心に刺さり「百合」という作品領域の奥深さを感じた次第です。

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    2026年03月22日
  • 神様ゲーム

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    勧められて読んだ本!
    短くて軽く読めたのと、展開が早くて出来事が多い点が飽きなくて良かった。

    予測しきれず、最後"!?"となった。イヤミス好きだから、ありがとうございます!となりました(?)

    色々考察も読み漁りたいけれど、続きも出版されてるようで買うか迷っています

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    2026年03月17日
  • 木製の王子 新装版

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    やっていることが複雑すぎて簡単には理解できない。執拗ともいえるアリバイ崩しがおまけですらない。どうかしていて、さすがという他ない。
    編集者、校正担当は頭抱えただろうな。
    何十年かぶりに夏と冬の奏鳴曲を読み返してみようか。

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    2026年02月25日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    いかにも新本格らしさを感じる設定。それでいてアンチミステリとは……。
    何といえばいいのか……。
    いずれにせよ、読んで良かった。

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    2026年01月06日
  • 隻眼の少女

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    因習村モノ。
    麻耶雄嵩作品には珍しく、真面目に考えるとちゃんと犯人が分かる作品。
    表紙は絵より実写のヤツのほうが好きです。

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    2025年11月29日
  • メルカトルかく語りき

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    麻耶雄嵩でしか得られない成分がある。特に「収束」が好きだ。殺人が行われることで犯人がわかるということはみすみす殺人を犯させてしまうわけだが、謎の解明という点ではやむを得ないという……。

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    2025年11月19日
  • 隻眼の少女

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    さすが麻耶雄嵩としか言えない。
    おもしろい。
    随所に忍ばせる遊び心が好みすぎる。

    主人公静馬が訪れた因習村の神、スガルの後継者が殺される。
    隻眼の少女、御陵みかげは名探偵である母の名を継ぐ為、この事件の解決に挑む。

    第64回日本推理作家協会賞
    第11回本格ミステリ大賞
    らしい。

    殺人方法が派手で好き。
    巧妙な犯行を重ねる何枚も上手の犯人に翻弄されるみかげ。
    隻眼ってだけでかっこいいのに、聡明なみかげは、とにかく最後までかっこいい。

    ネタバレ厳禁だし、できればあらすじも読まないでほしい一冊!

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    2025年10月26日
  • さよなら神様

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    ネタバレ

    神様ゲームの続編。
    神様の鈴木は全知全能。殺人事件の犯人を主人公の桑原淳にだけ教えてくれる。初めは信じていなかった主人公も何度も繰り返されるご信託に段々信じざる得なくなってくる。

    後半は怒涛のどんでん返しの連発。主人公は女だった!親友が殺された!神様の性格、性質を利用する小学生たち!などなど、読む手が止まらなくなる。

    最後に真相に気づいた主人公はすでに恋する乙女になっていて、神様が入り込む余地がなくなっているというのも面白い。鈴木が主人公だけ特別扱いしたのは闇を抱えて、神様を信じてしまうほど、心に穴があったということだろう。

    終わりのフレーズは「さよなら、神様」でタイトル回収。終わり方として素晴らしい。

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    2025年09月27日
  • メルカトルかく語りき

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    ネタバレ

    アンチミステリ。着実に積み上げていくパズラー推理を一瞬で崩す捻くれたラストがとても良かった。
    特に好きだったのが答えのない絵本と密室荘。メタフィクション的な空気感を感じた。不十分なフィクションであるメフィスト学園や密室荘を、メルカトル鮎というメタフィクションな存在が推理をするという図を思い浮かべた。明らかにフィクション世界の事件なのに、メルカトル鮎の推論だけ現実味を帯びているのがとても不思議な感触だった。
    常識が安易と破壊される感覚を味わえる傑作。めちゃくちゃ面白かった。

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    2025年08月17日