麻耶雄嵩のレビュー一覧
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これ1冊じゃわからないやつ?
雰囲気や会話は面白かったし好きなシーンも多いのだけど期待したオチをわたしが全く理解できず。
烏有と桐璃が同一人物だとか全てが電子世界なのかと雑にあれこれ考えたけど結局よくわからなかった。それでも嫌いになれないところはある。
理三コンプのひとが身近にいたんだろうか。そこだけ辛辣に感じた。不登校をやたらとせめたり男尊女卑描写があったりは公開が1995年だから仕方ない気もする。装丁画がいま風なので新しい著書かと思ってたらすごく古かった。でもやっぱり好きかな。
はー、それにしても長かった。読み終えるのに1ヶ月近くかかったから私も和音島に幽閉されてた気分だ。途中で別の本を何 -
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天才で傲慢な探偵メルカトルが難解な事件を解決していく短編集。人物描写の際、服装に注力しているのが印象的。
※以下ネタバレ注意※
事件を解決するといっても根本的な解決ではなく、この可能性は無くなった、であったり、こうかもしれないね、という具合で事件が終了するので結局は犯人が見つからない。また、助手はぼんくらと言う設定だが、それにしてはメルカトルに対してタメ口だし、強気に出ることがままあったことも少し違和感。こういう探偵ものが好きな人もいるだろうが、私はノーサンキュー。ただし、宗教の回に関しては先に犯人になりうる人物の行動を描写する試みは面白いと思った。 -
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新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念したアンソロジー。新本格第一世代のレジェンド作家七名の夢の競演。
「名探偵」をテーマに書かれたレジェンド作家のアンソロジー。
「名探偵」をテーマに、とはいえ、実はストレートに探偵ものミステリを書いてる方は少ない印象。ちょっとメタフィクションっぽかったり、今までの新本格の歴史への郷愁を感じさせるものだったり。
ただ、短篇でも粒ぞろいで、この作家陣の並びだけでも非常に贅沢なものを読んでいる満足感があります。
個人的には我孫子武丸さん『プロジェクト:シャーロック』と歌野晶午さんの『天才少年の見た夢は』が好きでした。どちらもちょっ -
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毎度のことながら、摩耶雄高の本はモノすごい展開なのよ。
読んでて、違和感ありまくるんだけども。そっか、だからなのね。っていう。
おかしかったもの。その反応。
色々伏線があって、主人公の言葉を借りるなら不整合がいろんなところに現れるのよね。
いやーさすがにそれは。っていう展開が数々あるんだけどさ。読み終わったら、
摩耶さんがこれがやりたいがために、こういうストーリーにしたわけね。
ってなる。
あとがきに、摩耶さんの本を読むと悔しくなる。
ってホントにわかる。なんだよ。ってなる。
ミステリー小説ってもう言っていいのかいけないのか。笑笑
ミステリー好きの夢の展開とでもいえば、ミステリー -
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直観力の鋭い元気なももと推理力の高いクールなあおは、2人とも名探偵を目指す女子高校生。2人の学園生活と推理勝負を描いたミステリ。
作者の麻耶さんの出身地でもある三重県伊賀市が舞台の、正統派な謎ときミステリです。
3編が収録されており、最初の2編は読者への挑戦付き。私は全然わかりませんでしたが、読み返すとヒントは多いので、真剣に考えたらわかる方もいるかも。
麻耶さんの小説の中では、比較的後味も悪くなくライトな内容かと思います。
女子高生2人が時に友人として、時にライバルとして探偵として切磋琢磨してゆく。2人とも完璧な探偵という感じではないのが、初々しくて新鮮でした。
イラストレーターの問七 -
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ネタバレ麻耶雄嵩4作品目
隔離された村と外人、細かい時代は分からないが雰囲気は良かったと思う。
■珂允・襾鈴・庚・櫻花
珂允と襾鈴が同一人物でおぉとなって、櫻花も同一人物で???となった。
どこまでが本当の話でどこまでが櫻花の妄想なのか分からなくなってしまった。
一気に話の時系列がごちゃごちゃになったが辻褄合ってるのかな??
驚きはしたが、確認する気力はなくなってしまった。
■村の絶対権力
色々な作品で小さな村の絶対権力者や謎の掟が出てくるけど、限られた世界だとその中のことが当たり前で常識になってしまう。
それは学校でも会社でも同じことだと思う。
外から見るとおかしなことがまかり通ってることはよく