麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • あいにくの雨で

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    ネタバレ

    初めて拝読した麻耶作品。
    雨というタイトルに惹かれて購入。ラストが衝撃的で、なんかもうつらい。これからの烏兎くんと獅子丸、そして祐今のことを思うとなんとも言えない気持ちになる。祐今は何も知らないまま過ごし、烏兎くんと獅子丸は奇妙に歪んだ関係を持続していくのか気になるので、その後の物語が欲しいとか思ったり思はなかったり。
    “俺たち親友だろ”の重たさ。

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    2016年10月02日
  • 鴉

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    大鏡と呼ばれる神様が支配する村で起こる連続殺人事件。閉鎖された空間では、外の世界での常識が通じることはなく、読みながらこの村の不気味さにどっぷりと浸っているうちに、最後には、えっ??と思わせてくれる!
    横溝ワールドに浸るのが好きな自分にとって、この世界観はとても好き。現代にもこんなに自分の好みに合う作家さんがいてるとは!

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    2016年08月09日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    名前だけは知っていた、探偵メルカトル鮎の出てくる麻耶氏デビュー作!ということでワクワクしつつ読み始めたところ・・・違う探偵が出てきて話が進むことに動揺し、やっと出てきた!と思えばそこからの展開に終始振り回され。
    後半は「いやいや、それはないだろ」「・・・はあ!?」の連続でした(悪い意味ではなく)。
    色々とアクの強い作品でしたが、嫌な感じはせず、「何だこれは、他のも読んでみるか」という気持ちにさせられたので、手を出してみて正解だったかも。

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    2016年08月08日
  • 螢

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    ネタバレ

     オカルトスポット探検サークル「アキリーズ・クラブ」の学生6人が,同サークルのOBが所有している黒いレンガ屋敷ファイアフライ館にやってきた。この屋敷は,10年前,作曲家の加賀螢司が演奏家6人を殺害した場所だった。
     また,アキリーズ・クラブのメンバーの一人,対馬つぐみは,「ジョージ」と呼ばれる殺人鬼に惨殺されていた。
     アキリーズ・クラブのメンバー6人と同サークルのOBであり,ファイアフライ館のオーナーである佐世保左内が宿泊した嵐の夜,オーナーの佐世保が何者かに惨殺される…というストーリー。

     探偵役を務めるのは,アキリーズ・クラブの4回生,平戸久志と1回生,島原駿策。平戸は,アキリーズ・ク

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    2022年11月13日
  • 螢

    購入済み

    後味悪いファンタジーミステリー

    麻耶さんらしい後味の悪さ。
    よくあるミステリーの様な理論立てて推理していく類のものではなく、救いもない。

    空間も理由もリアリティとはかけ離れていて、ふと現実に戻った時、こんなもの壊してしまえばいいのにと思っていたが、最後に本当に壊れてしまった。

    リアリティがないからこそ人間くさい。
    本当の殺人なんて至極ファンタジーなのかもしれない。

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    2015年12月19日
  • あいにくの雨で

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    高校生たちが主役の青春ミステリ。
    ただし麻耶雄嵩なので絶望感がすごい青春。

    でも…なんだろう…麻耶雄嵩に慣れたのかラストもうわぁとは思うものの、なんか今回はライトだったな!とか思うようになってしまった…。
    でもメルが絡む長編ものよりはだいぶ読みやすいのは事実だと思う。直前に読んでたのが夏と冬の〜…だったので余計読みやすく感じた。

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    2016年10月20日
  • 鴉

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    ネタバレ

    星3か4か迷ったけど、4。
    最近、麻耶さんばかり読んでるなあ。

    失踪して帰ってきて殺された弟の謎を知るために
    隔離された村にやってきた主人公。
    そこでは大鏡と呼ばれる一人の人物が村の全てを支配していた。

    最後まで読み終えて、整理して理解するのに時間がかかった。
    本物の弟は自身がずっと昔に殺害しており、
    架空の弟の姿をずっと追いつづけていた。

    色覚異常って遺伝なのだということを初めて知った。

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    2015年10月15日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    「なんだこれ!」
    読んでいる最中、読み終わった後、私の頭に浮かんでいたのはその一言であった。本のジャンルは何かと聞かれれば、もちろん『本格推理小説』にあたるのだけれど…ミステリに於ける常識を覆すどころか、引っ掻き回してしまっている!その理由は言わずもがな、探偵役である〈メルカトル鮎〉のせいだ。時に本気で腹を立ててしまうほど横暴かつ憮然たる態度で飄々と事件を解決していく様は読み応えあり。純粋に『本格推理小説』が読みたい方にはおすすめはしない。しかし昨今ありふれた『本格推理小説』にマンネリを感じている方には、自信を持っておすすめしたい。

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    2015年09月23日
  • 鴉

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    メルカトル鮎が出てくる長編を読むのはこれが発行順じゃないけど翼ある闇に続いて二冊目。

    閉鎖された村で独特の神が崇められていてなぞの鴉の大群が襲って来る。そこに弟の死の原因を探るため主人公がやってくる…という結構オーソドックスなミステリの雰囲気で私の好きな感じだったので読みやすかった。

    伏線がしっかりといろいろ張られているのでそこに注意して読んでればある程度はオチが予測できるので翼ある闇ほど最後「はぁ!?」とはならなかった。
    でもやっぱりオチは普通のミステリより癖がある。

    メルの新たな出自がわかって、メル好きな私には嬉しかった。

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    2015年09月15日
  • メルカトルかく語りき

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    異端な作家が生み出した問題作
    前代未聞の結末を見事に揃えた短編集。個人的には3話目が大変気に入った。もちろん奇抜な内容だけあって、後味が悪い部分もある。極限までミステリを追求した結果行き着いた境地なのだろう。ミステリ初心者や、王道派には推薦できないが、マニアックな人には読んでもらいたい。

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    2015年12月22日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    新しい探偵に手を出したくてよく名前を聞いていた麻耶雄嵩さんの本を購入。
    このシリーズの1巻…これであってる!?というくらいの展開で…早く2巻を読みたいです。メルカトル鮎氏は…えーと…
    内容は時々私の知識が無さすぎて???となるところもありましたが、ページをめくる手は止まらず、一気に読めました。どんでん返しが多いのは途中で勘づきましたがここまでとは。これぞミステリーの醍醐味ですね。

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    2015年02月16日
  • あいにくの雨で

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    ネタバレ

    あいにくの雨で~あいにくの麻耶雄嵩
    とはいえ、裏切られるの承知で読み始まってはいたのですが相変わらずのちゃぶ台ひっくり返しの技。

    後味、いい、悪いの問題ではもはやない。
    覚悟して読んでいたのでショックは少なかったけれど
    どんなバカ?とは期待していた。バカじゃなかった、残念。

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    2015年01月04日
  • あいにくの雨で

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    ネタバレ

    他の麻耶作品と比べると異色な青春ミステリ。ラストは派手ではないが喪失感でいうと随一かもしれない。
    章の仕掛けもなかなか効果があったと思う。
    ただ、どこか幻想的なのは麻耶らしさとしていいとしても、登場人物の描写が薄く、性格や関係なども地の文の説明と描写で開きがあるように感じてしまった。もう少し掘り下げがあればラストが際立ったと思うので残念。

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    2014年11月18日
  • 名探偵 木更津悠也

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    「白幽霊」という存在が一つの装置として全編に登場する短編集。
    中でも『禁区』はその装置が綺麗に作用して意外な真相をもたらしてくれる。
    探偵役はお馴染みの木更津悠也なのだが、ワトソン役である香月が語り部に収まらない立ち位置にいるのが面白い。

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    2014年09月11日
  • メルカトルかく語りき

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    ネタバレ

    これは…完全に人を選びますね。
    私は『メルカトルと美袋のための殺人』は読んだんですが、それより今回の方がさらに選びそう。
    文は上手いし、中盤までの盛り上がり方はすごく好きなんですが、最後が…全部が全部もやって感じなのではっきりしたのが好きって人は途中で投げそう。
    『九州旅行』が一番好きかな。
    メルと美袋の掛け合いも面白かったし、最後は「えっ?!」となる感じが良かった。
    あのあとどうなったのかが気になってしょうがない。

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    2015年09月15日
  • メルカトルと美袋のための殺人

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    良いキャラじゃないですかメルカトル。探偵役としては非常に癖になる味わいです。
    特に「化粧した男の冒険」「彷徨える美袋」の様な結末に持っていける探偵はちょっと記憶にありません。
    常識破りで破天荒なイメージの氏の作品にはピッタリの探偵でしょう。
    それでいて肝心の謎解きはロジカルで正攻法。
    短編ながらピリッと辛めのミステリを充分に堪能できます。
    ただ、巻き込まれ型の事件が多かったのが気になる所。こんなにも偶然に殺人事件に遭わないでしょ、とは穿った見方でしょうか。
    氏のデビュー作をふと思い出さなければ素直に楽しめる一作です。

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    2014年05月07日
  • 隻眼の少女

    購入済み

    確実に驚くことができます

    意外な犯人に驚きはするけど、モヤモヤします。モヤモヤするけど、そうきたか!と唸ります。唸るけど、モヤモヤします。そんなミステリーだと思います。ミステリーに必要なのは驚きだ!という人にはお勧めです。

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    2014年02月19日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    電子書籍。麻耶さんの初期の作品です。なるほど!この作家にしては比較的穏やかな方ですね笑。それでも事件の真相が最後に明かされないというこの手法は…どっちがほんとなんだ?という疑惑をもったまま何とも言えないないようです。しかしメルカトルは最初はこんな扱いだったのか!笑

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    2014年01月13日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    ネタバレ

    ずっと読みたいと思ってたメルカトル鮎物をやっと読みました。
    噂に聞いてたとおり鬼畜ですね。
    まぁでも探偵がかならずしもいい人とは限らないのだからこれはこれでありかと。
    なにより美袋くんとの掛け合いが面白かったです。
    本当に何故こんなにも嫌な奴と思いながらも付き合い続けてるんだろう…

    『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』『小人閑居為不善』『彷徨える美袋』が特に良かった。
    小人~は解説にも書いてありましたが、事務所に依頼人が来るというホームズのスタイルに近く、ラストの黒い感じも良かったと思います。
    彷徨える美袋は見事な振り回されっぷりがまた…。
    ラストは名ゼリフですね。

    メルの性格が性格なので万

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    2015年09月15日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    メルカトルシリーズ独特の「アク」が強く出ていますが、どの短編もロジックに緻密さと切れ味があり、非常に良く出来ていると思います。メルカトルの非道っぷりが面白かったです。
    【遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる】は傑作。【小人閒居為不善】、【彷徨える美袋】もお気に入りです。

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    2014年04月27日