麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 鴉

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    メルカトル鮎が出てくる長編を読むのはこれが発行順じゃないけど翼ある闇に続いて二冊目。

    閉鎖された村で独特の神が崇められていてなぞの鴉の大群が襲って来る。そこに弟の死の原因を探るため主人公がやってくる…という結構オーソドックスなミステリの雰囲気で私の好きな感じだったので読みやすかった。

    伏線がしっかりといろいろ張られているのでそこに注意して読んでればある程度はオチが予測できるので翼ある闇ほど最後「はぁ!?」とはならなかった。
    でもやっぱりオチは普通のミステリより癖がある。

    メルの新たな出自がわかって、メル好きな私には嬉しかった。

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    2015年09月15日
  • メルカトルかく語りき

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    異端な作家が生み出した問題作
    前代未聞の結末を見事に揃えた短編集。個人的には3話目が大変気に入った。もちろん奇抜な内容だけあって、後味が悪い部分もある。極限までミステリを追求した結果行き着いた境地なのだろう。ミステリ初心者や、王道派には推薦できないが、マニアックな人には読んでもらいたい。

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    2015年12月22日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    新しい探偵に手を出したくてよく名前を聞いていた麻耶雄嵩さんの本を購入。
    このシリーズの1巻…これであってる!?というくらいの展開で…早く2巻を読みたいです。メルカトル鮎氏は…えーと…
    内容は時々私の知識が無さすぎて???となるところもありましたが、ページをめくる手は止まらず、一気に読めました。どんでん返しが多いのは途中で勘づきましたがここまでとは。これぞミステリーの醍醐味ですね。

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    2015年02月16日
  • あいにくの雨で

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    ネタバレ

    あいにくの雨で~あいにくの麻耶雄嵩
    とはいえ、裏切られるの承知で読み始まってはいたのですが相変わらずのちゃぶ台ひっくり返しの技。

    後味、いい、悪いの問題ではもはやない。
    覚悟して読んでいたのでショックは少なかったけれど
    どんなバカ?とは期待していた。バカじゃなかった、残念。

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    2015年01月04日
  • あいにくの雨で

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    ネタバレ

    他の麻耶作品と比べると異色な青春ミステリ。ラストは派手ではないが喪失感でいうと随一かもしれない。
    章の仕掛けもなかなか効果があったと思う。
    ただ、どこか幻想的なのは麻耶らしさとしていいとしても、登場人物の描写が薄く、性格や関係なども地の文の説明と描写で開きがあるように感じてしまった。もう少し掘り下げがあればラストが際立ったと思うので残念。

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    2014年11月18日
  • 名探偵 木更津悠也

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    「白幽霊」という存在が一つの装置として全編に登場する短編集。
    中でも『禁区』はその装置が綺麗に作用して意外な真相をもたらしてくれる。
    探偵役はお馴染みの木更津悠也なのだが、ワトソン役である香月が語り部に収まらない立ち位置にいるのが面白い。

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    2014年09月11日
  • メルカトルかく語りき

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    ネタバレ

    これは…完全に人を選びますね。
    私は『メルカトルと美袋のための殺人』は読んだんですが、それより今回の方がさらに選びそう。
    文は上手いし、中盤までの盛り上がり方はすごく好きなんですが、最後が…全部が全部もやって感じなのではっきりしたのが好きって人は途中で投げそう。
    『九州旅行』が一番好きかな。
    メルと美袋の掛け合いも面白かったし、最後は「えっ?!」となる感じが良かった。
    あのあとどうなったのかが気になってしょうがない。

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    2015年09月15日
  • メルカトルと美袋のための殺人

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    良いキャラじゃないですかメルカトル。探偵役としては非常に癖になる味わいです。
    特に「化粧した男の冒険」「彷徨える美袋」の様な結末に持っていける探偵はちょっと記憶にありません。
    常識破りで破天荒なイメージの氏の作品にはピッタリの探偵でしょう。
    それでいて肝心の謎解きはロジカルで正攻法。
    短編ながらピリッと辛めのミステリを充分に堪能できます。
    ただ、巻き込まれ型の事件が多かったのが気になる所。こんなにも偶然に殺人事件に遭わないでしょ、とは穿った見方でしょうか。
    氏のデビュー作をふと思い出さなければ素直に楽しめる一作です。

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    2014年05月07日
  • 隻眼の少女

    購入済み

    確実に驚くことができます

    意外な犯人に驚きはするけど、モヤモヤします。モヤモヤするけど、そうきたか!と唸ります。唸るけど、モヤモヤします。そんなミステリーだと思います。ミステリーに必要なのは驚きだ!という人にはお勧めです。

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    2014年02月19日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    電子書籍。麻耶さんの初期の作品です。なるほど!この作家にしては比較的穏やかな方ですね笑。それでも事件の真相が最後に明かされないというこの手法は…どっちがほんとなんだ?という疑惑をもったまま何とも言えないないようです。しかしメルカトルは最初はこんな扱いだったのか!笑

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    2014年01月13日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    ネタバレ

    ずっと読みたいと思ってたメルカトル鮎物をやっと読みました。
    噂に聞いてたとおり鬼畜ですね。
    まぁでも探偵がかならずしもいい人とは限らないのだからこれはこれでありかと。
    なにより美袋くんとの掛け合いが面白かったです。
    本当に何故こんなにも嫌な奴と思いながらも付き合い続けてるんだろう…

    『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』『小人閑居為不善』『彷徨える美袋』が特に良かった。
    小人~は解説にも書いてありましたが、事務所に依頼人が来るというホームズのスタイルに近く、ラストの黒い感じも良かったと思います。
    彷徨える美袋は見事な振り回されっぷりがまた…。
    ラストは名ゼリフですね。

    メルの性格が性格なので万

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    2015年09月15日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    メルカトルシリーズ独特の「アク」が強く出ていますが、どの短編もロジックに緻密さと切れ味があり、非常に良く出来ていると思います。メルカトルの非道っぷりが面白かったです。
    【遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる】は傑作。【小人閒居為不善】、【彷徨える美袋】もお気に入りです。

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    2014年04月27日
  • 隻眼の少女

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    秋田の事件を解決する続編もあるといいな~なんて呑気に読んでいたら…うわっ衝撃!なんかいろいろ音をたてて崩れていったw
    常に予想の先を行かれて裏切られ、最後は一筋縄でいかない後味の悪さ。全体を通して名探偵の宿命のようなものをひしひし感じた。

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    2022年07月31日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    銘探偵メルカトル鮎と、推理小説家美袋三条が巻き込まれる数々の事件。
    メルカトルシリーズはデビュー作からの二作目なので、美袋くんとは初対面、メルカトルはこれでやっと彼を知るのだな、という感慨だったのだが、メルは翼のあれで充分メルだった。過不足なかった。

    遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる
    化粧した男の冒険
    小人閑居為不善(『閑』は実際はもんがまえに月)
    水難
    ノスタルジア
    彷徨える美袋
    シベリア急行西へ

    の、七作収録。
    メルカトル鮎のゲスぶりとそんなメルによくよく利用される美袋くんの受難がもうひどいのなんの(笑)。メルカトルは決して好きなキャラクタじゃないのに、不思議と情を持ってしまうのは……瑠

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    2013年02月06日
  • 名探偵 木更津悠也

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    この本で、麻耶雄嵩を買い漁ることを決定!! ホームズ&ワトソンな関係で、ワトソン側の肩を持っちゃう読者にはたまらんよ!! やられた!!

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    2013年01月10日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    1作品目でいきなり美袋が落ち込んでいる。メルカトルは傲岸不遜極まりない。おもしろいと思える作品もあれば、ちょっと「無茶だろ」とおもえる作品もある。メルカトルは「私の言うことが絶対だ」的な探偵なので好き嫌いは分かれるかもしれない。

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    2012年11月28日
  • 名探偵 木更津悠也

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    ネタバレ

    再読。緻密な論理ってほんと素晴らしい。そして香月君ってやっぱりメルと双子なんだなあと思わせられた。このゲス野郎。
    『白幽霊』たぶん最初で最後の香月君視点で読めた話。どうしてそこに気付かないんだ木更津!(笑)と。『禁区』あれが伏線…!驚いた。『交換殺人』(実は)最初からクライマックス。ところでメルならきっと最初の14ページでもう見抜けてるよね、ということはきっと香月君も見抜けてたんだろうなと思うと何というかその出来レース?『時間外返却』その後この二人は上手くやっていけるんだろうか。いけるんだろうな。
    全体的に香月君の「名探偵木更津」萌えが迸っててなんかもうすごい。香月さん流石です(色々な意味で)

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    2013年03月05日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    初麻耶作品。これが例の「メルカトル」か、と思いながら読んだ。いやメルカトルメルカトル聞くと、航海図かそれを作った人か、国土地理院採用の国際横メルカトルもしくは平山さんの「独白するユニバーサル横メルカトル」しか思い浮かばなくて、メルカトルが探偵ってどういうことだ、と思っていたのだが、積年の謎が解明されてすっきり。

    大富豪・今鏡一族の住居、曰くつきの「蒼鴉城」に招かれた名探偵木更津と「私」はそこで早々に首切り殺人事件に出くわす。そしてそれは序章に過ぎなかった。
    連続する首切り殺人に木更津は立ち向かうが――。そして更なる探偵、メルカトル鮎が披露した驚愕の推理。事件の真相は――?

    始めは申し訳ない

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    2012年08月28日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    長編に向かない銘探偵メルカトル。
    相変わらずの傍若無人振りに圧倒されます。そして美袋が不憫でならない。
    お約束で終わらせないというか著者の意識の高さが窺えます。

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    2017年05月20日
  • 名探偵 木更津悠也

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    名探偵 木更津の短編集。ワトソン役香月の賢さ+腹黒さ+木更津ラブっぷりが何とも良い味ですね。
    全編に共通して「白い幽霊」が絡んでいて最後に何かあかされるのか?と思いきや、そこは謎のままなのですね。
    妙な薀蓄も少なく読みやすかった。

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    2011年02月04日