中山七里のレビュー一覧
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なんか、怖そうなタイトル((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
でも読後、あれ?そんなに怖くはなかったかも…と、思いました。
物語の舞台は岡山県姫野村、人口300人足らずの限界集落で、約70年前に村人6人を惨殺したとされ世間を騒がせた巌尾利兵衛の呪縛に囚われていた。それは、数年に一度鬼哭山から利兵衛の咆哮が轟くと、村人が死ぬというというものだった。時は流れて令和2年…村の人々は新たなる恐怖、新型コロナのパンデミックに晒される中、東京から転地療養として移住した麻宮…、この地域に息がつまっていた隣家に住む中学生の天木裕也は麻宮と親交を図るようになっていった矢先、鬼哭山から咆哮が轟 -
Posted by ブクログ
刑事毒島シリーズ第4弾!この作品も出版業界の厳しさをとことん描いたものになっていました。
5話の連作短編集と言ったらいいのか、小説講座の講師や大物書評家、新人作家、文学賞に固執する作家、宗教団体書籍のゴーストライター等々…毒島が毒舌を行使しつつ事件を鮮やかに解決します。よくもまぁ、こんなに口が回ること!「うふ、うふふ、うふふふふ」も健在でした!!ただ、他の読書家さんが触れているようにもうちょっと毒島にいっぱい登場してほしかったかな…。
大物書評家と文学youtuberとの作品は、今こうしてレビュー投稿している私が本当にそれでいいのか…考えさせられたかな!楽しく好きな本が読めればそれで -
Posted by ブクログ
“色”に関係したキーワードを持つ7つの事件を描いている。それぞれの事件は単独だが、最初と最後の事件にはつながりがあって、物語に一体感を持たせていた。
完全な善人もいなければ、完全な悪人もいない。その人の中に善い面・悪い面があるだけだというようなフレーズが印象に残った。高瀬は、相手の心を読み、読んだ心をうまく誘導して相手の行動を操ることに長けていた。相手の心を思いのままに操るという点では、「嗤う淑女」の美智留と共通する。高瀬の場合は、心を読み操る才を持ちながらも根は善人だった。
1人の人間の中に、善と悪が同居する。善を積めば徳となり、悪を積めば毒となる。なるほどねと手を打ちたくなるような言い -
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Posted by ブクログ
内臓が全て抜き取られた遺体が発見されるところから事件は始まった。犯行の目的や犯人像が見えない中、“切り裂きジャック”からの犯行声明が届き世間に恐怖が広がった。ジャックは誰なのか、犯行目的は何なのか?全てが明らかになるのが、終章のジャックの告白でした。
犯人の動機や犯行目的が気に入らなかったな。
真境名と榊原が、臓器移植は是か非か?に対して意見を交えるシーンが印象に残った。
移植手術を執刀した医師たちが患者を心から救いたい気持ちに胸を打たれ、脳死に立ち会った母親の思いには胸が痛んだ。命を繋ぐということは、文字面だけでない苦しさがそこにあるんだと気付かされた。
オーディブルで聴了。
ナレー