鈴木涼美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この小説の主人公、20代なんだよね、、
風俗業を引退して広報の仕事に入り、
職場環境をよくするために?上司と簡単に寝る。
自慰行為も頻繁。
同僚の女子とのランチはそうした会話ばかり。
さらに、同じ上司と寝ていたこともわかり、、
そのくせその上司が、別れたと言っていた妻子と
寄りを戻すのを発見すると悩んだり、、
子供なんだか大人なんだかよくわからない。
ただ、性に関してはとにかく奔放、
というか、
今自称保守層がのたまう「正しい家族」
には全く反する行動。
私自身、性差別、ミソジニーには反対し、
ジェンダーの考えには理解があるつもりなのだけど、
頭がついていかない。
自分はここに登場するよう -
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Posted by ブクログ
「私の身体」を「生きる」とは何だろう。いや、「私の身体」とは何だろう。そもそも、「私」とは何だろう。
各作家たちの切り口は様々だが、みな共通しているのが、己という存在を不可欠に構築するこの肉体というものの生物的な役割にも社会からの眼差しにもかなり戸惑い、苦しみ、受け入れたり受け入れられなかったりしながらどうにか生きている点で、強く連帯感を持ちながら読んだ。
痛ましさを感じたのが、執筆陣の女性たちはほぼほぼみな性被害の経験がある点。私にもあるし、私の友人たちもほとんどあると思う(学生の頃、痴漢が話題になったとき、その場にいた10人ぐらいのなかで痴漢に遭ったことがない子は1人しかいなかったことを -
Posted by ブクログ
ー 不倫は愚かだが、実際には不倫を恐れ糾弾し、あるいは恨むということも、実は同じくらいに愚かなことであるということは、知るに値すると思っている。
不倫に対して無条件に顔を顰める人は多いと思う。
なんせ「人倫にあらず」と書くのだ。
しかし、この本は、結婚という制度に窒息したり、苦しめられたりしている人たちへ感じ入る気分・シンパシーと愛情がたっぷり詰まっている。
つまり泥棒猫の女側に寄り添った本なので、不倫に顔を顰める人たち向きの本ではない。
少なくとも不倫を糾す論ではない。
著者の鈴木涼美さんは、元セクシー女優で、元日経記者で、芥川賞候補作家。
若い頃は、既婚男性ともお付き合いをしたと言う -
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