鈴木涼美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
慶應と東大出て、日経の記者でAV女優もやってたっていう涼美さんの経歴が大好きです。やりたいこと、全部やって生きている感じ。
けっこう下ネタや夜の世界のことが書かれているけれど、
氏の筆力で論壇チックでしたよ。
お母さまとのコンプレックスの章が、やっぱりわたしには
かさぶた剥がすような痛みがあって、それでも向き合いたくて、
結果とてもおもしろかったです。
表紙、ご本人です。美人さんですね。
【本文より】
・それでも私たちは、自分が新しい世界に出会う度に、誰かに複雑な思いをさせていることには自覚的であるべきだ。
・「大学出てオトナになったらさ、理不尽なものに頭下げたり、礼儀としてダサい恰 -
Posted by ブクログ
※まだ読み途中
圧倒的に強いジャケットに惹かれて読んでみる。
中央公論.jpで約1年間連載された内容の総集編。改題前は『夜を生き抜く言葉たち』、書籍化にあたりタイトルが攻めたものに変わっていることがわかる。これはおそらく正解だと感じる。
元AV女優という生き方が色濃く反映された内容ではあるが、慶應大学や東京大学大学院、その後に日経新聞に勤めるという素養の良さと文章に長けた能力の持ち主であることもわかる。
タイトルの通り、幼き頃から読書を通して育った著者の、その時々で思い入れのある本を紹介する内容である。前述したかなり変わった経歴、嗜好により、かなりの珍しい(?)作品が多く取り扱われていた -
Posted by ブクログ
鈴木涼美さんが五歳だったことの香りの記憶からはじまり、その後もターニングポイントといえるような印象的な記憶を追うエッセイで、これまで読んできた文章とは少し筆致が異なる気がしたし、けれど巨乳の人格に目覚めたり、P活女子高生としてパンツを売ったり、キャバクラで荒稼ぎしたり、友人と狭いアパートで飲み暮らしたり、いつもの饒舌っぷりは変わらないような気もした。
なんだろう、それによる回顧と哀愁と諧謔と慈愛のさじ加減があまりにも絶妙で、端的にめっちゃいい文章だなぁと思いながら読んだ。
教養があるご両親のもとで文化的資本を受け、いいところの私立小学校から、都心の大学附属校に進学して、渋谷で遊びながらそれな -
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Posted by ブクログ
性というか性別(性自認や対象)というか、性欲というか性癖とか、性体験とか。
「性」のことはご法度的で親子、恋人、親友でも避けたりするわけで、孤独な世界だと思ってきたけれど。それが女性作家が17人も語るわけで下品上等、生々しくて面白い。
面白い、と言ってる事を下品と言う人もいると思いますが、多様性?とあえて言葉にすれば線引きしないでよ、と。
面白いというのは具体的に変えれば興味深い、が適切か。いやらしい意味でなく、前述のようにご法度な他者の世界に興味があるわたしは、作家がこうもあけすけにエッセイとして実体験や思想を語ってくれてありがたく。
本として残るので結構なカミングアウトもあったりするわ -
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Posted by ブクログ
新井すみこさんのイラストが好きで手に取った本だが、読んでみたら内容も私は面白くてでも的を得ていて好きだった。
1番笑えたのは、男は推しと同化しないのに女は同化するって話。V系女子?を経験した身からすると確かにと思うところが多い。確かに推しは自分そっくりの人に見惚れるとは限らない(むしろ可能性は低くなると私は思う)ので、努力して積み上げたものが壊れるような思いをすることがある。まぁネイルと同じで、自己満足の世界なんで別にいいですけどねっ!
この本に限らず、女を題材としたエッセイ本は笑えると同時に切なくなることが多い。男のエッセイも同じなのだろうか?と思った今日。 -