鈴木涼美のレビュー一覧

  • ノー・アニマルズ

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    ネタバレ

    取壊しが決まっているマンションに住む人たちの短編集。岡本歌織さんの素敵な装丁に惹かれて。ただ鈴木さんはあんまり自分とは合わないので、今後は読むのは控えるかも……。

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    2026年03月11日
  • JJとその時代~女のコは雑誌に何を夢見たのか~

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    大学生になって直ぐに出てよ!
    三回位チョトだけ出ました。
    あの頃の良い思い出から今に至る迄、凄い事が有りました。(40年経過 /1990年経済学部経済学科
    卒)

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    2026年03月06日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

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    アンソロジー、あまり読んだことがなかったので読めるか少し心配でしたが、

    いろいろと、それぞれに、自分の身体に関する記憶や経験が書かれていて、

    無事読めました。

    ワンテーマを通して、こんなに豊かなアンソロジーができるんだなーと、やっぱ一流の作家さんたちだからかと思いますが、読者としても自分自身の経験について振り返る機会になったり、他者について少し想像する機会になる、とても良い本だったと思います。

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    2026年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    リレーエッセイ方式で17人の書き手が
    『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。

    想像していた感じと、かなり違っていた。
    同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。

    女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・

    トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
    恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。

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    2026年02月13日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • 私の身体を生きる

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    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

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    2026年01月14日
  • ニッポンのおじさん

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    この著者さんの文は、一文が私には長い…

    ちょっと理解しにくく、読みやすい内容のはずなのに、頭に入ってこない…

    どういう内容だったかなぁと振り返ると、あまり記憶に残っていないのだけれど、
    あとがきで、「ただでさえ黒髪黄色肌が圧倒的に多い光景の中、その他者性に気づくほど異質なものにはなかなか出会わない」とあり、
    そのあたりから、あ、もしかしてそうかも、と思ったのは、この著者さんは、黒髪黄色肌が多いこの国で、多様性を身近に感じられるのは、一般的な水準以上の人とセックス(あるいはその類のこと)しているからこそ、通常に知れる以上の情報を、一人の人間から得ているからか!と。

    (↑必要以上に長文にして

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    2026年01月01日
  • 典雅な調べに色は娘

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    初めての鈴木涼美さんの作品。
    まずはバイブスがめちゃくちゃ合うというのと、1ページあたりの文字数が多いのと夜の街やら性描写やら、あとはワードセンスとかもそうなんだけど、文中でシニカルな例えのようなもので度々脱線してしまうのその思考の寄り道的な部分での例えとかがとても面白くて解像度がめちゃくちゃ上がるような感じ。
    自己正当化しない自己開示であったり被害と加害、純粋と不純、正しいと間違い、そういう二項対立を信用していない感じであったり、清潔であることへの不信のような核みたいな部分が金原ひとみさんととても似ているというか、共通した何かがあるなぁって思いました。
    金原ひとみさんにハマっている最中なので

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    2025年12月30日
  • 典雅な調べに色は娘

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    破天荒で、いつも小ネタ持ってる女友達と、
    飲んで、まずまず酔っ払ってる時に聞くような話!笑

    わたしはカスミみたいな奔放な女の子、好き。
    でも、これ…どうやって最後〆るのかな?と思って読み進めて、最後までダルダルと女友達の
    性近況聞いて終わった感だった。
    描写は面白いけども、スッキリもモヤモヤもない。

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    2025年12月16日
  • 私の身体を生きる

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    【目次】

    Better late than never(島本理生)

    肉体が観た奇跡(村田沙耶香)

    「妊娠」と過ごしてきた(藤野可織)

    身体に関する宣言(西加奈子)

    汚してみたくて仕方なかった(鈴木涼美)

    胸を突き刺すピンクのクローン(金原ひとみ)

    私は小さくない(千早茜)

    てんでばらばら(朝吹真理子)

    両乳房を露出したまま過ごす(エリイ)

    敵としての身体(能町みね子)

    愛おしき痛み(李琴峰)

    肉体の尊厳(山下紘加)

    ゲームプレーヤー、かく語りき(鳥飼茜)

    私と私の身体のだいたい五十年(柴崎友香)

    トイレとハムレット(宇佐美りん)

    捨てる部分がない(藤原麻里菜)

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    2025年12月07日
  • ギフテッド/グレイスレス

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    ギフテッド
    歌舞伎町で働き暮らす娘と詩人だった死にゆく母。昔母に火傷させられて刺青を入れている。自殺した友人や風呂屋の友人やホストや母の体を買っていた男。特になにか起きる訳でなく感情の起伏もなかった。
    解説を読んで、母と娘の身体性の一致、死でのその解放、なのだと理解した。
    「(少なくとも私が自分で食べ物を掴めるようになるまで、)私の身体は全て彼女ひとりのものだった」p19〜
    「母が焼きたかったのは自分の肌なのだろうか。むしろ、自分の体内で作り出した私の肌は、母の肌でもあったんだろうか。」p75

    グレイスレス
    祖母との田舎の家での暮らしと、AVメイク師としての仕事。こちらもあまり何も起きずに終

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    2025年12月22日
  • 私の身体を生きる

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    「汚してみたくて仕方なかった」鈴木涼美
    売春が無くならないのは、男側の問題の方が大きいけど、自分に値打ちが付くことに依存する女側の問題もあるのかもしれないと思った。女は性処理として利用されてきた時代が長く続いたせいもあり、完全に無くすことは難しいのだと悟った。

    「トイレとハムレット」宇佐見りん
    面白かった、、!確かに腹痛と苦悩のポーズは似ている。舞台が好きな理由として「シンプルだから」っていうのはすごく腑に落ちた。たった一つの物語、感情を演じているだけだもんな。現実の方が感情ごちゃ混ぜで騒がしいもの。

    「私の三分の一なる軛」児玉雨子
    生物は毎日ちょっと死んでおかないと生きられないって興味深

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    2025年11月22日
  • 典雅な調べに色は娘

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    ネタバレ

    20前半ならまだわからなかった。
    20後半になってきたからこそ、この生々しいリアリティのあるお話がスッと読めるようになったと思います。
    カスミの潔さ、ばさばさしているように見えるけど「やっちゃった〜」とでも言っていそうな雰囲気にみるみる惹かれてしまいました。
    恋敵としては絶対に嫌だけど、友達だったら超仲良くなりたいタイプです。
    10代に比べると歳をとったはずなのに、
    まだまだ悩むことが多い。けれどカスミを見ているとなんとかなりそうにも思えて、前を向ける作品だと思いました。

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    2025年11月16日
  • 不倫論

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    身近な会話と有名人の事例、小説やドラマを例に、不倫とは、そしてそれぞれの立ち位置と相互の考えや受け止めについて考える。息をするように自然に、そして窮屈な生活の息抜きとして、痛罵され理想化される不倫とは何なのか。
    後半、男は本命と遊び相手を同じ生き物だと思っていないという記述があったが、そこはお互い様では無いか。オジは人間扱いされてるか?

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    2025年11月03日
  • 私の身体を生きる

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     身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。
     どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。

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    2025年11月02日
  • 私の身体を生きる

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    どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうした

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    2025年10月05日
  • 私の身体を生きる

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    テーマはとても興味深い。
    面白いかと言われれば分からない。
    人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか?

    年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?

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    2025年09月18日
  • 私の身体を生きる

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    高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
    同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
    「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
    痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
    もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
    それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
    またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく

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    2025年09月09日
  • ノー・アニマルズ

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    初めて読む作家さん。カバーがアート的で素敵です。取り壊しを控えたマンションの住人を主人公にした連作短編集。金原ひとみさんみを感じる世界観でした。ままならない現実を受け止めつつも、心の本音が赤裸々に描かれていてなかなか興味深かったです。

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    2025年09月01日
  • 私の身体を生きる

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    こんなにも赤裸々に皆書いて良いのか!?と最初動揺したが、それぞれ考えさせられるものが多く、有意義な時間が過ごせた。

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    2025年08月29日