原田ひ香のレビュー一覧

  • 古本食堂

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    神保町で古書店を営んでいた兄滋郎が亡くなり、妹の珊瑚が店を相続することになる。親戚で国文科の大学院生の美希喜(みきき)も店を手伝うことに。
    二人の語りで物語は進み、様々な本、そしてグルメがでてくる。 
    古書店とグルメはミスマッチな気がしたが、すごくおいしそうな描写で神保町にご飯を食べに行きたくなる。
    作者の本への愛情も感じられる。
    古書店は敷居が高いけれど、こんな店があるのなら訪れてみたい、そう思わせてくれる本だった。

    第二話の会話の中で出てくる、クリスティ。昔何作か読んでいるけど、ほぼ忘れているし、読んでない物もたくさんある。『カーテン』、読みたくなった。
    第四話の『お伽草子』も読んでみたい。

    そして、この本を読んでいて、思わぬ『再会』をした。
    第三話の「『十七歳の地図』 橋口譲二著と揚げたてピロシキ」。
    昔、橋口氏の鎌倉(遠い…)で行われた講演会に行ったことがある。
    『ベルリン物語』は何度も読んだし、『それぞれの時』も。
    『十七歳の地図』だったか、もう覚えてないけれど、写真集も買った。
    若者たちは笑顔ではなく、強い目でこちらを見つめ返してくるような写真が多かった。
    橋口氏は、写真を撮るときに彼らに色々質問をして、その中に「いままで行った一番遠い所は?」という質問があったことも覚えている。
    橋口氏に再会というより、『ベルリン物語』を読んでいた頃の自分に再会した気がした。

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    2026年06月20日
  • 古本食堂

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    原田ひ香さんは
    止まらなくなる。

    情景がほんとに浮かびやすくて
    原田ひ香さんの小説に出てくる
    おじちゃん、おばちゃんは頼もしい。
    若い人に的確なアドバイスをしてくれる
    人生の先輩がでてくるので
    どうしたらいいんだろうと頭抱える時に
    いやもっと若い頃に出会ってたかった作品。

    進学や就職に悩んでいる人はもちろん
    今やってるこれ意味あるのかな、、など
    モヤモヤした迷いを抱えてる人へおすすめ。

    そして
    読んだ分だけ
    知識がぐっと広がる。
    神保町行ってみたくなった一冊。

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    2026年06月18日
  • 老人ホテル

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    おもしろかった〜!高齢社会の闇と、生活保護大家族育ちの天使(えんじぇる)の成り上がり方よ。最初の“綾小路さんに何があるのだろう感”から、それを明かされてからのとんとん拍子感と平和感、そして天使がなぜ今の状態に陥ったかが明かされていく過程は本当に見事な構成。あ〜めっちゃよかったなぁ…!

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    2026年06月17日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    2話目までは、なんだか切なくなってくる。。
    3話の終わりから少し希望が…
    どうなることかと思ったが、良い終わり方、お話しでした。

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    2026年06月19日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    面白い!!桐子がとっても可愛い!
    この作者さんの書くおばあちゃんは可愛くて好き。
    その他の登場人物もとても魅力的!!

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    2026年06月14日
  • 老人ホテル

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    大宮の、あるローカルホテルの1階には、
    長期滞在の老人ばかりが「住んでいる」のです。

    当然宿泊料金は払っているので、貧しい訳では
    ありません。

    そんなホテルの清掃員として働く若い女性の
    主人公は、人に知られたくない過去があり、
    それ故に「働いてお金を稼ぐ」とは、どういう
    ことか理解できていないのです。

    ある時主人公は、ホテル住人の一人である
    不動産運用で財を成したと思しき老女に
    「お金の稼ぎ方」の伝授をお願いすることに
    なります。

    果たして主人公は、お金を稼ぎ幸せになること
    ができるのか。

    著者がテーマとしている「老後の幸せ」に焦点を
    当てた、誰もが通る道ではありますが、
    今は見て見ぬふりしてしまう内容に迫る一冊です。

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    2026年06月10日
  • 三人屋

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    ネタバレ

    色々先が気になる状態で終わった!!パパのレコード、結局本人なの?!違うの!?だったり、夜月戻ってきて店名変えて、その後はどうなった?!等
    三人とも幸せに暮らしていけていたらいいなあ。
    まひるの夫はほんとーーにクソ。だからか4章は読んでて胸糞悪くなった。ふざけんなっ。まひるちゃん幸せになってね!!!!

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    2026年06月10日
  • 古本食堂 新装開店

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    この方の本を読むのは、このシリーズがはじめて。
    珊瑚とそのまわりの人々、そして古本と食べ物。大きな事件はなくても、生きてると色々あるのよねと思い出させる日々。珊瑚の生き方はちょっとびっくりですが、それも良いのかなと思ってしまうのが、珊瑚の人柄かな。

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    2026年06月07日
  • 定食屋「雑」

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    強い!強い女たち。
    でも、ただ女性を讃える話ではないのが良い。
    年齢差や立場を超えた友情が、彼女たちに苦境を乗り越えていく力を与えてくれる。
    頼り、頼られながら、前を向いて進む二人がうらやましい。

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    2026年06月06日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    audibleで聴きました。
    長編小説だと思っていたら、同じテーマの短編集。第一話から、第二話に切り替わったところを聴き逃して、???となったけど、聴き進めるうちにわかってきた。
    さほどもダサい小包は出てこなかったけど、それぞれに家族が抱える問題、家族というより、子ども側の抱える問題が描かれていた。
    私には、2人の子供がいるが、2人とも独立して家を出てしまった。そんなに遠くに住んでいるわけではないので、小包を送ったことはないけれど、何か送ってあげてもいいなぁと思った。俺が送ると父親からのダサい小包ということになるけど。

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    2026年05月30日
  • 定食屋「雑」

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    とても、優しいく、とてもほっこりと、丁寧なお話でした。
    丁寧に丁寧に読み続けているのに、あっとゆうまに読み終わってしまった。
    とてもテンポもよいし、少ない登場人物の色々がとても良い。
    久しぶりに、心がほっこりしました。
    旦那にはイラッとしましたが、それよりもみんなで支え合っている感覚が、じわぁ~ってくる感じ、
    すごくよかった。
    出会えてよかった本です。

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    2026年05月27日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    ネタバレ

    トモが亡くなり一人きりになった桐子。
    ひとり老後の不安の中、テレビを見て刑務所に入った方が衣食住が保障されてよいのでは…という考えになる。
    それでも人様にできるだけ迷惑をかけない罪で、長い刑期をと考えるところが、真面目に生きてきた桐子らしい。
    様々な罪、万引き、詐偽、誘拐や殺人の依頼と出てくるが、ちょっと横道に反れたらそこにあるという現実。
    桐子を救ったのは、それまで誠実に対応してきた人との繋がりで、希望を見せて終わったのが読者側としては安心した。

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    2026年05月27日
  • 定食屋「雑」

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    ひさびさの原田ひ香さん

    原田ひ香さんの作品って、、
    癖が強いんじゃ(!by千鳥・ノブさん)キャラクターが(笑)
    でも
    なんということでしょぅ
    だんだんとキャラクターが愛おしくなってきて、読み手である私、今回も癒されちゃいました♡

    定食屋『雑』
    〈近所にあったらいいなシリーズ加入決定〉なんですが…
    徒歩10分のところにある定食屋さんに、むっちゃ似てるんですよねぇ~
    味は素朴…メニューは男性好みの麺類、揚げ物多し
    でもなんだか落ち着く(笑)

    余談ですが表紙カバーイラストのagoeraさん
    作品の世界観を見事に表現されてますが、、
    原田ひ香さんの『ランチ酒』でもお馴染みです♡

    フォローさせていただいている方々の本棚でみかけていて、気になっていた1冊でもあったので、読めてしあわせ(˘︶˘).。.:♡
    みなさんいつもありがとうございます

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    2026年05月22日
  • 老人ホテル

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    もっと悲壮感あふれる感じかと思ってたが、笑いながら読める。
    P240くらいからが楽しい。「ほとんどの人は人生や金を俯瞰で見てない。目の前の金だけを追いかけている」
    最後は、サスペンスか、ホラーか?とも思うが、
    天使はもう大丈夫だと信じたい。。!
    予定調和的な終わり方よりよっぽど良い。

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    2026年05月17日
  • ほろよい読書

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    やっぱり私織守きょうやさんの作品好きなんだなって感じたから記憶屋読み直したりしたい。

    「初恋ソーダ」は大人だなあって感じたな。

    「醸造学科の宇一くん」も良かった。
    出てくる単語、私もう20代も半ばなのに全然知識ないなあと思ったけど、これから勉強しよう。

    「定食屋「雑」」ぞうさんに会ってみたい。原田ひ香さん。

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    2026年05月09日
  • 古本食堂 新装開店

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    「古書店食堂」の続編。
    主人公の鷹島珊瑚(さんご)は姪孫(てっそん)の美希喜(美希喜)と神保町で古書店を営んでいる。
    二人を取り巻く登場人物が次々と現れて珊瑚さんが古書店からその人の為に本を選ぶ。
    各章にはグルメも登場します。
    そして、古書店の元店主の珊瑚の兄滋郎が主役となる場面もある。
    ほっこりとして、本の知識も得られて、美味しそうなお料理にも出会える。
    70歳を過ぎている珊瑚さんのアクティブなところも見どころです。

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    2026年05月05日
  • 彼女の家計簿

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    女性の生き方は沢山ある。時代背景と絡めながら3世代分体験できる小説だ。なんだかんだ、春美さんの人生も、悲惨なのに、どうして、あんなに人に親切にできるのだろう。女の人生って、結婚相手や、子供がいるかいないかに左右されすぎやなー。なんだか、読後くら〜い気持ちになった。

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    2026年04月28日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    ほんとに財布が踊るように、物語りが進んでいく。
    読みやすくて、続きが気になって、読書は楽しいって思える作品!

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    2026年04月28日
  • 古本食堂

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    神保町の小さな古書店が舞台の本とグルメと関わる人々の物語。
    死んだ兄の慈郎が残した古書店を開けた妹の珊瑚(さんご)と珊瑚の兄の統一郎の孫娘美希喜(みきき)を中心に話は進む。
    心に思う人から逃げるようにして北海道から東京にやってきた珊瑚、進路に悩む美希喜。
    本好きの、二人の周りには個性的な人々が集まり、美味しそうなグルメも登場する。
    二人の未来はいったいどうなるのか?
    心温まるヒューマンドラマ。

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    2026年04月27日
  • 古本食堂 新装開店

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    だいすき!
    神保町に行きたくなる
    2人の関係性にほっこり
    コミュニケーションにおいて相手を尊重することと自分を大切にすることのバランスの取り方にはっとした

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    2026年04月27日