原田ひ香のレビュー一覧

  • 古本食堂 新装開店

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    ネタバレ

     古本食堂第二巻!今回は、「変化」をイメージさせるような描写が多かった。
     店の小さな営業形態の変化から始まり、周りも新たなる人間関係ができたり、新しいことに挑戦しようとしたり失敗したり、引退して別の場所に住もうとしたり、店がしまったり営業形態が変わったりして入れなくなったりと目まぐるしく変わっていく。神保町全体が変わりゆくのだ。寂寞や新たなる世界への高鳴りを感じさせる描写が多いがとくにグッときたのは、親の変化を描く部分。認知症のはじまった母が過去の思い出を思い出してくれるシーンには、懐かしさと悲しさとが同居して涙してしまう。
     さらに物語最終盤では主人公珊瑚が北海道に帰ってしまう!そしてそこ

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    2025年11月15日
  • 古本食堂 新装開店

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    珊瑚さんと、その兄の孫である美希喜ちゃん。神保町で古本屋鷹島書店を営んでいる。もともとはお兄さんの磁郎さんが作った本屋さんで、磁郎さんが急死してしまったので、暫時営業を始めたのだが、最終的には珊瑚さんのあとはいつか美希喜ちゃんが継ぐことになったのだ。

    今回はちょっとリニューアルして、本棚をいくつか整理し、珈琲が飲めるように改装することになったのだが、本棚をどけてみたらカビで真っ黒になっていた。内装業者さんにお願いしていい感じの壁紙を貼ってもらい、珈琲豆をお隣の喫茶店から仕入れて提供できるようになる。そんな中、珊瑚さんの北海道にいる恋人が骨折入院してしまい…

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    2025年11月13日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    読んでいてとても人の温かさを感じる本だった。古書店の周りをはじめとした神保町の人々全員がとても穏やかで、珊瑚さんや美希喜とのやり取りがほっこりとした。食についても取り上げられているシーンが多く、読み進めている時にお腹が空いてきた笑
    また、
    「愛の形はいろいろあって、何が正しいとか、何が間違いとか簡単に言えないものでしょう。人を傷つけるのはダメだけれども」
    最後のこの発言で、いつの間にか愛についての固定観念を持っていた自分に気付かされた。

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    2025年11月12日
  • 古本食堂

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    学生時代に通っていた神保町のようすが
    脳裏に浮かび、カレーの香りを思い出しながら
    読みました
    珊瑚さん、美希喜ちゃんの人柄がとてもよくて、
    おすすめされる本も手に取りたいと思ってしまいます
    美味しい食事も描かれるので、すっかり
    口がカレーや、ピロシキに……
    本好きの人達にとっての聖域と感じてしまう古本屋さん
    夢や憧れがぎっしりとつめこまれている作品だなと
    感じました
    続編もあるみたいなので、とても気になります

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    2025年11月04日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    新作が出たらチェックするようにしてる原田ひ香さん



    一橋桐子、、、?
    そう、あの犯罪日記の続編が出ましたよ(^^)



    前作を読んだのが3年前





    もちろんすっかり忘れてたので
    いろんな方のレビューで復習してから読みました(o^^o)


    あんまり思い出せなくて笑
    勉強し直す感じになってしまったけど
    作中で説明もあり
    設定を掴んでしまえば問題なく読めました


    未読の方は前作から読んだ方が面白いですが読まなくても楽しめます(。・ω・。)


    そしてやっぱり原田ひ香さんの作品は
    めちゃくちゃ読みやすくて
    あっという間に読めます〜



    クドオ・ワークスで清掃部チーフになった桐子とハワ

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    2025年11月01日
  • 古本食堂

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    高校生の時、親が転勤。私と大学生の姉は、残った。転勤先が田舎だったので。TVは、親が持っていった。時間があると読書をするようになった。高校の図書室の本は、古くて興味が湧かず。古本屋で、安い文庫本を探す。古本屋が街中や通学路にあった。今も本棚の一角を占めている。それが、古本屋との出会い。当時よく通った二軒の店は、今は、もうない。

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    2025年11月02日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    「東京ロンダリング」の続編で、これまた本当にこんな職業があると錯覚するくらい物語に没入してしまった。
    フィクションであっても社会課題の部分に本質的に触れてる気がする。読みながらそれぞれの登場人物の物語を追体験させてもらい、自分の生活とか将来を考える時間になった。
    特に、生活保護を受けた女性の話は、今の日本であればたとえ一文無しになったとしても何とかなるものだなと勉強になった。衣食住に関わる制度は、知識の差と同時に制度に頼れる頭の柔らかさが必要なのだろう。
    私はロンダリングの仕事ができるほど肝が据わってないけれど、柔軟に生きていきたいと思った。

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    2025年10月29日
  • 古本食堂

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    東大国文学科を出て古本屋さんを開業していた大叔父が死んだ。財産は大叔母に渡った。大叔母はその古本屋をどうするかがわからないまま、暫時オープンさせる。主人公はバイトに行きつつ、古本屋業に不慣れな大叔母を見守る。お客さんの本を相談に乗りつつ解決したり、日常のなかの小さな謎を解いていく。

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    2025年10月25日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    主人公・鷹島珊瑚が亡くなった自分の兄の店である神保町にある古書店を引き継ぎ、親戚で国文科の大学院生・美希喜とともに周りの人に助けられながら過ごしていく話。
    古書を通じて人の悩みを解決したり、人と人をつないだりと本の持つ暖かい力を感じた。
    電子書籍が主流になりつつあり、こういった暖かい人情ある本屋や古本屋が失われつつあるので、後世にもこういった店員さんと気軽に世間話でもしながら本を探せるような本屋を遺していきたいと思った!

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    2025年10月19日
  • あさ酒

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    原田ひ香さんの著書に出てくる主人公は、年齢問わず感情移入しやすいのですが、今作は年齢が近くてものすごく共感できました。

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    2025年10月19日
  • 東京ロンダリング

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    原田ひ香さんといえば、お金が絡んだ小説が多いイメージだった。
    今回は事故物件をロンダリング(浄化)していくお仕事をしている女性の話である。
    この女性は結婚をしていたが自分の不貞で、離婚を迫られてしまい、お金も居場所もなくなった所でロンダリングに出会う。
    何もかも無気力で、自分の行いを後悔し、とにかく何も感じないように決まったルーティンで生きていたが、ロンダリングであるアパートに入りそこで出会う人々との出会いで再生をしていくという物語。

    まず、この女性の生き方にどこか共感できる所や安心感がありスラスラ読んでいける。
    更に物語後半では、少しずつ再生していく光が見えてくるような終わり方をしている。

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    2025年10月11日
  • あさ酒

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    色んなお店が出てきて今回もメモさせてもらった!また東京に行った時に行きたいな。
    印象的だったのはパチンコ依存症の母親。
    子供に会えない事は辛いのにパチンコがやめられない描写が本当に怖かった…

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    2025年10月10日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    タイトルから期待値は低かったのですが、とてもよかった!
    悩めるおばあちゃんの苦悩とまわりの人々のあたたたかさを感じることができて最後はとてもほっこりした気持ちになりました。

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    2025年10月09日
  • あさ酒

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    ネタバレ

    ランチ→あさに変わったと思ったら、主人公が変わっていた。
    恵麻ちゃんは良くも悪くも若くて、コミュニケーションに遠慮がなく、人との関わりに余計な気を回し過ぎてしまう。
    今後どんなふうに成長していくのか楽しみ。

    祥子さんは角谷さんと復縁して、私はとても嬉しい。
    明里ちゃんはきっとわかってくれるし、お母さんが幸せなところをみせるのって大事だと思う。
    ただ、恵麻ちゃんの復縁はちょっと心配かな。
    まぁタケルをもう一度信じられるところも、若さ故なんだろな。

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    2025年10月05日
  • 東京ロンダリング

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    東京をロンダリングするって すごい話だなぁと思い 購入しました

    面白かったです

    いろんなことがあった物件を浄化して再生させるってことだったんですね

    関った人たちが優しいのと りさ子さん自身が再生できてよかった

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    2025年10月03日
  • 古本食堂 新装開店

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    283ページ
    1600円
    2025年9月27日〜10月1日

    またいいところで終わってしまった。読み終えた途端に続きが読みたくなる本。珊瑚さんと、美希喜ちゃんの関係が少しずつ変化していったけれど、それが生きるということなんだろうと感じた。

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    2025年10月01日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    ネタバレ

    三千円の使い方に引き続き、原田さんの本。

    地方生まれ、地方育ちなので一度都会で独り暮らしがしたかったアラフォーにとって親があれやこれやと考えて、段ボールに詰めてくれるなんて羨ましい話だし、憧れていました。

    都会で働いていたら、田舎の風景や家でのやり取りの香りがしそうな中身はダサく見えちゃうものなんでしょうか。
    わたしは終始「いいなぁ、羨ましいなぁ。わたしにも誰か送ってくれないかなぁ」と思いながら読み進めていました。

    中身が暴れないために、タオルや靴下、下着が詰め込まれた荷物たち。
    特に、病気で亡くなった母が、亡くなる直前に自分のために送ってもらった荷物の話は泣いてしまいました。

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    2025年09月29日
  • ランチ酒 3

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ちょびっと悔しい

    離婚の原因が浮気や暴力ではなく、なんとなく合わなくなったみたいな理由で、何も落ち度がない祥子さんがこういう状況で内省して自分を見つめ直して...。一方で娘引き取った元夫は再婚かい!僕にも未熟な部分があったとかそういう向き合い方もなく、祥子さんの扱い雑なの納得いかないなぁ。でも人間関係ってこういうこと多いんだろうな。
    食べる楽しみを持ちながら、ひとまず日々を生きて色々な人の生き方に触れられて、ただ悲しいだけじゃないのも魅力に感じました。
    自分語りになってしまいますが、心を込めて付き合った恋人に、一方的に振られて傷心気味でした。周りに助けてもらいながら一人で生活を立て直し中だったところ、この作品に

    #深い #共感する #切ない

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    2025年09月23日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    ネタバレ

    読んでいて居た堪れなくなり、最後にはほんのちょっとだけ目頭が熱くなってしまった。

    性別は違えど、このままいくと私も同じ問題にぶち当たるだろう。同じように捕まって刑務所に入りたいという心境になるかもしれない。
    私みたいな独身者でないとしても、家族間でさえ関係性が希薄になっているこの時代、候補者はごまんといるはずだ。みんな!他人事じゃないんだからね!!

    この物語では主人公の人の良さや誠実さのおかげで丸く収まったけど、現実がこんなに甘くないのは皆さんごぞんじの通り。
    でもこれくらいの淡い希望がないとやりきれないよ……

    フィーリングで選んだ本だったけど、私の感性に間違いはなかったようだ。
    数十年

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    2025年09月13日
  • ほろよい読書

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     ずっと読みたかった本。想像を超えるほど自分好み本で嬉しかった。
     お酒の失敗、自家製のお酒、酒蔵の子供、お酒の嗜み方、お酒の提供の仕方などお酒一つの題材で様々な角度から話が展開されて行くのは面白かった。
     お酒は人生を彩る一つのものでしたがないが、その一つの見方、触れ合い方を変えるだけで人生を少しずつ変えることができるように思えた。
     お酒の楽しみ方もすごく教えてもらえる本だった。東京に住んでいるから、一つはお気に入りのバーを探してみてもいいかもと思った。

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    2025年09月13日