古本食堂 新装開店

古本食堂 新装開店

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

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さみしい時もうれしい時も本はいつだって、寄りそってくれる。大ロングセラー『古本食堂』が満を持して、新装開店。美味しいごはんとあなたの物語がここに!珊瑚(70代)は急逝した兄の跡を継いで、神保町で小さな古書店を営んでいる。親戚の美希喜(20代)が右腕だ。作家志望の悩める青年や、老母のために昭和に発行された婦人雑誌を探している中年女性など、いろいろなお客さんがやって来る。てんぷら、うなぎ、カレー……神保町の美味しい食と思いやり深い人々、人生を楽しく豊かにしてくれる本の魅力が沢山つまった極上の物語。

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古本食堂 新装開店 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    やっぱ、面白かった!
    1冊目も凄くよかったから、読んだのだけど、ホッコリするし、小説の中に出てくるお店が存在するのも読んでいて、楽しい。
    出てくるお店を途中で調べたり!
    古本屋さんの概念が変わる本です。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    何でも簡単に結論を出せるものではないなあ、と思いました。特に人間関係は。
    気持ちが右に左に揺れるさまを、本や食べ物を交えながらみせてもらった気がします。

    0
    2026年07月09日

    Posted by ブクログ

    この方の本を読むのは、このシリーズがはじめて。
    珊瑚とそのまわりの人々、そして古本と食べ物。大きな事件はなくても、生きてると色々あるのよねと思い出させる日々。珊瑚の生き方はちょっとびっくりですが、それも良いのかなと思ってしまうのが、珊瑚の人柄かな。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    「古書店食堂」の続編。
    主人公の鷹島珊瑚(さんご)は姪孫(てっそん)の美希喜(美希喜)と神保町で古書店を営んでいる。
    二人を取り巻く登場人物が次々と現れて珊瑚さんが古書店からその人の為に本を選ぶ。
    各章にはグルメも登場します。
    そして、古書店の元店主の珊瑚の兄滋郎が主役となる場面もある。
    ほっこりとして、本の知識も得られて、美味しそうなお料理にも出会える。
    70歳を過ぎている珊瑚さんのアクティブなところも見どころです。

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    だいすき!
    神保町に行きたくなる
    2人の関係性にほっこり
    コミュニケーションにおいて相手を尊重することと自分を大切にすることのバランスの取り方にはっとした

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    ああ、面白かった!
    前の巻より面白かったな。
    素人が始めたとは思えないくらい店はうまくやっているみたいだし、主人公の二人の絆が深くなっているのも良くわかる。

    男女間の愛情だけではなくて色んな『愛』に満ちていて読んでいてほっこりしてしまう。

    大事な局面?で話しは終わってしまったのできっと続きがあるのだろうな…。楽しみだなー。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

     東京神保町の古書店を舞台にしたヒューマンドラマ。シリーズ2作目。

     物語は6話からなり、急死した老古書店主の妹・珊瑚とその又姪・美希喜の2人の視点で交互に語られ、故店主の滋郎の述懐が、適宜挿まれる。
              ◇
     古書店のシャッターを開けながらため息をつく。そこに強い木枯らしが吹いてきて思わず首をすくめた。
     70歳を過ぎてから寒さがこたえるようになった。更年期が終わってすっかり冷え性になってしまったようだ。
    「珊瑚さん、おはようございます」
     そんなことを考えていると、隣のブックエンドカフェから出てきた美波さんが声をかけてくれた。

     美波さんは今月から開店時間を2時間早めて朝8時から営業するようになった。モーニングセットも始めたらしい。さらに閉店時間を夜10時まで延ばしてビールやワインも出すことにしたという。
     アルバイトを雇っているとは言え彼女の健康が損なわれないか、つい心配してしまう。開店前の店舗前の掃除まで、美波さんは古書店の前までしてくれているのだ。

    「今朝もお掃除ありがとう。最近、冷えるわねえ。お身体、大切にね」
     あたしも開店の準備をしながら、美波さんに礼の言葉を返す。
    「はい」
     彼女はあたしに笑顔を向けたあと、カフェに入っていった。 ( 第1話「森瑤子『イヤリング』と川端康成『掌の小説』と日本で一番古いお弁当屋さん」) ※全6話。

          * * * * *

     前回に描かれていた三様の恋模様。まず気になったのはその行方でした。

     1つめは、珊瑚と東山さんの恋模様。東京都心と北海道の帯広という遠距離恋愛に、古希を越えた2人は耐えられるのかというところが気になります。
     東山さんが東京に転居するか、珊瑚が帯広に帰るか。それとも「いいお友だち」状態のまま終わるのか。さあどうなる2人の関係。個人的には必ず結ばれてほしいと願うばかりです。

     2つめは、美希喜を巡る建文と奏人の恋模様です。 ( 奏人はイマイチよくわからないのですが、何となくトライアングルが成立しているように感じます。)
     出版社勤務の若手社員の建文か、作家志望の若者の奏人か。美希喜は気持ちを決めかねているようなので、ある意味もっとも気になります。個人的には、人のいい建文を選んでほしいと思っていました。

     そして3つめは、亡くなった滋郎の恋人だった大我のその後。理解はされつつあるとは言え、まだまだ根深く残る偏見をよく知っているからか、大我には忍耐力とともに、若さに似合わぬ諦観も備わっているように見えます。
     もともと頭がよく気遣いもできる青年なので、早く前を向いて生きていけるような展開を期待したいところです。

     さて結果は……。

     さすが原田さんです。特に、滋郎の置き土産が大我の手に渡る場面は感動ものでした。
     また、珊瑚のふんぎりや美希喜の気づきがそれぞれの成長に直結していく展開にも感じ入るばかりでした。


     6話の中で印象に残ったのは、第1話と第4話です。

     第1話は、川端康成と日本一古い弁当屋さんに興味津々でした。
     『掌の小説』の「三等待合室」は覚えていなかったので、すぐに読み直してみました。 
     なるほど想像力を掻き立てる ( というか、読者に想像で補いつつ読ませる ) という川端先生らしい掌編作品でした。これをきちんと覚えている珊瑚さんはすごいと、感心してしまいます。
     お弁当屋さんは、池波正太郎さん御用達の老舗弁当店でググるとすぐわかりました。「木挽町弁松」ですね。美味しそうな料理の画像だけでもお酒が呑めそう。残念ながらコロナ禍に抗しきれずに惜しまれつつ閉店したそうです。

     第4話は、昭和56年発行の『暮しの手帖』4月号の特集記事をうまく使った展開がおもしろかった。 
     また、タイ料理レストラン「メナムのほとり」で美希喜と建文の距離が近づいた描写があり、うれしい気持ちになりました。

     前作の宿題を受けての2作目『新装開店』では、きれいな答え合わせが描かれ、満足度が高かったと思います。

     珊瑚さんはどうやら帯広で余生を過ごすことになりそうだし、辻堂社長は引退して高知に移住しそうだし、そもそも鷹島古書店の入るビルの老朽化が深刻なようだしで、この作品もひと区切りついた感じです。
     もし続編があるとしたらですが、美希喜と美波さんのコンビになってたらいいななんて空想を楽しんでいます。 ( 古書店カフェとかなら『東京バンドワゴン』みたいになってしまうから違う展開かな。 )

    0
    2026年10月09日

    Posted by ブクログ

    古本屋を営む珊瑚と姪孫の美希喜。
    古本食堂の続編。
    店の改装、隣のブックエンドカフェの新しい試みなど新たな展開もあるが、将来に向けてのいろいろと考える段階にはいったような印象。次回作で、今回の展開がどうなったのか書いてほしい。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    前作で大叔父が営んでいた神保町の古本屋を引き継いだ妹の珊瑚は、姪孫の美希喜と一緒に店を運営することにした。美希喜は店の一部をカフェスペースに改装することを提案。珊瑚は悩みながらも受け入れ新装開店、新たなストーリーが展開する。古本食堂を軌道に乗せるべく奮闘ながら、新たな出会い、イベントへのチャレンジ等自分の可能性を広げでいく美希喜、怪我をした北海道の彼の元へと行動を起こす珊瑚。
    それぞれが自分の想いに素直に従い新たな未来に踏み出していく。また続編が出そうと期待してしまう。要所に神保町の美味しいものが登場し、ひ香流のアクセントを添える。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    本と美味しい料理、人との温かなつながりに癒やされた。
    珊瑚と美希喜が店を守りながら、それぞれの人生や変化と向き合う姿が印象的。
    古いものを大切にしつつ、新しい形へ変わっていくことの大切さも感じられ、読み終えると心がほっとする物語だった。

    0
    2026年08月19日

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