原田ひ香のレビュー一覧

  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    ネタバレ

    私にとってタイトルには相反してちっともダサくない5話における母の小包ばかりでした。どれも秀逸なエピソードで、田舎から大都会東京の大学に進学したのはいいけれど友達が出来ない美羽。母が作ってくれた故郷のでしか食べられないお菓子で同郷の子達となんとか友達になれそうな予感。専業主婦として幸せな家庭背活を送っていたのに、キャリアウーマン思考の母に悩む莉奈。毒親に育てられ母のぬくもり知らずに育った愛華。彼女はあるネット販売農家の主に母親役を頼むけれど嘘はダメだと断られる。その農家の母と娘の話が続くが、彼女の娘もまた東京で男に裏切られ帰ってくる。毎年北海道羅臼から高級昆布が亡き父宛に送られてくる息子の卓也。

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    2024年11月15日
  • 口福のレシピ

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    昭和と令和、2つの時間軸で交互に話が進んでいく。
    女中奉公で品川料理研究所に来て、旦那様を支えるしずえと、老舗料理学校の後継者という環境に反発して家を出て、SNSでレシピを発信する現代の留希子、2つの物語が段々と交わっていく。
    暮らしぶりや男女の関係、家や苗字を残すことの考え方など、色んな意味での2つの時代の対比が面白かった。
    昔の人は丁寧に丁寧に日々を生きていたんだなと思う。
    この本を読んで、令和の時代の留希子パートでは、時短のレンジレシピが焦点となっているけれど、逆に昭和のしずさんのように丁寧な料理をしたいと思った。

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    2024年11月02日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    今回も美味しかったぁ♡
    今回も読んでたら食べたくなったり飲みたくなったりして、普段はあまり飲まないビールをたくさん買って飲んでしまったw
    ほんとに原田ひ香さんは食べ物や味の描写がうまいなぁ♡
    一生懸命働いて、美味しいものを食べるって素敵☆
    続きあるのかなぁ。でも何年も出てないみたい。その後がめちゃくちゃ気になるよ!(;;)

    これでランチ酒シリーズ全部読んじゃった☆
    読んでるだけですごく美味しいし、丁寧に仕事と向き合っている女性の話なので頑張ろっ♬.*゚て思えるいい本。オススメです♡

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    2024年10月08日
  • ほろよい読書

    QM

    購入済み

    お酒にまつわる色々な小話。
    本の表紙が可愛い。
    ちょっと贅沢なおつまみを用意してお酒が飲みたくなる。
    また読み返したいな

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    2024年10月01日
  • 虫たちの家

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    ネタバレ

    「私たちには皆、名前がある。けれど、私たちは名前を捨てた。捨てなければ、生きていかれなかったからだ。」

    デジタルタトゥーに苦しみ、名前を捨てた女性たちの再起の物語。
    『ある男』を読んだ時も思い浮かんだ改名という手段、日本で非常に難しいのは、きちんと確立された戸籍制度(同一の戸籍に記載される夫婦と子供の三者間の”氏”は同じものとする)のためなのだそう。実際、日本で生きていく上での様々なことがすべてこの制度に紐づけされている。現在、戸籍制度があるのは、驚いたことに、日本と中国と台湾のみらしく、逆に、個人登録制の欧米などでは、簡単に改名ができるらしい。それぞれの制度には一長一短があるのだろうけど、

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    2024年09月17日
  • サンドの女 三人屋

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    ネタバレ

    「最高だ。ほろ酔いで帰宅し、その道筋にいつでも寄っていい店がある。」

    むかし、賃貸マンションを探しているときに、案内されたものの一つが商店街のすぐそばにあり、どこからか演歌が流れていて、毎日演歌をBGMに暮らすのか…と思い、別の場所を選んだが、今ならそういうのもまぁいいかも、と思える。ラプンツェル商店街のようだったら、むしろ最高。三人屋に通い詰めたい。

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    2024年09月17日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    原田ひ香さんの作品は本当に美味しそうに描いてくださるから好みです。五反田のビュッフェ、行ってみたいなあ。

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    2024年09月11日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    祥子の恋愛模様は、我が子への想いで止まろうとしてしまう。
    私はまだ子どもを持ったことがないから、子持ちの母の想いって想像するのが難しい。
    いいじゃない、進めば。新しい恋に。
    最後の展開が少しおもしろい。頑張れ!

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    2024年08月31日
  • 彼女の家計簿

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    「すべては彼女が必死に生きてくれたおかげなのだ。 あたしもまた、誰かにつながるような生き方をしたい。」

    母も家計簿に、特に秘密めいたものではなく、覚え書き程度の日記をつけていて、実家にいた頃はおつかいのレシートをつけるついでに遡ってよく読んでいた。少ない記述でも、だからこそ、その時々のことを色々思い出せていいな、と思いつつ、そもそもの家計簿をつけていない。

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    2024年08月29日
  • DRY

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    貧困者の問題の根底にある「認識の貧困」。易きに流れ、どんどん深みにはまっていくのに、誰にもそこまでの深刻さがない。しがらみに囚われ続けるにしろ、断ち切って孤独を選ぶにしろ「どこに行っても、この世は修羅」「結局、私たちはどこにも逃げられない」という諦めの中にあるからか。

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    2024年08月29日
  • 古本食堂 新装開店

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    ほっこり温かい物語   元気がなくなった時に読みたくなる本。

    鷹島古書店を本格的に手伝うことになった美希喜だが、珊瑚とのすれ違いや建文との恋の始まりに動揺する日々。

    相変わらず神保町の美味しいものがたくさん紹介される。人の温かさも然り。続編が読みたい。

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    2026年01月18日
  • 口福のレシピ

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    日記のようなレシピ本を手がかりに、昭和と令和を行き来しながら、料理に込めた真摯な思いに触れる物語です。

    私は昭和ストーリーがぐっときました。愛の形は様々です。

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    2024年08月19日
  • ランチ酒

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    朝から気兼ねなく飲めるお店で疲れた体を癒す主人公。人はそれぞれ人生におもりを抱えていることを感じさせられつつ、飲んべえとしては朝飲みの魅力に惹き付けられました。

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    2024年08月03日
  • DRY

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    書店でよくみる作者のお名前だったが手に取ったのは初めて。
    奥田英朗が闇を描いた時を超えるくらいの闇でしばらくはまりそうです。

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    2024年07月23日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    読んでいる間中お腹空いてしょうがなかった。
    美味しそうなランチと魅惑のアルコールの数々。
    堪能させていただきました。
    そして、今作は祥子の心模様や見守り先の人々の事情もとても気になって…
    早く次が読みたい!

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    2024年07月10日
  • DRY

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    原田ひ香さんの本を読むのは何回目かだけど、初めて読むタイプで驚いた。ハッピーエンドかと思いきや終始暗い内容だった。生活保護受給者に対する偏見がなくなって欲しい。誰もが皆明日住む場所、食べるものに困らなくなればいいと思う。

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    2024年07月02日
  • ギリギリ

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    最後まで読んでやっとタイトルの意味がわかった。瞳さんと健児さんが別れる結末には驚いたし、寂しくもなった。それでも「ギリギリ」の関係は友達として続いていくと知りホットした。

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    2024年06月11日
  • 古本食堂

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    古本屋を継いだ老年の女性と彼女を取り巻く人々  死んだ兄から相続した神保町の古本屋を四苦八苦しながら経営する老齢の女性。しかし彼女は読書家だった。本を探しに来た人にこれといった本を勧めることができるのだ。

     そして料理本や神保町の名店の美味しいご飯が登場する。本と美味しいものの組み合わせに勝てる本好きはいないだろう。ボンディに行く予定を立てた。

     物語のもう一人の主人公の美希喜も魅力的。続編はないのだろうか?
     癒しを求めている人にはお勧めの本。

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    2026年01月18日
  • 彼女たちが眠る家

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    現実には無さそうな、フィクションならではの設定のせいか、ぐんぐん引き込まれてページを繰る手が止まらなくなり、朝の通勤電車を1駅乗り過ごしてしまった。

    原題が「虫たちの家」とのことで、虫が出てくるお話だったらどうしよう、と身構えたが、昆虫に関する描写は殆ど無いので私のように虫が苦手な人間でも問題なく読むことができた。

    ただ、「虫の名前の文字列を目にするのも嫌」という人には向かない本なのでご注意を。

    読み終わったあと、もう一周最初から読みたくなる一冊。

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    2024年03月28日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    面白くてあっという間に読み終わった。
    1話1話完結かと思いきや、繋がりがあるところもよく作られていると思った。
    急いで読んでしまったので、後でじっくりもう一度読みたい本です。

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    2024年03月21日