原田ひ香のレビュー一覧

  • まずはこれ食べて

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    ただ美味しい物を食べさせて心をほぐしてくれる人の話かと思ったらびっくりの展開でした。人のことを軽く見て思い通り動かすためにウソもつく、そういう人がいるのだなあ、とがっかりしました。でも他の人はいい人ばかりでよかったです。

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    2025年02月17日
  • 図書館のお夜食

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    同世代の主人公でちょっぴり境遇に共感できた。原田ひ香さんの著書は読んだ後にほっこりして気持ちがいいです。

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    2025年02月16日
  • 彼女の家計簿

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    軽い気持ちで読み始めたら思った以上に内容が濃くてびっくりしました。加寿さんの家計簿から子、孫、ひ孫の人生までの影響が明らかになっていきます。読んでよかったと思いました。

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    2025年02月14日
  • ほろよい読書

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    出てくるお酒もお料理も美味しそうで、お腹が空くというか、食べたく呑みたくなるお話たちでした!
    どの短編もおもしろかったです!
    大人になって、上手いこといくことばかりじゃないというか、ほろ苦さもあったり、自分も明日からも頑張ろう!って元気をもらえるような一冊でした!

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    2025年02月09日
  • 口福のレシピ

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    主人公留希子は、江戸時代から続く老舗の料理学校「品川料理学園」が実家。
    一人娘なので 実家を継ぐことは約束されているはずなのに
    その なんとも言えない重圧で 家をでた。

    でも やはり血は争えないのか 食べることも料理することも好き。
    そのレシピをツイッターやSNS で配信したら 人気になり 料理研究家として仕事依頼も来ることになる。
     アプリ会社と開発の様子を書いている。

    その合間に 品川料理学園の昔の歴史も 間に 覗かせている。

    私は 食べることは好きだけれど料理が苦手なので 
    楽しく 読むことができた。

    友人にも料理上手な人がいるけど
    確かに 外食をしていると 調味料当てている。。

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    2025年02月07日
  • 母親ウエスタン

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    いろいろな家庭で母親をやりながら転々と暮らす広美。どの家庭でも慕われてびっくりな話です。親子ってなんだろう?と考えさせられました。終わり方がよかったです。

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    2025年02月04日
  • 口福のレシピ

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    凄い話だなあと思いました。こんなことがあるかしら?!と。料理学校の親子4代に渡る物語です。感情が揺さぶられました。

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    2025年02月02日
  • ほろよい読書

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    ちほさんのレビューを読んで、手に取りました。
    ちほさん、ありがとうございます!

    お酒を飲める年齢になってすぐ、自分の加減がわからず、失敗したなぁ。
    それから飲まないようにしているというか、飲めないというか・・・。
    楽しいお酒の場は、好きだし、お酒のおつまみも好きだし。
    梅酒をかき氷の蜜代わりにかけて食べるくらいかな〜

    読んでいたら、日本酒を熱燗でチョビチョビ飲みたくなりました。

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    2025年01月24日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    個人的にはとても読み応えがあり、面白かった。
    住処、生き様、プライド‥ 食べることは生きることと同じ位、住処選びは生きることだと思う。
    やっぱり、住む場所ってとても大事だ。

    パっと見のタイトルのイメージと、内容に良い意味でギャップがあった。一つのマンションを巡って、どれだけ人の歴史、思い入れ、事情が詰まってるのか‥ 人は自分の住処を守ろうとしたときに、どんな行動に出るか。どんな選択をし、何を発言するか。

    白黒ハッキリしない終わり方も、実にリアル。
    第1章の『おっぱいマンション』という、グッと人を惹きつけるワードも良いですね。

    宗子が女優になりきったときの『私は文化に住みたい』という表現が

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    2025年01月22日
  • 人生オークション

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    「人生オークション」というタイトルに惹かれて、購入。特に表題の「人生オークション」は、考えさせられました。短編でスラスラと読める気持ちの良い作品でした!

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    2025年01月19日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる短編小説集。キッサカバとかでゆっくりお酒飲みながら読みたい

    初恋ソーダが1番好きだった。果実酒作りに凝る40代女性が、同僚が結婚・出産・子育てとライフイベントを駆け抜ける中、これからの人生について悩み、なんとなくバーの常連を成り行きで家に入れることになる。その時の自分のスペースや大切に育てたお酒を犯されるイライラにも共感した

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    2025年01月11日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    小包ひとつに、人間模様や母の愛などたくさん詰まっていることが伝わる物語。娘としての自分と母としての自分、その両方の立場で身につまされる物語があった。最後の話が、一番心に残った。

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    2025年01月07日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    私も母とのことを思い出し涙が溢れました。上京した私を心配して何度も小包を送ってくれる母に「また送ってきた‥もういいよ」なんて冷たく言ってしまった事も。

    その当時の体験は 母の温かな愛情をもらっていた貴重な時間であり‥当たり前ではなかったんだなと。今は亡き母にありがとうと伝えたいです

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    2024年12月02日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    全体につなかわりのある、連作短編集。全体的に不穏な空気感はありつつも、個々の人たちは前向きに生きようとしているのがよかった。ただ小さな幸せを感じる日々がどれだけ難しく尊いか。こんな生き方とあるのかと、日常にある新しい世界を知ることができる。

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    2024年12月01日
  • ギリギリ

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    一朗太が亡くなったことからはじまるそれぞれの関係性が面白かった。健ちゃんと瞳さんが別れてしまったのが悲しかったけど、こういう例もある、読者の期待通りにいかないとこがいいなって思った。特に人間関係は価値観が人それぞれだし結婚死別再婚は一般的にたくさんのひとが経験するわけじゃないから意見も違うと思う。静江さんと健ちゃんが人間として気が合ったことがわかってなかなかみんながみんな相性がいいわけじゃないからふたりがどんな形であれ出会えてよかったと思う。

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    2024年11月29日
  • 口福のレシピ

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    読んでいる間、ずっと頭が生姜焼き!私はこってりが好きなので、砂糖は必須、りんごはすりおろすの面倒とか。私なりのレシピが頭の中で作られていくよう。料理家の人の大変さが、感じられました。
    風花ちゃんバージョンも読みたい!

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    2024年11月28日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    1作目よりも顧客との関係性、人間模様が濃厚になった気がする。
    娘との関係に進展があった一方で、祥子の淡い切ない恋模様も描かれた。

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    2024年11月17日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    ネタバレ



    なんだか食に対する表現が冊数を増すごとに豊かになってくるような気がした。どれもとっても美味しそうで私の感想の語彙力の乏しさが申し訳ないと思う。

    それと祥子さんの人生も良い方向に進んでいってとてもうれしかった。角谷とともに今度こそ幸せをつかんでほしいと思う。一人娘であるあかりちゃんとの関係もすっきりとうまくいくといいね!

    角谷がちょっと影があってとっても良い男。小山内さんも心遣いがあって、奥ゆかしくて素敵な人。
    祥子さんが繊細で、なんとなく寂しい影のある優しい繊細な女性だから、それに似つかわしい素敵な男性が寄ってくるのだと思った。
    この本の締めくくりの表現もとても良かった。

    好きな文章

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    2024年11月16日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    ネタバレ

    私にとってタイトルには相反してちっともダサくない5話における母の小包ばかりでした。どれも秀逸なエピソードで、田舎から大都会東京の大学に進学したのはいいけれど友達が出来ない美羽。母が作ってくれた故郷のでしか食べられないお菓子で同郷の子達となんとか友達になれそうな予感。専業主婦として幸せな家庭背活を送っていたのに、キャリアウーマン思考の母に悩む莉奈。毒親に育てられ母のぬくもり知らずに育った愛華。彼女はあるネット販売農家の主に母親役を頼むけれど嘘はダメだと断られる。その農家の母と娘の話が続くが、彼女の娘もまた東京で男に裏切られ帰ってくる。毎年北海道羅臼から高級昆布が亡き父宛に送られてくる息子の卓也。

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    2024年11月15日
  • 口福のレシピ

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    昭和と令和、2つの時間軸で交互に話が進んでいく。
    女中奉公で品川料理研究所に来て、旦那様を支えるしずえと、老舗料理学校の後継者という環境に反発して家を出て、SNSでレシピを発信する現代の留希子、2つの物語が段々と交わっていく。
    暮らしぶりや男女の関係、家や苗字を残すことの考え方など、色んな意味での2つの時代の対比が面白かった。
    昔の人は丁寧に丁寧に日々を生きていたんだなと思う。
    この本を読んで、令和の時代の留希子パートでは、時短のレンジレシピが焦点となっているけれど、逆に昭和のしずさんのように丁寧な料理をしたいと思った。

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    2024年11月02日