【感想・ネタバレ】ギリギリのレビュー

あらすじ

脚本家の卵である健児は、同窓会で夫と死別したばかりの瞳と再会し、彼女のマンションに居候する形で再婚。前夫の不倫相手や母親など、大切な人を失った彼らが織りなす奇妙な人間関係の行方は?

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第1話 一郎太が死んだ。妻の瞳は中学校の同級生である健児と再婚。一郎太の母の静江が、瞳に連絡をしてくるが、瞳は静江との付き合いを嫌がるので、健児が見れなくなったテレビの手配をしてあげる。

第2話 瞳は一郎太の愛人だったという女に呼び出されて、一緒に高級フレンチのランチを食べる。一郎太が本当に浮気していたかどうかは誰にもわからない。瞳は愛人だった女を本当に嫌なヤツだと思う。

第3話 静江は日本語を習いたい外国人とスカイプで先生役をすることになった。健児がいろいろお膳立てをする。静江は健児と会話しながらも、一郎太のことばかり考えている。

第4話 健児のドラマのシナリオを読んだ瞳は、再婚は悪いことなのか考えはじめてしまう。健児の考えがどれくらい反映されてシナリオが書かれているのか、確認したいが訊くことができない。シナリオの完成のため健児が忙しくて二人の時間がとれないまますれ違っていく。

第5話 とうとう瞳は家を出た。健児と別れるしかないと決意を固める瞳。健児は行く場所がない。どうしたらいいのだろう。

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2025年11月28日

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一朗太が亡くなったことからはじまるそれぞれの関係性が面白かった。健ちゃんと瞳さんが別れてしまったのが悲しかったけど、こういう例もある、読者の期待通りにいかないとこがいいなって思った。特に人間関係は価値観が人それぞれだし結婚死別再婚は一般的にたくさんのひとが経験するわけじゃないから意見も違うと思う。静江さんと健ちゃんが人間として気が合ったことがわかってなかなかみんながみんな相性がいいわけじゃないからふたりがどんな形であれ出会えてよかったと思う。

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2024年11月29日

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最後まで読んでやっとタイトルの意味がわかった。瞳さんと健児さんが別れる結末には驚いたし、寂しくもなった。それでも「ギリギリ」の関係は友達として続いていくと知りホットした。

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2024年06月11日

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夫・一郎太が過労で急死して未亡人となった瞳。
瞳の同級生で、脚本家の卵である健児。
一郎太の母・静江。

章ごとに各人の視点で描写される。
読み始めは3人の関係性にとても違和感があったけど、段々3人の心情が理解できて、その気持ちに寄り添えるようになっていく感じが不思議だった。
結末は哀しくもあり、前向きでもある。
最後のシーン、別れ際に静江が言う「マイ・フレンド」。
とても素敵だった。

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2024年01月08日

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原田ひ香作品4冊目。
穏やかで、でもヒリヒリしたりモヤモヤしたりする日常を描いている。本作は登場人物のキャラがとても良くて私はかなりツボ。
藤色のカーディガンがお気に入りの静江、頼まれごとを断らない健児、ストッキングやスーツを脱ぎ散らす瞳。主要人物ではないが一朗太氏に冴子、ヘンリーなどなど。
読み進めるほどにそれぞれのキャラが立ち上がってきて、ストーリーだけでなく彼らに夢中になっている自分がいた。前半から読む手が止まらなかった。

一見嫌みのある人物であっても、関わっていくと本音がぽろぽろと出てきて、知っていくごとに愛おしくなっていく。
表面的な部分だけでなく、大切な人の奥底にある弱さを知るには、受けとる側の深い優しさと度量がいるよなぁと、静江・健児・瞳を見ていて思った。彼ら3人にはそれがあったから。
タイトルの「ギリギリ」の意味も最後に分かって納得。心が温かくなった一冊。

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2025年11月09日

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ネタバレ

表題の意味が最後に分かる。なるほどね。気がついてもおかしくはないのだが、気づく人はなかなかいないだろうな。
しかし上手い。こういうストーリーを次から次によく生み出すものだ。解説に書かれているが、作者は脚本を書いていたらしい。主人公の一人が脚本家。痛めつけられるその物語はリアルだが経験の賜物なのか。

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2025年06月17日

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不思議な関係の親子を中心に進む物語。ふんわりした言葉遣いというかストーリーで、タイトルの「ギリギリ」との違和感が読み始めは拭えませんでした。が!読み進めるうちに、登場人物全員が抱える「ギリギリ」の心情を、自分も周囲をも上手く騙しながら毎日を過ごしていくリアリティさを感じられる、作家の表現力に脱帽。

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2025年05月06日

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精神的にぎりぎりなのかとおもっていたけれど、ちがうのね。
瞳ちゃんは真面目なのだろうか。
嫌がる、ということはあの一言が尾を引いていて、それでいてそれが大きくなって帰ってくることがわかっているからなのだろうか。
何事にも理由はあると思うし、誰でも引っかかるひとことはあると思う(が、人は忘れることができる生き物。あまりに嫌なことであれば、(コンピュータじゃないんだから)だんだん忘れてもいいのでは?それが人生かもしれないです)。もっと楽に、そして人生楽しんでもいいのにな、と思いました。

折角彼が成功しているんだもの。なかなか体験できない世界が待っていたかもしれないのにな~
うーん。。。

+++

パソコンのHDDが壊れたこと、そして容量が不足してきた、ということもあって今は家のサーバーを整理中です。
なかなか楽しいです。
今まではKodiを使おう、と思っていろいろ調べていましたが
録画ファイルはH264が多くて環境によっては再生できないという問題があって、なかなか本格的に運用できていませんでした。
今月みつけたEmbyは、無料で配信までできて、メタデータも(ある程度自動で)持ってくるので、ちょっと手はかかるけれどなかなか素晴らしい環境ができるかも。おうちでTverみたいな環境ができつつあります。

と、ドラマや映画を録りためていたこともあったので、健児くんのお仕事、ななかなやるなア、と思って読んでいました。
こうやって楽しんでる人もいるんですよ~(あんまり見る時間ないし、整理して満足なのです)

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2025年02月25日

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ネタバレ

登場人物たちの感情が読者によく伝わります。
よくあるような理想的な展開にはならず、現実ってこうだよなと思わせられながら、救いもある。人それぞれの立ち直り方があるんだと感じました。
勘違いがきっかけでも、目を背けていたことに向き合う中で手に入れた結論は、勘違いだったとわかった後も残る。だから瞳さんは離れるし、健児さんは止めないのだろうなと思いました。

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2025年01月30日

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原田先生の作品はこれで5冊目。
原田先生のお話はラストでトントン拍子に上手くいく事が多くて、ちょっとあり得ないなと思っていたので、こういうビターな話がすごく新鮮で面白かった(生意気言ってすみません)。

嫁からしたら前夫の母親(前姑)と現夫が仲良くしてたら嫌でしょう。その上、仕事は激務だし意地悪な部下(元先輩)だけでなく前夫の不倫相手まで出てきたら頭おかしくなるって。冴子、お前マジで何なん?

確かに、パートナーと死別して独身を貫く人は美談にされて早々に再婚した人は軽んじられる傾向があるな。当の本人達の問題なのに、周りが無責任にあれこれ言う所が良くないよな。


瞳の回想で少女時代の話が出てきたけど、私も子供の頃似たような事あった様な気がするので、原田先生は絶妙な例え話を持ってくるなと感心した。


一朗太の人格を作ったと言っても過言ではない、嫁から見たらいけ好かない姑である静江さんが、だんだん魅力的な女性になっててすごいと思った。

ラストのタイトルの「ギリギリ」の意味が分かって流石!ってなった。

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2024年12月22日

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夏フェアで気になったので購入。初原田ひ香様。
タイトルの意味がわかった時、思わず目を見開いてしまいました。こういう仕掛けがあるの、良いですよね。(^ω^)この物語の主人公は瞳さんなのかなと思いきや、実はけんじさんのような気がしていて、一郎太さんの存在を軸にお話は進んでいきますが、描きたいのはそこではなく、、、。出会いのきっかけは一郎太さんだったとしても、けんじさんなりの人との向き合い方について描きたかったんじゃないかなーと、何となくそんな風に思いました。また原田ひ香様の別の作品も読んでみたいと思いました。(^ω^)

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2024年09月04日

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お金の面白ドタバタ劇のイメージの作者だが、繊細な心情描写でちょっと沁みる話しだった。タイトルのギリギリは想像の「ギリギリ」ではないところが面白い

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2024年07月22日

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切羽詰まった「ギリギリ」だと思っていたのに、なかなかギリギリにならない?と読み進めたら、ラストであぁそういう事。それもギリギリね。

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2024年04月12日

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亡くなった夫を中心に母、妻、妻の再婚した夫のそれぞれの思いがあり家族というものを考える機会になった。

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2024年01月08日

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ネタバレ

ユニークな繋がりの3人の主人公
再婚だったり、知り合って間もなかったりで、好意があるのに3人は距離を取りながら、話は進んでいく
この距離感や遠慮がちな言動には共感してしまう 大切なことは言葉にしないと分からない それでも、それを後回しにしてしまう自分と重なってしまった
3人がバラバラになってしまう悲しいラストに、今の自分のままではいけないと焦ってしまうほど

身勝手な瞳さんには、全く共感できなかった 再婚よりも離婚はもっと慎重に、そして踏ん張らないといけないのではと思った 相手が優しすぎる健児だからなのかもしれないけど

展開はテンポ良く、意味をたっぷり含ませた文章に引き込まれていく
中村屋に行ってみたくなった!静江さんの手料理も美味しそう!さすが原田ひ香さん!

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2023年10月26日

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ギリギリってそういうことだったのね。
面白いシチュエーションだけど、瞳と健ちゃんの繊細さ、静江さんの典型的昭和の主婦の微妙な変化、きめこまやかに描かれていて、ますます原田ひ香さんが好きになった。

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2023年03月14日

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本のタイトルの『ギリギリ』ってなんだろうと思いながら読みましたが最後の章で(遅いかもですが)納得しました。
章ごとに複雑な関係性の三人からの視点で描かれていてそれぞれの立場に立って読むことができて良かったですし、亡くなった一郎太さんを中心にした三人の心の動きに共感することもできました。
寂しさも感じつつでしたが、終始温かい小説でした。

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2023年02月26日

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登場人物それぞれの視点で
描かれているのが面白い。
それぞれの脆さや弱さがひ
しひしと伝わる表現、
それでいて読み終わった後は
どこがすっきり、
さっぱりした気持ちになります。

原田ひ香さんの作品は
初めて読んだのですが
他の作品も気になります!

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2022年04月23日

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ネタバレ

妻、夫、元姑の奇妙な微妙な人間関係。夫、健児が書いた脚本を読んだ妻、瞳の気持ちに変化が。せっかく立ち直りかけていた彼女だったけれど一つの綻びにより関係はあっさりと壊れてしまう。それでも2人の前途は明るいと思える終わり方で良かった。

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2025年08月03日

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まかさ、こんな関係が…
夫の一郎太が急逝し、その寂しさを紛らわすために、同窓会で再会した健児と再婚した瞳。
健児はまだ無名の脚本家で、仕事の忙しい瞳に代わって家事を担当している。
そんな健児が仲良くしているのが、一郎太の母の静江。
夫も息子も亡くし、天涯孤独の静江は瞳に連絡をしてくるが、不在の時には健児が対応する。
健児は静江の困り事を手伝っている時、たまたま静江の伯母の思い出話を聞き、たまたまそれが脚本に採用され、忙しくなる。
しかし、その話の内容の中に瞳が気になる部分があり…そこから健児と瞳の関係がぎこちなくなる。
健児も仕事が忙しくなり、瞳のことにばかりかまっていられなくなる。
不思議な関係の3人の間で揺れ動く気持ちと心の変化が、切ない。

2025.5.21

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2025年05月21日

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夫の一郎太を過労のため突然亡くした瞳、同窓会で再会し、その後瞳と結婚した健児、一郎太の母で瞳の義理の母だった静江の、3人の視点で物語が進んでいく。
3人の心情がとても丁寧に描かれている。
突然愛する人を失ったら、後悔もするし、思い出は美化して行くだろう。
心に空いた穴を埋めるために、誰かにすがりたくもなるだろう。
健児の書いたシナリオがドラマ化されることになり、瞳は家のゴミ箱に捨てていた原稿を読んで、自分と健児との再婚のことを考えてしまい家を出て行く。
二人の間にすれ違いがあったとか嫌いになったというわけでもなく、結局自分が許せなくなったのではないのか。
亡くなった夫が遺していったものに苛まされて、いつまでも前に進めていないということではないか。
健児はどこも悪くないのに、振り回されて可哀想としか言えない。
面白かったが重い話で、これでいいのかといった終わりだったが、ひ香さんらしいのかも。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

ギリギリって何??と思いながら読み進めた。原田ひ香さんの作品を読み漁ってます。どれも読みやすくて面白い!!今回の作品はちょっと切なくなった。

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2024年12月04日

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夫を亡くし、再婚した瞳。再婚相手の健児。元夫、一朗太の母親である静江。
この三人の視点が変わりながら進む連作短編。

すでにこの世にいない一朗太をそれぞれが思いながら進む妙な3人の関係。
そういうことだったのかと、終盤にわかるタイトルの意味。
共感はできなかった。今を生きればいいと思った。
何が正しいのかわからない世界で生きるのって難しい。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ギリギリ。なんだか不思議な関係の話だった。
死んだ旦那さんのお義母さん、今の旦那さん、再婚した嫁さん、死んだ旦那さんの浮気相手。

こんな人間関係ギリギリだよね。
夫婦ってなんなんだろ。
ほんと。。。なんていうかもっと自由になれればいいのになっておもった。
やっぱり違った、ってなってもいいんだよ。
うん。そう思った。

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2024年05月01日

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夫が亡くなり、実は夫が浮気をしていたことがわかりその女と会ったり、様々な視点で描かれていてちょっとわかりづらい。

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2024年04月08日

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夫が亡くなり再婚した瞳。今の夫健児はシナリオライターの卵で、仕事のない今は亡夫の母に頼られて連絡を取り合ったりしている。そして瞳も亡夫の浮気相手だった女と会って食事をしたりしている。
不思議な関係を結ぶ人達、やがてその関係に綻びがでてくる。
亡くなった夫の存在が皆の心の中に潜んでいるようで、少し怖いなと思った。
奇妙な関係性の人々もどこか危なくて落ち着かない気分にさせる。

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2024年01月01日

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タイトルの意味が最後で漸く分かった。
結果としてどうなろうと、それまでに繋いだ縁とか知り合いとかまで清算されるわけじゃなくて、それは悪い方の関係にも言えるわけで、そういうのが続いていくんだろうな、と漠然と思えた
静江さんみたいなおばあちゃん、わりと理想だ

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2023年12月14日

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一気読みしたので、文章は引き込まれたのだが、共感できるところが無かった。最後の主人公の瞳の結論にモヤモヤするものを感じて読後がスッキリ出来なかった。

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2023年12月03日

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だんだん面白くなっていくストーリーだった。
夫の一郎太が過労死し、元同級生と結婚した瞳。
結婚相手の脚本家の卵健児。息子の死に縛られる一郎太の母静江。
奇妙な関係の3人が次第に前を向いていく話。
二度と電話してくんじゃねえクソビッチ‼︎
のセリフには思わず吹き出してすごく頼もしく思った。じんわり楽しめる人間関係小説。

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2023年11月26日

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女に浮気はない、本気しかない
みたいなセリフが刺さったけれど
愛を試すための浮気があることを知っている。精神医学でボーダーという。学生の頃に、私はそれを受けた。めっちゃ浮気で本気じゃなかったから許した。
それはまぁいいとして。

空のグラスが寂しさならば、注ぐ水はなんだろう。
愛の誓いかもしれない
信頼かもしれないし
紛らわしかもしれない。
グラスに再び注がれたカクテルに安心したけれど
グラスは洗うことができなければ、前に注がれていたカクテルの味が残る。飲まずとも、いや飲まないからこそわかるのだよ、わずかなにごりが。
それでもグラスは洗えない。
そんなカクテルの味は、切なさだろう。

そんな話でした。
私は瞳に賛成しない。てめぇ純愛してんじゃねぇ。愛せよ。と思う。健児は瞳から愛されるべきだし、終盤の展開は瞳のわがまま以外、何物でもない。でもそれさえ怒りもせずに聞けてしまう健児をみると、「僕は瞳が好きだ、愛している、もう一回プロポーズさせてくれ」といえない健児をみると、仕方ねぇのかなと思う。
二人のことだから。だから健児にも賛成できない。自信を!自信をもってくれ健児!

静江さんはもどかしかっただろうし、節度をもって二人と距離をとっていた。そこは賛成する。

愛おしい生活と、愛おしい人の
どちらかがあればそれで人間は満ち足りてしまうのだと思う。だから人は独りでも幸福になれる。
瞳は、忙しくなった健児と、拾ってしまったテキストでその両方がなくなったことに気が付いたんだね。
でもそっからじゃん!?そっから粘って乗り越えよう、なんとかしよう、って頑張らないと。なんだよ、すぐ家出ていきやがって。しかも健児がいちばん大変な時に。まじでなんなんだよ。本当に軽い結婚だったんだな。

健児!おまえもおまえだ!脚本家のクセにぜんぜん弁がたたねぇな!先に考えるな!思え!「思ったことをどう言うか」というのが結局考えることだ!だから言わなきゃいけない。一郎太の家にこのまま独りで残ることと、彼女に「ぼくはきみがすきだ!行かないでくれ!」と泣きつくことの、どちらのみじめさを取るんだよ?後者だろ!瞳のこと好きなんだろおまえは!!!くそが!!!頑張れよ!!!なんで頑張んねぇんだよこいつら!、!

となんだか瞳に対してとても身勝手なやつ、健児に対してもっと頑張れよ!という、そんな印象が強すぎて、こんなふうに語ってしまう小説でした。

みんな幸せになれ!

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2023年08月02日

ネタバレ 購入済み

う~~ん

この著者の作品は、初めて読んだ。軸となるのは、三人で、初老の女性と、その亡くなった息子の妻だった女性と、その再婚相手の男性。初老の女性からしたら、最後の男性は、義理の義理、ギリギリ….….と、ここで、本の題名になった。ちょっと複雑で、何となく、どうなるのかなと思いながら読んで、読後は、ちょっと、唸ってしまった。面白かったとは、言えない….….もやもやした。複雑な気持ち。

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2023年07月07日

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