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あなたはなぜ、そこに住むことを決めたのですか? 間取り、家賃、駅までの距離。そして、かつてその部屋にどんな人が住んでいたのか……。自殺や殺人事件のあった、いわくつきの物件に一時的に住む「影」、部屋を紹介する相場不動産、姿を消した人を探す会社「失踪ドットコム」。事故物件を貸す人、住む人。この街では様々な事情を抱えた人びとが生きている。都会のすき間に根ざすささやかな仕事、ルームロンダリングにまつわるさまざまな人間模様を紡いだ8つの物語。――主人公は、明日のあなたかもしれない。
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Posted by ブクログ
ロンダリングという実在しない職業のお話。 というファンタジーな世界を描いているはずなのですが リアルの世界に存在するのではないかと錯覚してしまいました。 善し悪しの決着がつかない結末という印象はありましたが それがまたリアルと錯覚させる要素だったりもします。 人間らしい感情が存在する作品で、私は好き...続きを読むです。 というか原田ヒ香さんの作品が落ち着くという印象もあります。 すごく親近感があるんですよね。 他の作品も読んでみたいと思わせてくれる作品。
「東京ロンダリング」の続編で、これまた本当にこんな職業があると錯覚するくらい物語に没入してしまった。 フィクションであっても社会課題の部分に本質的に触れてる気がする。読みながらそれぞれの登場人物の物語を追体験させてもらい、自分の生活とか将来を考える時間になった。 特に、生活保護を受けた女性の話は、今...続きを読むの日本であればたとえ一文無しになったとしても何とかなるものだなと勉強になった。衣食住に関わる制度は、知識の差と同時に制度に頼れる頭の柔らかさが必要なのだろう。 私はロンダリングの仕事ができるほど肝が据わってないけれど、柔軟に生きていきたいと思った。
東京ロンダリングに引き続き、読ませていただきました。 個々の話が、ラストの章で、前作から一気に繋がり、引き込まれました。ミステリー的な部分も解明されます。それぞれの女性のエピソードも興味深いものでした。
全体につなかわりのある、連作短編集。全体的に不穏な空気感はありつつも、個々の人たちは前向きに生きようとしているのがよかった。ただ小さな幸せを感じる日々がどれだけ難しく尊いか。こんな生き方とあるのかと、日常にある新しい世界を知ることができる。
あらすじが気になって手に取ってみた作品 1作目があることを知らずに読んでしまったので、どういう関係なのか分からなかった人もいましたが、全体としては問題なく読み進められました。 途中までは繋がりもよく分からず、(ある程度は完結しますが)登場人物を中途半端に書いて、次の人物を書くんだなと思いそこまで惹か...続きを読むれませんでしたが、後半は繋がりも徐々に見えてきて続きが気になる構成でした。 本作でも1作目の登場人物は出てきたようで、個人的にはあまりその人には惹かれませんでしたが、せっかくなので1作目も読んでみようと思いました。
題名の割にポップな表紙で 気になっていた一冊 事故物件そのものの話と言うより 事故物件を取り巻く人たちのお話 人の死は必ず来るし タイミングも場所もわからない ポップな表紙にした意味が分かる気がする 深い…
前巻の東京ロンダリングの続編。短編だから設定だけ一緒なんだろうなぁと思ってたら最後に全部線が繋がってゾクっとした。ロンダリングも姿を消した人を探す事もこの東京・日本には必要なんだろうなぁ。そして、これ続かないかな!?
ロンダリングのおかげ?で、今、自分がおかれている状況に目を向けて考え直したり、新しい風が舞い込んできたり、みんな前向きに、次の新しい第1歩を踏み出しているなーなんて思っていたら、何かいろいろ絡んでいた訳ですか…最後はちょっとよくわからなかった
東京ロンダリングの続編だと思って読み出したが、短編が続いたのであれれ?あ、でもまあちゃんが出てきた。あれれ?相場社長も出てきた。やっとりさ子さんと亮さんが出てきた。全ての短編がつながった!
タイトル、内容はやはり物騒だ、、 なるべくなら自分は関わりたくない案件、、 読み進めるとこの本は孤独に亡くなった人の物語である以上に、困難な中にも「勇気をもって生きること」の大切さを原田さんは伝えてくれる。 個人的には妻に愛想をつかされ、事故物件に流れそうになった会社員が、気持ちを立て直して「もう...続きを読む一度、きちんと謝ろう、自分には帰る家があるんだ」と目覚める物語に心が和らいだ。 重たい話であるが、もしかすると自分もいつか関わるかもしれない大事な話。 原田さんの描く物語にはそんな意味合いがいつも含まれている。
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