原田ひ香のレビュー一覧

  • その復讐、お預かりします

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    やっぱり原田ひ香さんの作品好きだなぁ。はじめは適当でお気楽なイメージの成海だったけど、どんどん「いいヤツじゃん..」と好きになっていく。最後はうるっとするほど、2人の関係性がよい!復讐というと、相手を懲らしめてスッキリ!なお話かと思いきや、この作品ではちょっと違った解決方法で面白い。美菜代は得意なことも魅力もたくさんあるし、いつか健康的なごはんを普通に食べられるようになってほしい。そしてぜひ映像化してほしい!

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    2026年08月13日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「恋と食」を題材の、10名の方々の小説やエッセイ

    初めて文書に触れる方もいましたが、どのお話も面白く読めました
    特に後半の小説3作品が好きでした
    晩年に思い切って何かするの、憧れるなぁ

    あと、最後の山田詠美さんのこれはノンフィクションなのでしょうか?
    作品は昔読んだことあったのですが、作家さんご本人のことはほとんど知らずだったので、びっくりしたわ。

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    2026年08月12日
  • 月収

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    面白かった…!
    原田ひ香さんて、税金のこととか、投資のこととかにとても詳しい方なんだろうなぁ、と思いました。もちろん、この本を書くに当たって色々と勉強はされてると思いますが、読んでるこちらもとても勉強になりました…!
    勉強だけでなく、登場人物たちの繋がりが見えてきたらもうそれだけで「そうそう!あの話に出てきた人〜!」って興奮してしまいました(⸝⸝•́ ̫ •̀⸝⸝)
    そして不思議なんですけど、とても読みやすかったんですよね。税金とか投資とか不動産とか難しいのに、本はすらすらと読める……。
    後はね、装丁がかわいすぎます…!!登場人物たちにもぴったりですし、読みやすさとも相まってとても合っている!
    何気にわたし、原田ひ香さんの本ちょくちょく読んでるな…と気づいたので、今後も読んでいきたいと思います。

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    2026年08月12日
  • 口福のレシピ

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    ネタバレ

    時代を挟んだふたりのヒロインが、それぞれの生き方を見つけられてよかったなとおもった。
    起こった出来事ぜんぶがよいことでなくても、人生まるまるを眺めたときに、自分は幸せだったと思えるように生きられたら勝ちだなって気がした。

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    2026年08月12日
  • 古本食堂

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    「人生に必要な小説や本って、向こうからやってくるのかもしれませんね。」

    神保町の行きたいご飯屋さんがたくさん増えた。

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    2026年08月12日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    ネタバレ

    ☆4.8
    面白かった〜。他の小説と比べたら文章は割と淡々としてる。
    桐子がいい人達に恵まれてるのも桐子の人間性のおかげなんだろうなぁ。桐子がトモのことを回顧するシーンは胸がぎゅっとした。
    欲を言えば、桐子とトモの二人暮らしの様子も見たかった。

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    2026年08月12日
  • 月収

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    ネタバレ

    6人の女性のお金についてが、きっちり40ページごとにまとめてある。
    お金や人生への考えに共感できる部分もあり、また単純に知らない分野やそんな生き方もあるのか〜と思える話もあり、楽しく読み終えた。
    はじめの2人に関してはお金に余裕がなく焦っているという導入だったが、ふたりとも他責思考だったり卑屈だったりでやはりお金の余裕は心の余裕だなと思った。
    しかしそのあとに続く女性たちはある程度お金に余裕があっても孤独を感じていたり手に入れたお金の代償を負っていたりでなかなか難しい。
    菊子が成美に仕事への心持ちをアドバイスをする場面では、収入への向き合い方を考えさせられる。

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    2026年08月11日
  • 古本食堂

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    神保町の街並み。行ったことがあるからとても親近感があります。
    作者原田さんの広く深い知識が、読みやすい文章のおかげですっと入ってきます。

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    2026年08月11日
  • 古本食堂 新装開店

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    好きな作家のものを読む幸せは得難いものがあります。この物語に限らず美味しいものはお手頃のものは並ばなければならないか奮発して数年に一度しか行けない。

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    2026年08月10日
  • 喫茶おじさん

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    コーヒーと喫茶店のメニューを色々試したくなった!こんなに考えながら普段飲んだり食べたりしないから、今度からちょっと気をつけてみよう!チーズトーストを食べて、昔母が作ってくれたことを思い出したりするくだりはちょっとぐっときた。あと、松井さんとの友情のやりとりが好きだったな。松井さんの息子が、しっかり生きていけますように。「どんなふうにでも生きていけるんだな」「先に先に息子に用意してしまう」みたいなセリフにちょっと泣けてしまった。親は何歳になっても子供が大事だな。

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    2026年08月08日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親と娘、それとつなぐ小包。連作短編集。

    母親からの小包は、受け取る側が必要だろう、というものをこれでもか、と入れてある。そしてそれは決して垢抜けず、ダサい。

    しかしその中に込められた気持ちは存外に深く…

    原田ひ香には「月収」という連作集もあるけどそれを彷彿とさせる一書。良作。

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    2026年08月08日
  • 老人ホテル

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    節と節の間に区切り記号があってほしいなと思ってしまったのは、私が伊坂作品が好きだからなのだろうか。最初の方は特に脳の切り替えが難しかった

    天使のメタ視点みたいなのはとても好きだし、ストーリーも割と好きでした!

    やっぱり過去ってどんだけ振り払っても染み付いて消えないものなんだなーって
    薄々そんな気はしてたんだけどこの本を読んでなんか先が思いやられました

    にしても、最後の最後になんでこんな特大の疑問を残したんだ....?解説読んだところ単行本の結末の方が好きかも。

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    やっぱり、やめる気なんだな、そういう覚悟をした人間は強いな、と思った(p.75)

    たぶん、それらの菓子は彼女のたった一つの贅沢なんだろう、と予想できた(p.89)

    天使は身を起こした。こうして、電灯をつける手間さえ惜しんで、時間を先延ばしにしていたら、本当に何かを失ってしまうかもしれない(p.116)

    成り上がった。
    頑張った、努力した、うまくやった、資産を築いた・・・・・・そんな普通の言葉でなくて、その下品な言葉を使うことで、逆に心が満たされた。(p.344)

    語彙集
    おもねる(阿る)・・・こびる
    店屋物(てんやもの)・・・出前
    海千山千・・・世間の経験を多く積み、物事の裏表を知り抜いていて悪賢いこと

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    2026年08月08日
  • 古本食堂 新装開店

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    やっと続編の文庫が出て、即買いしました!

    このわたしにはまだ知らない神保町の空気感を読書を通して覗きに行けたような気持ちになります。

    今回、大きな転機が何度もあり、そわそわしながら読みました。
    しかしながら、相変わらず出てくる食べ物が美味しそうで夜は飯テロですね笑

    どれも食べてみたいなぁと思いますし、2人の人生、今後も気になるなぁと。
    美希喜ちゃんの表現で、喧嘩とか言い合いはしてないけど、ぽつんとできた関係の中のシミのようなもの。「・」これくらいのが話しててもあるっていうのすごく分かるなぁって。
    これがじわじわと広がってしまわぬうちに大切な人なら尚のこと、気持ちを確認し合うって大事ですよね。簡単なようでとても難しいですけど。

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    2026年08月08日
  • 喫茶おじさん

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    珈琲を飲む
    それだけの世界なのに、どごでも広がる世界観や人間模様
    日本にどれだけの喫茶店があるかわからないけど、それだけ人間模様があるのかもしれない

    本作の主人公の松尾純一郎は、会社を辞めて始めた喫茶店を潰す。奥さんからは離婚を突き出されというなかなか辛い状況
    それでもまわりは松尾を羨ましいという

    自分も彼と同じような年齢でもあるけど、結婚も恋愛も何もしていない。やっぱり羨ましいと思える

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    2026年08月07日
  • 東京ロンダリング

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    事故物件に住んでロンダリングする。
    それによって不動産屋は告知を免れる。
    知ってはいたけど、それを仕事にしている人っているのかな。
    心が傷ついて気力を無くしたりさ子は、その仕事をしながら出会った人に心を助けられてゆく。

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    2026年08月06日
  • 月収

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    人それぞれのお金の価値観。
    それを、さまざまな境遇にいる、登場人物を通して、描いている作品。
    章ごとにでてくる登場人物が、それぞれ別々かと思いきや、あとでつながってくるのも、読んでて楽しかった。

    何より、「3千円の使い方」もそうでしたが、お金の大切さ、自分の生活形態に合わせて、深く考えていく大切さ、を改めて感じさせられた作品でした!

    ぜひ、これもドラマ化してほしい。

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    2026年08月06日
  • DRY

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    ネタバレ

    こんな話や人物も書けるんだ!という驚きの小説だった。私は原田ひ香をすごく枠に当てはめて理解してたんだなと思った。

    解説では主人公の藍にわりと同情的というか寄り添った意見が語られていたけれど、私は(けして良いとは言い難いかえれど)浮気した元夫や不倫相手の上司が藍を雑に扱ったり蔑んだりする気持ちが少し分かってしまう気がする。
    作中で不倫相手から告げられる「底知れない品の悪さ」「俺たちとは全然違う何か」が、私にも肌感覚として理解できるからだ。

    読み進めながら、そりゃ元夫は子どもと藍を引き剥がすよな、義母は嫌うよなと思ってしまうのだ。育ちの良くない人特有の下品さや雑さを感じるのだ。無鉄砲というか頭の悪さ(先を考えられない、良いこと悪いことの境界が曖昧)というか、なんでそんななの?というような嫌悪感。それが主人公からにおうのだ。
    母親と祖母を嫌悪しながら、でも確実に同じムジナである主人公。

    美代子は最後まで読み終えた今はただ可哀想だった。主人公を陥れたときはとんでもない人物だと思ったけれど、逮捕前夜の美代子と主人公の会話は罪を共有したことで生まれた友情のシーンだと思っている。自分のせいで美代子の罪がバレて逮捕されることになった主人公が美代子にひたすら謝るのを、美代子は優しく許し気遣う。孤独で誰も本当に美代子が求める救いを与えてくれなかったことで美代子は袋小路に迷い込んで出られなくなってしまったけど逮捕されることで解放された。

    と思ったら最後に主人公が今度は同じ袋小路に踏み込むかもしれないことが示唆される。タイトルがDRYなので主人公は美代子と同じ道は進まないのではないだろうか、と思いつつ、夢も希望もない世界で一体彼女たちはどうしたらいいのかと重たい気持ちになる小説だった。

    あとミイラと死体遺棄のシーンはグロすぎて読み飛ばした。とてもじゃないけど読めない。ちょうど「冷酷」(座間市のバラバラ殺人事件の本)を読んだばかりなのでちょっと無理だった。

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    2026年08月05日
  • 古本食堂

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    急逝した親族が営んでいた神保町の古書店を舞台とし、それを引き継いだ妹と大学院生が周りの人々と本と食べものを通して関わっていく物語。

    2人の目線で交互に書かれ、大叔父の秘密のようなミステリー要素も少しありつつ、何より神保町界隈の食べ物が美味しそう!
    今後の展開も気になるため、続編が出たら楽しみ。

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    2026年08月04日
  • 古本食堂 新装開店

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    ほっこりする本。
    私もこんな古本屋さんでゆったりとした
    時間を過ごしたいと感じた。

    出てくる登場人物がみんな優しくて
    心温まる人たちばかり。
    すごくうらやましかった!

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    2026年08月02日
  • 古本食堂 新装開店

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    神保町のいもや、懐かしい。15年くらい前かな、一度連れて行ってもらって食べた。
    10年くらい働いていた神保町界隈。もっと街を楽しんでおけばよかった…。

    物語では、じろうさんの秘めた愛が垣間見えたところが素敵だったな、としみじみ思う。

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    2026年08月04日