原田ひ香のレビュー一覧

  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    ランチ酒最終章?
    これを読んでいると、たまらなくお酒が飲みたくなる。
    なので、仕事帰りにプロントで、ハイボールとアヒージョ、バケットをお供にこれを読んだら、最高だった(笑)

    翔子さんが新たな生き方を選んで、ああよかったー!と思っている。
    角谷さん、良い人だよね。
    ちょいと仕事的には危ういところもあるけれど。
    娘ちゃんも含めて幸せになってほしいな。

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    2026年03月27日
  • 三人屋

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    「美味しいご飯もの」を求めて手に取ったけど、いい意味で予想を裏切られた。
    青山美智子さんや山口恵以子さんのような、ふわっとした温かさや「全員救済」みたいな展開を期待すると、最初はちょっと戸惑うかもしれない。正直、読んでいてモヤっとしたり、人間のドロっとした部分が見えたりもする。
    でも、私はそこがすごく刺さった。
    「みんなハッピー、めでたしめでたし」な物語より、こっちの方が断然リアル。実際、人生ってよく分からないまま続いていくものだし。その「割り切れなさ」も含めて、最近読んだ中ではかなりお気に入りの一冊になった。

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    2026年03月25日
  • 定食屋「雑」

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    原田さんの描く食べ物は本当に美味しそう。再開発や家賃の高騰とかで、こういう昔ながらの定食屋さん(ちょっと一杯も出来る)はどんどんなくなっていく。寂しい限りだけど、駅前の食堂にももうちょっと通おうかな。

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    2026年03月24日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    今回もやっぱりお腹が空いてしまう。食事シーンの描写、そしてお酒を飲みながら食べる美味しそうな様子。テレビなどの映像で観るよりも想像がふくらみ、余計に食欲をそそられるのかもしれない。

    今回のシリーズ2作目では、興味深いキャラクターの新たな登場人物たちも加わり、楽しめた。
    早く第3シリーズも読みたい。

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    2026年03月22日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    神保町で古書店を営んでいた兄が死に、その店を引き継ぐことになった女性「珊瑚」。
    珊瑚は北海道で両親を介護の後に看取り、兄の死をきっかけに東京に出てきた。
    若くはない珊瑚が、東京に住んでみようと思ったのには、淡い、少し苦い、ある男性とのことがあったからであろう。

    珊瑚の店にやってくる、姪っ子(正確には、珊瑚の長兄の子の娘)のミキキ。
    珊瑚とミキキが、神保町、古書店を舞台に、自分の生き方を模索していくというのが大きなテーマだろうか。
    古本食堂?ん?食堂とは?という、最後まで読んでも謎タイトルだったけど(原田ひかさんにしてはめずらしい)、
    登場人物達も魅力的で良い本でした。

    珊瑚が古書店のお客に

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    2026年03月21日
  • その復讐、お預かりします

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    ネタバレ

    ストレスを発散したくて手に取った一冊。復讐をテーマにしているのだから、多少はスカッとできるのでは――そんな期待があったのも事実。

    けれど読み進めるうちに気づくのは、この物語が単純な“発散”のためのものではないということだった。むしろ、復讐という選択肢そのものを静かに問い直してくる。

    「復讐しない」という結論に向かう展開には、正直なところ驚きもあったし、ある種の裏切られたような感覚もあった。けれどそれは、怒りを外にぶつけるのではなく、自分の中でどう扱うかという視点へと引き戻される体験でもあった。

    ただ、強いストレスを抱えているときに読むには、やや相性が分かれるかもしれない。スッキリするとい

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    2026年03月21日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親からの小包を通した人間物語。
    主人公自身の悩みや、母親との確執みたいな所に共感できる箇所もあり泣いた。

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    2026年03月21日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    都会で一人暮らしをしている主人公の女性のもとに、田舎の母親から定期的に小包が届きます。
    その中身は、手作りの服や食べ物、日用品など…どれも「正直ダサい」と感じてしまうものばかり。

    最初はそのセンスの違いに戸惑い、少し恥ずかしい気持ちさえ抱く主人公ですが、
    小包に込められた母の思いや生活を知っていくうちに、次第に気持ちが変わっていきます。

    やがて主人公は、
    「ダサい」と切り捨てていたものの裏にある愛情や、自分自身の価値観、そして母との関係を見つめ直していく――

    ……
    6つの短編集なので、まきちゃんには無理。笑
    でも、とても良かった。ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ
    さすが原田ひ香さん。読みやすいし、

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    2026年03月20日
  • あさ酒

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    ネタバレ

    恋人タケルから突然婚約破棄を告げられ、恋人も家も失った恵麻。さらにはコロナによる不況で仕事も失い、コロナにも感染してどん底状態の恵麻を、「中野お助け本舗」の亀山と祥子が助けるところから展開されていくストーリー。
    亀山や祥子にサポートしてもらいながら、見守り屋の仕事を通して、恵麻が前向きになっていく様子が微笑ましかった。
    途中、恵麻がお客さんとして行ったパチンコ依存症の母親の話、苦しいし辛いなぁ…と思いながら読んだ。依存症って難しい。「ダメ!」と分かっている自分と欲望とのせめぎ合い…何とか家族の幸せが戻るといいなと願う内容だった。
    あとは、「ランチ酒」シリーズから全て読んでいたので、角谷や祥子の

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    2026年03月19日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    家族がいないこと
    歳を重ねるということ
    生きていくということ
    時間があること 無いこと

    ドラマを観るのもオススメです

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    2026年03月19日
  • 定食屋「雑」

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    読むのに1ヶ月ぐらいかかった。
    雑という定食屋のおばちゃんと離婚した奥さんの話←
    離婚のこと、人生のこと、コロナの話も出てきた、お客さんとの絡み、色々詰め込まれてて読み応えあったなぁ。原田ひ香さんやっぱ好き。前向きに頑張ろうと思える本

    あとぬか漬けが食べたくなる本(笑)

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    2026年03月19日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    前作は読んでなく、こちらの作品からでも入りやすく楽しめました。桐子さんと雪菜さんの歳の差を感じさせない素敵な関係が良かった。
    2人が管理人をする事になった団地。部屋の数だけ、いろんな方々が住んでいて意見も様々あるのは仕方がないけど団地全体を見守ってくれるような2人の存在は必要。管理費が上がったとしても雇う価値はある!
    桐子さんと雪菜さんの出会いも気になるので前作も読もうと思います。

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    2026年03月18日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    お金に振り回されてる人たちが身近に感じられるように書いてあるので、登場人物全員になんとなく共感できた。

    この本を読んで思ったこと
    ・自分がない人や自信がない人はお金に振り回される
    ・そこに気が付けた人と、そのまま振り回されてしまった人で、一線を超えてしまうかどうかの分かれ道になる
    ・お金に目が眩んでしまうことは仕方がない、大事なのは、そこからいかに早く、本当に自分がなりたいものや大事なことに気がつくことができるか

    現代では、物価高や円安、年金問題などでお金に対する不安が加速しているし、その不安を巻き取るように、お金の増やし方のバリュエーションも増えている。(節約、副業、NISA、情報商材、

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    2026年03月18日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    料理×小説(エッセイ)というと、なんとなく心温まるイメージで読み始めたら、ちょっと違ってびっくりする。
    すべてのお話に美味しそうな料理が出てくるけれど、どれもこれも「ほっこり」した美味しさとは毛色が異なる。
    この読後感は、どんな「後味」と言ったらよいのだろうか。
    でも、悪くない。すっぱい、からい、ほろ苦い……それもまた料理であり、人生なのだ。

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    2026年03月17日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    作者お得意のお金にまつわる連作短編集。
    お金に困っている人に読んでほしいと思う。特に奨学金を返している人への裏ワザ的な方法は勉強になりました。NISAなどに代表される投資術は興味のある人には浸透し尽くしたとも言えそうだが、なかには躊躇している人もいるだろう、そんな人にも読んでほしい。
    ヴィトンの財布をキーに物語は連鎖していくのだが、財布に縛られ窮屈な展開だと感じる場面もあった。お金を得ることによって気持ちに余裕が感じられる登場人物達の考え方に共感。また、お金に困った時の切迫感は恐ろしい。
    作中での小説家、財前夏美は作者のある一面を表現しているようで興味深かった。

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    2026年03月16日
  • ほろよい読書

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    ⌘「ショコラと秘密は彼女に香る」 織守きょうや 
    「初恋ソーダ」 坂井希久子 
    「醸造学科の宇一くん」 額賀澪 
    「定食屋「雑」」 原田ひ香 
    「barきりんぐみ」 柚木麻子
    ⌘双葉文庫

    日本酒を飲みながら読みました。
    個人的にはショコラ〜が好きかなぁ♫
    でもどの物語もサクッと読みやすくて金曜日の夜とか良さそうです!

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    2026年03月16日
  • 古本食堂 新装開店

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    何だか、胸いっぱいな読後感…。

    やりたいけど、無理を通り越して無茶をしてしまっている。でも、本人は気づかないまま…だけど、周りがさり気なく気遣っていて助け合っている。いいなぁ。

    自分を幸せにする術をいくつも持っている。その術がどんどん増えていくのは楽しいこと。ヒグマの巣に飛び込むほどの勇気…には笑えたけれど、ぬるま湯の中にいるだけでは、自分の幸せもその中だけということ。

    私の故郷は、東京か。祖父母がいた山梨を思い浮かべるけれど、あのアーティストの歌詞のように、帰りたくなる場所は、土地ではなくあの人がいた場所。やはり、お母さんがいた場所。そして、お母さんがリラックスしてたおばあちゃん家を思

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    2026年03月16日
  • まずはこれ食べて

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    大学時代の仲間達で立ち上げたベンチャー企業を舞台に、そのメンバーとそこで働くことになった複雑な過去を持つ家政婦さんが織りなす人間模様。それぞれの現状に対する思いと、家政婦さんが作る心を開かせる料理が物語のスパイスとなりストーリーが進んでいく。最後の急展開は予想できなかったが面白い。人の強さ・弱さを考えさせられる。

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    2026年03月15日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    ネタバレ

    一部連絡短編っぽい話はあるものの、基本独立した「母からの小包」を巡った短編集。原田さんらしく、読みやすいストーリーと文体でおもしろかったです。特に母に問題がある女性が、メルカリの出品者に母を演じてほしいと頼むくだりが興味深かったです。その後の短編ではその母の状況が語られ、家族には各々違った問題があるんだよなぁと思いました。合わなかったことは、恋愛と絡めようとすること。最後の短編では「まさお」が「お父さん」になることがメインだと思ったので、突如現れた彼は蛇足のように感じました。ほっこりした良作でした。

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    2026年03月14日
  • 古本食堂

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    珊瑚さんが好き。
    相手を思って、本を差し出す。
    温度を感じるやり取り。

    そこに、文学の知識を乗っける美希喜ちゃん。

    古本屋を継ぐというところには、母親を思い出し、少しきな臭く感じちゃうけれど、それでも、大切な本・物語を散逸させない、文化を継いでいくという古本屋の役割・輪が続くということが、心にじんわり沁みてくる。

    古典を読みたくなった。
    所々、声が出る笑いも。神保町の繋がりも見えて、温かい気持ちになる。

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    2026年03月14日