原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本のレビューをみていると、評価が高くない。なんでかなぁと思っていたが、読んでわかった。このおっさん、かなり天然に察しが悪くて読んでいるとイライラするのだ。娘を追いかけて京都に行ってしまった段に至っては、歯軋りするくらいイライラした。脳天気すぎないか???
ここまでフィクションでイライラさせるとはもはや才能である。一応褒めているけど。
第1話 松尾純一郎57歳。理想的な喫茶店を探している。大学生の娘に「お父さんは何もわかっていない」と言われる。実は妻も出ていってしまって半年になる。
第2話 再就職の面接を受けた。前妻にもあなたはなにもわかっていないと言われる。前妻の登美子は小料理屋を営ん -
Posted by ブクログ
力のある女性作家の皆さんが恋と食に関する小説とは、贅沢な本だった!
特に「ワタシノミカタ」と「SUMMER STREAMER」が良かった。「SUMMER STREAMER」では、70近い婦人が大ファンの大谷翔平さんのプレイを観たくて単身でアメリカに行く話。その中で、大谷選手はどんな人と結婚するのだろうかと。あれこれあげて、最後に一番悔しくない人は「彼の母親に似ている女性」とあり、まさしくその通りの女性と結婚していた。結婚発表より前に書かれた小説で見事言い当てていたので驚いた。大谷夫妻は素敵!嫌いと言う人はまずいないだろうな!
この本を通して、いろんな作家さんを知ったので、読書が広がりそうで -
Posted by ブクログ
ネタバレ積読にしていて長い間眠ってた本だったけど、社会人になってお金について考える機会が増えたので読んでみた。すると、以前は読み進められなかったこの一冊が、するする自分の中に落としこまれていって、本が自分に馴染むタイミングってあるんだなと実感した。
御厨一家の人間模様とお金に対する各々の考え方を追っていくと、人間模様には単純に物語として共感する側面もありながら、お金に関して自分自身の将来や幸せのために正しい知識を身につけたいと考えさせる側面もあり、社会人になったこのタイミングで読むことができて本当によかった。
最後の「お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になってはいけない。」という一