原田ひ香のレビュー一覧

  • 喫茶おじさん

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    この本のレビューをみていると、評価が高くない。なんでかなぁと思っていたが、読んでわかった。このおっさん、かなり天然に察しが悪くて読んでいるとイライラするのだ。娘を追いかけて京都に行ってしまった段に至っては、歯軋りするくらいイライラした。脳天気すぎないか???
    ここまでフィクションでイライラさせるとはもはや才能である。一応褒めているけど。

    第1話 松尾純一郎57歳。理想的な喫茶店を探している。大学生の娘に「お父さんは何もわかっていない」と言われる。実は妻も出ていってしまって半年になる。

    第2話 再就職の面接を受けた。前妻にもあなたはなにもわかっていないと言われる。前妻の登美子は小料理屋を営ん

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    2026年04月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    力のある女性作家の皆さんが恋と食に関する小説とは、贅沢な本だった!

    特に「ワタシノミカタ」と「SUMMER STREAMER」が良かった。「SUMMER STREAMER」では、70近い婦人が大ファンの大谷翔平さんのプレイを観たくて単身でアメリカに行く話。その中で、大谷選手はどんな人と結婚するのだろうかと。あれこれあげて、最後に一番悔しくない人は「彼の母親に似ている女性」とあり、まさしくその通りの女性と結婚していた。結婚発表より前に書かれた小説で見事言い当てていたので驚いた。大谷夫妻は素敵!嫌いと言う人はまずいないだろうな!

    この本を通して、いろんな作家さんを知ったので、読書が広がりそうで

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    2026年04月17日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    この著者の小説は面白いと思っているので、読んでみた。

    身寄りがなく、お金もない不安な高齢者、一橋桐子(76)が人生を悲観して、刑務所に入った方が安心な生活が送れるのではないか?と考え犯罪を犯そうか?と考えるという内容。

    犯罪日記というタイトルなので、次々に犯罪を犯していくのかと思ったら、いたってほのぼのした内容だった。孤独な老人かと思ったら、とても心のやさしいおばあちゃんなので、周りの人に頼られ、大切にされている。もちろん不安はあるだろうが、十分幸せな老後だと思った。うまく行き過ぎなのはやっぱり小説だから、だけど。

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    2026年04月16日
  • 喫茶おじさん

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    これまで読んだ著者の作品で始めておじさんが主人公の作品。純一郎の人生にとてもリアリティがあり、定年後の生き方を考えるヒントとなる物語。喫茶店やそこで出されるコーヒー、サンドイッチをはじめとした様々な食べものの描写はさすが。作品の軽やかなタッチもとても心地よい。純喫茶巡りがしたくなる。

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    2026年04月16日
  • 月収

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    面白かったです!
    もうこのラインナップに興味津々 確かにアノ月収の方って気になる そして自分はコレで、、、将来はこうで、、、って勉強になりました
    ほのぼのイラストだけど内容は結構シビアでした

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    2026年04月16日
  • 月収

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    お金が欲しい!と漠然と思うけど、自分に必要な月収っていくらなのかちゃんと把握したことないかもしれない。
    あとどれくらい増えたらどんな生活ができるかを想像して、そのお金をどうやって得るかと考えられる人ってすごく賢い人だなと思う。
    でもお金が持っていれば幸せなわけじゃなく、どう使うかなんだなと思う。
    やっぱりお金は目的じゃなく、手段なんだなと思った。

    生前整理のお仕事ってきっと現実にあるんだろうけど、すごくいいなと思った。
    物を整理することも自分の人生を見つめ直すことになるんだなと感じた。

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    2026年04月16日
  • 喫茶おじさん

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    「わかっていない」50代半ばのおじさんが、関東中心の喫茶店を巡リ、自分の生き方を探る物語。
    喫茶店巡りのレポートは秀逸で、注文した飲み物、食べ物が目の前にあるかのような錯覚に陥ることも何度かありました。
    悩みがあっても喫茶店巡りで気分転換できている「おじさん」は、ある意味いい生き方をしているなぁと感じました。

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    2026年04月16日
  • 三千円の使いかた

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    人によってお金の使い方は違う。その人の価値観や人生が反映されるから面白い。
    1番好きだったエピソードは唯一の男性キャラの安生の話。費用対効果よりも大切なものって、時には人生にあるよね。

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    2026年04月14日
  • 月収

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    短編で読みやすく、登場人物が少しずつ関わり合っているのが面白かった。
    『「月収十万円を作る女」滝沢明海(29)』の自分の計算を信じる力と、お金の仕組みを作るまでは嫌な母親との同居も辞さない根性がすごいなぁと思いながら読んだ。目標や目的がある人って、強い。
    参考文献に、田内学「君のお金は誰のため」があったので、それもぜひ読んでみよう!

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    2026年04月12日
  • 定食屋「雑」

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    単純ハッピーな短編ではなく、ぞうさんの苦しい胸のうちや沙也加の重いのに滑稽な離婚劇が挟まれているばかりでなく、コロナ禍の気持ちも体力もすり減る苦境も挟んだ盛りだくさんのまさに定食的食べ物小説でした。ぞうさんと沙也加が出会えて良かった!高津さんも人生楽しんで、と応援したくなる読後感です。

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    2026年04月11日
  • 三千円の使いかた

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    ネタバレ

    積読にしていて長い間眠ってた本だったけど、社会人になってお金について考える機会が増えたので読んでみた。すると、以前は読み進められなかったこの一冊が、するする自分の中に落としこまれていって、本が自分に馴染むタイミングってあるんだなと実感した。

    御厨一家の人間模様とお金に対する各々の考え方を追っていくと、人間模様には単純に物語として共感する側面もありながら、お金に関して自分自身の将来や幸せのために正しい知識を身につけたいと考えさせる側面もあり、社会人になったこのタイミングで読むことができて本当によかった。

    最後の「お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になってはいけない。」という一

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    2026年04月09日
  • 三千円の使いかた

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    最終話の結婚と奨学金の話、両親の行動に泣いた
    これから3000円使う時に思い出しそう
    娘、親、祖母の3世代の話があるから、ライフステージ変わる事に読み返したら面白いかも

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    2026年04月08日
  • 喫茶おじさん

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    内容は軽やかで面白く、喫茶店巡りが物語に直接絡みすぎない点が心地よかった。物語として楽しみつつ、登場する喫茶店が実在するのかどうかが気になり、つい調べたくなる作品だった。

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    2026年04月08日
  • 三千円の使いかた

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    物語を読み進めると、登場人物同士の関係の繋がり、生活が見えてきて、まるでドラマを見てるかのようにどんどんと読み進めることができました。
    人によってお金の使い方も価値観もそれぞれ違っていて、やはりお金というものは、生活スタイルや考え方、心の余裕に大きな影響を与えるものだと思いました。
    自分自身のお金の使い方を振り返り、より有効的にお金を使えるようになりたいと思いました。

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    2026年04月05日
  • 古本食堂

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    ランチ酒でハマった作家さん。
    本好き、食べ物小説好きとしては読まねば!と手に取ったが、面白かった。

    読み始め当初、2人のパートに頭が混乱しかけたが、両サイドの物語と認知してからは、どっぷり。

    神保町に行きたくなるし、少しハードルが高いと思っていた古書店にも行きたくなってきた

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    2026年04月04日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    前巻の東京ロンダリングの続編。短編だから設定だけ一緒なんだろうなぁと思ってたら最後に全部線が繋がってゾクっとした。ロンダリングも姿を消した人を探す事もこの東京・日本には必要なんだろうなぁ。そして、これ続かないかな!?

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    2026年04月03日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    このグルメ小説シリーズ。お腹を鳴らしながら読み進めて、ついに3作目。

    主人公の祥子さんの食べっぷりと呑みっぷりに尊敬すら感じつつある。そして、現状よりもどうか幸せになってほしいな、と応援したくなる。

    今回の3作目では、大人の恋が緩やかに温かく進展する様子が、美味しそうなグルメと折り重なって素敵に描かれていて良かった。

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    2026年04月02日
  • 古本食堂 新装開店

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    古本食堂を読んでからしばらくぶりだったので、内容を思い出すのに時間がかかってしまいました。
    新しいことを始めることの葛藤が伝わってきて、ドキドキと不安を本を通して体験したような気持ちになりました。
    相変わらず登場するご飯たちが美味しそうで思わず食べたくなりました。

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    2026年04月01日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    本好き独特の独白と共に、古書店を数か月ぶりに開けるシーンから始まる本書。亡き兄の遺産である古書店を、妹・珊瑚がどうするか? その偵察も兼ねて「また姪」に当たる美希喜が鷹島古書店にやって来る。神田神保町界隈の飲食店とそこの食べ物の紹介を、さりげなく物語の中に入れ込んでいる。珊瑚、美希喜、それぞれの恋愛模様を織り交ぜながら、本の街を巧く表現した作品に仕上がっている。巻末の片桐はいりさんとの対談から『母親ウエスタン』を読むことにした。

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    2026年04月01日
  • 古本食堂 新装開店

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    原田さんの作品に出てくる登場人物たちは、どこか親近感がわいてきて、どんどん先が気になり、あっというまに読んでしまう。
    同じ趣向の人たちが集まるが、それぞれ価値観が全然違うのも楽しい。
    そして、おいしそう(^-^)

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    2026年03月30日