原田ひ香のレビュー一覧

  • 古本食堂 新装開店

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    いよいよ開店!古書店とカフェに集う
    優しく癒される。そして悩みお客様など
    しかしそれだけじゃなかったんダァ
    休日神保町で書店巡りしよう
    そんな一冊

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    2026年09月02日
  • #台所のあるところ

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    年齢も境遇もちがう女性たちが「台所のあるところ」という深夜ドラマを見ながらSNSに感想を書くことでゆるく繋がる連作短編集。

    各話の主人公たちは家族がいたりいなかったり、いっしょに住んでいたりいなかったりと生活の形態はバラバラだが、皆様々な苦労や悩みを抱えて生きている。それでも、ドラマを見ている瞬間だけは、日常の鬱屈が慰められる時間だ。同じドラマを見てハッシュタグを付けて感想を言い合っていると、同じ場所に集まってワイワイ言いながらいっしょにテレビを見ているような感覚になるのだ。
    現代ならではのコミュティの形というか、ハッシュタグで繋がった「台所のあるところ」ファンたちの交流によって、少しだけ気持ちがラクになったり前向きになれたりするところが良かった。

    各話に繋がりはないのだが、「台所のあるところ」は1話ずつ話が進んでいくので、物語の登場人物と同じく読んでいる自分もドラマの先が気になっていく。
    なんとなく、「かもめ食堂」みたいな雰囲気のドラマなのかなぁと想像しながら読んだ。
    ドラマに出てくるお料理がとても美味しそう。しらすトーストを作ってみたい。

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    2026年09月02日
  • 月収

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    月収4万(年金)・8万(個人事業主)・+10万(NISA)・100万(パパ活)・300万(投資)・17万(介護職)の女性を主人公にしたアンソロジー。
    各お話には主人公の年齢が記載されているが、
    時系列が若干異なっており、別のお話で登場した時には“主人公だった頃からのその後”が分かるような構成になっている。

    そんな中でも300万の女の変化(キャリア→抜け殻→ボランティア)が「お金がある人はその使い方を考えなくてはならない」と言う信念が通っていて好きでした!

    「月収20万と月収30万の実質的な差は数値通りの1.5倍ではなく3倍だ」など言われてみれば確かにと頷ける言葉も多く、軽く読めてタメになるお話でした。

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    2026年09月02日
  • 最後の晩餐

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    同じテーマで7人の作家が競演した短編集。自分に馴染みのある作家や初めましての作家まで、自分の好みを確認しつつ味わう感じもまた楽しい。江國香織、角田光代はやっぱり安心出来るうまさ。井上荒野も面白い。寺地はるなは初めてだったが、魅力的なキャラを作るなぁと。飛行機などで読むのにちょうどいい一冊

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    2026年08月31日
  • 老人ホテル

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    ネタバレ

    ☆4.7
    面白かったー。
    面白かったけど、最後が尻切れトンボみたいに終わってびっくりした。
    解説で単行本から結末が変更されたと書いてあって、なるほど…となったけど、それでも最後物足りなかった。この本はミステリーではないから本筋からは外れるけど、誰が盗んだのか知りたかった。
    また特別収録も終わり方がハッピーエンドではなく、バットエンドっぽくて驚いた。光希は終始自分のことをお金持ちと自負していたけど、この短編を読む限り、結局人は生まれによるんだなと思ってしまった。

    結末を除いて、話は面白かった。最初、特に説明もなく、光子を追うシーンから始まるので、読み飛ばした?と思ったけど、徐々に天使がなぜ光子を追うのか説明されたので納得した。そして幸子との対話シーン、光子との対話シーンはそれぞれとても面白かった。特に親に殴り込みに?行く場面で上手く話せない天使の代わりに光子が話すところ、その後天使が泣きながら母親に今までの思いを伝えたシーンは良かった。

    今まで原田ひ香さんの小説は連作小説しか読んだことがなかったけど、長編の方が面白いなと思った。特に物語に入り込ませる、感情移入させる力が強いと思った。また原田先生の作品を読みたいと思う。

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    2026年08月30日
  • 三千円の使いかた

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    ネタバレ

    お金の使い方はだいぶセンシティブな話題ではあるが、それをうまく人間臭いところ、逆に温かいところにまで消化することができていたのがすごい。

    自分なら、、、結局意味のないところに使ってしまうかも。。。

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    2026年08月30日
  • 三千円の使いかた

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    面白かった!
    月収と同じような話しかって思ったけど途中からそんな感じの話だけじゃなくなって、学べるようなことがあり考えさせられるようなことがありのお話だった
    人生設計をちゃんと考えないといけない歳になってきたよなと思う
    お金関連の話マジで怖いちゃんと貯金しようと思った

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    2026年08月30日
  • 喫茶おじさん

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    良くも悪くも共感

    スタートから9割まで同族嫌悪、最後は、ほっと出来る、子供ジェットコースターの様な感じ?

    妻や子供からの、冷たい言動、態度に対し、何も言わない事を選んでいる事など、自分を見ている様でい、電車内で、読みながら舌打ちしそうになった

    前向きなコーヒーが好きなオジサンの話 笑

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    2026年08月30日
  • 三千円の使いかた

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    ネタバレ

    この本を読ませていただいて、何というか、、こんなにも現実的な生活を映し出せることに驚きと感動を覚えました。

    現在私は40代ですが、20代~70代まで幅広く共感でき、また読むべき小説だと思います。

    生きていく上で、お金が大切で、しかしお金の悩みがつきもので、ただお金だけではなく、自分の価値観が一番重要で、、、と人生において大切なことが散りばめられております。

    ぜひぜひ、ご一読ください。

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    2026年08月29日
  • 古本食堂

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    急逝した兄の古本屋さんを継いだ妹と姪の物語。
    古本屋さんにもドラマがあり、温かい気持ちになります。
    神保町で何日かかけて古本屋さん巡りをしたくなりました。
    新装開店も読みたいです。

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    2026年08月29日
  • 最後の晩餐

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    どれも特別面白い、という訳ではなかったが、味のある話だった。
    個人的には「最後の鰻」と「本当の話」、「最後に、何食べたの?」が好き。
    あと、「本当の話」をラストに持ってきたのがいい。情緒がある。

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    2026年08月29日
  • その復讐、お預かりします

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    ネタバレ

    初めての作家さん。
    短編とは知らずに借りました。
    短編はそんなに好きじゃないけど面白かった。
    「復讐するは我にあり」この言葉を覚えておきたい。
    読後感も悪くなく、すぐに読めました。

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    2026年08月29日
  • 最後の晩餐

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    まず装丁がとても素敵。
    最後の晩餐、という少し重くなりがちなテーマだけれど、きっとそれぞれの作者が色とりどりに描いているんだろうなあと想像できる。

    まず、大好きな江國さんの作品は、まさに江國ワールドのそれで、読んでいてとても世界に浸ることができた。
    どうしてこんなにもささやかなことを美しく描けるのだろう。

    他の作者さんで好きだったのは、鰻の話。
    この作品が一番テーマに近い話かと思った。
    読み終わって、自分だったら最後の晩餐には何を選ぶのだろうと思いを馳せてみた。

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    2026年08月29日
  • 古本食堂 新装開店

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    前作が面白かったので読みました。神田のいろんな美味しそうなお店が紹介されていて、池波正太郎のなんだかみたいな雰囲気の良さがよいです。確か前作で主人公の一人称が「あたし」というのが気になって、北海道出身だから?高齢だから?と考えていたのですが、今回登場した帯広の同級生のお友達は「わたし」と言っているので、単なる個性ってことですかね。自分の周りに「あたし」とか「あたい」とか話す人はいないので、何となくフィクション感が増してしまいます。「おいら」にも会ったことないなあ。実在するのかな。

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    2026年08月28日
  • 三千円の使いかた

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    がっつりお金の話かと思いきや、
    ストーリー仕立てでとても読みやすかった
    お金がないと心も貧しくなりがちだけど、
    カツカツな状況でも、
    多額の借金を抱えることになっても、
    前向きに考えられる御厨一家は強い!
    ただ、安生のキャラはあまり好きになれなかった(笑)

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    2026年08月28日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    心がほっこりしたり、少し切なかったり、様々な読後感が味わえる短編集。
    メルカリで農作物が売っているのを買ったことはないが、作中に出るような優しい方が出品していたら素敵だと思った。

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    2026年08月27日
  • 古本食堂 新装開店

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    鷹島古書店新装開店です。
    珊瑚さんの兄、慈郎さんの古書店は珊瑚さんと姪の美希喜ちゃんに引き継がれ「コーヒーと一冊」という新しい一歩を踏み出す。
    慈郎さんの恋模様や、懐かしき神保町の記憶、珊瑚さんの思いと美希喜ちゃんの思いのすれ違い、、など鷹島古書店の空間と共に映し出され「人生とは」と考えずにはいられませんでした。

    老母のために昭和の婦人雑誌を求めてくる女性や常連さんとのやりとり、そこに美味しいご飯と思いやり深い人々。
    人生を豊かにしてくれる本の存在。

    鷹島古書店、新装開店したばかり!
    皆の想いをのせて今日も一日頑張りましょう!

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    2026年08月27日
  • #台所のあるところ

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    原田ひ香さんの作品は最後パズルのピースがカチッとはまるような謎解き要素があって面白い。

    タイトルに#がついてるのも理由があるのだ。

    タイパとコスパを追いかける男はつまらない。タイパとコスパだけを追いかけるような人生にはしたくないな。

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    2026年08月26日
  • 古本食堂

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    初、原田ひ香さんの作品。
    古典の授業が懐かしいなぁと思ったり、神保町ってどんな町なんだろうと想像したり、出てくるご飯が美味しそうだったり…のんびりゆっくり読める作品だった。

    登場人物それぞれに最終話で少し変化が訪れたことと“愛の形はいろいろある”って言葉が出てきたことで、この作品好きだなって思う気持ちが一気に高まった。これは続きも読まねば。

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    2026年08月26日
  • #台所のあるところ

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    表題のドラマを共通項として描かれる女性の暮らし連作。

     こういった構成の作品、原田ひ香さん多いですよね。安定感というか、読みやすいし構成が読める分話の方に注力できてよかったです。

     相変わらず、女性の生活感を絶妙な良さで出すなあと思いました。それ以上リアルに近づけると生活感が出すぎてきつくなるぞ、という寸前でまとめてるような。花絵の話でもキツさは感じつつ読むのが嫌にはなりませんでした。

     いい意味でタイトル詐欺というか、原田ひ香で「台所」なんてでてきたら美味しいもののでてくる話のように思いきや、女性の焦りや葛藤や諦観その他の感情を、リアルな生活感の中に浮かび上がらせてる感じで、それをひたすら味わうように読みました。それでちゃんと面白いのだから不思議なことだなあと思います。

     あと女性作家の小説って、なんだかんだ女性にやたら都合のいい展開というか、そんなうまくいくわけないでしょうという話が結構あるのですが、原田ひ香のものって私にとってはそういう感じがあまりないんですよね。来月の家賃を心配したり、スーパーのお買い得をささやかに喜ぶような、地に足ついた女性がそこそこの幸せを得る、という着地が自然と共感しやすくていいよなと思います。

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    2026年08月25日