原田ひ香のレビュー一覧

  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    『ランチ酒』シリーズ3作目。16話からなる連作短編集で、見守り屋・犬森祥子と彼女に関わる人々を描くグルメ・ヒューマンドラマ。
     各話の連番が第1酒~第16酒となっていることからもわかるとおり、祥子が夜勤明けにランチとともに楽しむ酒が見せ場のひとつである。

          * * * * *

     本作は3作中で最もよいできでした。

     まずは、祥子が仕事で関わる人々の持つ物語。 
     深みのあるものが多く、見守り屋に依頼せざるを得ない事情も納得のいくものでした。何より新藤剛志のような底の浅い人間が出てこないのはよかった。

     次に祥子の物語。
     元夫や愛娘・明里との関係が少しずつ整理されていく

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    2022年03月20日
  • 三千円の使いかた

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    おすすめです。

    色々な人と考え方があって良いんだと、改めて思わされた作品でした。
    次々と読みたくなり、すぐに読み終わりました。

    #ほのぼの #癒やされる #胸キュン

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    2022年02月01日
  • 三千円の使いかた

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    とても 読みやすい

    登場人物それぞれに共感しながら、自分の金銭感覚や生活について 改めて考えさせられる小説でした。これからの生き方にも影響しそう。読んで良かったです。

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    2021年11月28日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    続きが気になる!

    「東京ロンダリング」に続く事故物件を扱う相場不動産とそこに纏わる人々を描いた社会派ミステリーです。
     仙道、町田、相場社長やまあちゃんが、今後ジャパン地所を中核とする黒幕にどう立ち向かっていくのかとても気になります。
     第三弾が必ずあるはずと信じているので、作者の原田先生に早く続編をお願いしたいです。
     本作の中で一番頭に残ったのは、人が居るとその中の一定数は失踪するというところです。アリの集団では必ず一定数が怠け、働きもののアリばかりを集めても、その中の一定数は必ず怠けると言うのと同様に、失踪も人間社会のバランスを保つための必要悪だと説明されます。そして大切なのはひょっこり出てこれるよ

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    2021年01月21日
  • 母親ウエスタン

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    「おそれいりましてございます」

    近所の定食屋に新しく入った店員は広美といった。

    長距離トラックドライバーで、妻をがんでなくしたばかりの健介はまだ30代。

    小さい3人の子どもたちと暮らしている。

    こんなハンバーグを、子どもたちに食べさせてやりたい。

    健介の何気ない一言をきっかけに、広美は子どもたちの面倒を見るようになる。そして生活を共にするように。それもごく自然な形で。

    そして時がたち、生活が落ち着いた頃、彼女は風のようにいなくなっていった。


    10数年がたった東京郊外のスナック。

    そこに恋人の祐理が通いつめていることを知った大学生のあおいは、祐理を問いただす。

    真面目で成績優

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    2019年11月16日
  • 東京ロンダリング

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    こういう小説を読みたかった!

    ドアをたたく音の描写から始まる文章を読んで「すでに名作」であることを感じた。無駄のない的確な表現とゆきとどいた構成なので、繰り返し読んでも飽きない作品になっている。何よりも、言葉のない行間から著者の人生観や矜持(きょうじ)が伝わってくるのが魅力である。著者と行間で対話ができて「読書の醍醐味」を感じた。とても良い読書時間を過ごす事ができた。

    #深い

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    2022年02月01日
  • アイビー・ハウス

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    二世帯住宅を購入し暮らし始めた、二組の子供のいない若い夫婦。若い女の訪問から、四人の微妙な変化が浮き彫りに…

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    2013年08月15日
  • #台所のあるところ

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    台所にまつわる女性たちの物語。それぞれの章の続きが最後の章でわかり、全体としてまとまった印象。読みやすい物語。

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    2026年07月06日
  • あさ酒

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    面白かった…どの料理も美味しそうですし、朝からお酒を呑む背徳感…たまりません。

    この本に登場するお店は元ネタが有りそうですがどのお店も行ってみたい…

    特に目黒の生ハム食べ放題付きモーニングビュッフェは本気で行ってみたいと考えています。
    (金土日だけみたいですのでタイミング合えばよいのですが…)

    今回の作品は「切り替える為のごはん」ですね。

    仕事で様々な人間ドラマを垣間見た主人公が一つの区切りとして美味しい朝ごはんを食べてスイッチを切り替える…そんな印象です。

    ここ最近はグルメ小説をメインに読んでいますが、心と身体を癒すごはん、元気やパワーを貰えれるごはん、そして今回みたいにスイッチを

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    2026年07月05日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにしたアンソロジー。江國香織さんが好きで手に取ってみたが、他の作家さんの短編も面白くて、他の作品も読んでみようと思う方に出会えたのがうれしい。作家さんによって、好き嫌いがはっきり分かれて面白かった。

    「最後の鰻」角田光代
    父が亡くなる前のことを思い出した。鰻が好きだった父。命日に家族で鰻を食べようかな。

    「小曾根幸子の送別会」寺地はるな
    小曾根さんが爽快!好き。

    「もうひとりのねえちゃん」藤野千夜
    なんかこの話面白いな…と思うと藤野さんの短編だった。人間関係がちょうどいい感じで素敵。

    「本当の話」井上荒野
    女三世代の感じが好き。

    金原ひとみさんの短編に出てくるカ

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    2026年07月05日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    孤独とか貧困とか悩みがあっても、優しさを持って人と関わる主人公は全然孤独なんかじゃない。周囲の助けを引き寄せる力がある。
    桐子さんは最強だと思う!
    こんな愛されおばあちゃんになりたい。

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    2026年07月04日
  • 三千円の使いかた

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    親子三世代、それぞれのライフステージでの人生の悩み、お金や仕事の話をそれぞれの視点で覗くことができた。
    私は社会人2年目で結婚もまだだけど、これから色々と考えないといけない場面が出てくるんだろうな。

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    2026年07月04日
  • #台所のあるところ

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    連作短編集

    作中に出てくる深夜ドラマ『台所のあるところ』の話が気になってしまった。
    このドラマ、本当に放送されたら観る。

    様々な世代の女性と置かれている境遇、そして台所が女性の居場所と描くことで、ジェンダーを描いていると思う。深刻にならずに読めた。

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    2026年07月04日
  • #台所のあるところ

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    連作短編集。一話を読んだ時は、ほんわかとしたお話なのかなー、と思ったら。その先はほんわかと、毒っ気というかヒリって感じもあってよかった。
    鈴木と内藤の話が…なんとも後味が悪い気味悪さがあって、全体が引き締まるよねー。

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    2026年07月03日
  • 定食屋「雑」

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    先日読んだ本は食事が癒しであり優しく身体と心を快復させてくれる感じでしたが、この本の食事はこう元気やパワーを与えてくれるそんな感じがします。

    雑の店主、ぞうさんの不器用な優しさが元気やパワーを与えてくれる感じがします。

    それにしても今回も出だしから不穏な雰囲気からスタートしますが、グルメ小説って半分くらい主人公が心身共にダメージを受けた状態から始まる気がするの気の所為でしょうか?

    終盤は例の流行り病の影響で雑も休業し、お弁当屋になるなど変遷も有りましたが、最後は主人公が三代目ぞうさんになりそうなところで終わりました。

    是非是非続編も読んでみたいところです。

    ところで第1話を読み終わっ

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    2026年07月03日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる短編集です。
    結論から言うと、どの作品も良かったです。
    女性がお酒を飲む時って、こんな感じで思っているんだなとか、誰かへの想いを形にするとにお酒を使うのかとか、女性ならではの飲み方だなと思いました。
    自分はガッと飲んで、ベロンと酔っ払って、グガーっと寝て、朝ズキっと二日酔い、以上なので、お酒にストーリーを持たせる飲み方をしないとなと思いました。

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    2026年07月03日
  • ランチ酒

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    祥子は見守り屋という仕事をしている。
    深夜色々な事情のある人(時にはものも?)を見守る仕事だ。

    そんな仕事が終わり、帰り道にお酒を飲みながら美味しいランチを食べるのが楽しみな毎日。

    毎話美味しそうな描写のランチ酒もさることながら、その日の仕事内容もなかなか興味がそそられる。

    でも、一番気になるのが、最後にぽつりぽつりと語られる祥子の過去やプライベートだ。

    話の流れが同じように進むことで、1話読むにつれ脱け殻のようだった祥子が、人との繋がりを持ち、人生に意味を見つけ出していく変化が
    わかりやすく、読んでいてとても心地好い。

    見守り屋で出逢った人や、祥子の元家族たちとの今後が気になって、

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    2026年07月02日
  • 月収

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    お金って、あったらあっただけ助かるし
    豊かにも、心のゆとりにもつながる
    そのお金をどう「集める」のか
    投資?起業?節約?
    自分に合っていればそれが1番良い…

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    2026年07月02日
  • まずはこれ食べて

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    よくあるハートフル系食べ物ストーリーかと思ったら普通にひとこわ系のホラーで良い意味で(?)裏切られた感。食べ物の描写はすごくあったかくて美味しそうだし、過去の人間に縛られず皆で未来を向いて自由になるハッピーエンドなので安心した。

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    2026年07月01日
  • ほろよい読書

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    ロンドンに越してからお酒を飲む頻度が減ったけど、ひとりの夜に寄り添うようなお酒、場を盛り上げるお酒、いろんなお酒が恋しくなった。

    「初恋ソーダ」を読んで果実酒を作りたくなったのはわたしだけじゃないはず。

    原田ひ香さんの短編の続きが描かれている「定食屋 雑」も読みたくなった。

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    2026年07月01日