原田ひ香のレビュー一覧

  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    せちがらいテーマだけれども、桐子さんの人柄のおかげか、あまりつらいきもちにならずに読めた。
    パチンコ屋さんあたりの登場人物がかなりすき。ほどよい善人(信じられないほどでない)が複数ちりばめられていて、そのちからが結集してのハッピーエンドは心地よかったな。

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    2026年09月12日
  • あさ酒

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    ひとの繋がりがいかに大切か、良くわかる。一見グルメのお話しかと思わせておいて、しっかり人間ドラマになってる。朝からいっぱい、いいですなあ。

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    2026年09月12日
  • 月収

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    連作短編集が大好きなので読んでいて楽しかったです。ここに出て来る人物はマネーリテラシーのある人ばかり。
    浪費癖とかある人は出てこない感じなので、ハラハラせず読めます。投資や資産運用の勉強にもなる感じ。

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    2026年09月12日
  • 最後の晩餐

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    最後の晩餐がテーマの7編からなるアンソロージ。
    好きな作家さんばかりが、異なる切り口で書いた物語、一つ一つがとても面白かった。

    人生の最後に何を食べるのか?なかなか悩ましい、重いような軽いような命題。
    最後の食事は、何を食べるか、どういうシチュエーションで食べるか、誰と食べるか、一人なのか、一人の人生が表されているようで、様々な想像が生まれる。
    意識をしていても本当に食べれるかどうかも分からないけれど、考えるだけで、酒盛りのネタに十分になりそうで、でも実は色々考えさせられる。

    個性あふれる作家さんの物語は、色々な観点で描かれていて、其々の文体があり、あっという間に読んでしまった。

    個人的

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    2026年09月11日
  • 三千円の使いかた

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    生きていくためにお金が必要なはずなのに、
    お金について書かれたビジネス書だったり、動画を視聴したりするのって億劫で……。

    この本みたいにハウツーとしっかりとしたストーリーが組み合わさってると難なく読めるし、知識も増えるから有難い本だなぁと思った。

    また読んでいる途中に不安が募り、奨学金の返済についてや貯金のシュミレーションについて電卓を叩きだしたり笑

    まずは家計簿ちゃんとつけようと思う。
    習慣にするのは難しいが……。

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    2026年09月10日
  • 月収

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    さまざまな月収の女性たちのお話。

    月収四万の女、乙部響子(66)は、我慢しながらも家庭を支えてきた主婦が、ある日突然、夫から熟年離婚を切り出されて、家を出なければいけなくなった。
    収入は、新しい家の庭に植えたミントの買取り料。

    月収八万の女、大島成美(31)は、一度賞を受賞したことがある小説家。
    収入は、不動産投資の家賃収入。

    月収十万を作る女、滝沢明美(29)は、部下を十人以上束ねる主任。社内の花形部署で働いている。
    43才で投資で月収十万円を作った。
    娘に依存している母親にうんざりしながらも、そんな母親の老後の面倒をみるために。

    月収百万の女、瑠璃華(26)は、パパ活で数人の男性

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    2026年09月10日
  • 古本食堂

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    初めての原田ひ香さんの小説。甘い話だと思う。そんな予定調和な展開がありえるわけないやんと思うのだが、本好きの本屋好きが丁寧に作った古本屋が鮮やかに現存すると思えてくる。「本好きだから国文科っていう意味がわからない」と言われても、本が好きなんだから仕方がない。いつも思い出すもう亡くなられた先輩が「新刊本を手にするとまずページを開いて本の匂いを嗅ぐんです」と言っていたのを思い出す。そんなことも思い出させてくれた楽しい一冊だった。

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    2026年09月10日
  • 古本食堂 新装開店

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    読み終わりました!
    神保町の古本屋でおこる人間模様や、カフェやカレー屋さん、中華に洋食のお店がたくさんでてくるので、読んでいるととにかくお腹がすきます。

    亡きお兄さんの古本屋を継ぐのに、北海道から上京してきた妹の珊瑚さん。
    膨大な本の量に悪戦苦闘しつつも、古本屋に愛着を持ちはじめ、訪れるいろいろなお客さんを笑顔にしていくところや、お手伝いしている姪の美希喜ちゃんとの掛け合いが面白く、読みどころ満載でした。

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    2026年09月09日
  • まずはこれ食べて

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    微妙な人間関係、人の心の反応、そういうものを全ての登場人物から感じることができます。
    だからと言って何かを「得る」物語ではないのですが、それがとても心地よく感じる一冊でした。

    登場人物たちの連作短編集になっているので、読書初心者でもかなり読みやすいと思います。

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    2026年09月09日
  • はじまらないティータイム

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    三千円…があまり好きでなくて、なんかで紹介されてたこちらを今回読み終えました。短くって、そしておかしくてあっという間に読んでしまった!4人の女たちがそれぞれの悩みに対峙しつつ絡みあうお話し、なんだけどコメディでした。シリアスにならずで気楽に、楽しく読めました。

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    2026年09月09日
  • 東京ロンダリング

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    短くてサクッと読めるわりにちゃんと全て繋がっていて面白かった。明らかに悪い人が出てこないのもよかった。人生何よりも美味しいものを食べることが大事な気がする。

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    2026年09月09日
  • 東京ロンダリング

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    登場人物たちにところどころモヤッとする行動があって、読んでいて『うーーーん』と思うことも多かったけれど、これがリアルなんだよなぁ、きっと。

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    2026年09月07日
  • 三千円の使いかた

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    ネタバレ

    タイトル通り、「三千円の使い方」で人生が劇的変わる、っていうわけではないけど、そこにその人の性格や人生観が表れてて、この物語の中では、その使い方が登場人物たちのその後を左右していくことになる。
    なので、よくある感じか、と思っていたけど、最後の終わり方がとてもあたたかくて、ハートフルストーリーだった。お金と聞くとどうしても物質的で冷たいイメージを抱くけど、生きることとお金は切っても切り離せない。だからこそ、お金について考えること、お金を取り巻くゴタゴタ含め、それが人生を作っていく。お金に関する決断が心温まる結末、生き方、人生を作っていくのだと、実感させられた。とりあえず私も家計簿をつけようと思う

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    2026年09月06日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    読み進める度に面白くなる。
    最初は割と良くある話なのだけれど、読み進める毎にどんどん面白い展開になっていく。
    二話目を読み終わったあたりで、一度脱落しそうになったけれど、最後まで読んで良かった。

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    2026年09月06日
  • 東京ロンダリング

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    事故物件だから安直に霊的なものに結びつけていない。本編は霊より、住む事によって故人の生前の人間模様や悩みの方が明かされていく。
    実際には、事故物件に住んだからといって次の貸主へ告知義務がなくなることはないそうだけど、なんとなくあってもおかしくはない仕事だなと思う。(兄が特殊清掃の仕事をやっていたからこそ余計にそう思う)。

    主人公の葛藤や心理描写がよく書かれていた。
    便利な世の中になってきた一方で、どんどん人間関係が希薄化している現代には、お節介くらいの人がいないとなかなか人は変われないのかもしれない。
    下手な「自分探しの旅」系の話よりずっと良くて、読後も、読者に考えさせる系ではなく主人公の意

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    2026年09月05日
  • 古本食堂 新装開店

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    古書店に併設されたカフェスペースとはなんて素敵と単純に思っていたけど、
    実際につくろうとなると起こってくる様々な問題や課題がめちゃくちゃ大変そうで、
    特に本棚裏に発生していた大量のカビについては、その有り様を想像しただけでゾワゾワするし、頼む業者さんや費用、工事期間中の営業について等々問題が山積みで読んでいるだけでげんなりした気持ちが伝染してくる。

    前作からみききちゃんとさんごさんがもっともっと仲良くなっている様子が、ふたりの会話を通じて伝わってくるのが嬉しい。
    だからこそブックフェア以降の2人の関係にすごくドキドキしてしまった。

    みききちゃんがさんごさんの部屋を訪れた際、彼女の詳しい感情

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    2026年09月05日
  • 喫茶おじさん

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    家族のこと、仕事のこと、老後のこと、悩みは尽きないけれど、喫茶店でのひと時が主人公の心を落ち着かせ、思考を整理させてくれる場所なのだろう。
    私も喫茶店で過ごす時間が好きなので、タイトルのとおりおじさんが主人公の話ではあるものの、共感できるというか、スッと物語が頭と心に入ってくるようで面白かったです。

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    2026年09月05日
  • 図書館のお夜食

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    やっぱり原田ひ香さん、いい……
    良すぎる……
    このお話も良かった。
    最後の最後で「ああ、だから……」と思うところがたくさんあって……
    そしてオーナーの過去の話はもうそこの情景が浮かぶくらい、胸にずん、ときた。いや、キュン、としたの方がいいのか?
    ご飯も美味しそうなのだけど、にんじんは苦手なのでにんじんご飯は無理そう_(┐「ε:)_

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    2026年09月04日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」と言えばダ・ヴィンチの有名な絵を思い出します。7人の女性作家による短編集は、どれも読みやすく楽しめました。

    江國香織【コインランドリーの夜】
    自分を取り戻した主人公に共感。自分らしい最後の晩餐に気づけたことに爽快感を味わえました。

    金原ひとみ【ラストサパーフォーエバー】
    初読みの金原さん。勢いのある文章。この最後の晩餐は、最後にクスッと笑えました。

    角田光代【最後の鰻】
    この作品は個人的な思い出と重なって、すごくよかったです。いつまでも忘れることはない時間の物語。読者の私にとっても。

    寺地はるな【小曾根幸子の送別会】
    この作品も、色々な気持ちが詰め込まれた物語。読者の私の

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    2026年09月04日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    奨学金の話、最後に片方と別れることになるのなんかリアルだなぁ
    そして本当にお金は人を変えるね、良くも悪くも

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    2026年09月04日