原田ひ香のレビュー一覧

  • 古本食堂

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    原田ひ香さんのお話は、人間模様と食事(食べ物)が、本当に上手く絡んで綴られている。

    食事(食べ物)の描写も素敵で、ついつい読みながら想像してしまう。

    それぞれ曖昧な状況だったところの着地点を見付けた部分もあるけれど、その先の「鷹島古書店」に関わる人達の少し先も読んでみたいと思わせるお話だった。

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    2026年06月08日
  • 三人屋

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    ラプンツェル商店街にある「ル・ジュール」。見た目は喫茶店。
    朝はモーニング。食パンがおいしい。
    昼はランチとして讃岐うどん。
    夜はスナックに。

    知らない人からしたら、訳がわからんお店なんだろうが、商店街の昔馴染みの客たちは、このお店の事情を知っている。
    朝は大学院生の三女、朝日。昼は結婚して2人の保育園児を育てる次女、まひる。そして夜のスナックは長女の夜月。
    ちまたでは、「三人屋」と読んでいる。

    各章は、その店に訪れるお客や商店街の馴染みなど男たちがその三人屋の女たちとの関わりながら自分の人生を振り替えるのだが、必ず三人屋の誰かの影響を受けていたり、逆に影響を与えていたり、三人屋のお店の歴

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    2026年06月05日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    タイトルで想像できるような話をこんなに膨らませて感動させられて、すごかった。
    母親のセンスは全国共通で、温かさを感じた。

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    2026年06月04日
  • 最後の晩餐

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    豪華執筆陣にワクワクして購入し、期待通りの素晴らしいアンソロジーだった。
    どのお話にも違った良さがあってどれが1番好きか決めきれないが、今いちばん思い出すのは金原ひとみの『ラストサパーフォーエバー』。

    彼氏と別れて死にたいくらいつらいクズハの元に女友達3人が最後の晩餐に食べたいものを持ち寄る。死にたいクズハ本人ではなくその友人たちが選んだものなので理性が働いていて面白い。特に未来のことを心配しなくて良いから痛風鍋、という選択肢はあまりにも理性。自分にはその視点と選択肢が存在してなかったのですごく良いなと思った。本能のままに手を伸ばし食べまくる描写に活力が湧いてくる。

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    2026年06月04日
  • その復讐、お預かりします

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    解説で、商い小説とあった。当てはまるかわからないけど、ずいぶん昔読んだ源氏鶏太の作品を思い出した。働く人のスカッとする、いや、そのスカッとが今風というか、そんな感じがしました。一気に2晩で読みました。面白かった。

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    2026年06月03日
  • 喫茶おじさん

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    美味しいコーヒーや食べ物がたくさん登場してくるので、喫茶店に行きたくなります!
    話も同時進行で進んでいくので2倍楽しめます。

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    2026年06月03日
  • 三千円の使いかた

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    ネタバレ

    借金抱え彼氏を自分の彼氏として考えたけど、彼氏はいい人でも家族が無理すぎるかも。
    自分の家族が協力してくれるとこでぐっときたけど、ほんとにそれでいいんか?幸せになれるんか?とも思った。金利1%の伏線回収がよかった。

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    2026年06月03日
  • 月収

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    月収の異なる女性たちの日常を綴った短編集。
    それぞれの話の登場人物が他のお話でも登場していたりして、楽しく読むことができた。

    読みやすかった。
    優しい言葉遣いがあったりして、私は結構好きだった。

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    2026年06月02日
  • まずはこれ食べて

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    こんな家政婦さんいてくれたらいいのになぁと。確かにスパイのようにも思えた節はあったけど、あれはあれで筧さんの能力ってことにしてくれたらよかったのにとも思う。ただ、急展開の中にもあたたかさがあり、少しのスパイスとして機能していた気がするするので、総じていい本でした。

    ももちゃんエピソードが好きだったなあ。

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    2026年06月01日
  • 古本食堂

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    読みながら何度食べログで検索したことか
    神保町は知も食も満たす大好きな町です
    ほんわかした予定調和の中に、ひねりがあって著者らしい

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    2026年05月31日
  • 三千円の使いかた

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    節約や投資、将来のお金についてだけでなく、家族をはじめ他者との向き合いかたについても考えさせてくれる話だった。

    また登場人物たちが自分自身の人生について、お金という超現実的な面から真っ直ぐ向き合い、紆余曲折を経ながら、話の最後は真っ直ぐ前を見据えた終わり方をしてるのが、人間の強さを感じて良かった。

    その過程で異なる人生観や生き方をした人達と関わる事で、自身の考え方も変化したり広がったりするのも素敵だと思った。
    言ってしまえば御厨家とその周囲のコミュニティ内の話ではあるけど、それ以上のあらゆる人々の悩みの話でもある気がした。

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    2026年05月31日
  • 老人ホテル

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    恵まれない環境で無気力に流されるままに生きてきた天使(えんじぇる)。金持ちになれる方法を知っている、という老人のあとをおっかけて就職したのは老人たちが長期滞在するホテル、通称「老人ホテル」。
    彼女はここで働きながら人生初めての奮闘し、人生が少しずつ変化していく。特殊な環境で育ったからこその周囲とのずれや、周囲を取り巻く悪意などに重さを感じながら読み進めた。

    主人公を応援したいと思う気持ち、簡単にはハッピーエンドにならない現実のままならなさなどを感じながら読み終えた。すっきりとはしないけど、心に残る物語だった。

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    2026年05月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食と恋にまつわるアンソロジー。ごはんの出てくる話が大好きなので、どれも楽しく読みました。
    なかでも一穂ミチさんの「わたしたちは平穏」、錦見映理子「くちうつし」がお気に入り。
    どちらも初めて読んだ作家さんだったので他の作品も読んでみたい

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    2026年05月30日
  • 月収

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    月収が低い人から話が始まり、暗い現実から世の中の世知辛さを痛感させられてしまった。

    ミントを栽培する話や、投資、パパ活、起業まで色んなお金の稼ぎ方が登場して、読みごたえがあるし、面白い!

    原田ひ香さんの話は、お金の話なのに嫌な感じが全くしないし、ほっこりさせられる。

    どのタイプの主人公も好感が持てた。

    亡くなったご主人のパパ活の話をもう少し掘り下げて欲しかったけど、これが現実なのかもしれない。

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    2026年05月30日
  • 月収

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    月収の異なる5人の女性の物語。5人それぞれが、悩みながらも自分には何が出来るのか、何がしたいのか考え、お金を稼いでいく様子は読んでいて面白かった。それと同時に、自分にはそんな自力で稼ぐ力もないので、何とかしなくちゃ!という気持ちにもなった。

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    2026年05月28日
  • 三千円の使いかた

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    何か特別なことが起こる分けでなく、ある家族のそれぞれの金銭的事情に絡めた日常が描かれている。
    お金はあるに越したことはないが、お金と同じくらいどう人生を歩むかも重要であるも再確認。

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    2026年05月28日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    まず祥子さんの周りを取り巻く人間関係が、前作と比べて暗いなだけでなく、ちゃんと色んな未来に向かってるストーリーが良かった。

    そして相変わらず美味しいそうな文章。
    美味しかった物を言葉や文字で伝えるって本当に難しいと思うけど、それをやってしまう祥子さんと原田さんを尊敬してる。

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    2026年05月28日
  • その復讐、お預かりします

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    夜寝る前に少しずつ読むのにぴったり。ドキドキハラハラする話ではないけど、人の心に触れられる話で良かった。
    復讐、ということでスカッとする内容かなと思っていたけど、凝り固まった心が溶かされていく感じだった。

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    2026年05月28日
  • 東京ロンダリング

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    スルスル読めて面白かった。
    主人公の無気力が今の自分にあってて、リアクションとか思考に共感できた。
    事故物件を移り住むからホラー的なのを予想してたけど、32歳のニート爆誕して東京をゆるく生活して羨ましかった。実際、自分は事故物件住むのってビビってできないと思う。
    定食食べたい。

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    2026年05月27日
  • 三千円の使いかた

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    出てくる4人の女性(家族)のそれぞれのお金の不安や悩みはどれも私の将来にも訪れるであろうものであったため、読んでいて自分だったらどうしようかなと自然に考えていた。今は節約など一歳考えずにお金を使っているが、使ってもいいけど自分の財政コントロールはしっかり管理していきたいと思った。

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    2026年05月26日