原田ひ香のレビュー一覧
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ネタバレ【収録作品】
江國香織「コインランドリーの夜」
金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」
角田光代「最後の鰻」
寺地はるな「小曾根幸子の送別会」
原田ひ香「最後に、何を食べたの?」
藤野千夜「もうひとりのねえちゃん」
井上荒野「本当の話」
人生の最後に何を食べるか? をテーマにした、アンソロジー。
「コインランドリーの夜」の弥生子、「小曾根幸子の送別会」の小曾根幸子の生き様は小気味よい。
「最後の鰻」は仲の良い家族の空気が伝わってきてほのぼのとする。
「ラストサパー…」と「もうひとりの…」は年代こそ違うが、シスターフッドのよさをしみじみと感じる。
「最後に、…」は嫌な話にならなくてよかった。
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Posted by ブクログ
「お金と人間関係」にまつわるオムニバス小説。
タイトルと表紙のイラストからほのぼの日常小説×実用書みたいな感じかと思いきや、人間の腹黒い部分や人に見せたくない一面を描くシーンが多くて意外だった。それに共感してしまう自分の黒さにも少し落ち込んだり。
人と比べない、というのはどうしても難しいけれど、自分にとっての幸福を見失わないようにして生きていきたい。家族や友人など「人付き合い」をもっと大切にしようと思った。あと翔平みたいな不憫な思いを息子にさせないように仕事頑張る。
・グリーンを育てる、最初はネギ、大葉など薬味がおすすめ
・家計簿をつける
・夫の奨学金について考える・・・正直私はいくらある -
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Posted by ブクログ
面白かった…!
原田ひ香さんて、税金のこととか、投資のこととかにとても詳しい方なんだろうなぁ、と思いました。もちろん、この本を書くに当たって色々と勉強はされてると思いますが、読んでるこちらもとても勉強になりました…!
勉強だけでなく、登場人物たちの繋がりが見えてきたらもうそれだけで「そうそう!あの話に出てきた人〜!」って興奮してしまいました(⸝⸝•́ ̫ •̀⸝⸝)
そして不思議なんですけど、とても読みやすかったんですよね。税金とか投資とか不動産とか難しいのに、本はすらすらと読める……。
後はね、装丁がかわいすぎます…!!登場人物たちにもぴったりですし、読みやすさとも相まってとても合っている -
Posted by ブクログ
いつだったか、話題になってたなぁと思い出して手に取った本でした。
ビジネス書に近いエッセイかと思いきや、ある家族のそれぞれの人物にフォーカスされた物語でがオムニバス形式で描かれてました。
そのときの主役の視点と想いと受けたあとに次の物語(美帆→琴子→真帆→智子)に入っていくので事情を知ったうえで読むとなおさらお金についてこちらも真剣に考えて読み進めていけたし結構シビア。
現実みんな抱えてる問題だよなぁ、でも友人同士でお金の話題なんて細かく話し合わないですよね…家族でも言いづらい。
3千円の使い方はきっかけでしかなく、「3千円で自分ならどうするか。」考える、そんな物語でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ6人の女性のお金についてが、きっちり40ページごとにまとめてある。
お金や人生への考えに共感できる部分もあり、また単純に知らない分野やそんな生き方もあるのか〜と思える話もあり、楽しく読み終えた。
はじめの2人に関してはお金に余裕がなく焦っているという導入だったが、ふたりとも他責思考だったり卑屈だったりでやはりお金の余裕は心の余裕だなと思った。
しかしそのあとに続く女性たちはある程度お金に余裕があっても孤独を感じていたり手に入れたお金の代償を負っていたりでなかなか難しい。
菊子が成美に仕事への心持ちをアドバイスをする場面では、収入への向き合い方を考えさせられる。