原田ひ香のレビュー一覧

  • 定食屋「雑」

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    原田ひ香さんの美味しい小説。『雑』の雑な定食がなんとも美味しそう。店主のぞうさんとさやかのやりとりが小気味良い。個人的には高津も気になるw
    ラストの展開とても良かった。さやかのスキップとぞうさんの破顔、思い浮かんだよね。『破顔』て言葉、好き。

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    2025年12月08日
  • 三千円の使いかた

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    リアルな話が多く共感できるストーリーだった。
    お金の話は切っても切れないくらい大事なこと。
    ただ一度失敗しても人生はやり直せるし、その都度自分の在り方を考えることが大切だと思った。

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    2025年12月07日
  • あさ酒

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    あさ酒というタイトルからもわかるように、お酒と朝ご飯のお話だった。
    読んでいくと、唾をゴクリと飲み込むぐらい美味しそうなご飯がたくさんあった。
    様々な物語があり、主人公の心情も後半になるにつれ変わっていくところが自分にも似ているなと感じました。

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    2025年12月07日
  • 三千円の使いかた

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    [新聞等ネタ]2022.4.16 三千円の使い方
    2022年05月14日06:36全体に公開 みんなの日記27 view

    またまた気になる記事が

    「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」


    うーん、

    3000円といえば

    (^O^)が通うセミナーのパスが

    1月3000円


    まいばすでWAONをチャージすると

    1回3000円


    これはひと月くらいもつかも


    うーん、

    このごろ

    〇AYPAYばかりで

    現ナマを

    持ち歩いていない


    〇AYPAYが使えないところでは

    買うのをあきらめる

    風潮も。。。



    うーん、まあ、そういうことでは

    ないのかもしれないけど


    「人

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    2025年12月06日
  • その復讐、お預かりします

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    久しぶりに☆5を付けさせて頂きました。作者の考え方にとても共感出来たからです。そうは言っても、人間はなかなか割り切れるものではありません。そんなところも大切にしてくれています。

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    2025年12月04日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    面白い。
    刑務所に入りたい そんな視点から生まれる物の見方、桐子の性格の良さがいいバランスになっていて全くマイナスな部分がない。
    Audibleで聴いたが、Audibleだからこそよかった作品なのかもしれない。

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    2025年12月03日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    前作「犯罪日記」から三年。コロナ禍を体験し、雪菜がハワイの大学を辞めて帰ってきた。ある団地の再生プロジェクトの一環で、桐子と雪菜は管理人を引き受けることになった。掃除、故障部位の修理、落書き消しなどしている間に、なんとなく独居老人の相談所みたいになってくる。健康保険証のない老人が病院に行けるように手配したり、孤独死を発見したりてんやわんやな毎日である。

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    2025年12月03日
  • 三千円の使いかた

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    面白かった!!1冊スラスラ読んじゃった!
    いや、完全に油断してたわ。笑

    年代、収入も違う御厨家女性陣の、お金にまつわる悩みや境遇。読みながら自分に置き換えて想像せずにはいられなくて。過去の年齢であれば自分もあの頃は同じような節約方法に挑戦したなあと懐かしくなったり、未来の年齢に関しては、この先にそんな現実が待ち構えてるのか!とちょっと恐ろしくもなったり。
    今や物価高が当たり前の時代になった現代を考えると、どんな方法でも良いから自分なりに今を生き抜くためのお金の知識を蓄えておくことは必須だと痛感。お金をベースにした小説を読んだのは今作が初めてだったから、凄く新鮮だったし勉強になった。琴子おばあ

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    2025年12月01日
  • 定食屋「雑」

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    女性の生き方と、料理、お金、
    この組み合わせを書かせたら、さすが!

    そして、いつも情けない男性が出てくるのも、面白い。

    いきなりの離婚を言い渡され、途方に暮れる沙也加と、
    先代から店を引き継いだぞうさん、
    二人のやりとりがとても温かい。

    めんつゆ、焼肉のたれ、醤油だけで、
    「雑」なのに、ちゃんとポイントは押さえて、
    美味しいと言われる料理を作るぞうさん、天才!

    夫婦の問題、家族の問題、飲食店経営の問題、
    そこへ、コロナが襲い掛かって、どうなることかと思った。
    商売はやはり、状況と共に工夫しないと続かない。

    それぞれの実の家族と疎遠になっても、身近にいる気持ちの通じ合える者同士、寄り添

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    2025年11月30日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    友人のトモと共同生活をしていた一橋桐子76歳。トモに先立たれてしまい、生きる甲斐がなくなってしまった。将来にも不安しかない。パートの清掃員もいつまで続くかわからない。いっそ刑務所に入った方がいいのでは?と犯罪を試みる。偽札、闇金、詐欺、誘拐など試すが、ほぼ成功しない。やや成功しても、事情聴取で結局不起訴になってしまう。ただそのために職を解雇され、賃貸の保証会社にも降りられてしまう始末。そんななか、殺人の依頼が舞い込む。

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    2025年11月29日
  • 三千円の使いかた

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    金銭管理がズボラな私には、「あんた、それでいいの?いいの?」とチクチクと叱られているようで居心地が悪い部分もあった。けど、未来をどう描くか、誰と描くか、を「お金」という側面から描き出すのはうまい、と思った。お金とかかわらずに生きていく人はいない。お金を考えるのは人生を考えること。
    お金があることが豊かなのではなくて、お金を上手に使うことが豊かなのだよね。

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    2025年11月29日
  • 古本食堂

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    人間模様を丁寧に描かれるのは上手な原田さん、お金のやりくりの話も興味があるので、ぐいぐい引き込まれる。そしてそこに古本と来たらもう最高の組み合わせの物語のオンパレードでした。

    東京なんてなかなか行けませんが、神保町だけに時間を割いてぼーっとしたい。またひとつ本から生まれる夢が生まれました。

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    2025年11月29日
  • ギリギリ

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    第1話 一郎太が死んだ。妻の瞳は中学校の同級生である健児と再婚。一郎太の母の静江が、瞳に連絡をしてくるが、瞳は静江との付き合いを嫌がるので、健児が見れなくなったテレビの手配をしてあげる。

    第2話 瞳は一郎太の愛人だったという女に呼び出されて、一緒に高級フレンチのランチを食べる。一郎太が本当に浮気していたかどうかは誰にもわからない。瞳は愛人だった女を本当に嫌なヤツだと思う。

    第3話 静江は日本語を習いたい外国人とスカイプで先生役をすることになった。健児がいろいろお膳立てをする。静江は健児と会話しながらも、一郎太のことばかり考えている。

    第4話 健児のドラマのシナリオを読んだ瞳は、再婚は悪い

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    2025年11月28日
  • 定食屋「雑」

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    ネタバレ

    料理の描写と登場人物の人生模様が見どころで、どんどん話に引き込まれた。ぞうさんが先代ぞうさんのことを好きだと気づいたシーン。やっぱり不器用なのかなー、可愛らしいと思ってキュンとした。
    沙也加の旦那さんは離婚理由はちょっと同情できるところもあったけど、話し合いのやり方が自分勝手でイライラした。
    沙也加や高津さんはまた自分の人生を謳歌して欲しい!

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    2025年11月27日
  • その復讐、お預かりします

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    audible⭐︎
    復讐に心を燃やしている依頼人。その心を別の方へ逸らすよぅな成海の行動・言動。
    その裏には自身の過去体験もある…とても偉大な人だなと心を打たれた。

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    2025年11月26日
  • 三人屋

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    三人姉妹がそれぞれ同じ場所で別の店を開く。
    姉妹だからこそできるのか。でも一人一人に違う生き方や考え、人生がある。だけど最後三人は姉妹だなって思わせられる。最後は気になって読み通した。

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    2025年11月25日
  • あさ酒

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    コンセプトが楽しい本だなあ。朝にお酒飲むって背徳感あっていいよね。もう少し話ごとのつながりがあればいいのに!

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    2025年11月24日
  • アイビー・ハウス

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    ここからこうなるのかな、という展開の予想を、ある意味裏切るようなストーリーで。でも、裏切ってくれたからこその読後の爽やかさがありました。
    友人夫婦とのシェアハウス、ありそうでない設定がオモロー。

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    2025年11月23日
  • 三千円の使いかた

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    How to use 3000 yen?
    原田ひ香さんの短編集。
    独身の次女、家庭主婦の長女。その義母と祖母。
    それぞれの立場で生活を見直しながらお金の大切さを思う。
    みんな真面目に考え、悩んでいる。それぞれのトラブルもあり、家族の絆も深まっていく。みんな偉いなあ。

    そして、何人か出てくる男性。みなクズです。。。
    やっぱり男はいろいろ適当なのかなあ。反省…。

    中公文庫 360ページ

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    2025年11月22日
  • 月収

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    月収がテーマの、連作短編集。

    高齢になってから、一方的に離婚された女性、
    小説家でデビューしたが、新作に苦戦する女性、
    パパ活で100万稼ぐ女性、
    夫の遺産を受け継ぎ一月に300万も振り込まれる女性、
    施設で育った介護士の女性。

    様々な人生を送る、それぞれの女性たちが、
    月収が少なければ、どうやって収入を増やすか、
    不動産投資や新NISAや、起業だったり、
    女性が生き抜くためのバイブルのような指南がたくさんあった。


    お金がすべてではない、でも、最低限のお金は必要。
    女性だからと、社会的に弱い立場に立たされることが多いが、
    それでも、緩く助け合うことで、たくましく生きていける。
    女性の味

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    2025年11月22日