原田ひ香のレビュー一覧
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女性の生き方と、料理、お金、
この組み合わせを書かせたら、さすが!
そして、いつも情けない男性が出てくるのも、面白い。
いきなりの離婚を言い渡され、途方に暮れる沙也加と、
先代から店を引き継いだぞうさん、
二人のやりとりがとても温かい。
めんつゆ、焼肉のたれ、醤油だけで、
「雑」なのに、ちゃんとポイントは押さえて、
美味しいと言われる料理を作るぞうさん、天才!
夫婦の問題、家族の問題、飲食店経営の問題、
そこへ、コロナが襲い掛かって、どうなることかと思った。
商売はやはり、状況と共に工夫しないと続かない。
それぞれの実の家族と疎遠になっても、身近にいる気持ちの通じ合える者同士、寄り添 -
Posted by ブクログ
第1話 一郎太が死んだ。妻の瞳は中学校の同級生である健児と再婚。一郎太の母の静江が、瞳に連絡をしてくるが、瞳は静江との付き合いを嫌がるので、健児が見れなくなったテレビの手配をしてあげる。
第2話 瞳は一郎太の愛人だったという女に呼び出されて、一緒に高級フレンチのランチを食べる。一郎太が本当に浮気していたかどうかは誰にもわからない。瞳は愛人だった女を本当に嫌なヤツだと思う。
第3話 静江は日本語を習いたい外国人とスカイプで先生役をすることになった。健児がいろいろお膳立てをする。静江は健児と会話しながらも、一郎太のことばかり考えている。
第4話 健児のドラマのシナリオを読んだ瞳は、再婚は悪い -
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月収がテーマの、連作短編集。
高齢になってから、一方的に離婚された女性、
小説家でデビューしたが、新作に苦戦する女性、
パパ活で100万稼ぐ女性、
夫の遺産を受け継ぎ一月に300万も振り込まれる女性、
施設で育った介護士の女性。
様々な人生を送る、それぞれの女性たちが、
月収が少なければ、どうやって収入を増やすか、
不動産投資や新NISAや、起業だったり、
女性が生き抜くためのバイブルのような指南がたくさんあった。
お金がすべてではない、でも、最低限のお金は必要。
女性だからと、社会的に弱い立場に立たされることが多いが、
それでも、緩く助け合うことで、たくましく生きていける。
女性の味 -
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何にもわかってないおじさん。
そのおじさんが色んな事をわかっていく描写と、食べ物に関する描写がリンクしている。
前半の食べ物に対する感想が「おいしいなぁ」(何もわかってない)
から
後半だんだん色んな事に気が付き成長していく過程で、食べ物に対して味だけでなく作る過程や味の深さ等もこと細かに描かれていく。
この本の展開構図が面白さをより引き立たせる。
癒し系のかわいいおじさんが喫茶巡りする旅かなと思いきや「本当に何にもわかってない。」とピシャリと家族にも友人にも知り合いにも言われる。
当の本人何が「本当に何にもわかってないのか」何にもわかってない。
でも読み進めると感じる「そういうとこだよ!」 -
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ネタバレ古本食堂第二巻!今回は、「変化」をイメージさせるような描写が多かった。
店の小さな営業形態の変化から始まり、周りも新たなる人間関係ができたり、新しいことに挑戦しようとしたり失敗したり、引退して別の場所に住もうとしたり、店がしまったり営業形態が変わったりして入れなくなったりと目まぐるしく変わっていく。神保町全体が変わりゆくのだ。寂寞や新たなる世界への高鳴りを感じさせる描写が多いがとくにグッときたのは、親の変化を描く部分。認知症のはじまった母が過去の思い出を思い出してくれるシーンには、懐かしさと悲しさとが同居して涙してしまう。
さらに物語最終盤では主人公珊瑚が北海道に帰ってしまう!そしてそこ -
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珊瑚さんと、その兄の孫である美希喜ちゃん。神保町で古本屋鷹島書店を営んでいる。もともとはお兄さんの磁郎さんが作った本屋さんで、磁郎さんが急死してしまったので、暫時営業を始めたのだが、最終的には珊瑚さんのあとはいつか美希喜ちゃんが継ぐことになったのだ。
今回はちょっとリニューアルして、本棚をいくつか整理し、珈琲が飲めるように改装することになったのだが、本棚をどけてみたらカビで真っ黒になっていた。内装業者さんにお願いしていい感じの壁紙を貼ってもらい、珈琲豆をお隣の喫茶店から仕入れて提供できるようになる。そんな中、珊瑚さんの北海道にいる恋人が骨折入院してしまい… -
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新作が出たらチェックするようにしてる原田ひ香さん
一橋桐子、、、?
そう、あの犯罪日記の続編が出ましたよ(^^)
前作を読んだのが3年前
もちろんすっかり忘れてたので
いろんな方のレビューで復習してから読みました(o^^o)
あんまり思い出せなくて笑
勉強し直す感じになってしまったけど
作中で説明もあり
設定を掴んでしまえば問題なく読めました
未読の方は前作から読んだ方が面白いですが読まなくても楽しめます(。・ω・。)
そしてやっぱり原田ひ香さんの作品は
めちゃくちゃ読みやすくて
あっという間に読めます〜
クドオ・ワークスで清掃部チーフになった桐子とハワ