原田ひ香のレビュー一覧

  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    トモが亡くなり一人きりになった桐子。
    ひとり老後の不安の中、テレビを見て刑務所に入った方が衣食住が保障されてよいのでは…という考えになる。
    それでも人様にできるだけ迷惑をかけない罪で、長い刑期をと考えるところが、真面目に生きてきた桐子らしい。
    様々な罪、万引き、詐偽、誘拐や殺人の依頼と出てくるが、ちょっと横道に反れたらそこにあるという現実。
    桐子を救ったのは、それまで誠実に対応してきた人との繋がりで、希望を見せて終わったのが読者側としては安心した。

    0
    2026年05月27日
  • 喫茶おじさん

    Posted by ブクログ

    何気ない日常や人との距離感を、喫茶店という落ち着いた空間を通して優しく描いた作品だった。
    登場人物たちの不器用さや孤独に共感でき、読後には少し心が温かくなる。
    コーヒーの香りまで伝わるような、居心地の良い物語だった。

    0
    2026年05月26日
  • その復讐、お預かりします

    Posted by ブクログ

    『復讐するは我にあり』=復讐するのは自分(神)だから、お前たち人間は復讐しなくていいんだよ、に目からウロコ。
    どす黒い怒りや許せないと思う過去からのこだわりが、ゆっくり溶けていくようなお話でした。

    0
    2026年05月24日
  • 三千円の使いかた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幸せの基準を自分の中に持って、それを守り抜くのって難しいよなって、友人が金持ちと婚約した人の話を読んでいて感じた。
    死亡保険がかかっていて婚約破棄になりそうって話が出てきて、羨む気持ちは無くなっても他者との比較そのものから脱却できるわけじゃないよなと。
    他人は他人で自分は自分って、心の底から思うのって難しいね

    0
    2026年05月24日
  • 定食屋「雑」

    Posted by ブクログ

    ひさびさの原田ひ香さん

    原田ひ香さんの作品って、、
    癖が強いんじゃ(!by千鳥・ノブさん)キャラクターが(笑)
    でも
    なんということでしょぅ
    だんだんとキャラクターが愛おしくなってきて、読み手である私、今回も癒されちゃいました♡

    定食屋『雑』
    〈近所にあったらいいなシリーズ加入決定〉なんですが…
    徒歩10分のところにある定食屋さんに、むっちゃ似てるんですよねぇ~
    味は素朴…メニューは男性好みの麺類、揚げ物多し
    でもなんだか落ち着く(笑)

    余談ですが表紙カバーイラストのagoeraさん
    作品の世界観を見事に表現されてますが、、
    原田ひ香さんの『ランチ酒』でもお馴染みです♡

    フォローさせて

    0
    2026年05月22日
  • 最後の晩餐

    Posted by ブクログ

    角田さんの「最後の鰻」が一番のお気に入り。情景描写の巧みさ、表現の仕方が好きだからお気に入りになった。この作品を読んで自然と涙が出てくるのは、脳内で情景を詳細にイメージすることができていて、なおかつ感情移入することができるからなのだろう。簡単に小説の世界に入らせてくれる角田さんの文章がすごく好きだ。また、同じ単語を繰り返すことで、人物の感情を深く描くことができるのだと知ることができたことも読んでよかったと感じるポイントの一つ。もっともっと、角田さんの長い文章を読みたくなった。

    0
    2026年05月21日
  • 喫茶おじさん

    Posted by ブクログ

    主人公のおじさんにはイラッとすることも多かったけれど、笑
    出てくる喫茶店や(どれも実在するところらしい!)、そこで出てくるコーヒーの描写が素敵すぎて、喫茶店に行きたくなった!

    私も喫茶店に行くことが生きがいで、何よりも好きな時間で、コーヒーを飲みながら本を読むことや文章を書くことも多いけれど、ただその空間にいるだけで何もしなくても満たされるんだよな、わかるわかる〜〜と思いながら読みました(´ `*)喫茶店らぶ

    0
    2026年05月20日
  • その復讐、お預かりします

    Posted by ブクログ

    すごく、読みやすい。
    ハラハラドキドキせず、紅茶を、飲みながら、よい読書タイム!そんな感じに読めますꈍ .̮ ꈍ
    復讐の仕方が想像と違っていて、読んでいて楽しかった♡
    気軽に読めるので、おすすめです!

    0
    2026年05月20日
  • 月収

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    6人の収入がバラバラな女性たちのそれぞれの物語。
    収入は違えども、それぞれが一生懸命に自分の人生を生きようとしている姿に、人生それぞれだな~と・・・。

    特に感動があったり、ドキドキするようなミステリーがあったりではなく、ほぼほぼ日常の「あるある」だが、なぜか退屈することもなく、温かい気持ちで最後まで読み進められる。

    最後の生前整理の話では、ああ、私もやらなきゃなあ~と身につまされる?
    処分しなきゃ、と毎日思いながらついつい明日でいいか、と先延ばしにしてしまうこの怠惰な性格、何とかしたいなあ・・・。読書でどうこうなるわけではないことは百も承知なんだけど(;^_^A

    0
    2026年05月19日
  • #台所のあるところ

    Posted by ブクログ

    作家はなぜこんなに多様な人生を描けるのか。
    原田ひ香さんが描く女性たちの、与えられた運命の中でよりよい道を探して生きていく姿。

    ままならない現実があっても、ちゃんと日々の生活を営んでいく彼女たちに救われるような読書だった。

    0
    2026年05月18日
  • 最後の晩餐

    Posted by ブクログ

    ネタバレ




    『最後の晩餐』



    当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ
    自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー
    あなたは人生の最後に何を味わいますか?



    なんとも贅沢な読書の時間でした♪
    作家さんのラインナップは 以下の通り♡



    ★江國香織 『コインランドリーの夜』
    ★金原ひとみ 『ラストサパーフォーエバー』
    ★角田光代 『最後の鰻』
    ☆寺地はるな 『小曾根幸子の送別会』
    ☆原田ひ香 『最後に、何を食べたの?』
    ☆藤野千夜

    0
    2026年05月18日
  • 老人ホテル

    Posted by ブクログ

    もっと悲壮感あふれる感じかと思ってたが、笑いながら読める。
    P240くらいからが楽しい。「ほとんどの人は人生や金を俯瞰で見てない。目の前の金だけを追いかけている」
    最後は、サスペンスか、ホラーか?とも思うが、
    天使はもう大丈夫だと信じたい。。!
    予定調和的な終わり方よりよっぽど良い。

    0
    2026年05月17日
  • 最後の晩餐

    Posted by ブクログ

    豪華作家陣によるフルコース。
    まず、「最後の晩餐」の捉え方がそれぞれで面白い。
    同じテーマで書いても、それぞれの特徴があり、
    こうも違う作品が出来上がるのかと、面白かった。

    そして、最後を考えることは、それまでどう生きてきたか、どういうことを大切にしてきたかを振り返り、さらにこれからについても考えることに繋がっていくのだと感慨深かった。

    0
    2026年05月15日
  • 月収

    Posted by ブクログ

    以前読んだ『三千円の使いかた』に続き、聴読。
    よその家のお財布事情を覗くようで面白かった。苦しい事情を抱えながら、それぞれの暮らしを回していく人たち。
    お金の話というより、「どう生きていくか」の物語だった。

    0
    2026年05月13日
  • 喫茶おじさん

    Posted by ブクログ

    タイトルからは『おじさんがコーヒーを嗜むハートフルなお話』と想像していたけれど、50代後半をむかえたおじさんが目の当たりにする人生の波や登場人物たちの気持ちが、現実的に描かれていた。
    「何もわかっていない」という言葉に、登場人物の歴史や気持ちや状況が隠れていて、主人公もその言葉に惑わされる感じは、軽く相手に応じてしまう自分と主人公を重ね合わせる描写でもあった。
    夢と現実が交互に混ざり合うところに、続きを読みたくなったり、感情が入り込んだりした。

    0
    2026年05月12日
  • その復讐、お預かりします

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    満足度100%の復讐屋の話。
    序盤を軽く読んで、ドラマにも向いていそうでスカッとしそうだと思った。
    しかし、スカッとするような復讐をする話ではなく、依頼人がどうしたら報われるかが考え抜かれている。
    復讐するは我にあり。この言葉がずっと鍵になっている。
    結構序盤から神戸が積極的に絡む話が多く、成海だけだったらどういう動きをするのか、なにもしないのか、違う話を気になってしまう。

    仕事的にはなさそうなのに、出てくる話はよくありそうで、現実味がある。そして法的にどうにもならないことってたくさんあるなーと考えさせられる。

    表現が分かりやすく、キャラクターも良い。神戸の気持ちが少しづつ晴れていくようだ

    0
    2026年05月09日
  • ほろよい読書

    Posted by ブクログ

    やっぱり私織守きょうやさんの作品好きなんだなって感じたから記憶屋読み直したりしたい。

    「初恋ソーダ」は大人だなあって感じたな。

    「醸造学科の宇一くん」も良かった。
    出てくる単語、私もう20代も半ばなのに全然知識ないなあと思ったけど、これから勉強しよう。

    「定食屋「雑」」ぞうさんに会ってみたい。原田ひ香さん。

    0
    2026年05月09日
  • 月収

    Posted by ブクログ

    「月収」と言うタイトルにドキッとさせられましたが、物語は6人のそれぞれ違う金額の月収の女性が登場するヒューマンドラマでした。
    月収とは、金額ではなく手にするまでの過程が大切なんだと書かれてます。
    私も日頃からパソコンで家計簿をつけて家計には気をつけています。
    節約など参考になる場面もありました。
    お金を稼ぐっていろいろなドラマがあるんたなぁ。

    0
    2026年05月09日
  • 古本食堂 新装開店

    Posted by ブクログ

    「古書店食堂」の続編。
    主人公の鷹島珊瑚(さんご)は姪孫(てっそん)の美希喜(美希喜)と神保町で古書店を営んでいる。
    二人を取り巻く登場人物が次々と現れて珊瑚さんが古書店からその人の為に本を選ぶ。
    各章にはグルメも登場します。
    そして、古書店の元店主の珊瑚の兄滋郎が主役となる場面もある。
    ほっこりとして、本の知識も得られて、美味しそうなお料理にも出会える。
    70歳を過ぎている珊瑚さんのアクティブなところも見どころです。

    0
    2026年05月05日
  • その復讐、お預かりします

    Posted by ブクログ

    自らの復讐をすべく復讐屋の秘書となった主人公が、さまざまな事件を経て・・・。社会で経験する不条理にどう折り合いをつけていくか、復讐屋の手腕はいかに。映像化できそうな面白い作品でした。

    0
    2026年05月05日