原田ひ香のレビュー一覧

  • 喫茶おじさん

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    自分にはとても合った、という意味で星5つです。

    主人公が何か心の隙間を埋めたい時などに、有名な喫茶店巡りをする姿はおじさんとはいえ、微笑ましく、また、立ち寄ったお店の魅力を分析する描写は読んでいてそれだけで面白い。

    また、手厳しい家族や知り合いの言葉や現実に打ちのめされそうになりながら、それでも、喫茶店に立ち寄ることで、自分を振り返り、心を整えていく、という毎月お決まりのパターンも心地よく感じます。

    おじさん主人公がスイーツなどのメニューを堪能しているのも、グルメ本としてもいいです。

    また、大きなテーマとして、第二の人生の過ごし方があり、一度失敗した主人公が学んで経験を積んで行くのが前

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    2026年04月26日
  • あさ酒

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    棚差しで目があった本。タイトルを見て
    「これは…!」
    と色めき立った(内心)。


    これは、ランチ酒シリーズの続きでは…?


    とはいえ、ランチ酒も三作めはややインパクトがかけていた気がしないでもない(悪口?)。
    著者は長編一作ぶんくらいがしっくりくるんやろうか(悪口?)。

    なんかこう、
    「もう少し読みたい!」
    て、思うところで終わってもらうほうが逆にスッキリする、みたいな…?

    (悪口やん) ちゃうねん…

    ちゅうことで、このタイトルは究極に
    「もう少し読みたい!」
    て、ところで終わった。

    祥子さんの今後も気になるし、恵理ちゃんの今後も気になるし、もう少し…。あと一冊ぶんくらい読みたい…

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    2026年04月23日
  • その復讐、お預かりします

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    復讐してスカッとする!…っていう話ではなかった。
    最初はなーんだと思ったけど、現実ってこんなもんだし、こうやって割り切って生きていくもんだよなと思いながら読み進めていたら、なぜか最後には少し元気になっていた。

    私は根に持つタイプで、これまでにも復讐を考えた相手はたくさんいるけれど 笑
    でもやっぱり時間が経つと「あのとき復讐なんてしないで真面目に生きててよかった」と本当に思う。
    ふと思ったんだけど、私に復讐したいと思ったことのある人もいるかもしれないんだよね。
    無自覚に傷つけたり、勝手な妬み(妬まれるほどの何かはないとは思うけど)とか。

    最後に登場した同期の多恵子、かなり失礼だしムカつかない

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    2026年04月23日
  • 定食屋「雑」

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    ネタバレ

    とても好きな物語でした。登場人物それぞれの思いやりに何度か泣きそうになりました。みさえの寂しいって言って、人をさらっと誘える人間は一人にならないという言葉。私に刺さるものがありました。

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    2026年04月22日
  • ランチ酒 1

    匿名

    購入済み

    この作者さんの描かれる大きく口を開けて食べ物を頬張って幸せそうに笑う女性の表情が大好きで、今作でもたくさんの美味しいを浴びました!お腹空く〜!

    #癒やされる

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    2026年04月22日
  • 月収

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    さまざまな生い立ちや境遇の女性の話。
    群像劇で交わりがあるので、偽りの仮面が垣間見える人間模様も解けていくから面白い。
    新NISAとか物価高とか今のご時世や人々の関心を反映したテーマなのも、自分ごとに感じられた。

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    2026年04月20日
  • 喫茶おじさん

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    これは一本取られた。
    あまりにリアリティがありすぎて、他人事とは思えないヒリヒリした読書体験だった。
    物語を貫く「あなたって、本当に何もわかってないのね」という言葉。
    読者は主人公と一緒にその真意を探ることになるが、辿り着いた「本当の答え」には言葉を失った。

    自分がどれほど恵まれていたか、どれほど愛されていたか。それを失って初めて気づく愚かさと、すべてを脱ぎ捨ててから啜るコーヒーの美味しさ。
    苦いけれど、最後には最高の香りが鼻を抜けるような、極上の読後感。
    人生の折り返し地点にいるすべての人に読んでほしい一冊。

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    2026年04月19日
  • 喫茶おじさん

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     「喫茶おじさん」というほのぼのした題名とは異なり、定年退職に係る困難さ、人生の伴侶との相入れなさという少し重めのテーマの作品です。
     しかしながらコーヒー喫茶という(コーヒー好きの自分にとっては特に)ホッとするような場面設定をしていただいているので、不思議と微笑ましく楽しく読ませてもらえる素晴らしい作品だと感じました。

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    2026年04月19日
  • 母親ウエスタン

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    ネタバレ

    最近フェミニズム系の小説や新書ばかり読んでしまって、少し離れなければ…と思いつつ、またしても「母親」というワードが入った小説を手に取ってしまった…。しかし本書は、「母親」という役割に縛られることを否定するような話ではなかった。むしろ真逆で、「母親」という役割を買って出る女性の話だった…。
    それがまた、とても切なくて、最後はとても泣けた。

    色々な登場の目線で、「広美」という女性が描かれる。それで徐々に、彼女は母親がいなくなった訳ありの家庭に入り込み、小さい子どもの「お母さん」として数年を過ごしたのちいなくなる、ということを繰り返していたことがわかってくる。時系列になっていなくて、現在の広美は一

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    2026年04月18日
  • 定食屋「雑」

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    定食屋「雑」に関わる人たちのあれこれが描かれた連作短編集。
    雑の店主みさえとひょんなことから雑でアルバイトをすることになった沙也加を中心に話が進みます。あと店の常連客高津もそれに加わります。
    みさえと高津は高齢になりつつあり、身体の心配や先のことを心配したり、沙也加は離婚問題で悩んでたりと内容は少し暗いのかな?と思ったけど、どこか明るさを感じとても読みやすくて面白かったです。

    みさえの押さえてた気持ちが溢れ出た場面、沙也加の問題が解決した時、涙を流した場面は切なくってしまいました。みさえの一言で元気になった高津は、男って…、と思いつつクスッと笑ってしまいました。
    みさえと沙也加が店のメニュー

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    2026年04月18日
  • 古本食堂

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    本屋さんでふと惹かれて購入していたのですが、なんとなく、古本=固いお話なのかな?と思い、読み始めたら、面白くてサクサク読んでました。

    兄の古本屋をどうするか…という所から始まり、そこから、親戚の娘との出会い、繋がり…
    周りの人たちとの繋がりや出会い。

    この古本屋さんどうなるんだろうと覗いているような、そわそわ…気になる。といった気持ちで読みました。

    古本と食べ物とのお話で、必ず食べ物と古本が出てくるのですが、食べ物も美味しそう…
    夜読むとお腹空きます。笑

    あと、本にも本当に沢山のジャンルがあるんだなぁと。本とは奥深いとつくづく感じました。

    話にも出てきますが、輪を1つずつ繋がっていく

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    2026年04月15日
  • その復讐、お預かりします

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    ネタバレ

    すっきり爽快!復讐完了!ではなく、生きていくことについて考えさせられる場面があった。
    復讐心とまではいかなくても恨みたい気持ちや見返してやりたいと思う気持ちは誰しも少しは感じたことがあると思う。でもきっとやり返したところで爽快感は一時のもので、後悔することもあるかもしれない。お互いに生きているというところでは対等だから。
    そんな時にこの事務所があったらいいなと思う。
    2人のお話をもっと読みたい。

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    2026年04月14日
  • その復讐、お預かりします

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    原田さんの作品にしては物騒なタイトルだなぁ
    というのが最初に思ったこと。
    私はおもしろく読めた。
    復讐屋の成海と美菜代のやりとりもお互い遠慮なく言い合えてるのが良かった。
    復讐を依頼に来る人にどう対応するのかと思っていたけど、結局成海は復讐をしなくても自分の中で消化できる手助けをしているように思う。
    これからの2人が気になる終わり方。
    にしても、報酬が高い!

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    2026年04月13日
  • 喫茶おじさん

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    この方の描くグルメ×人間の生き様の物語、好きです。他の作品ももっと読んでいきたいと思いました。
    物語の型としては同著者の『ランチ酒』と近しいものを感じますね。

    「何も分かってない」って引っかかりのあるキーワード、「喫茶店」って興味を惹くモチーフの組み合わせで読み進みやすかったです。
    店名こそ明かされてはいないですか、
    何より自分の行ったことのあるお店や気になっているお店が登場すると嬉しいものです。

    主人公・純一郎さんの「何も分かっていない」と言われてしまいながらもお人好しな感じも憎めないのがよい。
    前妻・後妻のおふたりも、そんなやり方って無くない〜!?って思いながらも、同性として憧れもある

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    2026年04月13日
  • 三千円の使いかた

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    自分の経済状況を見直さざるを得なかった。
    ここに書いてあることは、現代日本人のリアルだと思う。
    うちはうち、よそはよそ、なんて言いながら、やっぱりよその家はどうなのか気になってしまう。
    自分の将来のこと、周りのことも含めてじっくり考える必要があるな。

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    2026年04月13日
  • 古本食堂 新装開店

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    ああ、面白かった!
    前の巻より面白かったな。
    素人が始めたとは思えないくらい店はうまくやっているみたいだし、主人公の二人の絆が深くなっているのも良くわかる。

    男女間の愛情だけではなくて色んな『愛』に満ちていて読んでいてほっこりしてしまう。

    大事な局面?で話しは終わってしまったのできっと続きがあるのだろうな…。楽しみだなー。

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    2026年04月08日
  • あさ酒

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    このシリーズは読むたび美味しいご飯と美味しいお酒ほしくなる
    やっぱり美味しいものがないとやっていけないよ〜
    自分の人生に対して真剣に生きてる人たちで、私も真剣に生きていたいなと思った

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    2026年04月06日
  • 定食屋「雑」

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    原田氏の文章は私に馴染んで、疲れた体にすんなり入ってくる
    本を読みたい、読みたいけれど目的ない文字が読めない
    そんな疲れているときにふと手に取ったこの本、大きな事件も出来事も起きないけれど市井の食堂にホッとした

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    2026年04月05日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    audibulにて。おもしろかった!
    原田ひ香さんの作品はどれも読みやすい(聴きやすい)のにしっかり面白いので、気軽に楽しめます。

    一橋桐子は素直なところが危なっかしくて心配になるけど、身近にいてくれたら安心感をくれる人なんだろうな。

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    2026年04月03日
  • 三千円の使いかた

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    初めは軽く読めていたのに、家族一人一人のお金の悩み、家族の近くにいる親しい人のお金の悩みを読んでいるうちに胸が苦しくなりました。お金の問題は自分だけではなく、大切な人にも関わってくるので若いうちからもっと真面目に考えなくてはならない問題なんだなー。貯めることは大切なんだなーと思いました。

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    2026年04月02日