原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ原田ひ香といえばお金についての小説を書く人だと思っていたけれど、こういう普通の小説も書いてたんだ、というのが最初の感想。
事故物件に住んで浄化させる仕事というのは著者が考えた架空の仕事だとあったけど、実際にこういう仕事があるというのを昔テレビで見たことがある気がするのだが。それとも著者の架空を見て現実で始めた業者がいるのだろうか。
正直、ロンダリングが自分を癒す仕事だという相場社長の言い分には賛同しかねるけど(だって嫌だもん)、そうせざる人々や利用する人の思惑や現状はリアリティがあって面白かった。
浮気を繰り返して奥さんから家を追い出された男は読んでて嫌いだわ〜と思ったし、夫の相続したアパー -
Posted by ブクログ
【あらすじ】
「人生は三千円の使いかたで決まるよ」
累計発行部数100万部を突破した原田ひ香による「節約」小説。
東京・十条に居を構える御厨(みくりや)家の女性達が、それぞれの人生の節目において「お金の使いかた」というものに向き合う物語。結婚を考え始めた次女・美帆(みほ)。貯金に励む元・証券会社員である長女・真帆(まほ)。晩節において身の振り方を再考する祖母・琴子(ことこ)。どう貯め、どう使うかーー貴方はどう考えますか?
【短評】
身につまされる小説であった。私はだらしない質なので、冒頭の問いに対しても、自分でも情けなくなるような返ししか思い浮かばなかった。恥ずかしい限りだ。
お金を考えると -
Posted by ブクログ
「夜勤の仕事をしていると、仕事終わりのランチが一日の最後の食事であることが多い。しっかり食べて、酒を飲んで、家に帰って寝る、というのがちょうどよい。」たまに一回やりたいな(笑)
やっぱり原田さんの、繊細なのにほのぼのとした感じ、好き。のんびり生きてるように見えて、色んなことを感じ取っているような。この視点で読めていることが、とても安心する。
東京は、美味しいものがいっぱいあるんだなあ。大学生の頃、縁があって東京にしょっちゅう行っていたけど、地名がわかるのが嬉しい。そして、とても素晴らしい経験だった。ほんとうに良かった。
位牌って、初めて聞いた言葉だ。これがあるから、仏壇を購入するらしい。父が亡 -
Posted by ブクログ
お金を中心に、生きていたら多くの人が直面する問題をポップに扱った、6編からなる連作短編集。それでいて説教くささが全くなく、人間ドラマが面白いのでページをめくる手が止まらない。
とにかくリアリティを突き詰めていて、登場人物の誰もが本当に近くにいそう。「同じような悩みを抱えている人も身近にいるんだな、その時自分ならなんて声をかけるだろう」と考えながら読んだ。面白い上にタメになり、誰かに勧めたくなる一冊。
「節約」「貯金」「投資」。年齢を重ねると耳にする機会が増え、苦手意識を持つ人も多いと思う。でも「苦手」と言ってはいられない未来は確実にやってくる。とはいえ、お堅いビジネス書には手が伸びない……