原田ひ香のレビュー一覧

  • 定食屋「雑」

    Posted by ブクログ

    女性の生き方と、料理、お金、
    この組み合わせを書かせたら、さすが!

    そして、いつも情けない男性が出てくるのも、面白い。

    いきなりの離婚を言い渡され、途方に暮れる沙也加と、
    先代から店を引き継いだぞうさん、
    二人のやりとりがとても温かい。

    めんつゆ、焼肉のたれ、醤油だけで、
    「雑」なのに、ちゃんとポイントは押さえて、
    美味しいと言われる料理を作るぞうさん、天才!

    夫婦の問題、家族の問題、飲食店経営の問題、
    そこへ、コロナが襲い掛かって、どうなることかと思った。
    商売はやはり、状況と共に工夫しないと続かない。

    それぞれの実の家族と疎遠になっても、身近にいる気持ちの通じ合える者同士、寄り添

    0
    2025年11月30日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

    Posted by ブクログ

    友人のトモと共同生活をしていた一橋桐子76歳。トモに先立たれてしまい、生きる甲斐がなくなってしまった。将来にも不安しかない。パートの清掃員もいつまで続くかわからない。いっそ刑務所に入った方がいいのでは?と犯罪を試みる。偽札、闇金、詐欺、誘拐など試すが、ほぼ成功しない。やや成功しても、事情聴取で結局不起訴になってしまう。ただそのために職を解雇され、賃貸の保証会社にも降りられてしまう始末。そんななか、殺人の依頼が舞い込む。

    0
    2025年11月29日
  • 三千円の使いかた

    Posted by ブクログ

    金銭管理がズボラな私には、「あんた、それでいいの?いいの?」とチクチクと叱られているようで居心地が悪い部分もあった。けど、未来をどう描くか、誰と描くか、を「お金」という側面から描き出すのはうまい、と思った。お金とかかわらずに生きていく人はいない。お金を考えるのは人生を考えること。
    お金があることが豊かなのではなくて、お金を上手に使うことが豊かなのだよね。

    0
    2025年11月29日
  • 古本食堂

    Posted by ブクログ

    人間模様を丁寧に描かれるのは上手な原田さん、お金のやりくりの話も興味があるので、ぐいぐい引き込まれる。そしてそこに古本と来たらもう最高の組み合わせの物語のオンパレードでした。

    東京なんてなかなか行けませんが、神保町だけに時間を割いてぼーっとしたい。またひとつ本から生まれる夢が生まれました。

    0
    2025年11月29日
  • ギリギリ

    Posted by ブクログ

    第1話 一郎太が死んだ。妻の瞳は中学校の同級生である健児と再婚。一郎太の母の静江が、瞳に連絡をしてくるが、瞳は静江との付き合いを嫌がるので、健児が見れなくなったテレビの手配をしてあげる。

    第2話 瞳は一郎太の愛人だったという女に呼び出されて、一緒に高級フレンチのランチを食べる。一郎太が本当に浮気していたかどうかは誰にもわからない。瞳は愛人だった女を本当に嫌なヤツだと思う。

    第3話 静江は日本語を習いたい外国人とスカイプで先生役をすることになった。健児がいろいろお膳立てをする。静江は健児と会話しながらも、一郎太のことばかり考えている。

    第4話 健児のドラマのシナリオを読んだ瞳は、再婚は悪い

    0
    2025年11月28日
  • 定食屋「雑」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    料理の描写と登場人物の人生模様が見どころで、どんどん話に引き込まれた。ぞうさんが先代ぞうさんのことを好きだと気づいたシーン。やっぱり不器用なのかなー、可愛らしいと思ってキュンとした。
    沙也加の旦那さんは離婚理由はちょっと同情できるところもあったけど、話し合いのやり方が自分勝手でイライラした。
    沙也加や高津さんはまた自分の人生を謳歌して欲しい!

    0
    2025年11月27日
  • その復讐、お預かりします

    Posted by ブクログ

    audible⭐︎
    復讐に心を燃やしている依頼人。その心を別の方へ逸らすよぅな成海の行動・言動。
    その裏には自身の過去体験もある…とても偉大な人だなと心を打たれた。

    0
    2025年11月26日
  • 三人屋

    Posted by ブクログ

    三人姉妹がそれぞれ同じ場所で別の店を開く。
    姉妹だからこそできるのか。でも一人一人に違う生き方や考え、人生がある。だけど最後三人は姉妹だなって思わせられる。最後は気になって読み通した。

    0
    2025年11月25日
  • あさ酒

    Posted by ブクログ

    コンセプトが楽しい本だなあ。朝にお酒飲むって背徳感あっていいよね。もう少し話ごとのつながりがあればいいのに!

    0
    2025年11月24日
  • アイビー・ハウス

    Posted by ブクログ

    ここからこうなるのかな、という展開の予想を、ある意味裏切るようなストーリーで。でも、裏切ってくれたからこその読後の爽やかさがありました。
    友人夫婦とのシェアハウス、ありそうでない設定がオモロー。

    0
    2025年11月23日
  • 月収

    Posted by ブクログ

    月収がテーマの、連作短編集。

    高齢になってから、一方的に離婚された女性、
    小説家でデビューしたが、新作に苦戦する女性、
    パパ活で100万稼ぐ女性、
    夫の遺産を受け継ぎ一月に300万も振り込まれる女性、
    施設で育った介護士の女性。

    様々な人生を送る、それぞれの女性たちが、
    月収が少なければ、どうやって収入を増やすか、
    不動産投資や新NISAや、起業だったり、
    女性が生き抜くためのバイブルのような指南がたくさんあった。


    お金がすべてではない、でも、最低限のお金は必要。
    女性だからと、社会的に弱い立場に立たされることが多いが、
    それでも、緩く助け合うことで、たくましく生きていける。
    女性の味

    0
    2025年11月22日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

    Posted by ブクログ

    この二人が来ただけで
    問題が次々と解決する
    魔法みたいだなと思った
    うちのマンションにもお願いしたい。

    0
    2025年11月15日
  • 喫茶おじさん

    Posted by ブクログ

    何にもわかってないおじさん。
    そのおじさんが色んな事をわかっていく描写と、食べ物に関する描写がリンクしている。
    前半の食べ物に対する感想が「おいしいなぁ」(何もわかってない)
    から
    後半だんだん色んな事に気が付き成長していく過程で、食べ物に対して味だけでなく作る過程や味の深さ等もこと細かに描かれていく。
    この本の展開構図が面白さをより引き立たせる。

    癒し系のかわいいおじさんが喫茶巡りする旅かなと思いきや「本当に何にもわかってない。」とピシャリと家族にも友人にも知り合いにも言われる。
    当の本人何が「本当に何にもわかってないのか」何にもわかってない。
    でも読み進めると感じる「そういうとこだよ!」

    0
    2025年11月15日
  • 古本食堂 新装開店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     古本食堂第二巻!今回は、「変化」をイメージさせるような描写が多かった。
     店の小さな営業形態の変化から始まり、周りも新たなる人間関係ができたり、新しいことに挑戦しようとしたり失敗したり、引退して別の場所に住もうとしたり、店がしまったり営業形態が変わったりして入れなくなったりと目まぐるしく変わっていく。神保町全体が変わりゆくのだ。寂寞や新たなる世界への高鳴りを感じさせる描写が多いがとくにグッときたのは、親の変化を描く部分。認知症のはじまった母が過去の思い出を思い出してくれるシーンには、懐かしさと悲しさとが同居して涙してしまう。
     さらに物語最終盤では主人公珊瑚が北海道に帰ってしまう!そしてそこ

    0
    2025年11月15日
  • 古本食堂 新装開店

    Posted by ブクログ

    珊瑚さんと、その兄の孫である美希喜ちゃん。神保町で古本屋鷹島書店を営んでいる。もともとはお兄さんの磁郎さんが作った本屋さんで、磁郎さんが急死してしまったので、暫時営業を始めたのだが、最終的には珊瑚さんのあとはいつか美希喜ちゃんが継ぐことになったのだ。

    今回はちょっとリニューアルして、本棚をいくつか整理し、珈琲が飲めるように改装することになったのだが、本棚をどけてみたらカビで真っ黒になっていた。内装業者さんにお願いしていい感じの壁紙を貼ってもらい、珈琲豆をお隣の喫茶店から仕入れて提供できるようになる。そんな中、珊瑚さんの北海道にいる恋人が骨折入院してしまい…

    0
    2025年11月13日
  • 古本食堂

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでいてとても人の温かさを感じる本だった。古書店の周りをはじめとした神保町の人々全員がとても穏やかで、珊瑚さんや美希喜とのやり取りがほっこりとした。食についても取り上げられているシーンが多く、読み進めている時にお腹が空いてきた笑
    また、
    「愛の形はいろいろあって、何が正しいとか、何が間違いとか簡単に言えないものでしょう。人を傷つけるのはダメだけれども」
    最後のこの発言で、いつの間にか愛についての固定観念を持っていた自分に気付かされた。

    0
    2025年11月12日
  • 月収

    Posted by ブクログ

    お金があっても、心が貧しかったら、生きていくのが、辛いよね。
    そうならないように、前を向いていきましょう。

    0
    2025年11月08日
  • 古本食堂

    Posted by ブクログ

    学生時代に通っていた神保町のようすが
    脳裏に浮かび、カレーの香りを思い出しながら
    読みました
    珊瑚さん、美希喜ちゃんの人柄がとてもよくて、
    おすすめされる本も手に取りたいと思ってしまいます
    美味しい食事も描かれるので、すっかり
    口がカレーや、ピロシキに……
    本好きの人達にとっての聖域と感じてしまう古本屋さん
    夢や憧れがぎっしりとつめこまれている作品だなと
    感じました
    続編もあるみたいなので、とても気になります

    0
    2025年11月04日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    お金って大事にしたほうがいいんだなって思いました。今の私の生活は、特に節約とか意識していなくて、多分お金が漏れ出ている状態なんでしょう。今、すごく焦っています。家計簿再開しないとな…

    0
    2025年11月02日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

    Posted by ブクログ

    新作が出たらチェックするようにしてる原田ひ香さん



    一橋桐子、、、?
    そう、あの犯罪日記の続編が出ましたよ(^^)



    前作を読んだのが3年前





    もちろんすっかり忘れてたので
    いろんな方のレビューで復習してから読みました(o^^o)


    あんまり思い出せなくて笑
    勉強し直す感じになってしまったけど
    作中で説明もあり
    設定を掴んでしまえば問題なく読めました


    未読の方は前作から読んだ方が面白いですが読まなくても楽しめます(。・ω・。)


    そしてやっぱり原田ひ香さんの作品は
    めちゃくちゃ読みやすくて
    あっという間に読めます〜



    クドオ・ワークスで清掃部チーフになった桐子とハワ

    0
    2025年11月01日