原田ひ香のレビュー一覧

  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    この二人が来ただけで
    問題が次々と解決する
    魔法みたいだなと思った
    うちのマンションにもお願いしたい。

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    2025年11月15日
  • 喫茶おじさん

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    何にもわかってないおじさん。
    そのおじさんが色んな事をわかっていく描写と、食べ物に関する描写がリンクしている。
    前半の食べ物に対する感想が「おいしいなぁ」(何もわかってない)
    から
    後半だんだん色んな事に気が付き成長していく過程で、食べ物に対して味だけでなく作る過程や味の深さ等もこと細かに描かれていく。
    この本の展開構図が面白さをより引き立たせる。

    癒し系のかわいいおじさんが喫茶巡りする旅かなと思いきや「本当に何にもわかってない。」とピシャリと家族にも友人にも知り合いにも言われる。
    当の本人何が「本当に何にもわかってないのか」何にもわかってない。
    でも読み進めると感じる「そういうとこだよ!」

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    2025年11月15日
  • 古本食堂 新装開店

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    ネタバレ

     古本食堂第二巻!今回は、「変化」をイメージさせるような描写が多かった。
     店の小さな営業形態の変化から始まり、周りも新たなる人間関係ができたり、新しいことに挑戦しようとしたり失敗したり、引退して別の場所に住もうとしたり、店がしまったり営業形態が変わったりして入れなくなったりと目まぐるしく変わっていく。神保町全体が変わりゆくのだ。寂寞や新たなる世界への高鳴りを感じさせる描写が多いがとくにグッときたのは、親の変化を描く部分。認知症のはじまった母が過去の思い出を思い出してくれるシーンには、懐かしさと悲しさとが同居して涙してしまう。
     さらに物語最終盤では主人公珊瑚が北海道に帰ってしまう!そしてそこ

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    2025年11月15日
  • 古本食堂 新装開店

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    珊瑚さんと、その兄の孫である美希喜ちゃん。神保町で古本屋鷹島書店を営んでいる。もともとはお兄さんの磁郎さんが作った本屋さんで、磁郎さんが急死してしまったので、暫時営業を始めたのだが、最終的には珊瑚さんのあとはいつか美希喜ちゃんが継ぐことになったのだ。

    今回はちょっとリニューアルして、本棚をいくつか整理し、珈琲が飲めるように改装することになったのだが、本棚をどけてみたらカビで真っ黒になっていた。内装業者さんにお願いしていい感じの壁紙を貼ってもらい、珈琲豆をお隣の喫茶店から仕入れて提供できるようになる。そんな中、珊瑚さんの北海道にいる恋人が骨折入院してしまい…

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    2025年11月13日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    読んでいてとても人の温かさを感じる本だった。古書店の周りをはじめとした神保町の人々全員がとても穏やかで、珊瑚さんや美希喜とのやり取りがほっこりとした。食についても取り上げられているシーンが多く、読み進めている時にお腹が空いてきた笑
    また、
    「愛の形はいろいろあって、何が正しいとか、何が間違いとか簡単に言えないものでしょう。人を傷つけるのはダメだけれども」
    最後のこの発言で、いつの間にか愛についての固定観念を持っていた自分に気付かされた。

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    2025年11月12日
  • 月収

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    お金があっても、心が貧しかったら、生きていくのが、辛いよね。
    そうならないように、前を向いていきましょう。

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    2025年11月08日
  • 古本食堂

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    学生時代に通っていた神保町のようすが
    脳裏に浮かび、カレーの香りを思い出しながら
    読みました
    珊瑚さん、美希喜ちゃんの人柄がとてもよくて、
    おすすめされる本も手に取りたいと思ってしまいます
    美味しい食事も描かれるので、すっかり
    口がカレーや、ピロシキに……
    本好きの人達にとっての聖域と感じてしまう古本屋さん
    夢や憧れがぎっしりとつめこまれている作品だなと
    感じました
    続編もあるみたいなので、とても気になります

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    2025年11月04日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    お金って大事にしたほうがいいんだなって思いました。今の私の生活は、特に節約とか意識していなくて、多分お金が漏れ出ている状態なんでしょう。今、すごく焦っています。家計簿再開しないとな…

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    2025年11月02日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    新作が出たらチェックするようにしてる原田ひ香さん



    一橋桐子、、、?
    そう、あの犯罪日記の続編が出ましたよ(^^)



    前作を読んだのが3年前





    もちろんすっかり忘れてたので
    いろんな方のレビューで復習してから読みました(o^^o)


    あんまり思い出せなくて笑
    勉強し直す感じになってしまったけど
    作中で説明もあり
    設定を掴んでしまえば問題なく読めました


    未読の方は前作から読んだ方が面白いですが読まなくても楽しめます(。・ω・。)


    そしてやっぱり原田ひ香さんの作品は
    めちゃくちゃ読みやすくて
    あっという間に読めます〜



    クドオ・ワークスで清掃部チーフになった桐子とハワ

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    2025年11月01日
  • 月収

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    三千円の使い方や財布は踊るの続編なのかな?
    他人の懐事情って知るよしもないので、色々な年代の月収を知れてしかも勉強にもなったし、そして単純に面白い。自分と同じような環境のパターンはなかったけど、参考にしたい部分やお金に対する考え方の学びが大きかった。

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    2025年11月01日
  • 古本食堂

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    高校生の時、親が転勤。私と大学生の姉は、残った。転勤先が田舎だったので。TVは、親が持っていった。時間があると読書をするようになった。高校の図書室の本は、古くて興味が湧かず。古本屋で、安い文庫本を探す。古本屋が街中や通学路にあった。今も本棚の一角を占めている。それが、古本屋との出会い。当時よく通った二軒の店は、今は、もうない。

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    2025年11月02日
  • 三千円の使いかた

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    どの登場人物にも感情移入できる。
    今は、真帆と智子が主で、その後琴子だな。お金がないと心が荒むと思っているけど、前向きに生きていけそうな気がした。

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    2025年10月30日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    「東京ロンダリング」の続編で、これまた本当にこんな職業があると錯覚するくらい物語に没入してしまった。
    フィクションであっても社会課題の部分に本質的に触れてる気がする。読みながらそれぞれの登場人物の物語を追体験させてもらい、自分の生活とか将来を考える時間になった。
    特に、生活保護を受けた女性の話は、今の日本であればたとえ一文無しになったとしても何とかなるものだなと勉強になった。衣食住に関わる制度は、知識の差と同時に制度に頼れる頭の柔らかさが必要なのだろう。
    私はロンダリングの仕事ができるほど肝が据わってないけれど、柔軟に生きていきたいと思った。

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    2025年10月29日
  • 月収

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    様々な月収の女性たちの視点で描かれた連続短編集。額は様々だが、その額をどう捉えるか、お金を何のために使って生きていくのかという考え方も人それぞれ。月収は多ければ良いという訳ではない。自分がしたいことをして生きていくために、どのくらい稼いで、どう使うかを、考えたくなった。

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    2025年10月26日
  • 三千円の使いかた

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    私自身金銭管理が苦手なのでこの小説を読んでから、ちゃんとお金の勉強しなきゃダメだよなぁと実感しました。母親にもオススメしたい小説です。
    お金が絡む現実的なお話ではありつつも、ほっこりする内容で読みやすかったです。

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    2025年10月25日
  • 古本食堂

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    東大国文学科を出て古本屋さんを開業していた大叔父が死んだ。財産は大叔母に渡った。大叔母はその古本屋をどうするかがわからないまま、暫時オープンさせる。主人公はバイトに行きつつ、古本屋業に不慣れな大叔母を見守る。お客さんの本を相談に乗りつつ解決したり、日常のなかの小さな謎を解いていく。

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    2025年10月25日
  • 月収

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    タイトルの通りお金について話は進みますが、それだけじゃなくてそれぞれの女性が新しい一歩を踏み出すとても温かい気持ちになるし希望の持てるお話ばかりでした。

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    2025年10月24日
  • 月収

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    コロナ以前と比べて収支バランスが崩れてきたことから「このままの収入でいいのか?」と悩む中で手に取った。
    様々な女性の『月収』と生活を垣間見れて面白かった。
    「なんとかしなきゃな」と思いつつなにも出来ていない自分に気づかされた。

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    2025年10月22日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    リアルで面白い。
    マナーリテラシーが向上する本である。
    うしじまくんっぽいクズも登場するし
    旦那さんは普通にクズ。
    でも自分で切り拓いて、子供さえも養える逞しさを手に入れてる主人公に賞賛をお送りして、
    再婚相手は素晴らしい人であることを願う。

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    2025年10月21日
  • 古本食堂 新装開店

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    終わってしまった。悲しい。もっと、このみんなの人生を見たい。シリーズ1作目より、具体的な、商売とか恋愛とか、ぐっと濃くなって、でもちゃんとご飯も美味しそうで。やっぱり、悲しい時も忙しい時も、ごはんは大事。人生の岐路ってこういうことだなあと思った本でした。幕引きとして、これが美しいのもわかっているんだけど!どうしても!みんなの続きが!!と欲してしまう、浅ましい読者なのでした。うなぎも中華屋のカレーもごぼ天うどんも、もう、全部全部美味しそう!

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    2025年10月20日