【感想・ネタバレ】ランチ酒のレビュー

あらすじ

犬森祥子の職業は「見守り屋」だ。営業時間は夜から朝まで。ワケありの客から依頼が入ると、人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。そんな祥子の唯一の贅沢は、仕事を終えた後の晩酌ならぬ「ランチ酒」。孤独を抱えて生きる客に思いを馳せ、離れて暮らす娘の幸せを願いながら、つかの間、最高のランチと酒に癒される……。今日も昼どき、最高のランチと至福の一杯! 心を癒し、胃袋を刺激する絶品小説。

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Posted by ブクログ

若くして結婚、出産、離婚を経て迷いながらも懸命に生きる主人公。主人公の仕事「見守り屋」で出会う様々な人との交流。仕事終わりの晩酌ならぬランチ酒。プライベートでも仕事でも毎回うまくいく訳じゃないけど、美味しいランチとお酒に出会う描写でほっこり癒される。食べるってなんて素敵なんだろうって思わせてくれる。連続短編集で読みやすい。

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2025年08月02日

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先日、ランチ酒よりも先にあさ酒を読んじゃったのよね。

今、大急ぎで、はじめに戻っておます。

ふむふむ…わかってきたよ、少し。

いずれにしても、美味しそうなご飯とお酒。
私生活は、誰しもいろいろある。

続編、これから読みます❤️

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2025年05月07日

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 ともかくお腹が空いてしまう本笑
 食べる描写が本当に素晴らしい。お酒の普段飲まない私も、飲みたくなるぐらい素晴らしい描写。

 食べ物の描写の合間に、主人公のストーリーストーリーがじんわりと何かを残していく。

 凄い良かった!

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2025年05月02日

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ネタバレ

続編から読んでしまったので、続編での登場人物たちとの出会いのきっかけが分かって楽しかった。美味しいものを味わって食べることは幸せ。人生辛いこともあるし、納得できないこともあるけど、食べものは裏切らない。自分のご機嫌を取るのに食べものとお酒は最適だと思った。読み終わった後、つい、人気の飲食店を調べてしまう。

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2025年03月01日

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朝から気兼ねなく飲めるお店で疲れた体を癒す主人公。人はそれぞれ人生におもりを抱えていることを感じさせられつつ、飲んべえとしては朝飲みの魅力に惹き付けられました。

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2024年08月03日

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ネタバレ

別れた元夫や、小2の娘との関わり方。
同級生との仕事のやり取り、
見守り屋としての仕事。

そこに絡まってくる酒と食。
生きるのは苦しく難しい局面もあるけれど、
食べることからは逃れられないんだな。
食があるから、生きていける。
今日も選ぶ。何を食べるか、何を呑むか。

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2024年06月06日

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主人公に思うところがないわけではないが、早朝、もしくは昼前に「見守り屋」の仕事を終えて帰宅する前に各地で飲み食いするものがとても魅力的で、自分がそこにいて味わっているのを、つい想像してしまう。
ザンギに齧り付きながら人生の分かれ道に悩み、広島風お好み焼きを食しながら、自身のソースの味付けが濃いことに気付き。
気分に合わせてビールや日本酒を存分に堪能し。
ショートショートなので、たくさんの魅力的な料理やお酒に出会える、素敵な作品。

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2025年11月15日

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2017年出版。280ページ。元クラスメイト男子がやっている「深夜の見守り屋」の唯一の社員として働く、バツイチの女性が主人公。お客様の元・各所に赴きながら、その場近郊で「仕事上がり(徹夜明け)のランチで酒も飲む」。特に大きなストーリーは無く、ある意味淡々と過ごす日常。訳あって元夫のもとで暮らす小2の娘と、月に一度だけ会う。
ごく平均的な人、とは言えないが、とても劇的とも言えない設定の人物達が織り成す物語。
やっぱり飲み食いのお話は、読んでいてワクワクする。かと言ってグルメ的な突っ込みは深過ぎす、退屈するほどに浅すぎもせず。
強いインパクトは無いけど、読後感はハンナりと暖か。

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2025年10月09日

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見守り屋さんという少し特殊な仕事をし、ランチ(祥子の中では夜ご飯)でお酒を飲みながら美味いものを食べる。読んでるこっちまでお腹がすいてくる。読みやすくとてもよかった。

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2025年07月14日

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温かくてお腹が空いてくる...笑
温かくて美味しいご飯が食べられることがどれだけ生活を潤しているのかが感じられた。
あまりお酒を飲まない私でも、さまざまなごはんとお酒を流し込む主人公の疲れが吹っ飛ぶような気持ちがわかる気がする。
挫けそうになっても、悲しいことがあっても、逆に嬉しいことがあったとしても美味しいご飯とお酒が寄り添ってくれるのがいいと思った...!
それぞれのお客さんの話もリアルで、「あ〜あるある」「そうなんだ...」とか感情移入しながら読めるのがよかった。

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2025年05月30日

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ネタバレ

ランチ酒というタイトルと美味しそうな表紙の絵に惹かれて読んだ一冊。

とっても料理とお酒をおいしそうに書かれていて、食べたくなる

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2025年05月10日

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夜間見守り業で勤務する、アラサー女性が就業後にランチとお酒を飲みながら、仕事や家族などを振り返る話。
1話1話でサクッと読めて、とにかくでてくるご飯がおいしそう!具体的な店名は出ませんでしたが、このお店のことかなー?と思って読むのもよい。
ランチを充実させよう!と思った。
別れて暮らす娘との話は泣いてしまった。
続編も読みたい。

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2025年04月18日

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ネタバレ

お腹空く〜!!けど、ご飯の話ばかりではなくてちゃんと人との関わりとか、今後の不安とかそういったこともちゃんと描かれてる感じ。
読みやすさは凄かったかも

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2025年03月20日

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ランチでお酒を注文する時、初めはちょっと恥ずかしそうなんだけど、段々と開き直っていく感じが友達にそっくりだった。
すぐに顔が真っ赤になってしまう私にはハードルが高いランチ酒。一人で仕事帰りに美味しいご飯を食べながら…って、いいなと思う。
こないだ「あさ酒」を先に読んでしまったので、見守り屋や祥子の背景がわかって納得。
ちゃんと順番通りに読んだ方が良かったなぁ。

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2025年02月24日

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まちがえて続編を先に読んでしまったので
1作目のこちらも気になり読みました。
主人公がなぜランチで酒を飲むのか、
主人公が仕事をする中で誰かの支えになり、
自分も支えてもらっている。
苦悩もありつつやりがいを見つけていく前向きになれる物語でした。

あとめっちゃおなかすく!!!!!笑

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2025年01月19日

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東京の…(近郊の)いろんな街を想像して
ぜひとも行ってみたいと思いました!
主人公の娘さんとのこれからの関係も気になる

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2025年01月18日

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食の描写がとても丁寧にされているけれど、そればかりが際立つ訳ではなくお客さんとの、家族との関わりも気持ちの揺れも含め目の前でドラマを見ているような錯覚を感じるくらいリアルに描いている。

この続きも、早く手に取って読みたい。

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2024年07月15日

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孤独のグルメ女版みたい。
現代の隙間に雑草のように生きる人の姿。主人公はそれなりに辛い境遇にあるのだが、比重をそこでなく食べ物をおいしく食べて過ごす姿に置いて、日々生きる姿を描いた小説。そういうのを書くのが得意な作者だなと思った。食べるのは健康の土台だなと思う。

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2024年07月08日

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 見守りの仕事をした後の昼間のお酒とごはんのなんと美味しそうなことか。
 心と体の声を聞いて何を食べようと考え、お店を選ぶ様子にいつもうらやましくなります。

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2024年06月02日

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 「見守り屋」という一風変わった仕事に就いているアラサー女性・犬森祥子を主人公にした連作短編集。
 16話の掌編が収められている。

      * * * * *

 よくできた小説だと思いました。

 まず、ランチの描写がいい。実においしそうです。読む者の食欲をそそるに足る端的かつ的確な描写こそ、この作品の華だと思います。
 だからこそ、料理・酒ともに描写がボリュームダウンしてしまう2巻 ( 手違いで先に読んだ ) の出来についてはつくづく惜しいように感じられます。

 祥子の心情の他、彼女を取り巻く人々の言動等もそれぞれ細やかに描かれており、ヒューマンドラマとしても十分に楽しむことかできました。

 欲を言えば、酒類についてももう少し言及して欲しかった。料理を邪魔しないことを優先したチョイスなのかも知れないけれど、祥子は酒そのものを楽しむことができる女性だと思います。

 3巻では、思わずゴクリとのどが鳴るような描写を期待したい。

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2022年03月18日

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深夜の見守りや
いろんな見守りパターンがあるものだなぁ
離婚して子どもと離れて暮らし、見守りやの仕事をし、昼間ランチ酒を楽しむという連作。
最後特に今後どうなるのか解決とかなかったのが気になるけど

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

夜から朝にかけて依頼に応じて見守る仕事をするというのがなんとも都会、それも東京っぽいと思った。

仕事明けにその町で酒を飲みながらランチを食べるというのがなんとなく興味を惹かれて手に取った。
たしかに美味しそうで読んでいて面白い。

原田ひ香作品の主人公は大抵考え方が合わないけどやっぱりこの主人公も合わない。
思ってることを口にできず、なのにいざ話し出すとなんか絶妙に微妙なこと言ってる。
それもわざとではなく真面目に……!

登場人物は好みじゃないけどテーマが面白いからついつい読んじゃうんだよな。

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2025年06月02日

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タイトル通りのランチ+お酒の美味しそうなお話!仕事終わりの祥子が、その街で吟味したランチと拘りのお酒を飲む描写がとても美味しそうで、お酒が弱くとも嗜んだ気になれる本。祥子の仕事エピソードと一日の仕事終わりのランチ+酒を主軸にストーリーが展開します。それぞれの仕事エピソードで構成された短編集の様なお話。祥子視点ではありますが、どちらかというとエピソード主体かな?読み進めるうちに祥子の本質的な部分も見えてきますが、全体的に深掘りせずサラッと進んでいきます。ビール片手に軽く読みたい本。

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2025年05月06日

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GoogleMapで店を探しながら散策した気分。
鉢山町交番前のフレンチ、不動前駅近くの鰻屋、中野坂上の町中華には行ってみるつもりだ。

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2025年03月07日

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どの街も魅力的で、どのごはんも魅力的。
仕事終わりのごはんっておいしいよな〜
誰しも寄り添ってほしい夜があるんだなと思う。

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2025年03月03日

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2作目を読んだ後にこの作品を読んだので、人間関係など、先回りしながら読んでしまいました。

この作品も美味しい物が食べたくなります。
私はお酒をあまり飲みませんが、きっとお酒も飲みたくなるんだろうな〜

祥子達の関係も羨ましいです。

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2025年02月03日

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夜勤の後に晩酌代わりのランチとお酒。
不安や葛藤など鬱憤を溜め込んだ心と体を抱えて日々過ごしている主人公がちょっと重くて辛い。
それでもランチとお酒で英気を養って前向きに生きようとしている彼女にエールを送りたい。

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2025年01月09日

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お酒を飲める人が羨ましくなっちゃいました❗今度生まれ変わったら、少しは飲めてお酒を美味しく感じたいな~
ランチが美味しそうで、お腹が空いてきちゃうお話でした。何かあってもご飯なん食べようかな?って考えられる気持ちの余裕さえあれば生きていけるなってふと思っちゃいました。

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2024年09月24日

Posted by ブクログ

仕事終わりの美味しいご飯とお酒、それがランチだったらとてもいいだろうなぁと思いました。こんな人もいるんだなぁ。少しうらやましい。でもみんなそれぞれの人生があって、迷いながら生きてる。少しの楽しみがあっていい。御飯の描写が食べ物が近くにあるようでした。

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2024年08月01日

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バツイチアラサーの主人公は知り合いから紹介された、見守り屋という職業についた。夜から朝にかけての昼夜逆転生活を送りながら、夜勤明けのランチ酒。とても美味しそうで料理を想像しながら読んでしまった。

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2024年06月06日

ネタバレ 購入済み

ちょっと….….

見守り(主として夜?)という変わった仕事の話、仕事終了後に食べるランチと、その時に飲む酒の話、別れた元夫と娘の話、どれもが、中途半端だった。もっとガッツリ、ランチと酒の話かと思ったのに….….合間に挟まる他の話が、微妙で、面白くなかった。

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2023年07月12日

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