原田ひ香のレビュー一覧

  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    お金によって、人間の行動は良い方にも悪い方にも転ぶのだと改めて感じました。
    お金に振り回されない人生にするため、今のうちからマネーリテラシーを高めようというモチベーションに繋がりました!
    ひとつの財布が様々な事情を抱えた人たちのもとを渡り歩いていく描写がおもしろかった。

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    2025年10月02日
  • 古本食堂

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    読みやすくて面白かった。話の内容は地味なのだけど、とても惹きつけられた本でした!原田ひ香の他の本も沢山読みたくなった。

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    2025年10月02日
  • 古本食堂 新装開店

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    283ページ
    1600円
    2025年9月27日〜10月1日

    またいいところで終わってしまった。読み終えた途端に続きが読みたくなる本。珊瑚さんと、美希喜ちゃんの関係が少しずつ変化していったけれど、それが生きるということなんだろうと感じた。

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    2025年10月01日
  • 定食屋「雑」

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    初原田さん。

    あれやこれや人間誰しもぶつかりそうなしがらみは発生するが、
    メインのぞうさんと沙也加の関係性は安定していて安心して読める。

    我を振り返ったり
    めちゃくちゃ胸打たれたり、
    思いを馳せたり、唸ったりとかそういうものはなかったが、気軽に読める本も必ず必要。

    緩やかな人間のつながりってのは必要だよな。
    いつでもつながってる、というよりは必要に応じて繋がれる相手がいれるということが。

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    2025年09月30日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    ネタバレ

    三千円の使い方に引き続き、原田さんの本。

    地方生まれ、地方育ちなので一度都会で独り暮らしがしたかったアラフォーにとって親があれやこれやと考えて、段ボールに詰めてくれるなんて羨ましい話だし、憧れていました。

    都会で働いていたら、田舎の風景や家でのやり取りの香りがしそうな中身はダサく見えちゃうものなんでしょうか。
    わたしは終始「いいなぁ、羨ましいなぁ。わたしにも誰か送ってくれないかなぁ」と思いながら読み進めていました。

    中身が暴れないために、タオルや靴下、下着が詰め込まれた荷物たち。
    特に、病気で亡くなった母が、亡くなる直前に自分のために送ってもらった荷物の話は泣いてしまいました。

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    2025年09月29日
  • 月収

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    ネタバレ

    お金は命の次に大切だと思う。人それぞれのお金に対する向き合い方を見て自分はどう生きたいかを考えた。お金はあるに越したことはなくて、節約はすごく大切だと思ったが、独身の自分が貯めるだけ貯めて意味があるのかと常々考えている。どれだけ使うか分からないが、ゼロで終わりたい。すごく難しいと思った。2話目の不動産投資で生活する女性に憧れた。実際には難しいと思うけど、贅沢せずに不労所得で生きられるなんて理想すぎる。

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    2025年09月28日
  • 月収

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    6人の女性の人生の一部が書かれたオムニバス小説。
    お金に振り回されて、自分の人生の手綱を握れていない人に読んでほしいなぁ…と思った。
    節約法とかお金の増やし方みたいな直接的なことを書いているのではないというのが私の印象。お金のやりくりとかだったら、作者の『三千円の使い方』を読む方がオススメ(そちらもとても面白かった)。
    では、この本は何かというと、私は、6人の生活を覗かせてもらって、自分自身とお金の向き合い方を考えるという印象があった。

    最近、私は、お金に対して、節約、貯金、…!ということしか考えていなかった。なぜお金がほしいのか、自分の人生を生きるためにはどれくらいお金があればいいのか、な

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    2025年09月28日
  • その復讐、お預かりします

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     復讐屋、一体どんな事をするのだろうと興味があった。しかし、「復讐するは、我にあり」大したことはしないが、事態は丸く解決していく。なかなか面白い話だと思った。 
     主人公の名秘書(迷)ぶりも良かった。

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    2025年09月27日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    シリーズ2作。久遠からの依頼で雪菜と共に老朽化した団地に管理人として住み込み立て直しに奮闘する桐子。重病人の入院、借金トラブル、又貸し、歳の差婚、孤独死…数々のトラブルにめげずコツコツと信頼を得ていくが、管理人解任を画策する役員の不正を暴くべく対決へ。

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    2025年09月23日
  • ランチ酒 3

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ちょびっと悔しい

    離婚の原因が浮気や暴力ではなく、なんとなく合わなくなったみたいな理由で、何も落ち度がない祥子さんがこういう状況で内省して自分を見つめ直して...。一方で娘引き取った元夫は再婚かい!僕にも未熟な部分があったとかそういう向き合い方もなく、祥子さんの扱い雑なの納得いかないなぁ。でも人間関係ってこういうこと多いんだろうな。
    食べる楽しみを持ちながら、ひとまず日々を生きて色々な人の生き方に触れられて、ただ悲しいだけじゃないのも魅力に感じました。
    自分語りになってしまいますが、心を込めて付き合った恋人に、一方的に振られて傷心気味でした。周りに助けてもらいながら一人で生活を立て直し中だったところ、この作品に

    #深い #共感する #切ない

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    2025年09月23日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    桐子さんのその後、気になってた!今度は癖強めな団地の管理人さん!先が気になって、あっという間に読み終わったー。

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    2025年09月19日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    原田ひ香さんの本が好きで手に取りました。
    丁度住宅購入の時期と重なったので、お金について深く考えさせられる一冊になりました。

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    2025年09月15日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    ネタバレ

    読んでいて居た堪れなくなり、最後にはほんのちょっとだけ目頭が熱くなってしまった。

    性別は違えど、このままいくと私も同じ問題にぶち当たるだろう。同じように捕まって刑務所に入りたいという心境になるかもしれない。
    私みたいな独身者でないとしても、家族間でさえ関係性が希薄になっているこの時代、候補者はごまんといるはずだ。みんな!他人事じゃないんだからね!!

    この物語では主人公の人の良さや誠実さのおかげで丸く収まったけど、現実がこんなに甘くないのは皆さんごぞんじの通り。
    でもこれくらいの淡い希望がないとやりきれないよ……

    フィーリングで選んだ本だったけど、私の感性に間違いはなかったようだ。
    数十年

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    2025年09月13日
  • ほろよい読書

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     ずっと読みたかった本。想像を超えるほど自分好み本で嬉しかった。
     お酒の失敗、自家製のお酒、酒蔵の子供、お酒の嗜み方、お酒の提供の仕方などお酒一つの題材で様々な角度から話が展開されて行くのは面白かった。
     お酒は人生を彩る一つのものでしたがないが、その一つの見方、触れ合い方を変えるだけで人生を少しずつ変えることができるように思えた。
     お酒の楽しみ方もすごく教えてもらえる本だった。東京に住んでいるから、一つはお気に入りのバーを探してみてもいいかもと思った。

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    2025年09月13日
  • 古本食堂

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    それぞれの年代、それぞれの育った環境で、それぞれの好感持てる女性達が登場。お客様に薦める本も気になり、読んでみたくなった。

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    2025年09月13日
  • 古本食堂

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    古本屋を舞台に大叔母と大学生の女性との物語。
    本を通していろんな出会いがあり、本の魅力をとても感じる心温まる作品

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    2025年09月08日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    また素敵な本に出会えました。
    進むにつれて登場人物の恋路や進路についてが明らかになっていって、滋郎さん、珊瑚さん、美希喜ちゃんを始め、登場人物皆が温かい心の持ち主で、本が人と人とを繋げていっていて…。神保町でよく知っているお店が出てきたり、本の中でまた、読んでみたい本に出会えたり。
    最後の方は、珊瑚さん視点と美希喜ちゃん視点の交代が、次の展開が超気になる丁度いい尺になっていて、ページがするすると捲れました。二人が、決心したことを伝え合えた瞬間には、流石に涙しました。

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    2025年09月07日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    ネタバレ

    ランチ酒。色々な食べ物と、お酒でいつもおいしそーと思ってます。人との繋がりには時間帯問わないですね。角谷さんとの今後は?いいところで終わってしまった。

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    2025年09月07日
  • 古本食堂

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    本や食に関する本が好きだなぁと改めて感じた。
    出てくる本も読んでみたくなるし、話の中に出てくるお店へ行ってみたくなる。

    読み始めから中盤にかけては穏やかに読み進めていたけれど終盤になってくると気になって読み進めるスピードが早まるくらいだった。

    珊瑚さんと東山さんの関係の行方、美希喜ちゃんの将来、後藤田先生と滋郎さん、滋郎さんの疑問点…
    いろいろなことが明らかになってくるにつれて、
    私の中では怒涛の終盤でした。

    それなのに全体的にはとても優しい物語。

    読み終えてしまうのが少し寂しく感じるくらいお気に入りです。

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    2025年09月06日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    現在地を疑い探しつつ、まずまず活き活きしててそこそこ前向き。100%じゃない適度感が地味に読みやすく、そして問いかけてきますね。

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    2025年09月04日