原田ひ香のレビュー一覧

  • 図書館のお夜食

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    同世代の主人公でちょっぴり境遇に共感できた。原田ひ香さんの著書は読んだ後にほっこりして気持ちがいいです。

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    2025年02月16日
  • 彼女の家計簿

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    軽い気持ちで読み始めたら思った以上に内容が濃くてびっくりしました。加寿さんの家計簿から子、孫、ひ孫の人生までの影響が明らかになっていきます。読んでよかったと思いました。

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    2025年02月14日
  • 口福のレシピ

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    主人公留希子は、江戸時代から続く老舗の料理学校「品川料理学園」が実家。
    一人娘なので 実家を継ぐことは約束されているはずなのに
    その なんとも言えない重圧で 家をでた。

    でも やはり血は争えないのか 食べることも料理することも好き。
    そのレシピをツイッターやSNS で配信したら 人気になり 料理研究家として仕事依頼も来ることになる。
     アプリ会社と開発の様子を書いている。

    その合間に 品川料理学園の昔の歴史も 間に 覗かせている。

    私は 食べることは好きだけれど料理が苦手なので 
    楽しく 読むことができた。

    友人にも料理上手な人がいるけど
    確かに 外食をしていると 調味料当てている。。
    料理が好きな人の共通点を見つけた気がする。

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    2025年02月07日
  • 母親ウエスタン

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    いろいろな家庭で母親をやりながら転々と暮らす広美。どの家庭でも慕われてびっくりな話です。親子ってなんだろう?と考えさせられました。終わり方がよかったです。

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    2025年02月04日
  • 口福のレシピ

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    凄い話だなあと思いました。こんなことがあるかしら?!と。料理学校の親子4代に渡る物語です。感情が揺さぶられました。

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    2025年02月02日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    個人的にはとても読み応えがあり、面白かった。
    住処、生き様、プライド‥ 食べることは生きることと同じ位、住処選びは生きることだと思う。
    やっぱり、住む場所ってとても大事だ。

    パっと見のタイトルのイメージと、内容に良い意味でギャップがあった。一つのマンションを巡って、どれだけ人の歴史、思い入れ、事情が詰まってるのか‥ 人は自分の住処を守ろうとしたときに、どんな行動に出るか。どんな選択をし、何を発言するか。

    白黒ハッキリしない終わり方も、実にリアル。
    第1章の『おっぱいマンション』という、グッと人を惹きつけるワードも良いですね。

    宗子が女優になりきったときの『私は文化に住みたい』という表現が素晴らしいと思った。

    原田ひ香さんの、現実的な題材、大好きです。

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    2025年01月22日
  • ギリギリ

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    一朗太が亡くなったことからはじまるそれぞれの関係性が面白かった。健ちゃんと瞳さんが別れてしまったのが悲しかったけど、こういう例もある、読者の期待通りにいかないとこがいいなって思った。特に人間関係は価値観が人それぞれだし結婚死別再婚は一般的にたくさんのひとが経験するわけじゃないから意見も違うと思う。静江さんと健ちゃんが人間として気が合ったことがわかってなかなかみんながみんな相性がいいわけじゃないからふたりがどんな形であれ出会えてよかったと思う。

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    2024年11月29日
  • 口福のレシピ

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    読んでいる間、ずっと頭が生姜焼き!私はこってりが好きなので、砂糖は必須、りんごはすりおろすの面倒とか。私なりのレシピが頭の中で作られていくよう。料理家の人の大変さが、感じられました。
    風花ちゃんバージョンも読みたい!

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    2024年11月28日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    1作目よりも顧客との関係性、人間模様が濃厚になった気がする。
    娘との関係に進展があった一方で、祥子の淡い切ない恋模様も描かれた。

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    2024年11月17日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    ネタバレ



    なんだか食に対する表現が冊数を増すごとに豊かになってくるような気がした。どれもとっても美味しそうで私の感想の語彙力の乏しさが申し訳ないと思う。

    それと祥子さんの人生も良い方向に進んでいってとてもうれしかった。角谷とともに今度こそ幸せをつかんでほしいと思う。一人娘であるあかりちゃんとの関係もすっきりとうまくいくといいね!

    角谷がちょっと影があってとっても良い男。小山内さんも心遣いがあって、奥ゆかしくて素敵な人。
    祥子さんが繊細で、なんとなく寂しい影のある優しい繊細な女性だから、それに似つかわしい素敵な男性が寄ってくるのだと思った。
    この本の締めくくりの表現もとても良かった。

    好きな文章
    ↓
    自分はいつも1人で楽しみ、悩み食べていたつもりだったけれど、ずっといろんな人に見守られていたのかもしれない。
    店の人たちが皆、皆、優しく見守ってくれていた。全部美味しゅうございました。わけもなく涙が出そうになって、祥子は空を見上げる。真っ青な空が広がっていた。

    願わくば祥子さんのこれからをまた読みたいけれど、それは無理な相談かしら……?

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    2024年11月16日
  • 口福のレシピ

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    昭和と令和、2つの時間軸で交互に話が進んでいく。
    女中奉公で品川料理研究所に来て、旦那様を支えるしずえと、老舗料理学校の後継者という環境に反発して家を出て、SNSでレシピを発信する現代の留希子、2つの物語が段々と交わっていく。
    暮らしぶりや男女の関係、家や苗字を残すことの考え方など、色んな意味での2つの時代の対比が面白かった。
    昔の人は丁寧に丁寧に日々を生きていたんだなと思う。
    この本を読んで、令和の時代の留希子パートでは、時短のレンジレシピが焦点となっているけれど、逆に昭和のしずさんのように丁寧な料理をしたいと思った。

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    2024年11月02日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    今回も美味しかったぁ♡
    今回も読んでたら食べたくなったり飲みたくなったりして、普段はあまり飲まないビールをたくさん買って飲んでしまったw
    ほんとに原田ひ香さんは食べ物や味の描写がうまいなぁ♡
    一生懸命働いて、美味しいものを食べるって素敵☆
    続きあるのかなぁ。でも何年も出てないみたい。その後がめちゃくちゃ気になるよ!(;;)

    これでランチ酒シリーズ全部読んじゃった☆
    読んでるだけですごく美味しいし、丁寧に仕事と向き合っている女性の話なので頑張ろっ♬.*゚て思えるいい本。オススメです♡

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    2024年10月08日
  • ほろよい読書

    QM

    購入済み

    お酒にまつわる色々な小話。
    本の表紙が可愛い。
    ちょっと贅沢なおつまみを用意してお酒が飲みたくなる。
    また読み返したいな

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    2024年10月01日
  • 古本食堂 新装開店

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     東京神保町の古書店を舞台にしたヒューマンドラマ。シリーズ2作目。

     物語は6話からなり、急死した老古書店主の妹・珊瑚とその又姪・美希喜の2人の視点で交互に語られ、故店主の滋郎の述懐が、適宜挿まれる。
              ◇
     古書店のシャッターを開けながらため息をつく。そこに強い木枯らしが吹いてきて思わず首をすくめた。
     70歳を過ぎてから寒さがこたえるようになった。更年期が終わってすっかり冷え性になってしまったようだ。
    「珊瑚さん、おはようございます」
     そんなことを考えていると、隣のブックエンドカフェから出てきた美波さんが声をかけてくれた。

     美波さんは今月から開店時間を2時間早めて朝8時から営業するようになった。モーニングセットも始めたらしい。さらに閉店時間を夜10時まで延ばしてビールやワインも出すことにしたという。
     アルバイトを雇っているとは言え彼女の健康が損なわれないか、つい心配してしまう。開店前の店舗前の掃除まで、美波さんは古書店の前までしてくれているのだ。

    「今朝もお掃除ありがとう。最近、冷えるわねえ。お身体、大切にね」
     あたしも開店の準備をしながら、美波さんに礼の言葉を返す。
    「はい」
     彼女はあたしに笑顔を向けたあと、カフェに入っていった。 ( 第1話「森瑤子『イヤリング』と川端康成『掌の小説』と日本で一番古いお弁当屋さん」) ※全6話。

          * * * * *

     前回に描かれていた三様の恋模様。まず気になったのはその行方でした。

     1つめは、珊瑚と東山さんの恋模様。東京都心と北海道の帯広という遠距離恋愛に、古希を越えた2人は耐えられるのかというところが気になります。
     東山さんが東京に転居するか、珊瑚が帯広に帰るか。それとも「いいお友だち」状態のまま終わるのか。さあどうなる2人の関係。個人的には必ず結ばれてほしいと願うばかりです。

     2つめは、美希喜を巡る建文と奏人の恋模様です。 ( 奏人はイマイチよくわからないのですが、何となくトライアングルが成立しているように感じます。)
     出版社勤務の若手社員の建文か、作家志望の若者の奏人か。美希喜は気持ちを決めかねているようなので、ある意味もっとも気になります。個人的には、人のいい建文を選んでほしいと思っていました。

     そして3つめは、亡くなった滋郎の恋人だった大我のその後。理解はされつつあるとは言え、まだまだ根深く残る偏見をよく知っているからか、大我には忍耐力とともに、若さに似合わぬ諦観も備わっているように見えます。
     もともと頭がよく気遣いもできる青年なので、早く前を向いて生きていけるような展開を期待したいところです。

     さて結果は……。

     さすが原田さんです。特に、滋郎の置き土産が大我の手に渡る場面は感動ものでした。
     また、珊瑚のふんぎりや美希喜の気づきがそれぞれの成長に直結していく展開にも感じ入るばかりでした。


     6話の中で印象に残ったのは、第1話と第4話です。

     第1話は、川端康成と日本一古い弁当屋さんに興味津々でした。
     『掌の小説』の「三等待合室」は覚えていなかったので、すぐに読み直してみました。 
     なるほど想像力を掻き立てる ( というか、読者に想像で補いつつ読ませる ) という川端先生らしい掌編作品でした。これをきちんと覚えている珊瑚さんはすごいと、感心してしまいます。
     お弁当屋さんは、池波正太郎さん御用達の老舗弁当店でググるとすぐわかりました。「木挽町弁松」ですね。美味しそうな料理の画像だけでもお酒が呑めそう。残念ながらコロナ禍に抗しきれずに惜しまれつつ閉店したそうです。

     第4話は、昭和56年発行の『暮しの手帖』4月号の特集記事をうまく使った展開がおもしろかった。 
     また、タイ料理レストラン「メナムのほとり」で美希喜と建文の距離が近づいた描写があり、うれしい気持ちになりました。

     前作の宿題を受けての2作目『新装開店』では、きれいな答え合わせが描かれ、満足度が高かったと思います。

     珊瑚さんはどうやら帯広で余生を過ごすことになりそうだし、辻堂社長は引退して高知に移住しそうだし、そもそも鷹島古書店の入るビルの老朽化が深刻なようだしで、この作品もひと区切りついた感じです。
     もし続編があるとしたらですが、美希喜と美波さんのコンビになってたらいいななんて空想を楽しんでいます。 ( 古書店カフェとかなら『東京バンドワゴン』みたいになってしまうから違う展開かな。 )

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    2026年10月09日
  • DRY

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    貧困者の問題の根底にある「認識の貧困」。易きに流れ、どんどん深みにはまっていくのに、誰にもそこまでの深刻さがない。しがらみに囚われ続けるにしろ、断ち切って孤独を選ぶにしろ「どこに行っても、この世は修羅」「結局、私たちはどこにも逃げられない」という諦めの中にあるからか。

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    2024年08月29日
  • DRY

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    書店でよくみる作者のお名前だったが手に取ったのは初めて。
    奥田英朗が闇を描いた時を超えるくらいの闇でしばらくはまりそうです。

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    2024年07月23日
  • DRY

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    原田ひ香さんの本を読むのは何回目かだけど、初めて読むタイプで驚いた。ハッピーエンドかと思いきや終始暗い内容だった。生活保護受給者に対する偏見がなくなって欲しい。誰もが皆明日住む場所、食べるものに困らなくなればいいと思う。

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    2024年07月02日
  • ギリギリ

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    最後まで読んでやっとタイトルの意味がわかった。瞳さんと健児さんが別れる結末には驚いたし、寂しくもなった。それでも「ギリギリ」の関係は友達として続いていくと知りホットした。

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    2024年06月11日
  • 彼女たちが眠る家

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    現実には無さそうな、フィクションならではの設定のせいか、ぐんぐん引き込まれてページを繰る手が止まらなくなり、朝の通勤電車を1駅乗り過ごしてしまった。

    原題が「虫たちの家」とのことで、虫が出てくるお話だったらどうしよう、と身構えたが、昆虫に関する描写は殆ど無いので私のように虫が苦手な人間でも問題なく読むことができた。

    ただ、「虫の名前の文字列を目にするのも嫌」という人には向かない本なのでご注意を。

    読み終わったあと、もう一周最初から読みたくなる一冊。

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    2024年03月28日
  • ギリギリ

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    夫・一郎太が過労で急死して未亡人となった瞳。
    瞳の同級生で、脚本家の卵である健児。
    一郎太の母・静江。

    章ごとに各人の視点で描写される。
    読み始めは3人の関係性にとても違和感があったけど、段々3人の心情が理解できて、その気持ちに寄り添えるようになっていく感じが不思議だった。
    結末は哀しくもあり、前向きでもある。
    最後のシーン、別れ際に静江が言う「マイ・フレンド」。
    とても素敵だった。

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    2024年01月08日