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珠玉の人間ドラマ×絶品グルメ小説の第3弾!
悩んでも、迷っても、おいしい!が生きる力になる。
バツイチ、アラサー、職業は〈見守り屋〉。
〈見守り屋〉の犬森祥子のもとには、様々な依頼が舞い込む。
話し相手になったり、頼まれれば片づけをしたり、夜から朝までひたすら人を見守るのが仕事だ。
夜勤明けの楽しみは「ランチ酒」。
仕事の疲れを癒しながら、離れて暮らす一人娘に、これからの人生に思いを巡らす。
そんなある日、十歳になった娘から「話したいことがある」と連絡が入りーー。
思い出の餃子×ビール、遠くへ行きたくなるお好み焼き×レモン酎ハイ、
好きな人と食べたい白いオムライス×白ワイン……
出会いと別れ……そして、祥子は新しい一歩を踏み出す。
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Posted by ブクログ
またやってしまった(学習しろ!)、この本はシリーズ3作目でした……充〜分おもしろかったけど、ちゃんと最初から読みたい!
目次(「蒲田 餃子」「稲荷町 ビリヤニ」などなど)を見て、ある街のあるお店を1章ごとに紹介するエッセイ的な内容かと思っていたら、違った
ストーリーにも引き込まれる、そしてお酒や食べ物の描写も楽しい、“1粒で2度美味しい”小説でした!
主人公はとてもおもしろい生業の女性
仕事終わり(午前中)、帰宅前にホッと一息つきながら食事&一杯やるときの街と食べ物が目次になってます
食べたり飲んだりが大好きな私には、すごく楽しい読書時間でした! 迷いながらメニューを選ぶところなど、共感することたくさんあってワクワク
主人公とうまくいきそうなお相手との馴れ初めも気になるし、どこの街のどんな食べ物が出てくるのか楽しみだし、1〜2作め早く借りに行かないと
初・原田ひ香さん、とてもよかった!
Posted by ブクログ
「夜勤の仕事をしていると、仕事終わりのランチが一日の最後の食事であることが多い。しっかり食べて、酒を飲んで、家に帰って寝る、というのがちょうどよい。」たまに一回やりたいな(笑)
やっぱり原田さんの、繊細なのにほのぼのとした感じ、好き。のんびり生きてるように見えて、色んなことを感じ取っているような。この視点で読めていることが、とても安心する。
東京は、美味しいものがいっぱいあるんだなあ。大学生の頃、縁があって東京にしょっちゅう行っていたけど、地名がわかるのが嬉しい。そして、とても素晴らしい経験だった。ほんとうに良かった。
位牌って、初めて聞いた言葉だ。これがあるから、仏壇を購入するらしい。父が亡くなった。母は、父のものを全部どんどん捨ててしまう。それを聞いて、「お気持ちは家族でもそれぞれだから」という。いいスタンスだな、と思う。
人間のドロドロしたところが、すっきり描かれているのがほんとうに魅力だなと思う。辻村深月さんとかは、むしろそれがメインみたいな感じで、それはそれでめちゃくちゃ好きなんだけど(笑) そういうのも匂わせつつ見せないのも良い。
Posted by ブクログ
『ランチ酒』シリーズ3作目。16話からなる連作短編集で、見守り屋・犬森祥子と彼女に関わる人々を描くグルメ・ヒューマンドラマ。
各話の連番が第1酒~第16酒となっていることからもわかるとおり、祥子が夜勤明けにランチとともに楽しむ酒が見せ場のひとつである。
* * * * *
本作は3作中で最もよいできでした。
まずは、祥子が仕事で関わる人々の持つ物語。
深みのあるものが多く、見守り屋に依頼せざるを得ない事情も納得のいくものでした。何より新藤剛志のような底の浅い人間が出てこないのはよかった。
次に祥子の物語。
元夫や愛娘・明里との関係が少しずつ整理されていくし、明里の成長も好もしい。
また角谷との恋愛模様も波乱を匂わせつつ進展を見せています。そして見守り屋に見切りをつけ新生活に踏み出すという祥子の選択には、つい心配してしまいます。
ハッピーエンドまでいかないところも却ってよかった。
最後にランチ酒。
実においしそう。料理だけでなく、酒類の描写も完璧と言ってよい。獺祭に尾瀬の雪どけ。キングフィッシャーやビアスタンドのビール。ああたまらない! 祥子の健啖家ぶりにも満足です。
原田さん、どうもごちそうさまでした。
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