原田ひ香のレビュー一覧

  • 喫茶おじさん

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    相変わらず原田さんは読みやすい、けどこのおじさんは好かない。笑
    各所からなんにもわかってないと言われてるけど、それでもなお喫茶店巡りを楽しんでるのがなんともモヤモヤ…。人にはそれぞれの事情があるし、悪い人じゃないんだろうけど、何やってんの⁉︎と突っ込みたくなる行動もしばしば。最後は良い感じに終わったけども。
    喫茶店の描写はどれもおいしそうで行きたくなった。

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    2025年11月18日
  • 喫茶おじさん

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    早期退職して夢の喫茶店を開いたおじさん。章ごとで会う人に“何も分かってない”と言われ、気落ちしつつも、喫茶店巡りをして人生を楽しんでいる。
    少しずつ判明する彼と周囲の人の関係性や現実のシビアさが身に沁みる。
    一度きりの人生、後悔しないように生きたい。固めのプリンと濃いコーヒーを求めて、喫茶店に行きたくなる。
    続編書いて欲しいな。

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    2025年11月17日
  • はじまらないティータイム

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    いとこの元妻、新妻、叔母とその娘。立場の異なる4人の女性達の織り成す会話劇が、普段は心の奥底にしまってある感情を揺さぶってくる。
    特に叔母の娘の家に、いとこの新妻が押しかけてくるシーンが印象的。
    「ねえ、私のどこが悪い?」
    ラストのタイトル回収も、凄く心地良い。

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    2025年11月17日
  • 古本食堂

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    無償に、神保町に行きたくなる。ボンディのカレーが食べたい。喫茶店にも行きたい。他にも、そそられるシーンが多々ある。
    古典は、あまり読まないジャンルだが、機会があれば手を出してみたくなる。

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    2025年11月16日
  • その復讐、お預かりします

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    復讐というと、どろどろした暗いイメージでしたが、思った以上にテンポが良くて読みやすいのに、感情の“重さ”がしっかり残るタイプの復讐ドラマでした。

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    2025年11月16日
  • ほろよい読書

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    どの話もすごく面白い。
    お酒って綺麗だよなぁと。
    あと読みやすくて「小説書くのうまぁ」って思ってしまった。

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    2025年11月16日
  • その復讐、お預かりします

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    面白かった!最後、美菜代の復讐を踏み止まらせる成海がかっこよかった。
    理不尽なことがあっても相手にしないっていうのは大事やなって思える。実際に行動に移す復讐ではなかったから、考え方の問題って感じのとこはその通りよなって思う。

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    2025年11月15日
  • ランチ酒

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    主人公に思うところがないわけではないが、早朝、もしくは昼前に「見守り屋」の仕事を終えて帰宅する前に各地で飲み食いするものがとても魅力的で、自分がそこにいて味わっているのを、つい想像してしまう。
    ザンギに齧り付きながら人生の分かれ道に悩み、広島風お好み焼きを食しながら、自身のソースの味付けが濃いことに気付き。
    気分に合わせてビールや日本酒を存分に堪能し。
    ショートショートなので、たくさんの魅力的な料理やお酒に出会える、素敵な作品。

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    2025年11月15日
  • 喫茶おじさん

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    喫茶店の描写はとてもよい おじさんが喫茶店に行ってメニューを開いてあれこれ考えるところや、「ああ、おいしいなぁ」と声に出していう姿などは本当に美味しそうで好感が持てた。が、ストーリー的には、、、おじさん、もうちょっと変われるでしょ!?頑張りなよ!と思ってしまった。

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    2025年12月02日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    どの話も、読んでいると涙がホロリとこぼれ落ちて、読み終わったら心がじんわり暖かくなる、これからも折を見て読み返したい一冊でした。

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    2025年11月14日
  • 三千円の使いかた

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    お金の使いかたはその人の価値観をよく表す。

    お金は時間によく似ている。たくさんある(と思い込んでいる)時は、それほど大事でないものに使ってしまう。
    何となく観るドラマ、つい開いてしまうSNS、一度始めたらやめられないゲーム。それが自分にとって「なくてはならないもの」ではないのに多くの時間を消費しているものは多い。
    そうこうしているうちに気づけば限られた時間しか残っていない…

    お金の使いかたを変えようとした時、美帆も琴子もまず時間の使いかたから変わったことが印象的だった。(美帆は節約の講座に参加し、琴子はパートを始める。)
    そして彼らを見ていると、お金も時間もなんとなく使っている時よりも、自

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    2025年11月14日
  • 定食屋「雑」

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    小さな食堂の物語。
    ぞうさんと沙也加ちゃんの人生が動き出す。
    物語に出てくる料理が美味しそうだなぁっと思いながら読んでました(笑)

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    2025年11月13日
  • 古本食堂 新装開店

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    前巻を読んだのが結構前なので登場人物を思い出すまで時間が掛かった。
    読んでてやっぱり私もこういう所で働きたいなと思った。
    神保町の実在のお店も交えて書かれており行ってみたいと思った。
    ご飯も相変わらず美味しそう。ごぼ天もお弁当も気になる…
    急展開で店主が北海道に旅立ってそのまま戻ることなく話が修了したのは、え?となったが今作も面白かった。

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    2025年11月13日
  • 月収

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    様々な月収の女性たちの生き方。読みやすくってあっという間に読んでしまった。
    起業したり投資したりパパ活したり、お金はあってもなくてもそれぞれうまく使わないと振り回されるな。幸せにはお金も大事だけどお金では買えないものもたくさんあるという当たり前のことをしみじみと感じる良作でした。

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    2025年11月12日
  • 三千円の使いかた

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    思っていたのとは違ったけど、読みやすく、最後は涙が出ていた。誰かの人生を見てきたかのような描写はすごいに尽きる。

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    2025年11月12日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    料理と恋愛にまつわる短編集。
    料理が絡むからか、どれも一定大人の恋愛ストーリー。

    一穂ミチのエピは不思議な色気を感じる作品。地味女かと思わせといてなかなかやりおる男女だわ。
    古内一絵作品はこの人の根底にあるものが伝わるので嫌いじゃない。
    君島彼方の作品は性的マイノリティの葛藤がいい具合に滲み出ていてこれも好き。
    奥田亜希子のズルい男とそれをわかってて演じた女の話も結構好き。転がされてるようで転がす女は勝ち組だな、って思う。

    ということでどれもなかなか思いを馳せることの出来る味わい深い短編集でした。

    カレー食べたくなるよ

    2025.11.11
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    2025年11月11日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    「一橋桐子(76)の犯罪日記」の続編。

    桐子と若い友人の榎本雪菜が老朽団地の管理人兼相談員となり、団地に起きるさまざまな問題に直面する。

    住人の老齢化、新しい住人との人間関係、外国人問題、落書き、ゴミ置場、清掃などの管理面の問題など、高度経済成長期に建設された団地が抱える問題が軒並み登場する。

    桐子の知恵と経験、雪菜の突破力が爽快。

    固陋な(前)理事長の不祥事も暴かれ、理事会も若い世代が受け継ぎ、エンディングは明るい希望に満ちる。

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    2025年11月11日
  • 月収

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    お金があるからといって幸せとは限らないし、逆もまた然り。
    あと、真っ当な仕事で稼いだお金と、そうでないお金は付き纏うものが違うと思った。

    この本には書いてなかったけど、お金で解決できる不幸は結構多いよなーと思う。

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    2025年11月11日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    なんとも憎めないキャラの主人公。
    全て読み終わって思ったのは、人生は徳を積んで生きていけば光が見えてくるのではないかと。人間、どうしようもなく追い詰められても道はある!頑張って生き続けるのさ!

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    2025年11月11日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    高齢者、そして犯罪モノ。
    先入観と、全く違うけれど、「万引」から〜「殺人」に至るまですんなりとだけどしんみりしっかり読み込めました。
    映像化、松阪慶子さん、なるほど?
    読んで納得。観ていなかったけれど。

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    2025年11月10日