原田ひ香のレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「恋と食」を題材の、10名の方々の小説やエッセイ

    初めて文書に触れる方もいましたが、どのお話も面白く読めました
    特に後半の小説3作品が好きでした
    晩年に思い切って何かするの、憧れるなぁ

    あと、最後の山田詠美さんのこれはノンフィクションなのでしょうか?
    作品は昔読んだことあったのですが、作家さんご本人のことはほとんど知らずだったので、びっくりしたわ。

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    2026年08月12日
  • 月収

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    面白かった…!
    原田ひ香さんて、税金のこととか、投資のこととかにとても詳しい方なんだろうなぁ、と思いました。もちろん、この本を書くに当たって色々と勉強はされてると思いますが、読んでるこちらもとても勉強になりました…!
    勉強だけでなく、登場人物たちの繋がりが見えてきたらもうそれだけで「そうそう!あの話に出てきた人〜!」って興奮してしまいました(⸝⸝•́ ̫ •̀⸝⸝)
    そして不思議なんですけど、とても読みやすかったんですよね。税金とか投資とか不動産とか難しいのに、本はすらすらと読める……。
    後はね、装丁がかわいすぎます…!!登場人物たちにもぴったりですし、読みやすさとも相まってとても合っている

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    2026年08月12日
  • 三千円の使いかた

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    いつだったか、話題になってたなぁと思い出して手に取った本でした。
    ビジネス書に近いエッセイかと思いきや、ある家族のそれぞれの人物にフォーカスされた物語でがオムニバス形式で描かれてました。
    そのときの主役の視点と想いと受けたあとに次の物語(美帆→琴子→真帆→智子)に入っていくので事情を知ったうえで読むとなおさらお金についてこちらも真剣に考えて読み進めていけたし結構シビア。
    現実みんな抱えてる問題だよなぁ、でも友人同士でお金の話題なんて細かく話し合わないですよね…家族でも言いづらい。
    3千円の使い方はきっかけでしかなく、「3千円で自分ならどうするか。」考える、そんな物語でした。

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    2026年08月12日
  • 口福のレシピ

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    ネタバレ

    時代を挟んだふたりのヒロインが、それぞれの生き方を見つけられてよかったなとおもった。
    起こった出来事ぜんぶがよいことでなくても、人生まるまるを眺めたときに、自分は幸せだったと思えるように生きられたら勝ちだなって気がした。

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    2026年08月12日
  • 古本食堂

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    「人生に必要な小説や本って、向こうからやってくるのかもしれませんね。」

    神保町の行きたいご飯屋さんがたくさん増えた。

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    2026年08月12日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    ネタバレ

    ☆4.8
    面白かった〜。他の小説と比べたら文章は割と淡々としてる。
    桐子がいい人達に恵まれてるのも桐子の人間性のおかげなんだろうなぁ。桐子がトモのことを回顧するシーンは胸がぎゅっとした。
    欲を言えば、桐子とトモの二人暮らしの様子も見たかった。

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    2026年08月12日
  • 月収

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    ネタバレ

    6人の女性のお金についてが、きっちり40ページごとにまとめてある。
    お金や人生への考えに共感できる部分もあり、また単純に知らない分野やそんな生き方もあるのか〜と思える話もあり、楽しく読み終えた。
    はじめの2人に関してはお金に余裕がなく焦っているという導入だったが、ふたりとも他責思考だったり卑屈だったりでやはりお金の余裕は心の余裕だなと思った。
    しかしそのあとに続く女性たちはある程度お金に余裕があっても孤独を感じていたり手に入れたお金の代償を負っていたりでなかなか難しい。
    菊子が成美に仕事への心持ちをアドバイスをする場面では、収入への向き合い方を考えさせられる。

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    2026年08月11日
  • 古本食堂

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    神保町の街並み。行ったことがあるからとても親近感があります。
    作者原田さんの広く深い知識が、読みやすい文章のおかげですっと入ってきます。

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    2026年08月11日
  • #台所のあるところ

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    原田ひ香さんらしい、少しスパイスの効いた連作。
    台所のあるところというドラマを見ている人たちそれぞれのキッチン事情といったストーリー。
    読み進むにつれて、ドラマも進行するのでそこも面白かった。

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    2026年08月11日
  • 三千円の使いかた

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    三千円の使い方
    美帆、真帆、智子、琴子、それぞれの年齢で“お金”、そして“人生”について考えていくストーリーで、自分の人生についても改めて考えたくなるような、そんな作品でした

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    2026年08月11日
  • #台所のあるところ

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    直木賞候補ということで読んでみる。
    最初話にはなかなか入っていけないと思っていたが、途中からはとても良かった。様々な女性の生活を縦糸に、彼女たちの推し俳優の状況が横糸になって繋がっている構造と言って良いのかな。。何かが強烈に印象に残るというわけではないけど、読後感としてはとても爽やかな気持ちになれて最近の他書に比べて気持ちが落ち着いたのがいい。

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    2026年08月11日
  • 古本食堂 新装開店

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    好きな作家のものを読む幸せは得難いものがあります。この物語に限らず美味しいものはお手頃のものは並ばなければならないか奮発して数年に一度しか行けない。

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    2026年08月10日
  • #台所のあるところ

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    6作からなる短編集だが、全ての章に「#台所のあるところ」と言う深夜ドラマがあって、章と共にその作品も完成されると言う二重に楽しめるようになっている。メインの作品もだが、作中作も興味深くて、贅沢な読書を味わった。私は「冷凍庫冷蔵庫合わせて五台」のゾッとする終わり方が好きだった。

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    2026年08月10日
  • 三千円の使いかた

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    タイトルから、勝手に節約術◯選のような知識や裏技がまとめてあるかと思ったら良い意味で全然違った!

    御厨(みくりや)家を中心にオムニバス形式で進められる。
    それぞれの状況で「お金」についての必要性や考え方などが物語になっており読みやすい。
    ただ小説の要素だけでなく、貯蓄の方法、年金問題など現実的な問題を織り交ぜ、実際に使えるハックも所々に散りばめているため勉強になる。

    お金が貯まらない状況を恨むのではなく、今の状況でどう貯蓄を増やして行くべきなのかを考えさせられる。

    個人的に、「73歳のハローワーク」が好きでした。

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    2026年08月10日
  • #台所のあるところ

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    それぞれ立場や年代の違う女性たちの短編集。主人公たちは深夜ドラマ台所のあるところを見ていて、その感想を#であげている。知らない人同士が、同じドラマを見て盛り上がり楽しみ、自分を振り返ってみたり。ドラマのその先も気になるし、それぞれの主人公たちがどうするかも気になって早々に読み終わった。今の現状にうんざりしてもなかなか一歩を踏み出すのは難しい。でも、それぞれの主人公の選択を知ることができてよかった。

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    2026年08月09日
  • 喫茶おじさん

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    コーヒーと喫茶店のメニューを色々試したくなった!こんなに考えながら普段飲んだり食べたりしないから、今度からちょっと気をつけてみよう!チーズトーストを食べて、昔母が作ってくれたことを思い出したりするくだりはちょっとぐっときた。あと、松井さんとの友情のやりとりが好きだったな。松井さんの息子が、しっかり生きていけますように。「どんなふうにでも生きていけるんだな」「先に先に息子に用意してしまう」みたいなセリフにちょっと泣けてしまった。親は何歳になっても子供が大事だな。

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    2026年08月08日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親と娘、それとつなぐ小包。連作短編集。

    母親からの小包は、受け取る側が必要だろう、というものをこれでもか、と入れてある。そしてそれは決して垢抜けず、ダサい。

    しかしその中に込められた気持ちは存外に深く…

    原田ひ香には「月収」という連作集もあるけどそれを彷彿とさせる一書。良作。

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    2026年08月08日
  • 老人ホテル

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    節と節の間に区切り記号があってほしいなと思ってしまったのは、私が伊坂作品が好きだからなのだろうか。最初の方は特に脳の切り替えが難しかった

    天使のメタ視点みたいなのはとても好きだし、ストーリーも割と好きでした!

    やっぱり過去ってどんだけ振り払っても染み付いて消えないものなんだなーって
    薄々そんな気はしてたんだけどこの本を読んでなんか先が思いやられました

    にしても、最後の最後になんでこんな特大の疑問を残したんだ....?解説読んだところ単行本の結末の方が好きかも。

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    やっぱり、やめる気なんだな、そういう覚悟をした人間は強いな、と思った(p.75)

    たぶ

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    2026年08月08日
  • 古本食堂 新装開店

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    やっと続編の文庫が出て、即買いしました!

    このわたしにはまだ知らない神保町の空気感を読書を通して覗きに行けたような気持ちになります。

    今回、大きな転機が何度もあり、そわそわしながら読みました。
    しかしながら、相変わらず出てくる食べ物が美味しそうで夜は飯テロですね笑

    どれも食べてみたいなぁと思いますし、2人の人生、今後も気になるなぁと。
    美希喜ちゃんの表現で、喧嘩とか言い合いはしてないけど、ぽつんとできた関係の中のシミのようなもの。「・」これくらいのが話しててもあるっていうのすごく分かるなぁって。
    これがじわじわと広がってしまわぬうちに大切な人なら尚のこと、気持ちを確認し合うって大事ですよ

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    2026年08月08日
  • 喫茶おじさん

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    珈琲を飲む
    それだけの世界なのに、どごでも広がる世界観や人間模様
    日本にどれだけの喫茶店があるかわからないけど、それだけ人間模様があるのかもしれない

    本作の主人公の松尾純一郎は、会社を辞めて始めた喫茶店を潰す。奥さんからは離婚を突き出されというなかなか辛い状況
    それでもまわりは松尾を羨ましいという

    自分も彼と同じような年齢でもあるけど、結婚も恋愛も何もしていない。やっぱり羨ましいと思える

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    2026年08月07日