原田ひ香のレビュー一覧
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様々な月収の女性が主人公の短編集。登場人物がつながっているので、同じ人がまた出てきて、その後どうなったかわかるような作りになっています。
どれもそれなりに面白く読めますが、ハッと突き抜けるほどの衝撃はなかったかな。パパ活してる章あるので、表現はマイルドですが、中学校から。
第一話 月収四万の女 乙部響子(66)の場合
コーヒーショップでSかMか悩むくらいカツカツの生活をしている。去年別れた夫は家を取り、自分には数百万の貯金だけ。少しでも収入欲しいけど、ずっと専業主婦だった自分にはなにもない。駅から15分、築45年の一軒家を300万で買い、自分にはそれしかない。でも、そこにはなにもない庭があり、 -
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ネタバレ初めての作家さん。
復讐屋なのに復讐しなくて思ってたのとちょっと違ったけど面白かった。
私も以前、あることで「絶っっ対に復讐してやる‼︎幸せになんかしてやらない‼︎」って腹わた煮えくり返ってた時期があったから()、酷い目に遭って復讐したいと考える登場人物たちの気持ちはまぁわかる…
でも怒りのエネルギーなんて大して長続きするはずもなく結局何も行動しないまま時が経ち、今はもう「あんなことのために自分が手を汚すのなんて馬鹿らしい」と思えるようになった。変な事を起こして両親を悲しませるのも嫌だったし…
復讐しないことが復讐になる、というか幸せでいられるという成海の言い分は、怒り心頭だった当時だった -
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「復讐するは我にあり」
凄腕の復讐屋の話。どんな物騒な話なのかと思いきや、そんなんで商売やっていけるんだ~。一種の詐欺じゃね??と(笑)
まー、依頼者が満足しているなら、いいのか…。
実際問題、こちらが望むようにそううまく事が運ぶか?と疑問もあるが。
最後、美菜代の相手の男、陣内と美菜代をバカにした相手の女に、大きな不幸が降りかかればいいのに、と思ったけど、そういう男と結婚したことこそが不幸だし、陣内も結婚して子どもも産まれるのに女に誘われてほいほいホテルへ行くなんて、そのうち化けの皮が剝がれるんだろうな。
裏切りは自分に返ってくる。誠実に生きなきゃね。