原田ひ香のレビュー一覧

  • 古本食堂 新装開店

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    原田ひ香さんの本の中でこの前作とこちらの小説がとても好きです。主人公が兄から受け継いだ古本屋を大切にしていて、その彼女を取り巻く人間模様と、登場する本そして、神保町の美味しいお店の食べ物。
     素敵なお話です。

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    2026年08月02日
  • 古本食堂

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    私たち研究者はその長い長い鎖をつなぐ小さな鎖の一つでいいのではないですか。自分の名前を残そうとか、自分の研究で世間や学会をあっと言わせてやろうなんて考えなくていい。

    私は研究者ではないけれど、最近の風潮として、世間をあっと言わせたい人が多すぎる気がする。そこに無理が生じて、問題が頻発するのかな。

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    2026年08月01日
  • 古本食堂 新装開店

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    神保町にある古本屋が舞台で、リアルにある良く知っているご飯屋さんが出てくるだけでも、おっという感じだったのに、取り上げられる本が「お葬式日記」や「フィルムストーリーWの悲劇」で、おおっとなり、即買い。読んだら、どうやら続編だったらしいけど、なんの問題もなく、楽しめた。

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    2026年07月31日
  • あさ酒

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    お酒が大好きなのでもはや題名から惹かれました。

    ホッピー、飲んだことないけど美味しいのかなとか想像するだけで楽しかったです。
    そしてお腹すきます笑

    さらっと読むのには最適!

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    2026年07月30日
  • 古本食堂 新装開店

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    原田ひ香さんの食べ物の描写はとんでもなく食欲をそそる。特に高級なものを扱ってるわけではなく、どちらかと言うと身近な庶民的なものなのに。筆力がすごい。

    古本食堂シリーズはこれで2作目。珊瑚と姪孫の美希喜が主役の古書店経営の物語だ。今回はちょっと遠慮の仕合でギクシャクするが、2人はいいコンビでほんわかとする。そして2人の周りにいる友人や知人も魅力的だ。人づきあいと食の豊かさは地域で生活すること地域と仕事することの醍醐味だなぁと思う。買った本を読みながらランチして喫茶店でコーヒー飲んで、バーで酒を飲んで帰る。そんな贅沢な1日を過ごしてみたい。

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    2026年07月30日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    高齢者のたくさん住む団地の管理人になり、さまざまな問題と奮闘する物語。原田ひ香さんの描く、切なさと温かさが入り混じる空気感が好きです。内容も面白くてあっという間に読めました。

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    2026年07月29日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    お菓子や長持ちするご飯、たまに洗剤やタオル。
    「こんなの自分で揃えられるよ」と思うものが送られてくるのが、両親からの小包。
    でもそれは、何にも変え難い愛なんだと改めて気付かされた1冊だった。

    そういえば私も、親から荷物が送られてくる時は、必ず私の好きな食べ物だったり、好きそうな雑貨と一緒に手紙が入ってるなと思い出しながら読んだ。
    ネットで何でも手に入る便利な時代でも、こうして手間のかかる小包を送る習慣がいつまでも残るのはとても良いことだと思う。
    ふわっとじんわり心が温かくなった作品だった。

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    2026年07月29日
  • 最後の晩餐

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    いろいろな作家さんの話が読めるので、短編集はさくさく読めてしまいます。今回は、『最後の晩餐』をテーマに7編が収録されていました。『最後の晩餐』というと、イメージとしては悲しかったり、切なかったりというマイナスな感情が先にたっていたけれど、どの話も前向きな話で自分の『最後の晩餐』についても考えてみたくなった。
    どの作家さんの話も好きだったけど、個人的には金原ひとみさんの話が好きでした。コンプラが叫ばれる社会でこんな集まりがあって、ひたすら高カロリーな物を食べまくる…素敵な最後の晩餐だなぁと羨ましくなった。ちょっと学生時代を思い出した。
    井上荒野さんの「本当の話」も心がじんわり温かくなる素敵な話でした。

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    2026年07月29日
  • 最後の晩餐

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    食べ物小説が結構好き。本書も食べ物を美味しそうに書く作家陣が揃っており、軽い気持ちで手に取ったが、最後の晩餐というタイトル通り、食だけではなく死に向き合う話でもあったのだ。
    井上荒野さん、初読みだったけどまた読んでみたいな。
    角田さんの鰻の話、なんかうちの親族もこんな感じかもって。
    金原ひとみさんは近々ヤブノナカ読むから、ひとみ節を浴びたのでより楽しみ。
    あと装丁とっても可愛い。文庫は手軽だけど、単行本にしかない良さがあるねえ〜

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    2026年07月28日
  • 老人ホテル

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    今の世の中にあり得る事柄を背景に物語が絶妙に展開するこの作品は、最後に色んな意味で考えさせられるものでした。老後と一言で済まされない。60歳を過ぎた私には特に刺さりました。

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    2026年07月27日
  • 最後の晩餐

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    角田作以外は「ランティエ」掲載の短編集。
    最後の晩餐の為にどう生きるか?と言うより、既に故人となった回顧録風なストーリー多数。
    結果的に「あれが最後の晩餐だった」はあっても「これが人生最後の晩餐だ」などと意識して前もって準備するなど無いのだから自分は毎食これが人生最後の食事かも?と意識はする様にしている。

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    2026年07月27日
  • 最後の晩餐

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    色んなタイプの最後の晩餐。
    みんないい。
    金原瞳さんのみたいな仲間も羨ましいし、原田ひ香さんにはハラハラしたし。
    1番リアルで笑ったのは、角田光代さんかな。
    人生後半、そして最後に食べるもの。心豊かに過ごすには何がいるか。考えちゃいますね

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    2026年07月26日
  • まずはこれ食べて

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    面白かった。
    全ての食事の表現が素晴らしかった。

    素晴らしいものを生み出す力があるのに、育てる力が致命的に無い人の孤独と暗い気持ちが胸に残った。

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    2026年07月25日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    原田ひ香さんの小説は、サラッと読めて、それでいて心に残るから好き。
    私は桐子さんとは年齢も立場も違うので、すべてに共感できるわけではありません。
    でも、この作品のように世代を越えて誰かがそっと手を差し伸べてくれるような関係性がもっと広がっていけばいいのにな、と心から思いました。
    日本の老後問題は身につまされるけれど、桐子に手を差し伸べてくれる人たちがいてよかった。深刻なテーマを扱いながらも、重たくなりすぎずに読める作品でした。

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    2026年07月24日
  • 母親ウエスタン

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    ネタバレ

    「おそれいりましてございます。」
    この妙な挨拶が、読み終えたあとも不思議と頭から離れない。流浪人のように現れて家族に入り込み、子どもの世話をし、そして何事もなかったかのように去っていく女。その正体も目的も最後まで掴みきれず、強い余韻を残した。
    さらに、数年後の時間軸を並行して描く構成によって、あおいと恋人を巡る謎が少しずつ明かされていく展開も巧みだった。
    血のつながりがなくても、幼い頃に深い愛情を注がれた相手は、心の中で特別な存在になる。母親という存在が、現実以上に理想化され、ある種の偶像のようになることは十分あり得ると感じた。私自身そこまで極端ではないものの、その感覚にはどこか共感できた作品だった。

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    2026年07月26日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    お金は水物、良くも悪くも人生を左右することをしみじみ感じられつつ、エピソードも面白くてすぐ読んでしまった。

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    2026年07月23日
  • 古本食堂

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    悩みを抱えるお客さんが訪れる古書店を舞台とした物語。
    突然兄の逝去に伴い、古書店を相続することになった珊瑚と、親戚で大学院生の美希喜の2人で奮闘しながら古書店は回っていく。扱う古本や、二人のはっきりとした雰囲気からはレトロな雰囲気を感じつつも、現代らしい物語となっている。
    いつの日か、「古本食堂」の街に行ってみたいと思わされた。

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    2026年07月21日
  • その復讐、お預かりします

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    スッキリ感のあるお話。さっ〜と読めた。展開も早くて、主人公と雇主の会話が目に浮かぶ。ドラマ化に期待したい

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    2026年07月21日
  • 最後の晩餐

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    このテーマでどうしてここまで個性溢れる作品が集まったのか不思議な程だ。大好きな江國氏と井上荒野氏は言うまでもなく、どれも愛おしい程、何度も読み返したい位だった。なかでも私が好きだったのは「最後の鰻」
    病室の様子が目に浮かんでツボった。

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    2026年07月20日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食と恋のアンソロジーなんて、好きに決まってる。

    私の好きな料理家の方のコラムもあって、さらに嬉しい。やっぱり、奥田亜希子さんの小説が好きみたい。

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    2026年07月20日