原田ひ香のレビュー一覧

  • ラジオ・ガガガ

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    実在するラジオ番組のいくつかは聴いた事ある。オードリーのオールナイトニッポンに深夜の馬鹿力は馴染み深く、このエピソード知ってるかもしれん!とニンマリする。

    6話の短編集で構成された、ちょっといい話な雰囲気の物語も、読み進めると色々な顔を覗かせ、ハッとして、グッときたり、そして学びになったり。と、どの話も読み応えがあって大満足。

    特に、火花のような『昔の相方』と売れない作家の意地が胸熱な『音にならないラジオ』は必見。
    泣きます!!

    それにしても花ゲリラってマジなのか?

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    2025年10月22日
  • 定食屋「雑」

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    2024年出版。300ページ。面白いタイトルだなぁと思いつつ、読み始めてあぁ成程と、言われは早々に分かる。終いまでニュアンスが良い意味で生きているのは流石。老女性店主と、離婚を切り出された女性が中心人物。ありがちな、「男が得」的なやるせない感覚は避けられないけれど。不器用で「雑」になってしまう割には、拘るポイントは譲らずに、我が道から良い意味で外れ過ぎない生き方は読んでいてホッとする。

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    2025年10月21日
  • サンドの女 三人屋

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    ネタバレ

    たまごサンドの秘密、とっても美味しそうだと思った
    正直、大輔と夜月を応援していた
    大輔って超絶モテるのに一途で素敵だと思った。
    婚約者が超金持ちだと知っても舞い上がらない朝日も素敵
    登場人物の視点から見る物語がとても面白かった

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    2025年10月21日
  • 東京ロンダリング

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    テーマは不気味なのに、読後はなんだか心が軽やかになる。まさにこの本自体がロンダリング(浄化)効果あり。
    人生は山あり谷ありと言うけれど、山も谷もどちらも必要というのを物語を通して教えてもらった気がする。ずっと順調な人生がいいと思いがちだが、それはそれで堕落してしまう。ずっと過酷なのも、生きていて辛い。
    人生の緩急みたいなものは、その人にとって最適なタイミングでやってくる受動的なものもあれば、自ら選択している能動的なものもあるんだと思う。
    白黒どっちかはっきりしてる人生ではなくて、グレーな人生で生きていきたい。というか、そうなってしまうんだろうな。

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    2025年10月20日
  • あさ酒

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    2025年32冊目
    物語は祥子から恵麻へ世代交代。
    びっくりドンキーのモーニング、めっちゃ食べたい!!!
    恵麻の仕事がちょっとトントン拍子な気もしたけど、祥子が幸せに向かっている姿にホッとした。

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    2025年10月20日
  • 古本食堂

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    〔Ⅰ〕神田神保町の古書店〈鷹島古書店〉店主だった滋郎が亡くなり遺産としてビルごと店を譲られた妹の珊瑚はとりあえず店を再開した。
    〔Ⅱ〕大叔母である珊瑚さんの意図を探れと母芽衣子の密命を受けた本好き大学院生の美希喜。
    〔Ⅲ〕まだ本がよく売れていた時代、古本屋で働いてたことがありますが「本好きには向かない商売」とはよく言われてました。思い入れが混じってまうから。でも、ほとんどの場合、この業界に入るための最大の動機だとも思うんですよねえ。読み始めてすぐ、最終的にこの話は美希喜さんが鷹島古書店を継ぐかどうかという話になるんやろうなと思ったんやけど、本好き美希喜さんはどうする? この世界は心地よくずっと

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    2025年10月19日
  • 古本食堂 新装開店

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    前作から少し時間があいて読んだけれど、そうそうこの空気感がいいんだよなーと思いながら読み進めた。
    読書の秋と食欲の秋にぴったりの一冊。紹介されてる本も食事も気になるものが多くて、ぜひ試してみたい。

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    2025年10月19日
  • 三人屋

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    ネタバレ

    所々に出てくる食べ物の描写がとても素敵
    まひるにすごく同情してしまう
    自分なら許すことは出来ない
    みんないろんな事情をかかえてるんだなーと当事者にしか分からないことがあるよなーと

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    2025年10月19日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    一橋桐子さんシリーズ。面白さ、哀しさ、全てにおいて前作を凌ぐ。笑いながら読んで最後は涙を拭いた。私の様な感想では中枢に辿り着けないだろう皆様に、是非読んで、私と共感して下さい。

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    2025年10月18日
  • 古本食堂

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    作中に出てくる食べ物や古典文学、小説、エッセイが上手く物語とリンクしていた。
    実際に食べたくなるし、読みたくなる。
    物語が楽しめて、新しい食や本との出会いも広がるので読んで良かった本だった。

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    2025年10月18日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    お金に絡む小説が多い原田ひ香さん。一つの財布をキーとして様々な人のお金にまつわる物語が描かれておりとてもおもしろい。お金に絡むということで、不動産投資、FX、株など様々なお金模様あり。

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    2025年10月18日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    ネタバレ

    飽きずにさくさく読める
    高齢者の抱える孤独や将来の不安の表現がわかりやすかった

    高齢者と関わる仕事をしているので、ちょっと上手いこと事が進みすぎかなと思いつつ、物語と現実感のバランスが良かったのでほっこりした気持ちで読み終えた

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    2025年10月17日
  • 古本食堂

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    好きだった〜
    本、おいしい食べ物、恋
    人が生きるのに必要なもの
    古典とか近代文学とか少し古い本が読みたくなった

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    2025年10月17日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    NHK のドラマでの、松坂慶子さんと長澤樹さん岩田剛典さん、その方のセリフとして、まるで聞こえてるように読みました。高齢者社会の現実ありありですが、彼女たちのような救世主が現れてくれるといいなぁと思います。高齢者の一員として、身につまされてしまいました。

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    2025年10月17日
  • 東京ロンダリング

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    事故物件のロンダリングというあらすじに惹かれ購入。
    全体的に面白かったです!
    凄い長いって訳でもないのでさくっと読める感じとても良かったです。

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    2025年10月17日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    超高齢化社会の日本で実際に社会問題になっている事をテンポ良く描いている。協力的な人にほっとしたり、頑な態度を取る人にモヤモヤしたり、読んでてここの住人になったような気分になった。問題は全て解決するわけではなく、まだまだ山積みだという終わりもリアリティーがあって良かった。

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    2025年10月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食卓を囲む恋人たちの物語。
    こう書くと、幸せな話のように感じるかもしれないけれど、そんなおめでたい話ばかりではない。
    食欲は人間の二大欲求の一つだから。その上に立つ物語はそれはそれは濃いものでなければ成り立たない。人間の生と欲が濃密に描かれた短編集。

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    2025年10月15日
  • 東京ロンダリング

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    事故物件に一定期間住む事で"ワケあり"を浄化するニッチな仕事を事故物件ロンダリングと称したネーミングセンスが素晴らしい〜。
    事故物件と言えば怪奇的な事に繋げてしまいがちだが、作中では"ワケあり"な人達とクセ強な主人公の交流が豊かに描かれている。
    そして予想外な飯テロの波状攻撃にヨダレが止まらない!豚肉の塩コショウ焼き食べたいっ!こういう仕事をしてれば、たまに引っ張られる事があるから気をつけろ。と語る相場のパンチライン。やはり怖いです!

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    2025年10月15日
  • 口福のレシピ

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    私の祖父母が生まれた時代のしずさんと現代(いつ頃なのかしら)を生きる留希子 料理に携わり試行錯誤に夢中になるところはそっくりで お母さんやお祖母ちゃんの人となりはあまり語られていないけれど、彼女たちにもそれぞれ物語がある それも読んでみたいな これから冬なので春菊が出てきたらおそばを食べたいなと思う

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    2025年10月16日
  • 古本食堂

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    お腹がすいて、あたたかな気持ちになる。
    食欲の秋、そして秋の夜長の読書にぴったりだ。

    「古本食堂=神保町そのもの」とは、納得! 本とおいしいものって、なんて相性がいいんだろう。世の中に、これだけ多くのブックカフェが存在するのも道理だ。
    ストーリーも好き。少しの謎と、進路に悩む人の背中をそっと押す…いや、さするくらいの言葉と本。押しつけがましさはなく、とうに青春を過ぎた身には暑苦しく感じるような前向きさもない(でも、美希喜の指導教授の言葉は、同じく修士課程に進んだ者として、耳が痛かった)。
    わたしのなかでは、小川糸さんの『ツバキ文具店』と同じ分類。疲れたときに、自分のペースで読みたい作品だった

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    2025年10月14日