原田ひ香のレビュー一覧

  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    ネタバレ

    前作の最後で、角谷との関係はどうなるのだろうか!?という展開で終わっていた祥子。その続きが描かれていてとても嬉しかった♪
    個人的には、お好み焼きを食べているシーンでの祥子の言葉、「何が変わるのか、それがわかるまで、自分はここにいる」…というフレーズが今の自分にはすごく響いた。
    ランチ酒1作目では離婚して落ち込んで失意の底にいた祥子も、本作3作目ではこれからの人生を前に踏み出している様子にとても励まされた!
    祥子の元夫も、離婚前に祥子が出て行ってしまった時に、祥子とやり直そうと実は連絡を取っていたという場面が話の中にあって…その時は元夫と祥子は連絡が取れずじまいだったけれど、、人生のターニングポ

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    2025年11月24日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    2019年出版。第二作。この後は「あさ酒」に繋がる。タイトルからは何だかノンビリ平和な印象を受けるが、中身はそこまでお気楽でも無い。飲み食いと、その舞台となる店の記述も多いので、設定や展開が重過ぎてグッタリすることも無い。実在のお店やメーカーをモデルにしているようだけど、具体的には知らないし、そこまで突っ込もうとは思わない。が、知っていたら楽しいだろうな...とは思わされる。前作よりも重い設定も組み込まれているが、苦痛で読み進めを中断するような事は無かった。

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    2025年11月24日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    ネタバレ

    さまざまな街のグルメを堪能しながら、一人娘のことを思う祥子。前作に続いて登場する人物もいて、読み応えがあって良かった◎
    特に祥子と角谷の「御殿場」のシーンは、一緒に過ごす楽しい時間!と実際の結末との落差にショックな気持ちもあった。
    また、小山内が祥子に気持ちを伝えるシーンも良かったし、祥子は一人娘のこともあって気持ちには応えられないけど、小山内のことは大切な存在であると伝えた場面にはグッときた。大人の関係も素敵だよなぁ…!
    ネットいじめにあっていた実咲や、余命少ない樋田の結末なども分からない部分もあったけど、文章全体が明るい結びであったように感じた。祥子と私自身の価値観が近いように思え、共感で

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    2025年11月21日
  • はじまらないティータイム

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    いとこの元妻、新妻、叔母とその娘。立場の異なる4人の女性達の織り成す会話劇が、普段は心の奥底にしまってある感情を揺さぶってくる。
    特に叔母の娘の家に、いとこの新妻が押しかけてくるシーンが印象的。
    「ねえ、私のどこが悪い?」
    ラストのタイトル回収も、凄く心地良い。

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    2025年11月17日
  • ほろよい読書

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    どの話もすごく面白い。
    お酒って綺麗だよなぁと。
    あと読みやすくて「小説書くのうまぁ」って思ってしまった。

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    2025年11月16日
  • ランチ酒

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    主人公に思うところがないわけではないが、早朝、もしくは昼前に「見守り屋」の仕事を終えて帰宅する前に各地で飲み食いするものがとても魅力的で、自分がそこにいて味わっているのを、つい想像してしまう。
    ザンギに齧り付きながら人生の分かれ道に悩み、広島風お好み焼きを食しながら、自身のソースの味付けが濃いことに気付き。
    気分に合わせてビールや日本酒を存分に堪能し。
    ショートショートなので、たくさんの魅力的な料理やお酒に出会える、素敵な作品。

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    2025年11月15日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    どの話も、読んでいると涙がホロリとこぼれ落ちて、読み終わったら心がじんわり暖かくなる、これからも折を見て読み返したい一冊でした。

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    2025年11月14日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    料理と恋愛にまつわる短編集。
    料理が絡むからか、どれも一定大人の恋愛ストーリー。

    一穂ミチのエピは不思議な色気を感じる作品。地味女かと思わせといてなかなかやりおる男女だわ。
    古内一絵作品はこの人の根底にあるものが伝わるので嫌いじゃない。
    君島彼方の作品は性的マイノリティの葛藤がいい具合に滲み出ていてこれも好き。
    奥田亜希子のズルい男とそれをわかってて演じた女の話も結構好き。転がされてるようで転がす女は勝ち組だな、って思う。

    ということでどれもなかなか思いを馳せることの出来る味わい深い短編集でした。

    カレー食べたくなるよ

    2025.11.11
    204

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    2025年11月11日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    なんとも憎めないキャラの主人公。
    全て読み終わって思ったのは、人生は徳を積んで生きていけば光が見えてくるのではないかと。人間、どうしようもなく追い詰められても道はある!頑張って生き続けるのさ!

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    2025年11月11日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    高齢者、そして犯罪モノ。
    先入観と、全く違うけれど、「万引」から〜「殺人」に至るまですんなりとだけどしんみりしっかり読み込めました。
    映像化、松阪慶子さん、なるほど?
    読んで納得。観ていなかったけれど。

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    2025年11月10日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    介護まで受けられるので、刑務所に入ろうと思い至った老人のお話
    
    -----------------
    人に迷惑かけない老後を
    送るためには、
    どう生きればいい?
    
    老親の面倒を見てきてた桐子は、
    気づけばたったひとり、
    76歳になっていた。
    
    両親をおくり、
    わずかな年金と清掃のパートで
    細々と暮らしているが、貯金はない。
    同居していた親友のトモは病気で
    先に逝ってしまった。
    唯一の家族であり親友だったのに……。
    このままだと
    孤独死して人に迷惑をかけてしまう。
    
    絶望を抱えながら過ごしていたある日、
    テレビで驚きの映像が目に入る。
    収容された高齢受刑者が、
    刑務所で介護されている姿を。

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    2025年11月10日
  • ギリギリ

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    原田ひ香作品4冊目。
    穏やかで、でもヒリヒリしたりモヤモヤしたりする日常を描いている。本作は登場人物のキャラがとても良くて私はかなりツボ。
    藤色のカーディガンがお気に入りの静江、頼まれごとを断らない健児、ストッキングやスーツを脱ぎ散らす瞳。主要人物ではないが一朗太氏に冴子、ヘンリーなどなど。
    読み進めるほどにそれぞれのキャラが立ち上がってきて、ストーリーだけでなく彼らに夢中になっている自分がいた。前半から読む手が止まらなかった。

    一見嫌みのある人物であっても、関わっていくと本音がぽろぽろと出てきて、知っていくごとに愛おしくなっていく。
    表面的な部分だけでなく、大切な人の奥底にある弱さを知るに

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    2025年11月11日
  • まずはこれ食べて

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    面白かったけど、こういう結末になるとは思わなかった。
    最後の章でちょっとびっくり。
    みんないい人で終わると思ったら、そうじゃなかった。

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    2025年11月08日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    高齢者の諸問題が描かれている。他人事ではない。解説の「役人や政治家にもぜひ読んでもらいたいものです。」に共感した。

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    2025年11月08日
  • 東京ロンダリング

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    面白く、読みやすく、スラスラーと読み終わりました。誠実に生きていれば、孤独ではなく、良い意味で人は寄ってくるのかな。素敵な人に出会えて良かった( ¯ ¨̯ ¯̥̥ )

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    2025年11月05日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    マンションの老朽化をテーマにした作者らしい社会派小説。メタボリズム建築と言えば思い浮かぶ実在のマンションについて、そこまで知識のない自分はどこまでが真実の話なのか、解説が気になりながら読み進めた。マンションの建築家の娘やその片腕、マンションの住民の心理描写を丁寧に織り込みながら進む展開はとても辛辣でありながら感情移入出来た。途中、浮気癖のある旦那が2人出てくるのが印象的だが、婚約はその後どうなったのだろう。序盤からの曖昧な展開が最後に事務所の社長による隠蔽工作である展開であったことが明かされるが、結論は読者の想像に任せる結末に。アスベストが使われた建物は解体費用が倍かかるのでこの後の展開は相当

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    2025年11月03日
  • DRY

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    罵りあいながら同居する3世代の女性たち(藍、孝子、ヤス)と、ひとりで祖父を介護する隣人の美代子の貧困の闇を描いた物語
    藍たちの共通点は男にだらしない、品がない、言葉が汚い、お金にがめつく貧乏…と、実際にいたらなるべく関わりたくない
    女性の貧困、年金や生活保護の不正受給など、なかなか重いテーマでした

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    2025年11月02日
  • 人生オークション

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    ネタバレ

    全く毛色の違う中編2編だが、心底ハッピーエンドではなくそれぞれが抱えている価値観について考えされされる深い話であると感じました。
    「人生オークション」警察沙汰で周りに迷惑をかけた叔母の部屋に山積みになった物を処分していく過程で、叔母のモノに対する価値観の変化が楽しい。叔母のいい加減だけど優しい人柄が考えすぎな性格の主人公には受け入れがたいのはあるあるだと感じた。
    「あめよび」結婚せず付き合い続けたい主人公の彼氏には読者には共感されないし、顛末も主人公にとってよかったと思うがどことなく寂しい結末ではあり、深い余韻があります。諱のこと、眼鏡屋さんのお仕事についてはとても興味を惹かれた。次に眼鏡を作

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    2025年11月01日
  • 図書館のお夜食

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    確かに考えてみたらアニメやドラマに出てくる食事の再現メシが有るんですから小説も有りますよねぇ…どれも食べてみたいです

    一話ごとのボリュームも丁度良くて、通勤のお供にも最適でした

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    2025年10月30日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親の言葉がとても本物のようで、確かに言うよなぁ〜そしてもう亡くなった母親を想う。おいらも母親が大好きでしたので…あはは

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    2025年10月25日