原田ひ香のレビュー一覧

  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    イニシャル「H.M」が刻まれたルイビトンの財布が
    お金に翻弄されていく人々の手から手へと巡って、それぞれの物語が微かにつながっていく面白さ。

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    2026年04月21日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    2025年出版。356ページ。後期高齢者で、清掃業務の管理職であり現場作業もする女性が主人公。ベッドタウンの寂れかけた団地を舞台に、その再生成るか?のプロセスで様々な人達と織り成す物語。
    面白いんだけど、何だろう? 特にセリフの中に妙な句読点の多さに不自然な印象が。高齢読者を意識して読みやすくしたのかな?

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    2026年04月19日
  • ほろよい読書

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    思い込みは勘違いの連鎖。どんなことだって言葉にしないと分からない。言わなくても伝わることなんてほぼ無い。

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    2026年04月18日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    力のある女性作家の皆さんが恋と食に関する小説とは、贅沢な本だった!

    特に「ワタシノミカタ」と「SUMMER STREAMER」が良かった。「SUMMER STREAMER」では、70近い婦人が大ファンの大谷翔平さんのプレイを観たくて単身でアメリカに行く話。その中で、大谷選手はどんな人と結婚するのだろうかと。あれこれあげて、最後に一番悔しくない人は「彼の母親に似ている女性」とあり、まさしくその通りの女性と結婚していた。結婚発表より前に書かれた小説で見事言い当てていたので驚いた。大谷夫妻は素敵!嫌いと言う人はまずいないだろうな!

    この本を通して、いろんな作家さんを知ったので、読書が広がりそうで嬉しい!

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    2026年04月17日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    この著者の小説は面白いと思っているので、読んでみた。

    身寄りがなく、お金もない不安な高齢者、一橋桐子(76)が人生を悲観して、刑務所に入った方が安心な生活が送れるのではないか?と考え犯罪を犯そうか?と考えるという内容。

    犯罪日記というタイトルなので、次々に犯罪を犯していくのかと思ったら、いたってほのぼのした内容だった。孤独な老人かと思ったら、とても心のやさしいおばあちゃんなので、周りの人に頼られ、大切にされている。もちろん不安はあるだろうが、十分幸せな老後だと思った。うまく行き過ぎなのはやっぱり小説だから、だけど。

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    2026年04月16日
  • 定食屋「雑」

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    単純ハッピーな短編ではなく、ぞうさんの苦しい胸のうちや沙也加の重いのに滑稽な離婚劇が挟まれているばかりでなく、コロナ禍の気持ちも体力もすり減る苦境も挟んだ盛りだくさんのまさに定食的食べ物小説でした。ぞうさんと沙也加が出会えて良かった!高津さんも人生楽しんで、と応援したくなる読後感です。

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    2026年04月11日
  • 喫茶おじさん

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    うわっ、この本片手に喫茶店巡りをしたい!喫茶店愛が高まる一冊!
    文中の描写をヒントにお店を探し当てて、行きたい店は全部ブックマークしておいた笑 その中でもカフェーパウリスタと平均律は絶対に行ってみたい。
    孤独のグルメの後番で実写化してほしい笑笑 個人的には竹野内豊か堤真一希望笑
    原田ひ香さん、コンスタントに読みやすくておもしろい作品を出しててすごいな。1日の終わりにさらっと読むのにぴったりの本でした。

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    2026年09月22日
  • 古本食堂

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    ランチ酒でハマった作家さん。
    本好き、食べ物小説好きとしては読まねば!と手に取ったが、面白かった。

    読み始め当初、2人のパートに頭が混乱しかけたが、両サイドの物語と認知してからは、どっぷり。

    神保町に行きたくなるし、少しハードルが高いと思っていた古書店にも行きたくなってきた

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    2026年04月04日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    前巻の東京ロンダリングの続編。短編だから設定だけ一緒なんだろうなぁと思ってたら最後に全部線が繋がってゾクっとした。ロンダリングも姿を消した人を探す事もこの東京・日本には必要なんだろうなぁ。そして、これ続かないかな!?

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    2026年04月03日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    このグルメ小説シリーズ。お腹を鳴らしながら読み進めて、ついに3作目。

    主人公の祥子さんの食べっぷりと呑みっぷりに尊敬すら感じつつある。そして、現状よりもどうか幸せになってほしいな、と応援したくなる。

    今回の3作目では、大人の恋が緩やかに温かく進展する様子が、美味しそうなグルメと折り重なって素敵に描かれていて良かった。

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    2026年04月02日
  • 古本食堂 新装開店

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    古本食堂を読んでからしばらくぶりだったので、内容を思い出すのに時間がかかってしまいました。
    新しいことを始めることの葛藤が伝わってきて、ドキドキと不安を本を通して体験したような気持ちになりました。
    相変わらず登場するご飯たちが美味しそうで思わず食べたくなりました。

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    2026年04月01日
  • 古本食堂 新装開店

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    原田さんの作品に出てくる登場人物たちは、どこか親近感がわいてきて、どんどん先が気になり、あっというまに読んでしまう。
    同じ趣向の人たちが集まるが、それぞれ価値観が全然違うのも楽しい。
    そして、おいしそう(^-^)

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    2026年03月30日
  • あさ酒

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    ネタバレ

    ランチ酒の続編ということで手に取った。
    翔子さんだけではなく、新たな見守り屋、恵麻が登場。
    翔子さんが角谷さんと大阪に行く。
    それがオーラス。
    角谷さんとはうまくいってほしかったのめか、とても嬉しい!
    恵麻も、元の婚約者と再会し、モヤモヤしながらも、しっかりとケジメをつけることができてよかった。
    この本を読んでいると、会社帰り(夜だけど)にお酒が飲みたくなるのが、若干困りものだった(笑)
    美味しそうに食べる、飲む2人。
    そして、悩みながらも真剣に生きていこうとする2人と見守りや依頼者たち。
    自分も真剣に生きよーと、前向きになれる小説でした。

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    2026年03月29日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    ネタバレ

    ランチ酒最終章?
    これを読んでいると、たまらなくお酒が飲みたくなる。
    なので、仕事帰りにプロントで、ハイボールとアヒージョ、バケットをお供にこれを読んだら、最高だった(笑)

    翔子さんが新たな生き方を選んで、ああよかったー!と思っている。
    角谷さん、良い人だよね。
    ちょいと仕事的には危ういところもあるけれど。
    娘ちゃんも含めて幸せになってほしいな。

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    2026年03月27日
  • 三人屋

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    「美味しいご飯もの」を求めて手に取ったけど、いい意味で予想を裏切られた。
    青山美智子さんや山口恵以子さんのような、ふわっとした温かさや「全員救済」みたいな展開を期待すると、最初はちょっと戸惑うかもしれない。正直、読んでいてモヤっとしたり、人間のドロっとした部分が見えたりもする。
    でも、私はそこがすごく刺さった。
    「みんなハッピー、めでたしめでたし」な物語より、こっちの方が断然リアル。実際、人生ってよく分からないまま続いていくものだし。その「割り切れなさ」も含めて、最近読んだ中ではかなりお気に入りの一冊になった。

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    2026年03月25日
  • 定食屋「雑」

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    原田さんの描く食べ物は本当に美味しそう。再開発や家賃の高騰とかで、こういう昔ながらの定食屋さん(ちょっと一杯も出来る)はどんどんなくなっていく。寂しい限りだけど、駅前の食堂にももうちょっと通おうかな。

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    2026年03月24日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    今回もやっぱりお腹が空いてしまう。食事シーンの描写、そしてお酒を飲みながら食べる美味しそうな様子。テレビなどの映像で観るよりも想像がふくらみ、余計に食欲をそそられるのかもしれない。

    今回のシリーズ2作目では、興味深いキャラクターの新たな登場人物たちも加わり、楽しめた。
    早く第3シリーズも読みたい。

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    2026年03月22日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    神保町で古書店を営んでいた兄が死に、その店を引き継ぐことになった女性「珊瑚」。
    珊瑚は北海道で両親を介護の後に看取り、兄の死をきっかけに東京に出てきた。
    若くはない珊瑚が、東京に住んでみようと思ったのには、淡い、少し苦い、ある男性とのことがあったからであろう。

    珊瑚の店にやってくる、姪っ子(正確には、珊瑚の長兄の子の娘)のミキキ。
    珊瑚とミキキが、神保町、古書店を舞台に、自分の生き方を模索していくというのが大きなテーマだろうか。
    古本食堂?ん?食堂とは?という、最後まで読んでも謎タイトルだったけど(原田ひかさんにしてはめずらしい)、
    登場人物達も魅力的で良い本でした。

    珊瑚が古書店のお客に本を勧めるんだけど、珊瑚と同年代?の男性が、当時の若者(17歳)の写真集を勧められて、それ見ながら泣くところがとても良かった。
    その本を見ながら、17歳のときの自分、17歳のとき自分の周りにいた友人達。憧れたいたあの人など、いろんな人のことを思い出したんだろう。
    輝いてて、無敵な気持ちだったあのとき。
    その写真集にも、輝いている人たちがたくさん載っている。俳優さん、宝塚の人、力士。
    でも、今となっては、その誰のことも、現在どこで何をしているのか、私たちは知らない。
    「ふつうの人になっていくことが、生きていくということなのか」という、男性客の言葉に、ハッとした。
    何者かになりたかった10代を経て、ただの社会の歯車になり、何者にもなれない私に気付き、それでも人生は続き、生きていく。
    市井の人の哲学めいたものを感じて、とても心に残るセリフだった。

    そして、ストーリーの内容もさることながら…
    神保町で学生時代を過ごした私にとって、出てくる飲食店名が懐かしすぎて…。
    エチオピア、たくさん行ったなぁ。私は辛いの食べられないのに、友達は、今日は20辛に挑戦する!とか毎回チャレンジ精神旺盛なこと言ってたっけ。
    ボンディはちょっと遠いしお値段もする、憧れのお店だった。初めて行った時に食べたビーフカレーは衝撃的美味しさ。今では並ばなきゃ食べられない。
    ランチョンも、気になる憧れの店で、行ってみたくて一度だけ行ったな。ドイツ料理のアイスバインを食べてみたかったけど、当時の私には値段的に手が出なかったっけ。
    ロシア料理は、教授が学生を連れてってくれた。小さい店だった。ロシア料理なんて初めて食べるから、嬉しかったなぁ。
    さぼうるのナポリタンとバナナジュースは、大好きな定番。時々雑誌にナポリタンの写真載ってるの見ると、店がというより、ナポリタンが友達みたいな気持ちになって誇らしくなる。

    …なんてこと思い出しながら、超絶エモな気持ちで読んでました。
    店の名前しか出てこないとしても、嬉しい!
    学生で、自由になるお金なくて、せっかく素敵なお店がたくさんある場所にいるのに、マックとか小諸そばとかチェーンばかり、あと学食ばかりだなと、当時は思っていた。でも、結構色々行けいたんだな笑。
    小諸そばすら、いまの行動範囲にはないから懐かしいよ。
    あとはキッチンジローとか、また行きたいな。
    食べるもののことばかり。笑。

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    2026年03月21日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親からの小包を通した人間物語。
    主人公自身の悩みや、母親との確執みたいな所に共感できる箇所もあり泣いた。

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    2026年03月21日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    都会で一人暮らしをしている主人公の女性のもとに、田舎の母親から定期的に小包が届きます。
    その中身は、手作りの服や食べ物、日用品など…どれも「正直ダサい」と感じてしまうものばかり。

    最初はそのセンスの違いに戸惑い、少し恥ずかしい気持ちさえ抱く主人公ですが、
    小包に込められた母の思いや生活を知っていくうちに、次第に気持ちが変わっていきます。

    やがて主人公は、
    「ダサい」と切り捨てていたものの裏にある愛情や、自分自身の価値観、そして母との関係を見つめ直していく――

    ……
    6つの短編集なので、まきちゃんには無理。笑
    でも、とても良かった。ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ
    さすが原田ひ香さん。読みやすいし、感情移入しやすかった。親子の距離感、価値観のズレ、母親の無償の愛を感じる良書でした。
    特に最後が良かったなぁ。♡

    ………個人的トピック
    最後の出勤が昨日終わりました。
    一昨日は、前の部署へも挨拶に行きました。
    そうしたら思いがけず素敵な花束をいただきました。うぉーマジでか!写真も撮ってくれてめちゃくちゃ嬉しかった(*≧∀≦*)
    そして昨日は、ほぼ一日中片付けと荷造りに追われて終了。しかも自前の28インチモニターをパソコン宅急便に頼んだのに、宅配のおじさん専用箱を忘れて午前中に終わらなかった。笑 何しに集配に来たんだ?笑 そしてその合間にも、ランチ仲間がポツポツと最後のお別れに来てくれて、様々なプレゼントをいただきました。(持ち帰れないので全て学内用のシャトル便の中に入れました)ランチ仲間以外の若い子までやってきて、そんな人用にとフィナンシェ焼いてあったので、持って帰ってもらった。用意しておいて正解!
    帰り際にお別れ会。私の似顔絵が中心にある開く絵本のような素敵な寄せ書きと花束ををいただき撮影会。いい写真が撮れましたよー
    今育休中9ヶ月目(男性)の上司のメッセージまで!!泣
    次長の挨拶と私の挨拶で終了。
    アンリ・シャルパンティエのハートサブレを皆様へのお礼としました。♡
    いやしかし、猛烈に疲労が襲ってきて。
    今日もまだぐったりしております。
    口の中にいくつかの口内炎ができていて(疲労とストレスかと思われ)痛くてご飯が進みません。お腹はすくんだけどねー(;;)
    そして今日の午後は、車の試乗会。
    スズキ クロスビーに乗ってきました。多分次の私の車はこれかなぁ。
    ピアノレッスンまで後2日。体調を整えねば。
    今日は筋トレも中止して、早く寝ることにします。(*˘︶˘*)オヤスミナサイ~..♡♡

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    2026年03月20日