原田ひ香のレビュー一覧

  • 老人ホテル

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    読んだらお金を貯めたくなった、というか20代、いやできるだけ若い時にお金の勉強をきちんとすべきだった、と反省。なんとなく使ってなんとなく生活していたら、現状、お金に余裕がない。これからお金と時間を大切に生きていこう。

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    2025年09月21日
  • 人生オークション

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    ネタバレ

    人生オークションとあめよびの二本立て。

    オークションって、あいまいなものの価値をすり合わせて売る。まさに個人のオークションでもあるような就職活動が実際のオークションと対比のように書かれています。
    叔母の不用品にテキパキ根付けができる主人公なのに、自分の良さを就活で売り込むことができないのです。
    こうした主観的評価と客観的評価のハードルの違いは、叔母の身にも起こります。
    帯を50万円で買ったことはいつまでも主張するのに、刃傷沙汰の濡れ衣は「そう見られる自分が悪い」と受け入れてしまう。
    読んでいくと本当に自分の評価って難しいよね…と思うと同時に、平凡すぎる自分でもどこかにアピールできるものがある

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    2025年09月15日
  • 母親ウエスタン

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    ネタバレ

    今まで読んだことのある、ひ香さんの作品と毛並みが違った。
    母親がいない父子家庭に入り込んでは母親役をし、時間が経つといなくなり、また別の父子家庭へと渡り歩く広美。

    なんと奇特な人だろう、何者なんだと不思議だった。
    途中までは優しい目で見ていたが(読んでいたが)、
    広美を母親と信じて育ってきた子どもたち、広美が突然姿を消したことにより捨てられたと傷つく子どもたちが現れたあたりから、
    実はこの人は罪深いのではないかという気持ちがムクムク。
    大人になっても「母親」を求める子どもたち、その不安定さが気の毒だった。

    広美自身の問題が明らかになってもその気持は消えなかったが、
    とは言っても、広美のお陰

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    2025年09月12日
  • 人生オークション

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    ネタバレ

    2つのお話が入っている著書でした!
    「人生オークション」は、叔母と姪っ子のお話。
    オークションをしていく中で、自分の人生も見つめ直していく。
    「あめよび」は、ハガキ職人も出てきて
    ちょっと風変わりなお話でした。
    どちらも面白かったのですよ。

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    2025年09月05日
  • 図書館のお夜食

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    面白かった。
    でも、お夜食に視点があるお話だと思っていたので、そこは少し残念。勝手な思い込みだったけど、、、

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    2025年09月04日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親からの小包や家族の事のストーリー6話
    読み終えて、こういう話しを読みたかったんだと思いました
    母親からの小包を思い出して泣いてしまった
    とてもよいお話でした

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    2025年09月02日
  • 図書館のお夜食

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    登場人物1人1人のストーリーと心情が描かれていた。人生色々あるよねっていうリアルな面もあれば、アラブの王様とか映画でしか聞いたことのないような話もあって、自分の人生についていろいろと顧みたり、これからについて想像したりしながら読み進めた。また読みたい作品。

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    2025年08月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食にまつわる短編小説。スキマ時間や寝る前のひとときに読みたいなと思って手に取った本。
    古内一絵さんの「ワタシノミカタ」、奥田亜希子さんの「白と悪党」、ぼる塾田辺智加さんの「初恋と食事」がよかった。また同じ作家さんの違う本を読んでみたくなった。
    田辺さんのエッセイ好きです。恋愛って頑張って、背伸びして付き合う時期があってもいいけど、いつかやっぱりボロが出るから、自然体でいかないと、長続きしないなと思った。でもあの経験があるから、今につながっているのかなと思うと、応援したくなりました。

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    2025年08月30日
  • 口福のレシピ

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    料理を通じて時代をつなぐ話。
    曽祖母とひ孫までつないだポークジンジャー。読む途中で食べたくなり作った。
    料理の才能が、それぞれの人生や生き方を左右する、楽しく読めた。
    自分が納得のいく人生なら、どんな道でもみんな幸せなんじゃないかなと思った。

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    2025年08月27日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    6話の短編集。小包から展開される話は最終的にはどれもあたたかい気持ちにさせられた。亡き母から送られてきていた小包を思い出した。まさしく、こっちでも買える品々を送ってきていたなぁ…と。もう送られてくることはない小包に感謝と寂しさを感じた。

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    2025年08月26日
  • 東京ロンダリング

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    原田ひ香さん、ずっと読みたいと思っていた作家さんです。
    りさ子のこれまでのいきさつは冒頭で書かれるものの、彼女自身がどういう人物なのかが伝わってこず(地の文が三人称視点かつ客観性高く書かれているからかもしれません)、亮が「この仕事をしているとお客さんの後ろに家族構成や仕事がみえるが、りさこに対しては見えない」というようなことを言ってましたが、読者側としても同じ印象を受けました。
    真鍋夫人に反論した時から、グンとりさ子の解像度があがりました。そこから引き込まれるように、亮との居酒屋のシーン、元義父とのシーンはりさ子に感情移入しながら読めました。努力してきたことを鼻息荒く話した後に後悔しているまあ

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    2025年08月25日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    私も学生時代に、今は亡き母親からたくさんの小包を送ってもらった。
    確かにダサかった。
    そして、愛情がこれでもかというほどにこもっていた。

    この本はそんなお母さんからの愛情物語。
    心がホッとあたたかくなる話ばかりである。

    その中でも心に残っているのは、
    擬似家族
    お母さんからの小包お作りします
    最後の小包

    特に、擬似家族。
    あれからどうなったかな。
    彼女の気持ちが痛いほどに理解出来るから、嘘を責める気持ちになんてならなくて…
    どうか周りの人達に理解されて幸せな結婚が出来ていますように。

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    2025年08月24日
  • 虫たちの家

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    傷を負った女性たちの暮らす家に異物が混入し…
    原田ひ香さんがこういう話も書くということにいい意味で驚きました。どこにでもいる女性の日常みたいなのばかりと思ってたので。
    種明かしまでのぼかした書き方にややイラッとはしましたし、種明かし後もえー?誰が誰でどうなってんのこれ?と混乱。が、きれいに話がつながることと、それを受け入れる主人公の温度感というか、その着地も良かったです。救いを感じさせる終わりであることにもホッとしました。

    ただ、でもやっぱりこの方の作品は、美味しいものや、やりくりの話を肩の力抜いて楽しく読むのが嬉しいかな。

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    2025年08月24日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    東京ロンダリングの続編だと思って読み出したが、短編が続いたのであれれ?あ、でもまあちゃんが出てきた。あれれ?相場社長も出てきた。やっとりさ子さんと亮さんが出てきた。全ての短編がつながった!

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    2025年08月23日
  • 彼女の家計簿

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    彼女とは誰のことだろう。家計簿はつけようとしたことがあるが、私は3日と続かない。
    10年日記は書き続け10年を迎えたのだが、、、。

    生きるためのお金、そして家族や仲間との関係がその家計簿には描かれている。それはまるでシングルマザーの里里 への70年前からの大切なメッセージなのかもしれない。
    家計簿は五十鈴加寿という女性が戦前からつけていたというものだ。

    その家計簿には備考欄に書かれた日記のような独白があった。里里はその家計簿に引き込まれ読み進めるうち、加寿は男と駆け落ち自殺したと聞く自分の祖母ではないかと考え始める。はたして事実は・・・。

    転機を迎えた三世代の女たちが家計簿に導かれて、新

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    2025年08月22日
  • 人生オークション

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    やっぱり原田ひ香さんの小説と言う感じの、人や生活に寄り添うストーリー。
    とは言え、人生オークションは何不自由ない生活に刺激を求めたりりこ叔母さんと似たくないけど似てる部分が大ありな主人公はお互いの人生を認め合い、自分の心を楽にして行く感じが何とも優しくて共感する部分もあるし、面白い。

    2作目のあまよびも目に浮かぶ情景で、なんかほろ苦いものが残る面白くも切迫感がある感じで小説にのめりこんだ。

    原田ひ香さんの本ももっと沢山読んでみようと思う。

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    2025年08月22日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    シリーズ3作目。あいかわらずおいしそうに飲んで食べる祥子さん。物語は色々と進展があり、新たな一歩という感じ。続編はあるのか?

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    2025年08月17日
  • 人生オークション

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    断捨離をしたいが気分が乗らないため、手に取った本。だが、表題作「人生オークション」にはあまり心を動かされず…。

    収録されていたもう一篇「あめよび」の方が刺さった。本名(諱)を教えてくれず、6年付き合っても結婚を嫌がる彼氏。彼女目線で語られる歯がゆさと、彼氏の壮絶な事情…。
    「愛」をどう評価するか。そのものさしについて問われ、心に残る作品。

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    2025年08月13日
  • 彼女の家計簿

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    ひとりの女性の家計簿を軸に、二人の女性主人公の生き方を描く内容。まず構成がなかなか面白かった。読み手もその家計簿を一緒に読み進める形になっていて、登場人物と同じ体験を追っていくような作りになってる。

    全体を通して圧倒的な女性視点の作品で、ベクデルテストを性別を入れ替えて考えてみると、登場人物のほとんどが女性で、男性がほとんど出てこない。ジェンダー的にも完全に女性寄りの作品だった。

    一人で生き抜こうとする、仕事を愛する女性たちへの応援歌でもあり、ラストで明かされる仕掛けも、仕事が女性にとってどれだけ大きな意味を持つのかに繋がっている。女性讃歌でもあり、シスターフッドの物語でもあると思う。それ

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    2025年08月12日
  • 人生オークション

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    中篇2話の小説。最初は人生オークションだけかと思った。人生オークションはりりこ叔母さんの再生の話と思った。多分、お金に無頓着=人生を投げやりに考えていたのだと思う。終盤にはりりこ叔母さんの事実がわかり、すっきりした気分になったが、もっとオークションでの売買について話が見たかったのは正直なところ。
    あめよびは好きだけど結婚できない。よくあるパターンの話で、それにまつわる理由を示しているのだと思うが、名前の話に引っ張られてよく分からなかったのが、あまり後味良い終わりではなかったので、正直個人的には人生オークションの方が好き。

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    2025年08月05日