原田ひ香のレビュー一覧

  • ギリギリ

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    ネタバレ

    表題の意味が最後に分かる。なるほどね。気がついてもおかしくはないのだが、気づく人はなかなかいないだろうな。
    しかし上手い。こういうストーリーを次から次によく生み出すものだ。解説に書かれているが、作者は脚本を書いていたらしい。主人公の一人が脚本家。痛めつけられるその物語はリアルだが経験の賜物なのか。

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    2025年06月17日
  • 古本食堂

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    古書店を営んでいた兄が亡くなり、妹の珊瑚はその片付けに追われる中、古書店を再開する。
    兄の親戚の姪っ子である美希喜は、古書店が今後どうなるのか偵察も兼ねて、お店に訪れるようになった。

    1つのエピソードに1つの美味しそうなご飯が登場。温かなご飯に心をほぐしてくれるストーリー。
    国文学科の美希喜の人間関係にもやきもき。
    全編を通して、人と人の繋がりや思いが一つの輪になっていくような本だった。

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    2025年06月15日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    ミチルさん、思った人と違う!ってその線で進めてくれれば⭐️5個だったか?
    というのも、終盤の老人に対する優しさの手助けなんかもっと深掘りしてほしかった。逆に言うと最後の仕事のくだりはいらなかったかな?
    また、昔の男たちを呼び出すアイデアはどうかと思う。
    総合的に面白い作品だった。

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    2025年06月14日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    面白かったです。

    見守り屋の犬森祥子は、
    離婚して夫に残して来た10歳の娘に会い…
    父の妻に赤ちゃんが出来たことを少し不安になっているようだった。
    祥子が今、付き合っている亀山にも相談した。
    元夫に、新しい子どもが産まれ、娘の明里が居づらくなったら、自分が引き取りたいと思っていること、それには、今の見守り屋のような夜中の仕事は向かない。
    亀山は、エアビーを始めてみてはどうかと提案してくれ、亀山と同じマンションに引越してくれば、娘を引き取っても、一緒に面倒を見られると。
    迷いはあったが、とある見守り屋の客の話をきっかけに、祥子は、亀山のマンションに引越しをした。


    この本は、飯テロですね。

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    2025年06月10日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    古本食堂といっても古本屋さんが食堂なのではない。古本屋さんの店主の珊瑚さんや珊瑚さんの姪孫の美希喜ちゃんがたまたま手土産やお土産で買ってきたものをお客さんにわけてあげたり、一緒に食べたりする。その時に本にまつわる色々な話をして和んだり、新たな発見があったり、そんな話。

    珊瑚さんは元々は帯広で両親の介護をして、看取ったあとは1人暮らしをしていたけれど、珊瑚さんのお兄さん(滋郎さん)が亡くなり、お兄さんが残した神保町の古本屋さんとそのビルを引き継ぐことになり東京に出てくる。姪孫の美希喜ちゃんは国文科の大学院生で珊瑚さんを色々助けてくれたり、自分もそこで癒されたりしている。美希喜ちゃん目当てっぽい

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    2025年06月09日
  • 古本食堂

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    作中に色んな本が出てくるのが面白い。
    本と一口に言うと、小説やビジネス書を思い描いてしまう中で、お弁当の作り方や、写真がまとめられたもの、メイキング本などの様々なジャンルの本が出てくるのがすごく楽しい。

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    2025年06月08日
  • まずはこれ食べて

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    ただのおいしそうなご飯が出る小説かと思いきや、
    ひとひねりあつておもしろかった。

    筧の口調が少し慣れなかったけど、
    柿枝の闇が知りたくてすいすい読めた。

    柿枝、光る魅力があるんだから闇堕ちして欲しくなかったな。

    他人で全く知らないショーダショウタになんで、お金を出せるか腹落ちしない。
    ショーダショウタのエピソードいる?

    桃ちゃんはいい男すぎる。

    やっぱりご飯って
    エネルギーだ。

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    2025年06月08日
  • まずはこれ食べて

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    ネタバレ

    学生時代からゆるく起業し軌道に乗った小さな会社が舞台の群像劇。それぞれのメンバー目線でほのぼの描かれる流れかと思いながら読み進めると終盤で思わぬ方向に話が展開する。連作短編は最終章を読ませるための土台というか伏線であるイメージです。エピローグの一歩手前の章でのどん底の展開からエピローグでの鮮やかな締めくくりが爽快です。物語の中心となるみのりさんがいい感じです。料理ができる人は人を幸せに出来る能力があるのではないか、と感じます。最後は多くを語られていないですが、みのりさんも参加した状態で円満に会社が存続していくだろうと感じます。

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    2025年06月08日
  • 三人屋

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    とある商店街で飲食店を営む3姉妹の物語
    姉妹が協力してトラブルありながらもほのぼのとした日常が描かれるのかと思っていたら、全然違いました。

    登場する男性たちにイライラさせられることも度々…

    真実ではないけれど信じる物が一つになった時、姉妹は新しいステージに進むことができるのでしょう。

    3人屋で三食食べたくなります。どれもとても美味しそうです。

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    2025年06月03日
  • 図書館のお夜食

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    お夜食が物語の中心に据えられているわけではなく、各章ほんの数ページで描かれているだけなのに、なぜだが印象に残っている。

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    2025年06月01日
  • ランチ酒

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    温かくてお腹が空いてくる...笑
    温かくて美味しいご飯が食べられることがどれだけ生活を潤しているのかが感じられた。
    あまりお酒を飲まない私でも、さまざまなごはんとお酒を流し込む主人公の疲れが吹っ飛ぶような気持ちがわかる気がする。
    挫けそうになっても、悲しいことがあっても、逆に嬉しいことがあったとしても美味しいご飯とお酒が寄り添ってくれるのがいいと思った...!
    それぞれのお客さんの話もリアルで、「あ〜あるある」「そうなんだ...」とか感情移入しながら読めるのがよかった。

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    2025年05月30日
  • まずはこれ食べて

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    タイトルから想像していた優しいお話ではなかったけど、
    いつの間にか入り込んで最後まで読んでいた。
    かきえだの行動は虫唾が走るというか狂気的だなと思ったけど、
    ここの登場人物たちのような人には入り込みやすかったのだろう。
    最後の終わり方はよかった。
    スッキリ

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    2025年05月30日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    今回も美味しそうなランチがたくさん。配慮のできる登場人物たちで読みやすい。「なくなるものや失うものもあるけど時に復活もする。」急がずに少しずつでいいよ。

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    2025年05月28日
  • 人生オークション

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    想像していたよりも、すかっとする爽快な作品ではなかった。2作あったけれど、どちらも。
    表題作の「人生オークション」の方が好きで、でもできればもう少し売って売って売りまくって欲しかった…

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    2025年05月27日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    私はミチルさんより今の歳は上だけど、ミチルさんの現在の年齢は60くらいになるのかな。こんなお姉さんが近くに住んでいたらいいと思う。人生は長いか短いか。長くて、それまでの人生があったからこそ、楽しむ方法はいくらでもあるんだな。ちょっと前までいくらでも履歴書かけば仕事はあると思っていたのが、いつのまにかどんなに送ってももう仕事はないと気づいたけど、ミチルさんみたいな強みがどこかにあるかもしれないと希望ももらった。ミチルさんは常識人だ。バランス感覚も優れてる。だからこそ世代を問わず付き合える。しかも浅野温子かゆうこなみに綺麗だ。ああやっぱりご近所に住みたい。

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    2025年05月31日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    ようやく三冊めが読めました。
    それにしても祥子さん、わたし的にはかなりはっきりモノを言う方だなあと感じていますが、元夫にはそうでもなかったのね…難しいもんだ(笑)

    とても美味しそうなお料理と、美味しそうなお酒だけど、毎日じゃないよね…?と、人ごとながら心配しちゃう。

    …にしても、短編で読みやすくて面白かったわ❤️

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    2025年05月27日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    まさか、読み切り?短編集?とは思わなくて、どうまとめるのかなーと思ったら、最後ぞくりとして怖かった
    これの前の話があるらしい
    前の話を見てこれを見たらまた感想が変わるのかなー

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    2025年05月24日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    バツイチアラサーの祥子の職業は見守り屋。依頼が入ると夜から朝まで人や物を見守る。彼女の唯一の贅沢は夜勤明けの晩酌である。この本にもお酒を飲めないことが悔しいと思わされた。けど仕方ない。こうして本を通じてお酒の楽しさが分かれて良き。

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    2025年05月23日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    ネタバレ

    ミチルさんがカッコよくて、その行動力も考え方も好き。最後、男性の手でハッピーエンドでないところも含めて好き

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    2025年05月22日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

    匿名

    購入済み

    考えさせられました

    読んでいて独居の母の事が頭から離れませんでした。続きが気になり一気に読みましたが、母の事を前より気にかけてあげなければ…と思いいろいろと考えさせられる内容でした。

    #切ない

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    2025年05月20日