原田ひ香のレビュー一覧

  • ランチ酒

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    ランチ酒というタイトルと美味しそうな表紙の絵に惹かれて読んだ一冊。

    とっても料理とお酒をおいしそうに書かれていて、食べたくなる

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    2025年05月10日
  • 古本食堂

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    神保町が好きなので、ちょくちょく行ってます。
    古書店の香り、喫茶店で静かに読書する時間、街の雰囲気、全部が癒しです。
    『古本食堂』は神保町を歩いている気分にさせてくれる1冊です。
    私は文房堂の喫茶店が好きだなぁ。
    あそこは文房具好きにはパラダイス♪
    続編も読むのが楽しみです。

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    2025年05月09日
  • 老人ホテル

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    なんだかよくわからないけれど、引き込まれる作品だった。
    あらすじにあるような、“蓄財のノウハウを伝授”してもらうシーンには、思いの外なかなかたどり着かなくて、恵まれない(という言い方が適切なのか?失礼に感じる人がいたら、ごめんなさい)人生を送ってきた天使が、ホテルの清掃の仕事や周りの人たちとの関わりの中で変わっていくストーリーかと思えば、それだけでもなさそうで。

    天使と光子さんの交流が始まってからは、少しずつ変わっていく天使の様子がポジティブに感じられて良かった。
    が、読後感はなんとなく微妙…。うーん。この先の天使に希望はあるのか?未来は明るいのか?結局変われないのか?変わらないのか?結局は

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    2025年05月09日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    前作は主人公・りさ子さんがロンダリングをする様子をメインに書かれていましたが、今回は主にロンダリングにまつわる人々(事故物件の大家さんや、失踪者を探すお仕事をしている人など)に視点を向けて書かれていました。

    でも、またりさ子さんや亮さん、相場さんやまーちゃんが登場していて嬉しかったです(*^^*)
    特に相場さんが、わたし的には今回すごくカッコよく書かれているなぁと思いました。あと、仙道さんのセリフに対する返事が面白かったりして、ユーモアも溢れてるなぁと。
    相場さんのファンになりましたが、続編はおそらくもう無さそうですよね…残念(;ω;)

    ☆5にしたかったのですが、亮さんがちょっと不憫すぎて

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    2025年05月08日
  • 東京ロンダリング

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    マネーロンダリングならぬ東京ロンダリング、洗浄するのは資金でなく東京の賃貸物件。面白そうだなと思いました。
     事故物件に住むことでお金をもらえるという仕事。訳ありのりさ子さんが訳ありの物件を転々と移っていく。その中で人との出会いで、人間らしさを取り戻していく。一気に読める本でした。続編もあるようですが、亮さんとはその後どうなるのかが気になるところです。
     

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    2025年05月06日
  • ギリギリ

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    不思議な関係の親子を中心に進む物語。ふんわりした言葉遣いというかストーリーで、タイトルの「ギリギリ」との違和感が読み始めは拭えませんでした。が!読み進めるうちに、登場人物全員が抱える「ギリギリ」の心情を、自分も周囲をも上手く騙しながら毎日を過ごしていくリアリティさを感じられる、作家の表現力に脱帽。

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    2025年05月06日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    題名に惹かれて読みました。自分も、今は施設に入っている母に、結婚してから何度も小包を送ってもらったので。
     スーパーで、安く買い溜めておいた、食べ物。レトルトや、缶詰や,お菓子や、コーヒーや。そして洋服、隙間を埋めるタオルなんかもありました。いつも送ったよと電話をもらったら楽しみに待っていました。
     ところでこの短編集の中では、1話目は、新しい環境に入ったときこんな感じだよなと思ったり、3話と4話は繋がりがあり面白く、6話でお母さんが、自分が具合悪いときに、娘を思い食料とともに使いかけの風邪薬や、解熱シートなどを送るくだり、なんかわかるなあと思いました。

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    2025年05月05日
  • 口福のレシピ

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    代々受け継がれていく系の話に弱いのかもしれない。すごく温かな気持ちになれたし、自分が今自分でいることは少なくともその上の世代の人がいてこそなのかもと思わされた。

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    2025年05月05日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    恋は、甘くてほっこりだけじゃない、というテイストの本。
    恋のはじまりと、途中と、おわり。そこにある、食の風景。
    恋と食を通して、たとえば、どろりとした部分もしたたかさも葛藤も、いろんな感情が描かれるのが面白かった。

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    2025年05月03日
  • 古本食堂

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    古本と食堂なんて好きなものだらけじゃん!ってことで読みました。
    ちょいちょい想像と違ってたけど好きな作品でした。
    積読していないで早く読めばよかった。
    ラストはなるほどねーってなり続きもあるみたいなので読みたいです。

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    2025年05月03日
  • 古本食堂

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    今までに読んだ原田ひ香さんと少し違った印象の作品でした。北村薫さんの作品に印象似てる(個人的な分類です)。

    本の内容を解きながら食事、人間関係と絡めた6つの作品。
    登場人物、年齢や立場も違うそれぞれな人生。

    おもしろかったです。

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    2025年04月27日
  • あさ酒

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     同棲中の婚約者に別れを告げられ、職と住居を失い、コロナ感染しと、絶望の縁にいた水沢恵麻。
     手を差し伸べてくれたのは、中野お助け本舗の亀山と祥子だった。こうして、ひょんなことから見守り屋の仕事に就いた恵麻、夜勤明けの酒の旨さを知ることになり……。

     そんな恵麻の27歳でのリスタートを描くヒューマンドラマ。『ランチ酒』シリーズ新章第1作。
              ◇
     恵麻の顔を見て奥の席から祥子がほっとしたように軽く手を上げる。
    「大丈夫?」
     近寄って挨拶する恵麻に祥子がかけたことばがそれだった。
    「あ、はい」
     恵麻が答えると祥子は笑顔になり、ご馳走するから何か食べようと言った。どうやら

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    2025年04月27日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    ほっこりした。最初は昭和の話かと思ったが、現代の話だった。最終章では涙が出てきた。この作家の他の本も読んでみたくなった。

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    2025年04月21日
  • 古本食堂

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    神保町周辺に土地勘があるので面白かったです
    ストーリー自体も感動的でラストはほっこり
    2度読みましたがまた読みたいです

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    2025年10月13日
  • 東京ロンダリング

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    ただ寝て起きてたまに食べて、深夜にピンポーンピンポーンドンドン!と、知らない他人が押しかけてくる、そんな生活ができるだろうか。りさ子はできる。それが東京助けにつながってると意識はしてないかもしれないのだが。
    そんなのらりくらりな生活が、作り笑いの自分が、実は交感神経だったんだと、亮と真鍋夫人に会ってから解かる。2人はりさ子にとって副交感神経だったんだ。

    差し伸べてくれる手が、自分助けをしようと変わらせてくれるに違いない。
    だってもう、同僚を助け、元夫の義父にありがとうを言えるようになってるじゃないの。

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    2025年04月21日
  • ランチ酒

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    夜間見守り業で勤務する、アラサー女性が就業後にランチとお酒を飲みながら、仕事や家族などを振り返る話。
    1話1話でサクッと読めて、とにかくでてくるご飯がおいしそう!具体的な店名は出ませんでしたが、このお店のことかなー?と思って読むのもよい。
    ランチを充実させよう!と思った。
    別れて暮らす娘との話は泣いてしまった。
    続編も読みたい。

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    2025年04月18日
  • まずはこれ食べて

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    カフェ系や食べ物系は癒し系だと思って読んだら、サスペンスだったw…いや、サスペンスじゃないかもだけど、なんか闇深かったw

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    2025年04月18日
  • ほろよい読書

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    Audibleにて

    お酒にまつわるアンソロジー。
    やっぱり原田ひ香さんの作品は
    ご飯とお酒の組み合わせが最高に美味しそうに思えてしまう。
    柚木麻子さんのbarきりんぐみも好きでした。
    子育てに煮詰まってる時に、夜の自由な時間に甘いカクテルを飲むってすごく贅沢!
    そんな息抜きって大事、大事。

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    2025年04月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ふたりで「いただきます」
    いろいろな場面でいろいろな立場の二人が
    いろいろな料理を食べる

    記憶とメニューが繋がるのだろか
    同じものを食べると
    当時を思い出すのだろうか

    朝と昼は一人で食べ
    夜はたまにふたりで食べる、ほとんど黙って
    これは寂しい食生活と言えるのかな……

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    2025年04月11日
  • まずはこれ食べて

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    ネタバレ

    美味しい料理とほっこり話かと思ったら…

    人間には誰にでも違う面がある。
    それは表裏というほどの差ではないかも知れない。それは善とちょっと角度の違う善かもしれないし、どす黒い面を隠し持っているかもしれない。
    誰にも言えない秘密を抱えていて苦しんでいる顔かもしれない。

    表裏が無い人ですね~なんて言われる人もそうでは無いんだろうなと思ってしまう自分です。

    この作品を読んでもなるほどなと感じました。
    それにしても、まさかそういう帰結をするとはね。

    筧さんによってぐらんまのみんな色々踏み出せて良かったよね。
    そう思う事にします。

    はらださんの作品は美味しい物がたくさん出てきていいなと思うし、色

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    2025年04月07日