原田ひ香のレビュー一覧

  • その復讐、お預かりします

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    解説で、商い小説とあった。当てはまるかわからないけど、ずいぶん昔読んだ源氏鶏太の作品を思い出した。働く人のスカッとする、いや、そのスカッとが今風というか、そんな感じがしました。一気に2晩で読みました。面白かった。

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    2026年06月03日
  • まずはこれ食べて

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    こんな家政婦さんいてくれたらいいのになぁと。確かにスパイのようにも思えた節はあったけど、あれはあれで筧さんの能力ってことにしてくれたらよかったのにとも思う。ただ、急展開の中にもあたたかさがあり、少しのスパイスとして機能していた気がするするので、総じていい本でした。

    ももちゃんエピソードが好きだったなあ。

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    2026年06月01日
  • 古本食堂

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    読みながら何度食べログで検索したことか
    神保町は知も食も満たす大好きな町です
    ほんわかした予定調和の中に、ひねりがあって著者らしい

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    2026年05月31日
  • 老人ホテル

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    恵まれない環境で無気力に流されるままに生きてきた天使(えんじぇる)。金持ちになれる方法を知っている、という老人のあとをおっかけて就職したのは老人たちが長期滞在するホテル、通称「老人ホテル」。
    彼女はここで働きながら人生初めての奮闘し、人生が少しずつ変化していく。特殊な環境で育ったからこその周囲とのずれや、周囲を取り巻く悪意などに重さを感じながら読み進めた。

    主人公を応援したいと思う気持ち、簡単にはハッピーエンドにならない現実のままならなさなどを感じながら読み終えた。すっきりとはしないけど、心に残る物語だった。

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    2026年05月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食と恋にまつわるアンソロジー。ごはんの出てくる話が大好きなので、どれも楽しく読みました。
    なかでも一穂ミチさんの「わたしたちは平穏」、錦見映理子「くちうつし」がお気に入り。
    どちらも初めて読んだ作家さんだったので他の作品も読んでみたい

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    2026年05月30日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    まず祥子さんの周りを取り巻く人間関係が、前作と比べて暗いなだけでなく、ちゃんと色んな未来に向かってるストーリーが良かった。

    そして相変わらず美味しいそうな文章。
    美味しかった物を言葉や文字で伝えるって本当に難しいと思うけど、それをやってしまう祥子さんと原田さんを尊敬してる。

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    2026年05月28日
  • その復讐、お預かりします

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    夜寝る前に少しずつ読むのにぴったり。ドキドキハラハラする話ではないけど、人の心に触れられる話で良かった。
    復讐、ということでスカッとする内容かなと思っていたけど、凝り固まった心が溶かされていく感じだった。

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    2026年05月28日
  • 東京ロンダリング

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    スルスル読めて面白かった。
    主人公の無気力が今の自分にあってて、リアクションとか思考に共感できた。
    事故物件を移り住むからホラー的なのを予想してたけど、32歳のニート爆誕して東京をゆるく生活して羨ましかった。実際、自分は事故物件住むのってビビってできないと思う。
    定食食べたい。

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    2026年05月27日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    ルイヴィトンの財布が色んな人の手を渡り歩く。奇しくも彼らは皆お金に関する悩みを抱えている。リボ払い・投資・奨学金・借金など身近で誰もが抱えうる悩みであり誰もが陥る可能性のある状況。過去の自分と重ね合わせながら、またなるほどこういう可能性もあるのかと未来に希望を持ちながら読みました。

    何が言いたいかというと「お金がほしい」のひとことです。未来の自分がひぃひぃ言うことなくそれなりに自由なお金をもって生きるために、今の自分には何ができるのかよく考えます。

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    2026年05月24日
  • 東京ロンダリング

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    離婚をきっかけに居場所を失った女性・りさ子が、事故物件に一定期間住む“ロンダリング”という仕事を通して、東京の片隅で生き直していく物語。

    事故物件という特殊な題材でありながら、印象に残ったのは怖さではなく、東京という街に流れる孤独の濃さだった。人は大勢いるのに、誰かの人生には簡単に踏み込めない。その距離感が、冷たさにも優しさにもなるところが、この作品の深さだと思う。

    “ロンダリング”という仕事も、ただ部屋を浄化するだけではなく、人の過去や痛みと適切な距離で向き合う仕事として描かれているように感じた。働くことが生活を立て直し、生活が少しずつ心を立て直していく。その静かな積み重ねがとても良かっ

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    2026年05月24日
  • 古本食堂

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    私とあたし
    2人の話が混ざりあってって話が進む

    面白かった
    街にも登場する食事にも惹かれた。こんな時間が流れる毎日に憧れてしまう
    本に触れる、本をを読むって素敵な事だと改めて感心してしまった

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    2026年05月23日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    地方から出て来た人にオススメな本なのかな?…んまぁ人それぞれだけど…何かタイトルから想像してた内容とは違ってよかったな…

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    2026年05月21日
  • 人生オークション

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    人生オークション:りり子さんがキュートで、楽しく読めました。人生においてだいじなこと、はひとそれぞれで良い。その時々で良い。

    あめよび:うーん。。。せつないというかガッカリというか。。。

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    2026年05月21日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    ひ香さんもハズレないなー。『犯罪日記』が面白かった記憶があったので読んでみた。桐ちゃんと雪菜ちゃんの年代を越えた友情(と言っていいのかな?)、いいなー。猿山団地がもっと良い方向に生まれ変わっていけるといいな。

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    2026年05月18日
  • 定食屋「雑」

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    ある日突然、夫から離婚をきり出された沙也加。理由を隠す夫。頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察し、後に店員として働くことに⋯。

    いきなり自分が離婚をきり出されたら⋯と想像してしまいました。理由がわからないことがとにかく気になるしモヤモヤしました。

    定食屋さんに出てくる料理の描写に救われ!?離婚の話がそこまで重たく感じなくて良かったです。

    定食屋を営む店主と沙也加。ふたりの関係性がとても好き♡最後の終わり方がとても良かったです。

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    2026年05月18日
  • ここだけのお金の使いかた

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    思っていた以上に良い短編集だった。
    特に「12万円わんこ」以降はお金というよりも生き方や生活の信条にフォーカスがあり、やはり人生お金だけでは侘しいのだなと思った。
    この短編をきっかけに、作者たちの他の作品にも触れてみたい。

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    2026年05月18日
  • ラジオ・ガガガ

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    ラジオオリジナル脚本賞受賞したこともある原田ひ香さんのオードリー、ナイナイ、伊集院など深夜放送ほか愛しきラジオに纏わる連作短編集。深夜放送radikoタイムフリーでまた聴いてみたいかも

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    2026年05月17日
  • ランチ酒

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    ネタバレ

    夜に顧客のそばにいるサービス「寄り添い屋」の社員が仕事明けにランチ酒。それぞれ一つでも物語は成立しそうですが相乗効果で楽しく読めました。離婚してわが子に自由に会えない葛藤も根底にある大きな要素で読みどころが多いと感じた。寄り添う仕事は誰にでもできるわけではなくとても優秀なカウンセラー的な要素もありそう。
    あと、B級グルメとも言える安いランチはどのお店も美味しそうで、そんなお店を探したくなります。
    続編に期待しています。

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    2026年05月17日
  • 古本食堂

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    順番を逆に読んでしまったけれど、やっと一冊目のこちらを読めたー!
    おかげで登場人物や、背景が理解できた(笑)

    ただ、やっぱり主人公二人の繋がりがわかりにくいなぁ。
    美希喜ちゃんのお父さんが甥だってことはわかったんだけど、珊瑚さんのどの兄妹の子供がそれに繋がるのか、、、
    珊瑚さんと、滋郎さんしかわからないからいまいち解りにくくて。

    だけど、やっと二冊目の話の内容も消化できたから嬉しい!

    古本食堂の意味もわかって、とても読み応えがある一冊だった!(二冊目から読んだ私にとって)

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    2026年05月13日
  • 老人ホテル

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    どんなに頑張っても、過去は付き纏ってくる。
    ある意味、絶望小説のようだ。
    まるまる人生を変えれてたとしても、過去によって形成された根本的な自分は変えられないのだろうか。

    途中までは、知識を身に付け、正しく行動すれば報われる希望小説だと思ったが、後半で希望に見放された気持ちになった。
    どうしたら嫌な過去から逃れられるのだろう。
    一生背負わなくてはならないものなのだろうか。

    お金の本質、人間の心理については勉強になったが、新たな問いを貰ったような気がする。

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    2026年05月11日