原田ひ香のレビュー一覧

  • 彼女の家計簿

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    過去と現代を行き来しつつ、それぞれの女性が生きていく物語。
    原田ひ香さんの本はなぜか引き込まれてしまう。

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    2025年07月09日
  • 喫茶おじさん

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    こんな生きかたもありだろう。
    やりたいことができて人の役に立てたら、よい人生だったと思えるはず。
    ナポリタンを作って食べてみようと思う!

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    2025年07月08日
  • 喫茶おじさん

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    題名に惹かれて借りた。
    喫茶店とおじさんはセットだよなぁ。

    でも思ってたのと違った。

    内容は、大手ゼネコンを早期退職した57歳のおじさんが退職金の半分ぐらいを注ぎ込んで開いた喫茶店を半年で潰して?しまう。それなのに、無職なのに純喫茶巡りをしまくる。

    このおじさんは周りの人から「お前、あなた、は何も分かってない」と言われる始末。

    読んでいて終始モヤモヤする。

    がしかし、ここに出てくる純喫茶の名店の美味しそうな描写が素晴らしい。

    すごーく行きたくなる。

    喫茶おじさん。

    読後感はまあまあ良き。「人生の楽園」的な。

    同志少女よ、敵を撃て の後に読んだからか、
    丁度良い。一服感。

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    2025年07月07日
  • 古本食堂

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    本が好きな私たちは意識していないと思いますが、私たちが大好きな本を読んであーだこーだ語って楽しむことは、本や物語を後世に残す「小さな鎖の輪」となっているのです!
    これからも本や物語、そして美味しいものを愛していこうという気持ちになりました。
    原田さんの物語は出てくる人がみな優しくて、ホッコリとした気持ちで読むことが出来ますね。

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    2025年07月07日
  • あさ酒

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    お酒は朝に飲みたくならないけど、モーニングは大好きで、参考になる店がわんさかあった…とりあえず目黒の生ハム食べに行く!

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    2025年07月02日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    3部作フィナーレ...か?
    っていう終わり方で逆にこの後の展開は最新作の有無を置いておいて、読者に自由に考えさせてくれたのがすごくよかった。モヤモヤはしない、けど自由に妄想?させてくれる感じ。
    角谷さんがダンディー最強オジ(訳あり)なのが最高だな〜。

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    2025年06月29日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    古くなったデザイナーズマンション(集合住宅)の話。

    1つの話が、何人もの視点での短編が書かれてます。

    ちょっと最後のほうに、あらあら、と、話が明らかになったりします。

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    2025年06月29日
  • あさ酒

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     夜に依頼者の家を訪れ、依頼者が良く眠れなかったりした時に見守っている姿を見て貰って安心して眠る事が出来
    る様にする仕事をしている主人公が、仕事を終えた後、ビ
    ールや焼酎と一緒にハンバーグ、カレーなど毎日注文する
    料理を変え食事する物語です。  孤独のグルメに何となく似ている感じでした。

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    2025年06月28日
  • 古本食堂

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    人はパンのみにて生きるにあらず、という言葉を
    読みながら何となく思い出していました。
    お腹も満たされているんだけれど、
    心も満たされる古本屋さん。よき。

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    2025年06月24日
  • 古本食堂 新装開店

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    シリーズ第2弾

    古書店経営に少しづつ慣れてきた珊瑚さんと美希喜ちゃん。
    新しく古書店の一角にカフェスペースを作る。
    それぞれの人生の選択と決断に悩む。

    今回も神保町の美味しそうな食事にお腹がなってしまう。特に日本で一番古いお弁当とか、食べてみたい〜。あと、鰻と日本酒の組み合わせ。うぅ〜たまらない〜。
    そして素敵な本。手に取った人の表情と本に注がれる視線が、これまた、たまらない〜。
    自分の選んだ本を喜んでもらえるって、すごく幸せなことだなぁ。

    70代の珊瑚さんと20代の美希喜ちゃんの物事のとらえ方の違いが面白かった。そして、その間ぐらいの芽衣子さんやおばさん達も。(お年は間というよりやや珊

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    2025年06月24日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    もちろん美味しいんだろうけど、作家さんが書くとさすがに期待値がグンと跳ね上がりますね。シリーズも一段落かな。それにしてもうまそーだ。

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    2025年06月21日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    大切な誰かと共にする食事にまつわる物語やエッセイ。大人の恋、思い出の恋、同性愛、初恋などなど全部面白かった。山本ゆりさんのゆかりのパスタは絶対に作ろ。。

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    2025年06月20日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「恋と食」 がテーマの、小説新潮に掲載された短編を収録したアンソロジー。甘やかで幸せなだけのお話が一編もなくて逆に楽しめた。
    一穂ミチさんは、淡白な味を好む淡白そうに見えるカップルのまったく淡白ではない情念のお話。言われてみればポン酢ってしびしびしてるかも。
    古内さんは、計算だけではないけど計算も働かざるを得ない大人の恋愛の話。旨味調味料はハマると駄目になる気がして避けて生きてます。
    君嶋さんはこの中で最もオーソドックスな恋愛小説。キュンとします。
    錦見さんの短編は語り手が料理上手なだけあって一番美味しそうな料理が登場した。不思議なお話で、恋愛だったの??という感想。
    奥田さんは毒親を捨てる

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    2025年06月20日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわるクスッと笑えるエピソードや感動の話が収録されています。1作品20分程度で読めるので気軽に読めます。お酒好きな人に是非読んでもらいたいです。

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    2025年06月19日
  • 古本食堂

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    美希喜(みきき)は、国文科の学生。 本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。 そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。 大叔父の妹・珊瑚(さんご)さんが上京して、そのお店を継ぐことに。

    ………
    最初はなかなか入り込めなかった。原田ひ香さんの本は、いつもスーッと入り込めるのだが。
    でもこの本は、ジワジワっと染み込んでいく感じがした。
    神保町の古本屋と名店の数々。
    だんだんと目の前にその光景が見えて、歩いている感覚。そこで紡がれていく人と人の暮らし。
    温かく見守りたくなるようなそんなお話でした。
    まだ話は始まったばかりという感じなので、続

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    2025年06月19日
  • ギリギリ

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    ネタバレ

    表題の意味が最後に分かる。なるほどね。気がついてもおかしくはないのだが、気づく人はなかなかいないだろうな。
    しかし上手い。こういうストーリーを次から次によく生み出すものだ。解説に書かれているが、作者は脚本を書いていたらしい。主人公の一人が脚本家。痛めつけられるその物語はリアルだが経験の賜物なのか。

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    2025年06月17日
  • 古本食堂

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    古書店を営んでいた兄が亡くなり、妹の珊瑚はその片付けに追われる中、古書店を再開する。
    兄の親戚の姪っ子である美希喜は、古書店が今後どうなるのか偵察も兼ねて、お店に訪れるようになった。

    1つのエピソードに1つの美味しそうなご飯が登場。温かなご飯に心をほぐしてくれるストーリー。
    国文学科の美希喜の人間関係にもやきもき。
    全編を通して、人と人の繋がりや思いが一つの輪になっていくような本だった。

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    2025年06月15日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    ミチルさん、思った人と違う!ってその線で進めてくれれば⭐️5個だったか?
    というのも、終盤の老人に対する優しさの手助けなんかもっと深掘りしてほしかった。逆に言うと最後の仕事のくだりはいらなかったかな?
    また、昔の男たちを呼び出すアイデアはどうかと思う。
    総合的に面白い作品だった。

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    2025年06月14日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    面白かったです。

    見守り屋の犬森祥子は、
    離婚して夫に残して来た10歳の娘に会い…
    父の妻に赤ちゃんが出来たことを少し不安になっているようだった。
    祥子が今、付き合っている亀山にも相談した。
    元夫に、新しい子どもが産まれ、娘の明里が居づらくなったら、自分が引き取りたいと思っていること、それには、今の見守り屋のような夜中の仕事は向かない。
    亀山は、エアビーを始めてみてはどうかと提案してくれ、亀山と同じマンションに引越してくれば、娘を引き取っても、一緒に面倒を見られると。
    迷いはあったが、とある見守り屋の客の話をきっかけに、祥子は、亀山のマンションに引越しをした。


    この本は、飯テロですね。

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    2025年06月10日
  • 古本食堂 新装開店

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    続編は更に良かった!
    前作は珊瑚さん、美希喜ちゃんの語り。
    今作は、滋郎さんの心情も感じられました。
    そこがテンション上がりました。
    滋郎さんの愛の深さ。
    珊瑚さんと美希喜ちゃんのお互いを気遣う優しさ。
    きっとまた次もありますよね。

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    2025年06月09日