原田ひ香のレビュー一覧
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ひとりの女性の家計簿を軸に、二人の女性主人公の生き方を描く内容。まず構成がなかなか面白かった。読み手もその家計簿を一緒に読み進める形になっていて、登場人物と同じ体験を追っていくような作りになってる。
全体を通して圧倒的な女性視点の作品で、ベクデルテストを性別を入れ替えて考えてみると、登場人物のほとんどが女性で、男性がほとんど出てこない。ジェンダー的にも完全に女性寄りの作品だった。
一人で生き抜こうとする、仕事を愛する女性たちへの応援歌でもあり、ラストで明かされる仕掛けも、仕事が女性にとってどれだけ大きな意味を持つのかに繋がっている。女性讃歌でもあり、シスターフッドの物語でもあると思う。それ -
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原田ひ香さんの小説は好きなのでこちらも読破。
食べ物と本を紹介している小説で
古本屋を受け継いだ妹と姪がそこに訪れる人に本を紹介しつつ、そこにしれっと食べ物を登場するお話。
小説の中で他の本を紹介するという小説を前にも一度読んだことがあるのですが、紹介する本のことを相当好きでちゃんと分かってないと物語の中に組み込めないと思うんです。
そしてこの小説ではその本がいくつか紹介されていて、それも紹介されてる本のジャンルも一つじゃない。この小説を読んでいる私はその紹介されてる本を読みたくなるという、この魅力がヤバイかったですね・笑
基本、料理本にはまったく興味がないのですが料理本すらよみたくなるく -
Posted by ブクログ
ネタバレ三人姉妹が営むお店。
朝は三女朝日が焼きたてパンとコーヒーのモーニング、お昼は次女まひるが讃岐うどん、夜は長女夜月がスナックを開店させ、商店街でもファンの多い客の絶えないお店になっている。
もともとは両親が喫茶店として使っていたお店だったが、両親が他界し、今は三人で時間帯で分けてお店を営業している。
夜月は若い頃から家出がちであり、朝日も自分のことばかり考えていて面倒なことは引き受けず、次女まひるが親の介護や葬儀等の家のことを引き受けることが多かった。
話の中で、夜月がお店のお金を持ち出して家出したシーンがある。まひるはそんな夜月に苛立つ部分と、本当は夜月を慕っている自分に気付き、お店の新たな -
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美味しいごはんとあなたの物語がここに!珊瑚は急逝した兄の跡を継いで、神保町で小さな古書店を営んでいる。親戚の美希喜が右腕だ。作家志望の悩める青年や、老母のために昭和に発行された婦人雑誌を探している中年女性など、いろいろなお客さんがやって来る。てんぷら、うなぎ、カレー……神保町の美味しい食と思いやり深い人々、人生を楽しく豊かにしてくれる本の魅力が沢山つまった極上の物語。
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古本食堂 の続編。
いよいよ、新装開店となり、様々な問題がでてきて、あれやこれやと忙しくなる美希喜と珊瑚。ときおり、美味しい話が混ざってくるのは、いつもどおりの展開。
やっぱり